こんばんは。
最近、地震が忙しく、津波も来るとか来ないとか。
昨日など、発出された津波注意報をバカにして、岸壁で仕事をしていた。
あんな地震で、津波なんか来るもんか!
一年生乗組員がハッスルしすぎて、景気よく2枚も板子を壊したものだから、その修理中に地震が来たもんだ。
すぐに終わる仕事だし、来ない津波で真面目に避難するのもバカくさいので、船のエンジンをかけて、丸のこやジグソーを使っていた。
あんな津波注意報など、時間の無駄である。
終わったのが12時半頃で、すでに津波は到達している時刻を過ぎている。
それから、防潮堤を昇り降りして、家に帰った。
長年、津波常襲地帯で生活していると、どんな地震で津波が来るのか、ということがわかるようになる。
強い地震、といっても、宮古の場合は震度5が最大である(私は震度6という地震の経験がない)が、地震の長さでだいたい判断できる。
強い揺れが長い場合は、まず確実に津波は来ると思っていい。
揺れが強くても、短い場合は、まず来ない。
昨日の前の地震、八戸のJR八戸線の高架橋が壊れ、NTTビルの鉄塔が倒れそうになった地震は、強くて長かった。
あのような場合は、警報が出る前、「津波が来る」と判断すべきであり、私は地震が収まる前にすでに服を着ていた。
東日本大震災の教訓から、船に行く交通手段は、自転車だ。
自転車で3分、船に乗ってエンジンをかけて、もやいを離すまでに5分。
家を出てから船が走り出すまで、合計10分。
自動水門が閉まる前に、できる作業だ。
いちいち、気象庁に頼っているわけにはいかない。
昨日の地震で、万が一、大きな津波が来てしまったらどうするか?
その時は、船に乗って、ブリッジにいること。
これも東日本大震災の教訓である。
あの時、高浜港に係船してあった、もう一隻の漁運丸と松丸という船は、津波後、宮古湾に浮いていた。
したがって、船というのは、よほど条件が悪くない限り、転覆はしないと思う。
高浜港では、津波の進行方向に対して、横向きに係船しているので、相当に条件は悪い。
にもかかわらず、転覆はしなかったのだ。
他港の話ではあるが、船を避難させたはいいが、船頭がいなかったという。
リモコンを持ってオモテにいたのではないか、と想像されている。
特に港と入口付近は、急激に浅くなるので、そこで大きな波が発生する。
ブリッジにいれば、その辺にあちこちぶつけても、何とか生き残れる。
したがって、私が「津波は来ない」と自己判断しても、最終手段は船に乗り込む、ということを考えている。
それにしても、津波注意報程度で、あんなに大げさにサイレンを鳴らしたり、水門を閉めたりするのが、良いことなのか、私は疑問に思う。
携帯電話には、避難所の開設のうるさい通知音も鳴り、津波よりも、そっちのほうにびっくりする。
自信過剰と言われるかもしれないが、私の経験は揺るぎない。
それで仮に津波に飲み込まれてしまっても、それほど悔いはない。
「やっぱりな。あいつは、バカな奴だった」
と言われる日が来るかもしれないが、その時は、3.11級の大災害が起きる時だ。
posted by T.Sasaki at 20:37|
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