こんばんは。
「
7トン型の中古いか釣り船」を3月に上架する予定だったが、宮古漁協の定置網船の都合で伸び、ようやく上架してエンジンを陸揚げした。
デッキ上の惨状(「
分電盤の整備」「
ブリッジは幽霊屋敷」「
火事の一歩手前」参照)に比べれば、意外にも、船底はきれいで、平穏無事。
機械屋さんの測定では、シャフトは曲がっておらず、プロペラが1枚だけ少し曲がっていた。
ハンマーで修正できる程度だった。

私は活魚槽は要らないので、スカッパーを外して塞ぐ。

いか釣り機の架台の移動は終わり、機械を載せてみる。
先日、これに前頭部をぶつけて、流血騒ぎを起こす。
切り取ったスカッパーはゴミ箱行き。

何より、キングストンが立派に見えたのが、救いだ。

船底は良しとして、問題はエンジンルーム。
片側の大きなエンジンライナーが取れてしまったが、乗組員の努力で、アカ溜めは綺麗になった。

工場でばらしたエンジン。
こんなに腐ったエンジンは見たことない、と機械屋さんや他の船主さんの厳しいお言葉。

ターボはこの通り、悲惨!

極めつけはインタークーラーで、丸ごと交換だそうだ(泣)。

クラッチフィルターには、ペンキ屑が。

クラッチをばらしたら、焼けたあとがあったらしい。
この修理は、おそらく機関室内でやったため、中に屑が入ったのではないか、という。
なぜ、エンジンがこんなに錆びているのか、というと、ダクトファンの使い方が悪かったのではないか、という機械屋さんの想像見解。
確かにダクト口が面舵側にあり、おそらくは、これを吸気に使っていたのだろう。
その部分の錆が特に激しい。
もっとすごいことがあった。
何と!定周波発電機を抜き出す穴があって、そこは、カメのフタのようなのが被せてあるだけ。
よく水が入らなかったものだと感心する。
これは、どうかすると沈没原因となる。
フランジ加工して、完全に防水する。

よく今まで事故が起きなかったと思う。
真面目にやると、こりゃ、いくらカネがかかるんだろう、と不安になってきた。
posted by T.Sasaki at 18:08|
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