日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2024年10月30日

デジタル好きにロクなのはいない

3回目。

この人も自民党総裁選に出て、泡沫候補になった。

https://www.news-postseven.com/archives/20240708_1976057.html?DETAIL(「NEWSポストセブン」)

これだけでは収まらず、日本のすべての行政情報を、アメリカの大企業に預けるとか。
ガバメント・クラウド。(※)
デジタル好きの河野太郎議員も、売国奴の一員か。
もう、評判落としっぱなしだけど、当選してしまったのね。
ガバメント・クラウドの中心人物は、向井治紀、平井卓也衆議院議員、と覚えておこう。


追記の関連リンク

これだけある「マイナ保険証」のデメリット、管理社会への危惧
前に書いていると思うが、失くした時が大変。
身分証明の方法は、複数あったほうがよく、健康保険証、免許証、別々にあったほういい。
誰も不便を感じていない。
すでに、個人番号で管理されているのだし。

「マイナンバーカードには有効期限がある」トラブル続きのマイナ保険証を政府が国民に押し付ける本当の狙い
マイナンバーには有効期限がないけど、マイナンバーカードには有効期限がある。
本当に利便性が高いのかね。
めんどくさい。



(※)
 キャバクラならぬガバクラ ― 中央官庁と地方自治体の全行政情報を統合してクラウド上で運用する「ガバメント・クラウド」の中核的なプラットフォームの運用開始が1年半後の25年度末に迫っているというのに、全国1741自治体の1割に当たる171までもがシステム移行に間に合いそうにないと焦っている。
 こう言うと、1割弱程度なら上出来じゃないかと思うかもしれないが、自治体数では1割弱であっても、そこには20の政令都市の全てと東京都の10の特別区が含まれている。人口比では約半分の地域が間に合っていないのだ。加えて、中央省庁の1100のシステムも200程度までしか以降出来そうにない。
 これもマイナカードの場合と同じで、現場の実情を無視した机上の空論で期限を決めて上から押し付ければ「なんとかなるだろう」という、幼稚な目標管理のやり方で推し進められてきたためである。
(「紙の爆弾」2024年11月号p25)

 これだけの自治体行政情報に加え、中央省庁の1100ものシステムが抱える中身の全部を「クラウド化するというが、それは一体どこへ向けてなのか。端的に言うと、アマゾンである。
 21年9月にデジタル庁が発足すると同時に、ガバクラのサービスを提供する業者として決まっていたのは、
▼Amazon Web Servicies(AWS)
▼Google Cloud
▼Microsoft Azure
▼Oracle Cloud Infrastructure(OCI)
 の米国の巨大IT企業4社である。しかし、グーグル・マイクロソフト・オラクルの3社は、アマゾン(AWS)の標準化フォーマットを使用することを条件に選抜されているので、実質的にはアマゾンの下請けである。ということは、日本は国家と全国民の情報を丸ごとアマゾンという米国の一個の私企業に預けようとしているわけで、これはさすがに懸念の声が挙がった。
(「紙の爆弾」2024年11月号p26)

 一応、河野の名誉のために言い添えておくなら、この悲惨な「デジタル敗戦」の事態を招きつつある政府デジタル化の基本設計をなしたのは、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を」のスローガンを掲げた菅義偉内閣である。
 それを実権派として裏から仕切ったのが、財務省出身で内閣官房IT総合戦略室の室長代理の時代から「ミスター・マイナンバー」と呼ばれてきた向井治紀=現デジタル庁参与。その向井に操られたのが初代デジタル相の平井卓也衆議院議員で、彼こそがアマゾンと癒着して日本の「情報主権」を危うくした張本人だといわれている。
(前掲書p28)


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2024年10月21日

統一教会関係議員は退くべき

こんばんは。

まずは、これ。
やはり、小泉進次郎はアメリカの手先だったようだ。

https://blog.goo.ne.jp/rakitarou/e/9607a1a016964a57a40eaa53616d7398(「rakitarouのきままな日常

そして、日米地位協定の見直しでトーンダウンした石破首相は、それでも、「独自の考えを持ち日本の国益を優先する米英的には扱いにくく望ましくない」らしい。

この「rakitarouのきままな日常」の作者は、青柳貞一郎さんという方で、ブログを読んでいるとわかることだが、臨床医である。
そして、「紙の爆弾」に先月初登場して、正体を明らかにした。
東京医科大学の名誉教授のようだ。

今回、石破首相が選挙を急いだ理由は、どうも、統一教会系の自民党議員を叩きつぶすのが目的のように感じられる。
裏金問題や統一教会の問題で俎上にあげられ、公認されたなかった連中は、ブーブー不満を言っているらしいが、自分のやってきたことを恥ずかしくないのだろうか。
私たち一般人なら、小さくなって、出てこない。
恥ずかしくて、オモテに出ることができない。
自民党員ながら、私は、この連中が落選することを祈っているし、本来、自民党員は、党内の不正や政策などを批判していいのだ。いや、すべきなのだ。
そういうシステムがないから、政治腐敗は生み出される。

統一教会は、北朝鮮にまですり寄っていた。(※1)
こんな宗教と手を組んでいた自民党議員など、売国奴もいいところだ。
歴史をずっとさかのぼれば、統一教会の資金源は、麻薬とも関わりがある。

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509582(「IWJ Independent Web Journal」)

結局は、カネのことであり、そのカネが綺麗か汚れているかが問題となる。
もし、問題でない、というなら、マネーロンダリングのチェックを、金融機関でしなくてもいいことになる。
何でもありの宗教であり、日本人の女性に、過去の日本の罪を償うようささやき、ボロ扱いし、不幸にしている。

https://toyokeizai.net/articles/-/617252(「東洋経済ONLINE」)


統一教会というのは、いろんな所に潜んでいるようだ。
国際勝共連合、原理研というように、別名が存在して、初心な若者たちを勧誘していたのは学生時代から知っていたが、筑波大学が、統一教会の巣窟だったとは知らなかった。(※2)

新興宗教で、殺人まで起こしたオウム真理教の被害は、世界的に見れば、ごく一部と言えるだろう。
しかし、統一教会の被害は、その比ではない。
こんな団体と関わってきた自民党議員は、その罪を自覚し、辞めたほうがいい。

そうか、自覚できないから、落選するしかないのか。



(※1)
 54年に誕生した統一教会は、60年代に日本での布教活動を本格化するが、このカルト集団の特異性は、熱烈な反共運動の推進者だという点にある。
 統一教会は単なる新興宗教として韓国から日本に上陸したわけではない。岸信介・笹川良一・児玉誉士夫というオモテ世界とウラ世界の右翼の親玉たちの庇護を受けながら、日本を拠点に「国際勝共連合」組織の中核となって活動し、台湾の国民党政府と手を結びながら、共産主義の脅威”に怯える亡命ロシア人勢力や、中南米の軍事独裁政権の協力を得て、全世界規模の《世界反共連盟》を組織していった。
 この過程で米国の反共政治家たちと関係を結ぶことに成功し、韓国の朴正煕独裁政権の代理人”として、米国の政治家たちを金品で篭絡するというロビー活動”を進めた。78年に米国でこれが「コリアゲート事件」として問題化し、教祖の文鮮明が投獄される騒動も起きたが、レーガン政権の時代になると、『ワシントン・ポスト』紙に対抗して統一教会が政都で82年に発行し始めた『ワシントン・タイムズ』が、レーガン大統領の愛読紙になった。
 80年代にレーガン政権は、《世界反共連盟》を使って中南米の左翼勢力を殲滅”する秘密戦争を推し進めた。しかし抑圧に苦しむ現地の民衆を支える既成のキリスト教会は、民衆に同情的で独裁政権に対立することが多かった。そこで統一教会は、この「解放の神学」に対抗するために、政都ワシントンに拠点を置く《CAUSA》という反共宗教運動を組織して、中南米の被抑圧民衆の「洗脳」にとりかかった。
 統一教会はソ連を世界地図から消すために、ありとあらゆる努力を公然および非公然に手広く展開し続けた。しかし91年に長年の願望だったソ連が消滅すると、文鮮明は突然「反共」の旗を投げ捨てて、北朝鮮のキム王朝”(金日成と息子の金正日)に媚びを売るかたちで露骨に接近するようになった。
 巨額の金銭援助だけでなく、統一教会のビジネス(たとえば《平和自動車》)を北朝鮮に移植”することさえ試みた。この時期、北朝鮮は核兵器の保有を秘かに追及していたわけで、統一教会は間接的にそれを助けたのであった。
(「紙の爆弾」2024年11月号p114)

(※2)
筑波大学は開学当初から統一教会系の学者のアジトであり、東京の日本教育会館などでは一目につきすぎて出来ないような陰謀”めいた工作を、この僻地で組織し、全国展開してきたのである。
 たとえば80年代はじめに開始された「第二次教科書攻撃」の司令部は筑波大学であり、《世界平和教授アカデミー》の顔役であった福田学長の時代にその刺客”として大活躍した森本真章は、教科書攻撃の活躍ぶりを買われて同大が東京の大塚(旧東京教育大校舎)に構える学校教育部”に、講師”として採用されて、そこを拠点に自民党と共謀しながら教科書の右翼的統制を推し進めたのである。
 結論をいえば、80年代に筑波大学に群れ集まっていた統一教会系のアカデミシャンたちが、オカルティズムという文化的雑音”を用いて日本の文化状況から戦後的な「理性」を葬り去った。歴史認識はポストモダン的な饒舌”によって攪乱され、社会問題を理詰めで考える精神的な姿勢や習慣が、国民から失われてしまったといえる。
(前掲書p117)

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2020年09月03日

安倍首相のやったこと

こんにちは。

昔のアメリカ大統領レーガンは、共和党で、元俳優でもあった。
短気な性格であったらしく、このままでは簡単にソ連に戦争を吹っ掛けるのではないか、と危ぶまれていたが、そうではなく、慎重な人間であったとされる。
そのレーガン大統領に対する記述を、少し紹介する。

 80年代レーガン政権は、ふりかえって見ると、アメリカ国民から圧倒的な支持を受けた政権だった。支持率は常に70パーセントを超えていた。そのかわりに彼は、政府官僚や議会政治家たちからは嫌われた大統領だった。政権をとった政治家は、国民から愛されたいならば、官僚や同僚政治家を敵に回さねばならない。レーガンは民主党やリベラル派の言論と闘っていたのではなくて、本当は実務的権力を握っている自分の政権内のネオ・コン派の人々と闘っていたのだ。政治学の教えるごとく、「国民・大衆の利益は産業界や官僚たちの不利益」だからである。それでもレーガン政権は、財政赤字と、貿易赤字という巨大な「ふたごの赤字」を作ってしまった。レーガン自身は政権半ばからすでに、この赤字問題をなんとかしようという気がなくなっていたという。
 この点においては、小さな政府派は反対する。とりわけ連邦政府の財政赤字のものすごさは、リバータリアンを怒らせる。リバータリアンの思想の核心は、「福祉国家なんか要らない」「税金を払う必要はない」である。税金を自分たちから無理矢理徴収して、それを公務員たちが社会福祉の名のもとに、勝手に使い散らし、そのあげく巨大な赤字財政とさらなる増税という悪循環を続ける。こんな中央政府など廃止してしまえ、というのが、リバータリアニズムである。確かにその主張は一貫していると言わねばならない。日本には、このような強固な一貫性をもつ政治思想の運動は残念ながら育たない。
(「世界覇権国アメリカの政治家と知識人たち」p304)


リバータリアニズム、その実践者であるリバータリアンのことがわかる文章である。
文中のネオ・コン派は、反ソ連を主義とし、なおかつ、大富豪が世界じゅうで商売できるよう、世界一の軍隊を積極的に使う勢力である。
ということは、民主党内のグローバリストとつるんでいる、というのが、容易に想像できる。

さて、この引用文に似せて、レーガン大統領と安倍首相の比較をやってみよう。

安倍政権は、支持率が比較的高く、なぜ高かったか、といえば、ほかに適任の人がいない、という理由が大半を占めていた。デフレ克服のため、インフレターゲット理論を採用し、物価を上げようとしたが、あまり効果がなかった。
お友達内閣とも揶揄され、それが忖度政治の始まりであり、政権運営が上手であった。自民党内でも忖度が横行し、野党は弱い。これが長期政権の理由である。最後は、その忖度問題でボロボロになった。
とにかくアメリカの大統領を仲良くなりたい一心で、歴代大統領にすり寄り、かなりの国家予算をアメリカに献上した。特に、トランプ大統領には、自身が忖度した、と言っていいだろう。
出自がお坊ちゃまのためか、何かあれば、ばら撒きをやり、東京オリンピックなどのレガシーを残し、自分の名前を刻みたかった。発想がリバータリアンとは程遠く、湯水のように税金を使い、借金を増やした。残念ながら、財政赤字は増加した。

ということになるだろう。

河井克行衆議院議員と河井案理参議院議員が、公職選挙法違反で起訴されているが、どこにその発端があるのか、といえば、安倍首相のしつこい恨みにある。
彼に、反対意見を言うこと自体がタブーであり、これが忖度を生む原因となった事件である。

<参院選を目前に、安倍晋三首相が、仇敵を抹殺するべく、広島での“仁義なき戦い”に力を入れている。
 仇敵とは溝手顕正前参院議員会長のこと。2007年夏の参院選、安倍首相は小沢民主党に惨敗したが、続投に拘泥した。当時防災相だった溝手氏は会見で『首相本人の責任はある。(続投を)本人が言うのは勝手だが、決まっていない』と痛烈に批判した。12年2月にも野田佳彦政権に対し、消費税増税関連法案への賛成と引き換えに衆院選を迫る『話し合い解散』を主張した安倍氏を、会見で『もう過去の人』とこき下ろし、波紋を呼んだ。安倍氏は、そうした恨みを片時も忘れない。参院議長を決める16年夏、岸田派は溝手氏を推したが、『首相が反対して止めた』(党幹部)。そして、今回の参院選。定数二の広島選挙区で楽々と当選を重ねてきた溝手氏に、同じく自民党公認の新顔として、河井克行総裁外交特別補佐の妻・案理元県議を刺客としてぶつけたのだ。>
(「紙の爆弾」2020年9月号p49)


これは、「週刊文春」2019年6月27日号からの引用となっている。
安倍首相は、この程度の人間なのだったか、と驚いてしまう。
創価学会も異例の河井案理議員への応援をやり、溝手氏と河井氏とでは、自民党でつぎ込んだカネの額がとんてもなく違った。

 こうした官邸のバックアップを受けて、河井夫妻は、溝手陣営「切り崩し」の一環として、党本部から提供された溝手陣営の十倍という1億5000万円という巨額の資金をベースに“カネ”を撒き続けたのである。
(前掲書p50)


つまり、この事件は、安倍首相の私怨の産物であり、忖度政治の終着点である。
明るみに出ている森友事件、加計問題、桜問題と、忖度に、プラス公文書偽造までオマケ付き。
明るみに出ていない忖度は、きっと膨大だろう。

ちなみに、公文書偽造ではなく、私文書偽造でさえ犯罪であり、ちゃんと懲役刑もつく。
私は、一度、“悪いこと”をして、検察取り調べまで経験しているからわかったことだが、起訴されなくても、検察に呼ばれた時点で前歴がつく(前科ではない)。
そこで、検察官からは、「もう悪いことはするな」と言われた。
つまり、前歴も前科と一緒だ、ということだろう。
森友事件にかかわった財務官僚たちには、前歴もつかず、出世したようだ。
官僚は、忖度、命である。

安倍首相は、この「忖度」という習慣を、政治家や官僚に広めた人である。
posted by T.Sasaki at 11:05| Comment(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月01日

最低な人種になりつつある日本人

こんにちは。

いつのまにか、すでに佐渡島に来ています。
相変わらず、石川県は大漁なのに、それ以北は不漁状態。
それでも、昨年よりはいいかな、っていう感じ。

途中、八戸と深浦に寄ってきたが、どこでも、「岩手って、すごいですね」と言われたから、「あそこは異常だよ。PCR検査はしないし、そのくせして自粛の嵐。マスクも売ってない。体温計も売ってない。」と言い返した。
八戸には、マスクはあった。
なぜ、宮古には、マスクがないんだ。
体温計は、八戸のおばさんから、お古をもらってきた(買い置きの古いマスクもくれた)。
佐渡島では、毎日検温を義務付けられている。

八戸で、嫌な噂を聞いてきた。
スペイン旅行をして、新型コロナ病をもってきた人が、とんでもなく叩かれ、自殺した、という話。
これを、みんな知っているわけではないようなので、噂の域を出ていない。
彼らの家には、ゴミを放り込まれ、ゴミ屋敷となったり、子どもたちがいじめられたり、もう、すごいらしい。
建物に落書きされている話は聞いたが、「何もそこまでやらなくても」と、私は思ってしまう。
袋叩きにも限度があるだろうに。
ましてや、コロナ病にかかってしまった医療関係者をいじめる、などという行為は、許されるものではない。
日本人は、最低な人種に成り下がった。

いろいろ心配して、岩手県知事は、珍しく気の利いた記者会見をした。

https://www.asahi.com/articles/ASN5H4RRXN5HULUC00M.html(「朝日新聞デジタル」)

佐渡島は、平和だ。
ここも感染者ゼロだそうだ。
佐渡組合の事務の人も、案の定、「岩手はゼロですごいですね」と言われて、「ここもゼロでしょ。D親分から聞いていますよ」と言ったら、「検査ぜんぜんしていないんですよ」という話。
だから、「それ、岩手と同じ。北朝鮮と同じ」と言ったら、ゲラゲラ笑っていた。
posted by T.Sasaki at 14:15| Comment(2) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月26日

何をやっても許される!

こんばんは。

森友事件の前は、籠池諄子さんと安倍昭恵氏は、きっと非常に仲がよかったのだろうが、事件後、そして、裁判で判決が下された後は、ヒジョーに仲が悪くなった。

首相夫人の昭恵氏については、「卑怯です、嫌いです」。
(「紙の爆弾」2020年4月号p52)

謝ればいいのに!
森友事件は、官僚の忖度に始まったものだから、安倍首相はそれを認めて、忖度防止法案でも出せばよかった。
昭恵氏も首相も、どっちもどっちだ。

昭恵氏の行動のおさらいは、こちら。

https://www.jprime.jp/articles/-/17757(「週刊女性PRIME」)

その後、大分旅行などやり、騒がれている。

https://www.jiji.com/jc/bunshun?id=37354(「時事ドットコム」)

しかし、そんなもの、どうでもいいくらい、とんでもない女だった。
彼女は、大麻を好んでいるそうだ。
大麻は、医療行為以外、用途は麻薬しかない。
首相夫人は、もう、何をやってもゆるされるのか。


 昭恵氏は大麻解禁に賛同する活動をしていたことで知られ、メディアで「大麻にはすごいエネルギーがある」「大麻栽培の免許を取ろうかと考えた」などと立場を考えずに公言、後に逮捕者も出た大麻畑を視察したり、関連イベントに出席するなど大麻礼賛パーソンのひとりだ。国会でそれが取り沙汰され、内閣府が「大麻は許可を取れば栽培可能」と苦しい回答をしたことがある。
(中略)
 なんともな軽薄ぶりだが、まさにその悪癖が表に出たのが夫主催の「桜を見る会」だった。1000人の「首相枠」のなかに「昭恵枠」があったといわれているが、ここに“大麻族”が多数いたことがわかっている。
 権力に近いことを自慢したい恥知らずな芸能タレントたちとも昭恵氏は記念写真を撮っており、これまたうかつすぎる話だ。これに気付いた一部の間では「ここから何人の逮捕者が出るか」「大麻を見る会に変えたらいい」と失笑されている。
(「紙の爆弾」2020年1月号p38)
posted by T.Sasaki at 19:26| Comment(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月02日

恥ずかしいという感覚がない日本人がいる


こんばんは。

現在、森友事件で自殺した赤木俊夫さんの手記が、週刊文春を通じて公開されている。

https://bunshun.jp/articles/-/36818(「文春オンライン」)

国会では、安倍総理や麻生財務大臣らが、野党の質問にまともに答えない。
たまたま私は、先日、この場面を見てしまった。
福島みずほ議員の熱のこもった質問。
赤木俊夫さん以外の森友事件に関わった財務官僚は、すべて出世している。
安倍首相や麻生財務相は、読解力がないのか、まともな回答をしない。

https://www.youtube.com/watch?v=CrofRGGUsKg

福島議員の「恥ずかしいですよ」という指摘に、ほとんどの日本人は「そうだ」と答えるだろうが、安倍首相以下は、そういう感覚がない。

森友事件の野党合同ヒアリングも、公開されている。
最近の2件、3月24日と4月1日分を見ただけでも、財務省その他、官僚答弁が、まともでないことがわかる。

https://www.youtube.com/watch?v=e5JPiPIplmo

https://www.youtube.com/watch?v=NWU3uSbRyHo&t=30s

まるで時間の無駄。
もう「隠そう隠そう」のオンパレード。
こんな話を漁師の間でやったら、絶対に殴られる。
財務省の人間は、超頭がいいのだから、その使い方を考えたほうがいい。

赤木さんの口ぐせは「ぼくの契約相手は国民です」だったと、週刊文春の記事にある。
これが、国家公務員や国会議員たちの基本だ。
しかし、彼らは、不正を行なえば、隠すことしか頭になく、嫌々ながら働いた部下を切り捨てる。
人間として、最低だ。
連中の人間性の悪さは、記事から察することができる。
悲惨だ。
これが、日本のエリートたちのやったことなのだ。

安倍首相は、忖度した官僚及び議員に対し、それをやめるよう指示するところか、出世させている。
本当は逆のことをすべきであり、忖度させない制度作りをすべきなのである。


追記のリンク
安倍元首相と関係ない人が政権を握ると、裁判所まで変わる
財務省の文書不開示取り消し 森友問題、赤木さん妻逆転勝訴―大阪高裁


posted by T.Sasaki at 21:10| Comment(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月23日

忖度だらけ

再び、こんばんは。

ここでは書いていなかったが、いさだ許可が私に割り当てられた。
ダメもとで応募したのが幸いした格好になった。
しかし、納得いかないところがある。
私に、なぜきたのか不思議なのだ。
そこで、宮古水産振興センターに電話して、「忖度したんじゃないの?」とはっきり聞いた。
対応した人は、「違います」と言っていた。
私は一度落選したらしいが、当選した人が一人辞退したため、残り番であった私に回ってきたとのこと。

運がいいとしか言いようがないが、いさだ許可を欲しかった人は、ほかにも何人かいる。
たった何人かなのだ。
その人たちも、許可を持っていても休漁する人から許可を借りようとしても、県はそれに対し、オーケーを出さない。
県は、水産振興をあきらめたようだ。

一昨年の暮れから昨年正月にかけて、いさだ漁業許可の「失効に係る許可」のことで、県の水産部局と争ったが、あのM課長のおかげで、みんなひどい目に遭った。
今回のそれも、あのM課長の判断が発端となっている。
あんな課長でも、栄転だそうだ。
人事課も頭がおかしくなったのではないか。

県の漁業許可には、「忖度」がかなり働いているのではないか、と思わざるを得ない。
いろいろと聞こえてくるのは、「なぜ、彼ができて、オレができないんだ。理由がわからない」という声。
実は、許可を借りる話もそうなのである。
コウナゴの許可の取得のしかたでも、おかしな方法をとっていたのが、いさだの新規許可にも波及したりした。
県職員は、ちゃんとした意見で突っ込まれれば、回答できないくらいにボロボロである。
大丈夫なのだろうか。
(私は、2そう曳きトロールに関して、いっぱい聞きたいことがある。どうせ県は回答できないだろうから、水産庁に聞きたい!)


「忖度」が日本国中で流行りすぎて、みな無感覚にやっているのだろう。
忖度といえば、森友学園。
森友学園といえば、籠池氏。
森友学園補助金詐欺事件で、籠池夫妻に有罪判決が下された。

https://mainichi.jp/articles/20200219/k00/00m/040/079000c毎日新聞

これは、2月19日にことであるが、昨年12月に発行された「紙の爆弾」では、裁判の内容からして、有罪はないのではないか、という感じがしていた。
読んでいない人のために、ちょっとばかり紹介する。
森友学園は、補助金申請したわけだが、その申請書は、キアラという会社が作成している。
ここで引用する。

 キアラはすべての手続きを進め、担当者Y氏は手続き書類の内容を籠池氏に見せずに申請していたことを、弁護士の尋問で明らかにした。つまり、検察側が主張した「森友学園=籠池氏が主導して補助金搾取した」という事実は否定されたのである。これはネット上でも大きく採り上げられた。
 国の補助金手続きは、必要書類が十数枚に及び、金額の算定のための設計・工事見積書も、事業者でなければ作成は不可能である。実際、キアラは申請段階から虚偽の内容による申請を行ない、その帳尻合わせのために過大な工事契約書を施工業者の藤原工業(株)(大阪吹田市)に依頼し、作成させていたことがわかった。
 ここで不正があれば、第一に追求を受けるべきは、プロである事業者である。ところが検察特捜部はキアラや藤原工業に対し、共謀者として名指ししながら捜査も逮捕もしなかった。そのため、検察の犯罪立証は「両事業者は施主である森友学園に従った」という虚構に頼るしかなかった。
(2020年1月号「紙の爆弾」p60)

振り返って、森友学園“本丸”は、三メートル以深から新たな埋設ごみが見つかり、その撤去費用として約八億円を値引く、というものだった。そして、埋設ごみが存在する証拠として国(国交省大阪航空局)が提出した偽装試掘写真資料を作成したのがキアラと藤原工業なのである。
(2020年1月号「紙の爆弾」p63)


ここでも、検察が、国及び安倍首相に忖度していることがわかる。
そして、先日の裁判所及び裁判官たちも、忖度している。

岩手県にも、国にも、「信用する」という言葉を使うのは、もったいないのではないか。
posted by T.Sasaki at 21:39| Comment(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

金持ちの詐欺

こんばんは。

宮古市では、東日本大震災の被災者に対し、今年も、医療費をタダにする、というお触れを出した。
紙切れ一枚を医療機関で提示すれば、タダ。
「まだやるの?」という人は、私だけではない。
最近になって、ちらほら言うような人が出てきている。
これが、その紙切れ(ただし、これは昨年のもの。コピーできないように、紙質が違っている)。

医療費タダ証明書.jpg

何度かここでも書いているが、医療機関で受診しても、私はこれを使ったことがない。
震災直後から、ちゃんとした収入があるからだ。
医療費を払えるくらいの稼ぎは、十分やっている。
これらの医療福祉は、本来、困っている人や本当の弱者、そして、障がい者を、健常者が助けるためにある制度だ。
健常者でも、いずれは、弱者になる。
その前に、まず、強きは弱きを助ける。
これが社会福祉制度の基本的な思想である。
このことをちゃんと理解するならば、所得税を納めているような人間は、この紙切れを使うべきではない。

今日、ちょっとしたことで、宮古市より南の仮設住宅を訪ねた。
その地区は、以前からみれば、復興工事に活気があるように感じられ、今年中には、ほぼ道路や宅地造成は終わるだろう。
他の被災地と比べれば、宮古市の復興は早いと感じる。

久しぶりに仮設住宅に入り、コーヒーをご馳走になったが、非常に嫌なことを聞いた。
詐欺である。
世の中、ずるい人間がけっこういるものだ。
住宅ローンの利子補給の補助金詐欺である。

東日本大震災の津波で家を流失した人が、住宅を建てて住宅ローンを組んだ場合、各市町村で、その利子を補助してくれる。
その補助された利子は、もちろん、住宅ローンを組んだ金融機関へと支払われるわけだが、これのほぼ9割方を懐に入れる“被災者”がいるらしい。

私も、住宅ローンを使い、利子を補助してもらっている。
景気が良くて、繰上げ償却できる場合、残りの利子補助分は、返却すべきものである。
ところが、最初からカネのある人は、これを懐に入れるべく、いろいろと策略を練るのだそうだ。
知恵の働く人は、ピンと来ると思うから、これ以上は書かない。

これをやっている人は、恥を知れ!

復興財源は、日本全国の労働者から、復興増税約2%徴収した分に含まれているのだ。
日本人みんなが、「被災者はかわいそうだ」ということで、税金を納めている。
「私たちは助けられている」と感じるのなら、懐に入れた分をちゃんと返せ!
「私たちは助けられている」と感じないのなら、日本人をやめろ!

医療費をタダにする紙切れの第4項に、「不正にこの証を使用した者は、刑法により詐欺罪として懲役の処分を受けます。」とある。
利子補給補助金の不正受給は、詐欺である。
公金横領である。
何度も書く。

恥を知れ!

話を聞いて、仮設を出た時、その感情を覚ますように、雪が降ってきた。
大雪にならなければいいが。
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2017年01月09日

パチンコからカジノへ

またまた、こんばんは。

昨年暮れに、カジノ法案が成立したらしい。
こんなことをやっていたら、ますます日本は弱体化する。
日本は、マンパワーの国だ。
日本人に、巧みの技術を育む勤勉さがなくなったら、何もとる所がない。

検索してみたら、カジノ法案をうまくまとめているページがある。

カジノ法案の内容と、反対派の問題点・賛成派のメリットとは(「CRISPY TREND」)

正しくは、IR推進法というらしいが、IRという英文字は、統合型リゾートの意味である。
リゾートといえば、同じようにリゾート法で、赤字施設をたくさん生んだ。
カジノを含んだリゾート施設が、それを乗り越えて、成功するのだろうか。
乱立すれば、まず、過去と同じ目に遭う。

ギャンブルは、労働者をダメにする。
仕事のない時間にギャンブル漬けだと、仕事の最中も、頭の中はギャンブル。
困ったことに、ゲーム中毒やスマホ中毒が追い討ちをかけ、夜の睡眠不足も生んでしまう。
翌日、散漫な動きから、事故が起きることもあるだろう(実際にある!)。

パチンコ中毒の人間は、カジノ中毒にも陥るだろう。
彼らは、パチンコを楽しむのではなく、「勝った負けた」だけに熱中しているのだ。
試しに「パチンコを好きなら、パチンコ台を買って、やったほうがいいんじゃないの?」と聞いてみるとよい。
その答えを聞けば、純粋にパチンコを楽しんでいないことが理解できるはずである。

カジノ法案を成立させたのは、労働現場を知らないお坊ちゃま議員たちだ。
目先のことしか考えていない。
立法府の人間としては、無能としか言いようがない。
posted by T.Sasaki at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月25日

ドクターXの人気の理由 (私の嫌いな人 4)

みなさん、こんばんは。

ついに「私、失敗しないので」の「ドクターX」が終わりました。
最終回は、録画しておいたのを昨日見ました。
「メリー・クリスマス」というセリフから、見たタイミングが良かった。
たまたま偶然です。
最後は少しほろっときましたが、続きを楽しみにしましょう。

ところで、この番組は高視聴率ということから、超大人気ドラマになったみたいですね。
その理由を上智大学の先生が書いています。

ヒット作の罠とは無縁 米倉涼子「ドクターX」好調の要因

脚本家たちの努力を買っていますが、私には、「痛快さ」が際立っていると思います。
権力に屈しないで成功する(失敗しない)。

昔やっていた「水戸黄門」という時代劇ドラマは、初め身分を隠していて、最後に権力を誇示し問題を解決する、という勧善懲悪も痛快でしたが、どちらかを選べ、と言われたら、権力に屈しないほうを私は選びます。
ズバリ、人気の理由は、「媚びない」こと。

第6話で、海老名敬(遠藤憲一)とロック・シュリンプ(坂元健児)が慰め合うシーンがありますが、これが象徴的です。
媚びる人生を歩んできた二人と絶対に媚びない大門未知子とが対称的に語られています。
どんな職業の世界でも、「媚びる」「媚びない」の話はある。
両方を描いているから、どちらかに自分を投影でき、そこでまた自分を考えたりする(第6話の内容そのもの)。
これがたまたま受けているのだと思う。

私が考える人気の理由は、こんな感じかな。

私自身、媚びる人は、嫌いです。
いるんですよね、先輩に媚びるとか、大漁する人に媚びるとか、そういう人が。
そのくせ、自分より格下や弱そうな人には、威張る。

あ〜、大嫌い!

そんな中、的外れな考えを持つ医師たちがいるらしい。

『ドクターX』、放送事故レベルの現実離れだらけで批判殺到…「医師をバカにしている」

大方の視聴者は、「ドクターX」の詳細な中身については信じていないと思います。
医師のほうが、視聴者をバカだと思っているんじゃないの?
posted by T.Sasaki at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月17日

カネのかかる震災遺構は、ほどほどに

みなさん、こんばんは。

たろう観光ホテルの震災遺構は、税金の無駄遣い」は、ちょっとカネの出所が違っていたかな。
復興交付金を申請していたんですね。
ちなみに、平成26年度の宮古市予算では、1億7559万円が、たろう観光ホテルの遺構に使われます。
どんな形のカネにしろ、公の使うカネはすべて、みなさんの税金には変わりありません。
やっぱり、私は税金の無駄遣いだと思います。
その上、寄附金まで募っている。
やりすぎじゃないの?

http://www.city.miyako.iwate.jp/fukkou/comsinmiyako_2_2.html(「宮古市ホームページ」)

こんなことよりも、ソフトパワーのほうが、ずっといい。
前に書いたように、人間は、いろいろな媒体に記録する方法を開発しており、これを利用しない手はない。
だから、震災遺構などなくてもよい。
田老地区の場合、震災遺構に対する税金投入は、すべてたろう観光ホテルのために費やしたようなものです。

調べてみると、意外にも、国土交通省が粋な計らいをやっていました。

震災伝承館(「国土交通省 東北地方整備局」)

もう一つ。
「語り部」というマンパワーを使った企画もあり、これこそ、生きた伝承方法です。
人を動かす、という方法を考え、実際に、人が動くこと、これが地域振興。

震災・語り部ガイド(「いわて三陸観光復興プラットフォーム」)


田老には、東日本大震災で役に立たなかった防潮堤という立派な震災遺構にもカネを投下しています。
大きな二重の防潮堤が役に立たないなんて、これ以上、津波の恐怖を示すものはありません。
たろう観光ホテルの遺構はダメ押し的であり、税金がもったいない。

さて、田老地区出身の山本市長は、市長をやめたら、元通り、田老地区で歯医者をやるのでしょうか。
やらざるを得ないでしょう。
田老地区を活性化させるため、たろう観光ホテルを支援したんですから。

どこでやるのかなあ。
巨大な仮設住宅のあるグリーンピア田老地区かな?
それとも、、宮古に近い樫内地区かな?
興味ありますね。

私は、権力者には、意地悪なのです。
「私は市長の山本です」というあの声を、ぜんぜん聞きたくなかった。
そして、もう聞きたくない。

あ〜、宮古は人材不足!

ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月29日

たろう観光ホテルの震災遺構は、税金の無駄遣い

みなさん、こんばんは。

今週のイサダ漁は、休みなく操業しましたが、木曜日には袖網をヘラ巻きし、宮古漁協のさち丸に曳航され、造船工場に上げて、網をはずしました。
下手くそ!

今日は潮が悪く、たぶん、袖網に身網が絡まったんだと思いますが、身網を破り、2回だけ網を使い、あえなく帰港。
下手くそ!
夕方まで修理しました。

トラブルがない日は、大体100カゴ前後で、木曜日と土曜日はたったの30カゴ。
今月は、乗組員の給料を払って、燃料代を払って、何も残らず、私はただ働き(泣)。
来月は、たぶん、赤字。

さて、超赤字組織である宮古市は、またまた赤字を増やすそうです。

http://mainichi.jp/select/news/20140309k0000e040148000c.html(「毎日新聞」)

今日の新聞広告に、共産党のチラシがあり、その中に、たろう観光ホテル震災遺構案に対する賛成反対の議員一覧表が載っていました。
そこで、話題遅れですが、このことを書こうと思いました。

あんなものを見なければ、人間は、津波の恐ろしさを思い出すことができないのでしょうか。
今や昔と違って、津波災害は、いろいろな媒体に保存されています。
それを見るだけで、どんなものなのか、わかるはず。
いつまで、あんなものにカネをかけて保存するのか知りませんが、その辺の期限を、山本正徳宮古市長に聞いてみたいものです。
まさか、永久にカネをかけるなんて、バカなことを考えているのかしら。

土地を宮古市に売却した松本勇毅社長は、長く保存してもらいたいらしい(その分、税金いっぱい出しなさいよ)。

https://www.youtube.com/watch?v=DQ1PAtKvQKw

宮古市の田老地区も、震災前からすでに過疎進行地域であり、そして宮古市全体もそう。
人口がどんどん減るのに、この震災遺構の維持費用がプラスされるから、それは増税で補うか、それができなければ、他の予算を削るしかありません。

新しい事業をする、ということは、つまりは、増税。
非常に簡単な論理です。
しかし、こういう考えを持つ議会議員が、宮古市にはほとんどいないんですね。
いつだったか、「新しい事業をする、ということは、つまりは、増税なんですよ。」と、ある市議会議員に言ったんですが、わけのわからない感情的な返答をされました。
ああいう議員には、何を言っても無駄です。
自分の考えを押し通すことしか頭にないんですよ。
ろくに政治関係の本も読んだこともないくせに。

みなさんは、たぶん、「被災地がかわいそうだ」と勘違いしています。
現実は、立ち直ろうとする人と「何でもただで欲しがる」人とに、両極化しているのです。

そして、カネもただで欲しいそうです。

ここまで来ると、考えようによっては、詐欺師のほうがまだマシかな?
だって、騙そうと知恵を絞るんですから。

え?
カネをただで欲しがる人も、知恵を絞っているって?

ホント、そうなんですよ。
あきれるくらい。

ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月07日

私の嫌いな人 3

みなさん、こんばんは。

昨日のニュースですが、私は、やっぱりこの人、大嫌い。

http://jp.wsj.com/article/JJ12600384546065024054019945219221480700987.html(「ウォール・ストリート・ジャーナル」)

この人が東京都知事であったと時、東日本大震災が起き、福島支援を一生懸命やろうとした姿に、一応まともな感性があるんだなあ、と少し見直しました。
しかし、やっぱりこの人は違う。
石原慎太郎氏が、同じ日本人なら、私は日本人として恥ずかしいと思います。

原発が安全に稼動できると仮定しても、核廃棄物の管理が難しい。
これを安全に何万年、いや、ちょっとゆずって、何千年も管理できるものなのでしょうか。
つまり、原発のライフサイクルは、システムとして欠陥そのもの。
そんな欠陥システムを平気で輸出しようとするなんて、私は信じられない。

日本は、欠陥品を、平気で売るようなことをしてこなかった。
トヨタ自動車の対応からもわかるとおり、発見された欠陥に対しては、真摯に対応してきました。
私たち日本人も、それが当たり前だと思っていた。
そして、その日本人の態度そのものが、国際的に評価され、「made in japan」ブランドは、確立された。
ところが、欠陥システムを外国に売りつけるとなれば、それは、今まで培ってきた日本人の信用を裏切ることになります。

かなり以前に私が書いた「核発電の憂鬱」に、「4-2-1. 驚きの地質構造」を読んでほしいと思いますが、この中にある(参照3)のリンクに、特に注目。
日本の地質は亀裂だらけであり、これだけでも地震国である理由が理解できます。
とてもじゃない、地層処分に適しているとは言えません。
4-2-2. 地層処分の現実」を読んでもわかるとおり、技術的にクリアしなければならない問題がたくさんあります。

原子力協定の相手国であるトルコは、日本と同じ地震国です。
そのような国に、原発を売りつけようとするなんて。

石原氏は、本当に、日本人なのでしょうか。

「60すぎたら、保険はいらない」という見出しで、つい手を出した「週刊現代」2月22日号。
自民党の政治資金団体である国民政治協会という組織に、原発関連企業が献金していることが書かれています。
各電力会社はもちろん、プラントメーカーなど、ゾロゾロ。
ゴキブリゾロゾロの世界。

東芝、日立製作所、三菱重工業、IHI、大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設、三菱商事、新日鉄住金、神戸製鋼所、JFEスチール、明電舎、中電工、四電工、日本電機工業会、日本鉄鋼連盟、日本商工連盟。

もっと知りたい方は、「原子力村の住民一覧」へ、どうぞ。
彼らは、「福島へ遷都すべし」で書いたとおり、本社とすべての工場を、福島へ移すべきです。
それが、福島への本当の償い、というもの。

それより、石原慎太郎氏は、「維新の会」から出て行く、というよりも、日本を出て行ったほうがいいんじゃないですか?
滅多に書かない「私の嫌いな人」シリーズに再登場ですしね(笑)。

ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

被災地の真実 4

被災地の真実 2」のドロボー的土建業者のことで、今、ふと思い出しました。

沿岸の復興には、漁業が必要!」で書いたように、気仙沼へ行ってきましたが、そこで聞いたのは、何と、ドロボー的土建業者があまりに多く、重機1台につき、警察官が1人ついて、その作業を監視したそうです。

上には、上がいるようです。

いいかげんにしてくださいね。

ではでは〜。

雷
posted by T.Sasaki at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月10日

「震災価格」

みなさん、こんばんは。

巷のニュースでは、TPPが流行っています。
私の立場では、もちろん、No!

経団連は、ずるい。
もし、TPPがOKでも、超円高だから、大企業はどうせ海外へ工場を移し、生産をジャンジャン伸ばす。
一方、TPPの影響をもろに受ける在日企業は、倒産リスクが大きくなる。
経団連は、日本の国を売るつもりらしい。

その経団連、彼らは、福島原発の事故後も、原発を続けてほしい、と確か言ったはずだ。
彼らには、愛国心というのがあるのでしょうか?



さて、会社というのは、大きくなればなるほど、傲慢になり、今回の震災でも、震災価格を付け、震災景気に沸いています。
日本の企業もこんなものなのかなあ、と落胆し始めました。
まるで、同じ日本人じゃないみたい。
それは、仮設住宅建設にまで及び、不幸を利用した税金搾取価格を付けています。

http://hnds.jp/1277

↑読んでみました?
職人や納税する一般国民を、かなりバカにしていると言えますね。

私が名づけた「税金搾取価格」は、漁師の間では、「震災価格」と言っています。
いろんな工事料金が、通常の価格よりかなり高く、倍以上しているものもあります。

その背景にあるのは、震災復興予算。
今回の震災で、運悪く船を失った人が、新造船をやった場合、9分の8が補助されます。
1億の船を作れば、手元からは、1111万円しか出さなくていい勘定。
だから、オンボロな船に乗っていて、それを流失、または大破すれば、豪華な船を造ることができます。
これを逆手にとって、仕事を請け負う側、この場合、造船所になりますが、彼らは、請求価格を通常より高めに設定します。
エンジンメーカーもそうかもしれませんし、無線機メーカー、魚探ソナーメーカーなども、そうかもしれません。
とにかくわかっているのは、造船業界のこと。

漁船保険適用の漁船修理もそう。
すべて震災価格。
修理費用が、通常の倍はしています。
私は、ほかの人からそれを聞いてびっくりしています。
そのため、鮭延縄に使う船尾の小屋の屋根を、自分で作り、ようやく昨日完成しました。
あとは、イカ釣りに艤装を解き、その屋根を乗せるだけ。

漁船保険を使えばいいじゃないか!と言われそうですが、それはもう、イカ釣りの艤装の時に使っちゃった。
本当は、全部、修理などを終わってから、保険請求すればよかったのですが、なにせ、仕事をしてくれた業者に支払う現金がないから、使えるものをかき集め、できるだけ経費を減らし、早く日本海へ行って、イカをとらなくちゃいかん、ということでしたので、とても待ってられない。
(でも、結局、組合職員の手際の悪さで、まだ保険金が下りてこない。あ〜、疲れる。あれでよく給料もらってんなあ)。

私など、泥の中から、使える道具をそのまま船に据え付け、泥のついたまま日本海へ行きましたよ。
ほかの人たちは、新品。
しかも、私が仕事をしてもらった業者の請求は、普段の良心的な請求額。
良き、保険の利用者です(笑。正直者はバカをみる?)。

でも、被災した企業が、震災価格を付けるなら、まだ話はわかりますが、そうでない場合、その企業は、ぼろ儲け。

そこで話を戻し、再び造船業界の話。

宮城県、福島県には、FRPの新造船をやる造船所が、5社ぐらいもあるのかな?
そこは、全部、津波で破壊されました。
そのため、私の船の誕生した気仙沼丸竹造船所でも、「新造は無理」と断っているそうです(大丈夫、みんな生きていた!)。
9分の8補助事業は、震災後2年間だけの話であり、被災造船場が、その設備をするには時間がない。
被災しない造船所がぼろ儲けする構造は、このことからもわかると思います。

そこで、丸竹造船所の社長に、私は進言しました。
「この現状を説明し、被災造船所の場合、補助適用期間を5年くらいに延ばしてもらったらどうか。理由付けははっきりしているのだし、本当の「復興」は、こういう制度変更にあるんじゃないのか」と。
どうなったのやら。

一方、宮古市内には、非常に良心的な会社もあります。
それは、ずばり、村山電機。
そこは、むしろ、通常価格より安くしている、という話。
しかも、地元の零細企業を優先し、あくまで復興後のことまで考えてのことだとか。

みなさんの目も節穴じゃあないですよね。
どの企業がどういう行動をとるのか、よ〜く見ておきましょう。

ではでは〜。

雷
posted by T.Sasaki at 20:56| Comment(2) | TrackBack(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月13日

私の嫌いな人 2

みなさん、こんばんは。
毎日、毎日、寒い日が続き、今日、ようやく雨が晴れました。
明日もたぶん、晴れない宮古です。

先日の宮古病院事件には驚きましたね。
逮捕された人の度胸にも驚きます。
本当に、心臓を診るつもりだったんでしょうか。
だますなら、もうちょっと考えてほしいものです。

さて、今日は、だましのプロを紹介します。
前回、「応援したくなる人」でしたが、その反対の、「嫌いな人」。
私の嫌いな人」シリーズ2回目。

その俎上にあがる人は、竹中平蔵氏であり、彼は、植草一秀さんの対極にあります。
りそな銀行をめぐる問題で、彼は、アメリカの手先ではないか、と疑われており、その彼の売国行為を、ちょっと紹介します。



 竹中平蔵氏は、その前の2月7日の閣議後懇談会で、EFTという「株価連動投信」に言及し、「これは絶対に儲かる」と発言して物議を醸しました。りそなの処理が決着したのが5月17日、日経平均株価が7,607円の最安値をつけたのは4月28日です。
 もともと株価が暴落したのは、2002年秋に金融担当大臣に就任した竹中氏が「ニューズウィーク」のインタビューで、「日本の四大銀行についても、大きすぎるから潰さないという方針はとらない」と述べて大銀行破綻の可能性を示したからでした。ところが最後の最後で、竹中氏は破綻処理ではない銀行救済を選択して、「株価暴落」を「株価急騰」に転じさせたわけです。りそな処理が発表された直後、自民党議員の多数が携帯電話で株式買い付けに狂奔したことを、ある自民党代議士の政策担当秘書から直接聞いたこともあります。
 2001年秋から2003年にかけての経済悪化推進と金融処理は全部、仕組まれた政策ではなかったのか。不況推進の経済政策と「大銀行も潰す」金融行政により株価暴落を誘導しておき、最後の最後で公的資金で銀行を救済して株価を引き上げる―そのシナリオがあれば、濡れ手に粟の大儲けが可能になる。一連の政策対応が、風説の流布や株価操縦にあたる恐れがあり、シナリオを事前に知ったうえで株の売買をしていればインサイダー取引にあたるでしょう。巨大な国家犯罪のにおいが充満していると言ったのはこのことです。
(「売国者たちの末路」p82)



これを植草さんは指摘し、冤罪地獄へ突き落とされたのは、「応援したくなる人」に書いた通り。
これじゃ、竹中平蔵氏が、みんなに嫌われるわけだ。
小泉元首相と竹中平蔵氏の両名を、「漁師のつぶやき」時代、私は少し評価していたのですが、ははは・・・、何にも知らず、だまされていた。
これだから、金融担当大臣に指名したのは、小泉元首相ではなくてアメリカだ、というのにも、うなずけますね。
そこで、副島先生と植草さんは、それぞれ次のように、竹中氏を評しています。



副島 要するに特定勢力の利益のための代弁者である。
植草 竹中氏は、純粋理論、あるいは正義や校正などの普遍的価値に基づいて発信していないと思います。必ずスポンサーがいて、スポンサーの利益になる意見を発しているのではないでしょうか。
(前掲書p161)



強い者への利益誘導なんて、サイテー!
こんなの大嫌い!

久しぶりにエキサイトしてしまいました。
ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月11日

私の嫌いな人

みなさん、こんばんは。

いよいよ春本番。
昨日、今日と暖かい日が続きました。

で、私の場合、憂鬱本番。
花粉症と毎年つきあうので、慣れっこですが。
今年の宮古地方は、例年より遅く、だいたい3月中頃から始まりました。
外に出る時には、ちゃんとマスクをすれば、症状は軽くて済みます。
沖合いで操業中のときは、しかたなく、マスクをはずしますが、入港して水揚する時は、やっぱりマスクをします。
宮古イサダ船団の船頭では、私だけがマスクをしています。
みんなにバカにされますが、そこで私は負けません!
「流行に敏感なんだ」(笑)。
新型インフルエンザの時も、同じセリフを吐いていました(笑)。

さて、「たちあがれ日本」の結成記者会見で、いつも威張っている石原慎太郎知事が、またまた唾を飛ばしながら、何か語っています。

http://www.asahi.com/politics/update/0410/TKY201004100262.html(「asahi.com」)

私は、この記者会見を偶然見てしまったので、やっぱりこの人はダメだなあ、と改めて感じました。
石原氏の「30、40、50代で我々と同じようにこの国を憂える人間がどれだけいるんだ。」というセリフには、うんざりします。
こういう見方しかできない人なんですね。
まるで、「自分たちしか、日本のことを真剣に考えていない」とでも、言っているようなもの。
「30、40、50代」で、日本のことを考えている人は、いっぱいいますよ。
副島先生のところのお弟子さんも、たくさん育っていますから、そのメンバーだけでも、「たちあがれ日本」程度の政党は、10個ぐらいできるんじゃないでしょうか。
石原氏たち自民党組が、アメリカの言いなりになって、今の日本を作ったのですから、「今さら、何を?」と言いたくもなります。
しかも、「打倒民主党」ですか。
私なら、民主党の対立軸として、新自由党でも結成します(自由党は小沢一郎氏がやっていたから、“新”をつける)。
そのほうが、非常にわかりやすい。

石原氏は、民族主義者なんだから、「日本民族党」でも結成すればいいのに。
誰も、賛同しないと思いますが。

私は、この人、大嫌い!

ではでは〜。
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2009年10月10日

岩手日報にも責任があるかも

明日は、わが高浜地区のお祭りで、今日は、その前夜祭、とはいうものの、はっきり言えば、よみや(漢字がわからないけれど、日本語は“漢”字を使わなくてもいい)。
午後からは、うまいものの調達やその調理をしなければならないので、今のうちに書きます。



さて、おまわりさんたちの不正が、わが岩手では話のタネになっています。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091009_3(「岩手日報」)

記事中には、「職員による私的流用の有無は明らかにしなかった。」とありますが、正直に言えばいいのにねえ。

さて、「おまわりさんたちの罪」で書いた松橋忠光さんのことを、私は、今から12年前(私が33歳の時。若いですなあ)、岩手日報の日報論壇に投稿しようと原稿を送りましたが、ボツにされました。
今読めば、ヘタクソだなあ、と思わすにいられませんが、それでも、内容は、そんなに悪くない。
当時は、今みたいに電子メールなんてもので送ることができませんでしたら、原稿用紙を買って、それに書いて送りました。
そのコピーを転載!



 「わが罪はつねにわが前にあり」という本をご存知であろうか。元警視監松橋忠光氏の著書で、警察内部の問題を指摘し、未来の警察庁長官へあてた手紙でもある。中でも最大の問題点は二重帳簿方式による裏ガネ作りが巧妙に行われていることであり、それを「活動費」と称して分配し、互いの口封じの役割も兼ねているとしている。さらにこの裏ガネは「運営費」「協力費」などの名目で幹部に配られており、その中の一部が幹部警察官の転勤の際の餞別にあてられているという。
 この本が刊行されたのは1984年であり、今年の1月には「おまわりさんは税金トロボウ」というやはり警察の裏ガネを指摘した本が発売された。内容は裏ガネ疑惑を実際に裁判に持ち込み、警察が全面降伏した事実が書かれており、さらにその前段階の監査請求においての門前払いから監査委員が「不正を隠す防波堤」であると実証している。松橋氏の告発本から14年たった今も、警察の内部は反省なしに延々と不正が続いているのである。最近では熊本県警の裏ガネ事件が記憶に新しい。これらの警察体質は警察天下り先の日本交通管制技術の脱税事件をも生むことになる。
 本県の県警では不正のないことを願うが、残念ながら松橋氏の指摘では裏ガネ作りは中央から都道府県にわたる全警察組織において行われているという。そして警察は捜査のプロであると同時に反面教師的に隠匿のプロだともいう。
 全国で情報公開が進み、本県でも情報公開条例での公開対象が大幅に広げられる。目玉はわが国初の警察の情報公開である。どの程度公開できるのか詳細はわからないが、特に公金部分はすべて公開してほしい。よくプライバシーを理由に公開できないというが、裏ガネ作りに利用された人にとっては警察の不正の片棒を担がされたのと同様で、気分が悪いはずである。
 松橋氏は著書で警察のあるべき姿を論じており、それは警察法第1条、第2条の規定どおりの警察であるとしている。第3条ですべての警察職員はある宣誓書を提出することになっているという。第1条、第2条は興味のある方は調べて頂きたい。第3条の宣誓書の内容は次のとおりである。「私は、日本国憲法及び法律を忠実に擁護し、警察職務に優先してその規律に従うべきことを要求する団体又は組織に加入せず、何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、何ものをも憎まず、良心のみに従い、不偏不党且つ公平中立に警察職務の遂行に当ることを固く誓います」。何か感動を覚える文章である。警察官は本来、崇高な職業であり、これは宣誓書の内容からもわかることであり、小学生の希望職業の上位に警察官が入っていることもうなずける。私たちが警察の不正を糾弾しなければならないことは何と悲しいことだろう。



私の投稿をボツにした岩手日報の論説委員は、「わが罪はつねにわが前にあり」を読んでみたのでしょうか。
私の文章が、当時、かなり未熟だったのは、認めます。
しかし、内容を読んで、松橋忠光さんの本を読んでみようという気持ちが起こったのか、起こらなかったのか。
もし、岩手日報紙が、警察会計に対し、ある程度の疑義を呈し、その結果、県議会で取り上げたならば、今、報道にあるような「職員による私的流用」の可能性は、なかったかもしれません。
あ〜、もったいない。

「岩手日報」さん、しっかりしてくださいよ。
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2009年05月06日

メモ 19

なぜ、外資の銀行に公的資金が必要なのか?
それも、公的資金をつぎ込んで、外資に“提供”した銀行に!

http://www.mail-journal.com/20090506.htm(「週刊メールジャーナル
これで、国税を徴収できるのか?
これで、国税払う人、誰かいるのか?
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2009年03月22日

おまわりさんたちの罪

おまわりさんたち!
いいかげんにしなさい!

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090322_3(「岩手日報 Web News」)

ケイサツの不正経理のニュースですが、これに比べれば、県の補助金流用は、かわいいもの。
むしろ、補助金という制度自体に問題。
不正といえば、確かに不正。
しかし、その不正は、苦しい県の台所事情を考えてのこと。
流用した職員たちに、罪はないと私は思います。

それよりも、ケイサツの不正経理は、今に始まったことではありません。
何と、これも30年以上も前に告発している人がいます。
その人は、松橋忠光さん。
「わが罪はつねにわが前にあり」という題名からもわかるとおり、自身もその不正経理に手を染めていたことを彼は書いているのです。
この本は、本当は、大きな大きな社会問題になる可能性を秘めていたのですが、黙殺されました。
みなさん、知ってました?
ケイサツの裏金作り。
この本の初出は、1984年!
私が持っているのは文庫化されたもので、それでも1994年版。

もう35年も経っています!

黙殺してきたマスコミの罪は、ちょっと大きいですよ。

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2009年02月14日

イイカゲンにしなさい!

セクハラ!?」で、苦情の電話をした宮古市民をバカ扱いしましたが、マージャンバカ職員とマージャンバカ市議が加わりました。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090213_14

このマージャンバカ市議は誰だろう?

みんなで協力して、ちゃんと、雪かきをしなさい!
posted by T.Sasaki at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする