日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2026年02月26日

7トン型の中古いか釣り船

こんばんは。

大して忙しいわけではないが、やることがたくさんある。
というわけで、お久しぶりです。

昨年暮れ、北海道から中古船を買ってきた船の設備更新のためだ。
奥尻島とセイコーマート」は、船の下見に行った時のこと。

回航の時は時化模様で、地元の人によると、走るくらいは大丈夫だ、とのこと。
しかし、思ったよりも悪かった。
北西の風なので、奥尻島の陰を過ぎたら、不安になるくらい揺れた。
特に、江良沖から松前沖までが悪かった。

江良沖.JPG

何と!船には、ライフジャケットがなかったから、万が一のことがあれば、お陀仏だなあと思いながら、船を走らせた。
すれ違った貨物船は、たったの一隻。
それでも、ちゃんと帰ってきたから、7トンにしてはこの船は乗れる。

恵美寿丸.JPG

いか釣り機械は、八戸で機械屋さんにあげたから、高浜に来た時には、すでにない。

恵美寿丸2.JPG

流しも取り外し、集魚灯も要らないから、欲しい人にあげて、段々と電球が減っていく。

恵美寿丸4.JPG

最後は、全部なくなった。

恵美寿丸3.JPG

トランスもボロなので、欲しい人にはあげた。
電線を外しながら、トランスを船底から上げている最中、電線が融けているのには驚いた。

終わっている電気設備JPG

2kw2灯用トランスの電源線が細すぎたため、融けたものだろう。
何しろ、3.5スケア1本で電源を引いていたから、熱がかかった時に徐々融けたのだと思われる。
どこの電気屋がやったのか知らないが、こういう電源線が2本いた。
八百長工事もいいところ。
電気屋でない私でも、こんな工事はしない。

この船は、私の船よりも船令が2年ほど若い。
しかし、手入れが悪いせいか、設備更新もあまりしていないのか、あちこちが腐っている。
ソケットは、すでに終わっているものがある。

終わっている電気設備2.JPG

ハロゲン用ソケットなど、ちょっとした衝撃でご覧のとおり。

終わっている電気設備3.JPG

ハロゲン用ソケットは、ハンガーだけとって、すべて廃棄。
誰も持っていかなかった電球は壊して、例の通り、ガラス屋さんに産廃物として受け取ってもらった。
請求書がなかなか来ない。

廃棄電球.JPG

ブリッジの中を掃除していたら、ホッカイロが出てきた。
これは、腰痛対策として使える。

ホッカイロ.JPG

しかし、有効期限が2011年!

ホッカイロ2.JPG

硬くなっていて、貼っても少し温かい程度で、午前中とかしか持たない。
勉強になった。
ホッカイロは、ダメになる時は硬くなるんだなあ。

エンジンは一度もオーバーホールしていないようで、しかたがないので私がやることに。
そういうことも勘案して、仲介してくれた人が「半値でいいよ」と言ってくれたので、快く回航してきた。
私は、仲介者に恵まれたと思う。
もし、言い値でもってきたら、ガックリきた。

それでも、十分にガックリきた。
ソナーがフルノのCH37だったので良いと思ったが、向こうでは正常だったのに、こっちでスイッチを入れたら、ブラウン管が点かない。
電源自体は入って操作はできるのだが、映らない!
無線屋によると、ブラウン管の寿命で、「まあ、やってみる」と修理にチャレンジ。
結果はダメだった。
あとはどうするか、だ。

私は、この船で何をやろうとしているのか、というと、9.7トン型よりも小さい船で、夜いか操業で成功できるのかどうかを試したいのだ。
今や、9.7トン型のいか釣り船でも、造れば1億円を超える。
こんなバカ高い船では、おそらく、かけたカネの回収は無理だろう。
だから、あとは、小さい船で夜いか操業で採算がとれるかどうかを実験的に試したい。

悠々自適に操業したいから、という理由もあるが、それならば今の船でも十分だ。
ところが、このまま終わっては面白くない。
せっかく、ネオ世代の乗組員が残っていてくれているのだから。
そこで、いろいろ考えている。
宮古にいる人たちは、すでに、私が何をやろうとしているのかをわかっている。
あとは、ネオ世代の人たちに、その気持ちがあるかどうか、が問題である。


posted by T.Sasaki at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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