こんばんは。
「
なかなか手に入りにくい」本である「私たちは売りたくない!」が届いた。
Amazonのカスタマーレビューでは、ほぼ高評価である。
私は本を購入する時、下位のレビューもよく参考にするのだが、この中には悪意を持って書いている人もいる。
それを見抜く力も必要となる。
しかし、この本の下位レビューは、そうではなく、情報が詰まっている。
「
定価はおそらく電子書籍版の方に近いのだと思うが、ソフトカバー版の価格が4000円台・・・?出たばかりの本なのに。
X(旧Twitter)での話の中では、書店に入っても『製薬会社の方』が入荷分を買い占めている、という噂も聞こえてきたが。
つまりは、そうゆう事なのだろうか。」
(
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2XVISWW2VHMC4/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4910818200)
第1刷が先月(9月)26日で、私が手に入れたのが、すでに第3刷目で、10月22日発行となっている。
今日の日付が、10月14日であるのが不思議。
本当は、22日に書店に並ぶはずが、予約先行で手元に届いた、ということか。
売れている、というより、買い占めて、一般人に見せたくない、という手法は、昔(今もそうかもしれないが)、創価学会が批判本に対してよく使った手口だ。
この本は、Meiji Seika ファルマの社員の目線で書かれたものである。
したがって、アジュバントなどの専門的な記載はなく、学問的なことに関することには、厳密なものではないかもしれない。
しかし、販売する側にも知識があり、事実、チームKの人たちは、自らをMRとしている。
MRとは、Medical Representatives の略であり、医療情報担当者というようだ。
だから、「ワクチンは、どうあるべきか」ということに関しては、プロである。
その彼らから見ても、新型コロナワクチンに関しては、異常だった。
まずは、開発から実際の予防接種までの時間が、異常なまでに短い。
最低10年はかかるのである。
(※1)ワクチンが人体に及ぼす効果や有害事象は、理論通りにいくわけではなく、したがって、長期にわたる動物実験や治験が必要となる。
長期という時間を省いて接種に至ったため、不幸な死やいろいろな病気が発生したのは、周知のことでだ。
その推進者として、河野太郎衆議院議員が代表的な人物である。
(※2)彼の流した「長期的な安全性について特段の不安があるということはありません」というデマのおかげで、犠牲者はたくさん出た。
異常なほど短期的な動物実験や治験しかやっていないから、長期的な安全性は担保されていない。
こんな政治的な発信を、よくも恥ずかしくなくやるものだ。
製薬会社のほうも、デマの発信では負けていない。
インフルエンザワクチンで、ワクチンの有効性は4割から6割と言われる。
それが、新型コロナワクチンの有効性は95%であり、驚異的である。
(※3)しかも、ワクチンの有効期限に至っては、倍以上に延期できる
(※4)そのうち、どのワクチンや医薬品でも、有効期限は倍以上になるかもしれない。
抗原量の管理でも、過去のワクチンでは厳格なものであったが、新型コロナワクチンにおいては、設計上の理由により、いいかげんなものになっている。
(※5)そもそもmRNAワクチンは、以前から開発されようとしてはいたが、動物実験の段階で挫折している。
(※6)IgG4抗体の誘導が起きてしまう、ということも、ワクチンの失敗を意味する。
(※7)ワクチン接種による健康被害は、現在のところ、LNPと呼ばれる脂質ナノ粒子によるものが疑われ
(※8)、また、スパイクタンパクそのものの毒性も疑われている
(※9)。
さらに、mRNAの入った細胞は、本来備わっている免疫システムから異物とみなされ、攻撃される。
自己免疫疾患の原因ともなる。
(※10)日本で認可されたレプリコンワクチンは、世界では、まだ使われていない。
このワクチンは、体内でmRNAを増殖させ、より多くのスパイクタンパクを作りだす。
治験期間は、既存のmRNAワクチン同様、非常に短く、日本は世界初の人体実験場となる。
mRNAワクチンの健康被害でさえ、ロクな調査は行われておらず、今後も行われるかどうかも怪しい。
ワクチンを打って、長期間の不調に陥っても、その辺の医者たちは助けてくれないのが現実である。
たらいまわしの話は、何度も聞いた。
こういう状況で、Meiji Seika ファルマの「コスタイベ」の副作用が、ファイザー製のmRNAワクチンよりも、若干強いという。
これでは、ワクチンによる健康被害が発生しない可能性は、限りなくゼロではないか。
Amazonのレビューには、非常に気になる記述があった。
「
レプに関して、1万で治験に参加した人が死んだ上、その身内も不正出血やらで大変という話があるけど、その件は内緒かな?」
(
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4910818200/ref=acr_dpx_hist_1?ie=UTF8&filterByStar=one_star&reviewerType=all_reviews#reviews-filter-bar)
たった1万円で治験に参加し、亡くなってしまうのは、何と割に合わないことか!
一方、Meiji Seika ファルマの小林社長は、自信満々である。
なぜ、mRNAの健康被害が多いのか、その機序を明らかにしてから、安全宣言してほしいものである。
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=77254(「
ミクスOnline」)
厚労省や小林社長よりも、一般人のほうがマトモである。
「私たちは売りたくない!」を「チームK」が書く動機となった影山晃大さんの死。
彼には、双子の妹がいて、当時関わった警察や医師たちは、彼女の2回目のワクチン接種に反対した。(※11)
だれもが、直感的に反対したのだろう。
mRNAワクチンの接種で、2回目、3回目で、副作用が強く、その後の接種を止めた人たちがたくさんいる。
自分の体に聞くのが最も間違いなく、「これは危ない」と感じたら、その医薬品は信用しないことが肝要だ。
ちなみに、医者の方のブログにも、IgG4抗体が、感染症免疫の低下やがん免疫低下をもたらすメカニズムが書かれていて、ワクチンを打つかどうかの判断は、自分で考えるしかない、としている。
「
コロナワクチンに対する異論を簡単に『反ワク』などとレッテル付けして排除するようなレベルの低知能者は医療を語る資格はありません。」なそうだ。
https://blog.goo.ne.jp/rakitarou/e/554a617d81d947efd062ece826380b28(「
rakitarouのきままな日常」)
追記の関連リンク
軍事産業としての医薬品メーカー(※1)
ファイザー社やモデルナ社のコロナワクチンの登場で驚かされたことは、何と言っても圧倒的な「開発スピード」です。
「ワクチン開発には、最低でも10年かかる」、これは業界の常識です。なぜ、それほど長い期間が必要なのでしょう?
ワクチンが世に出回るまでには様々な段階があります。
まず、基礎研究として、ワクチンに必要な物質(細菌やウィルスなど)探すだけでも2〜3年、そして動物を使った非臨床試験(マウスなどの齧歯目、その後は犬などの哺乳類、そしてサルなどの霊長類)に3〜5年、次いで実際に人間で試験する臨床試験(治験)に3〜7年、申請承認に1〜2年かかるといった具合です。
開発段階で最も時間がかかるのが「臨床試験」です。実際に人で試すわけですから、人を集めるだけでも大変な仕事になります。もちろん費用も莫大なものになります。
繰り返しになりますが、医薬品は、特定の症状のある病人に特定の効果をもたらす薬剤を選択的に打つことによって、不健康な状態からの改善を目指すわけですが、ワクチンは、医薬品とは違って「健康な人間に大量に打つ」性質のものです。
こうした前提があり、とりわけ高い安全性が求められるため、特に臨床試験が重要になります。当然、短期的な副反応のみならず、長期的な副反応も(遺伝的な影響を調査する必要もあるので、数世代にわたる生殖の検証も含めて)しっかり見ていく必要があります。
(「私たちは売りたくない!」p83)
(※2)
医薬品であれ、ワクチンであれ、その作用機序、仕組み、メカニズムが理論的に安全なはずだからといって、それだけで承認されるわけではないのです。
「長期的に安全である」と認められるためには「長期的な臨床試験を実施して特に問題がなかった」つまり「ある程度、まとまった数の人間に対して、実際に薬品やワクチンを使用して数年間も事故が起きなかった」という結果が、まず必要なのです。
今回のコロナワクチン開発においても、1年を超える臨床試験は実施されていないので「1年以上の長期的安全性については全く何が起きるかわからない」という前提であるのを承知で見切り発車したとしか言いようがありません。
しかし、2021年6月、時の河野太郎コロナワクチン推進大臣は、ブログで以下のように「【長期的な安全性はわからない】という主張はデマだ」として情報発信をしています。
・mRNAは半日から数日で分解され、ワクチンにより作られるスパイク蛋白も約2週間以内でほとんどがなくなります。
・mRNAは半日から数日で分解され、ワクチンにより作られるスパイク蛋白も約2週間以内でほとんどがなくなります。
・MRNAワクチンが遺伝子に組み込まれることはありません。
・mRNAワクチンでもアナフィラキシーショックが起きることがありますが、症状が出るのは接種してから2日以内に限られます。
・これまでのワクチンでも、ほとんどの副反応が6-8週間以内に起きることが知られています。
・以上のことから、コロナワクチンの長期的な安全性について特段の不安があるということはありません。
(参考:ワクチンデマについて/衆議院議員 河野太郎公式サイト(taro.org)
このワクチン推進大臣の発信は、我々製薬会社の人間にとっては、信じられないほどの驚きでした。
・mRNAは、半日から数日で分解される
・ワクチンにより作られるスパイクタンパクも、約2週間以内にほとんどなくなる
ファイザー社やモデルナ社のmRNAワクチンは、このように設計されているから安全なのだ、と説明されてきました。しかし、それは理論的な設計思想であって、確実なエビデンスもなく、一度も人間で実証されたことはなかったのです。にもかかわらず、「長期的な安全性について特段の不安があるということはありません」と結論を出し、全国民に伝えてしまっていたのです。
もし、このような考え方で医薬品やワクチンを市場に出していいということになれば、我々製薬企業は、安全性を何重にもわたって慎重に確認するために、わざわざ膨大な費用と長い年月をかけて実施する長期的な臨床試験の必要などないということになります。
「作用メカニズム的にこの医薬品は安全です」とわかるような資料を提出しさえすれば、それでいいということになります。
(前掲書p86)
(※3)
初期型コロナワクチンの有効性が、ファイザー社で「95%」、モデルナ社で「94%」という驚愕の数値が毎日のように新聞・テレビなどの大手メディアを通じて宣伝されました。
この数字は、まさに我々の業界からすれば腰が抜けるほどの「常識外」でした。
というのも、インフルエンザワクチンでは有効性が4割〜6割と言われてきたのです。
(前掲書p89)
(※4)
通常、医薬品やワクチンは、よほどのことがない限り「有効期限」は延ばせません。
どのメーカーのどの医薬品であっても、有効期限内に使うのが常識ですし、有効期限内に使わなかった場合は「返品」か「廃棄」が絶対条件です。
我々メーカーの立場から言えば、返品されれば売上が減ってしまうので、有効期限を延ばして使ってほしいわけですが、もちろん、そんなことは絶対にできません。
食品の賞味期限や消費期限どころの話ではなく、医薬品やワクチンの使用期限に関しては、極めて厳格にそれは適用されてきました。
しかし、今回のコロナワクチンは、不思議なことに有効期限の延長が何度もされました。
2021年9月10日 6ヵ月➡9ヵ月
2022年4月22日 9ヵ月➡12ヵ月
2022年8月19日 12ヵ月➡15ヵ月
我々の常識からすると、あり得ないほど容易に変更されて、皆、本当に驚いたものです。
(前掲書p116)
(※5)
本来、ワクチンの抗原量にはとても厳格な基準があります。
(中略)
mRNAタイプのワクチンには「抗原量の基準」など存在しないのです。全身でどれほどスパイクタンパクが作られているかなど、「動的なものであり」、「一人ひとり免疫系の対応が違う」わけですから、生体内では全く調べようがありません。
このように、「抗原量」について注目してみると、従来型のワクチンは厳しく基準が設けられていて、少しでも基準外となれば自主回収となるのに対し、mRNAワクチンではなぜかそこが全く不問にされている。これは、業界の人間としては全く理解できません。
(前掲書p151)
(※6)
自分の細胞に「抗原を作り出す」という働きをさせるために「メッセンジャーRNA」という「遺伝情報」を細胞に送り込むことでそれが可能になるはずだというのがmRNAワクチンの設計思想なのです。
この発想は数十年前から存在していたのですが、人間用のmRNAワクチンが作られ、実用化されることはありませんでした。
なぜかというと、動物実験の段階で失敗し、頻回接種すると全ての動物が死んでしまうため、人間による治験まで進めず、開発が足踏みしていたからです。
(前掲書p138)
(※7)
IgG4抗体というのは、免疫に関わる抗体(タンパク)ですが、免疫抑制に関与していて、これが誘導されたらワクチン開発は失敗というのが常識です。
コロナアクチンを世界で最も頻回接種した日本において、この2年ほど激増している「帯状疱疹」や「ターボ癌(予兆なく、急激に進行する癌)」といった疾患は、おそらくこの免疫抑制の結果として表れているのだろうと考えられています。
(前掲書p150)
(※8)
mRNAをLNPと呼ばれる脂質でくるむことによって安定性の向上を図ったのです。またこの脂質は、細胞内に届けやすくする性質も持ち合わせています。非常に不安定であるmRNAは、LNPに囲われているからこそ、安定して細胞内に入り込むことができるわけですが、このLNPの脂質自体が全身の器官で炎症を引き起こすことも懸念されています。
公益財団法人東京都医学総合研究所(TMiMS)では「LNPを使用しないmRNAに取り組んでいますが、その中で、次のような指摘がされています。
「現在使われっているmRNAワクチンは脂質性ナノ粒子(LNP)などの殻でくるまれて投与されているが、そのLNPが副次的有害事象を発生させている可能性が高い」
(参照:https://www.igakuken.or.jp/topics/2024/0403.html)
(中略)
人間の脳は、血液脳関門という毛細血管の特殊な関所のような器官によって厳重に守られていて、脳に必要な物質のみを血液中から選択的に脳に届け、不要物質を血液中に排出する仕組みがあるのですが、LNPに包まれていることにyって、この関門を通過してしまい、脳内にコロナワクチンのRNAが侵入するケースがあることが明らかになっています。
他のワクチンでは見られないほどの発熱や頭痛、そして脳梗塞や脳出血がなぜmRNA
ワクチンで多いのか、その理由としてLNPが大いに関係しているとも考えられています。
(前掲書p145)
(※9)
2021年の早い段階で、最も医学研究で権威があると言われるアメリカのソーク研究所に勤める研究者から「スパイクタンパクそのものに毒性がある」と指摘され、2024年4月には、高知大学の佐野栄紀特任教授らが「スパイクタンパクそのものが長期の皮膚障害に関与する可能性」という論文を提出しています。
(参照:https://www.kochi-u.ac.jp/information/20240900029/)
(中略)
スパイクタンパクは、全身であらゆる炎症を引き起こしますが、ことに血管内で様々な悪さをし、いたるところで血栓を生じさせていることがすでに明らかになっています。肺炎を始めとする呼吸器症状も、血栓が引き金になっていたことがわかってきましたし、脳では脳梗塞や脳出血、心臓では心筋炎、心膜炎、他にも神経系、皮膚症状など、全身で障害を起こしていたのです。
(前掲書p147)
(※10)
コロナワクチンの場合、筋肉注射による接種によって、体内に入ったワクチンは、各細胞にmRNAを送り込みます。細胞に入ったmRNAは、細胞に命じて「スパイクタンパク」を作らせます。つまり、細胞内に取り込まれたmRNAが、各細胞に対して「スパイクタンパクを製造せよ」と命令を出すわけです。
その結果、スパイクタンパクを作る自分の細胞自体が、自分自身の免疫から「ウィルスに感染した細胞」と見なされて攻撃される可能性があるのです。
人間の体内に備わっている免疫システムが、「この細胞はウィルスに感染している」と判断した場合、免疫システムはその細胞を「外敵として」攻撃し始めるからです。
自分自身の免疫が、自分自身の細胞や組織を「外敵」とみなして攻撃する。これがいわゆる「自己免疫疾患」というもので、深刻かつ複雑な症状が引き起こされます。
それを示すかのように、予防接種健康被害救済制度では「ギランバレー症候群」「関節リウマチ」「自己免疫性溶血性貧血」「シェーグレン症候群」「自己免疫介在性脳炎・脳症」などの自己免疫疾患が次々と認定されている現実があります。
さらには、mRNAワクチンはそもそも「コンセプト(設計段階の)ミスであり、必然的に有害事象をたくさん引き起こす」という論文が、世界中でたくさん出ています。
人間の免疫というのは、スーパーシステムと言われるほどの複雑系であって、一人ひとり顔かたちが違うように、多様性に満ちたものです。しかも、一人の人間の内部でもどんどん「動的に」変容を遂げていくのです。同一の遺伝子配列を共有しているはずの一卵性双生児であっても、免疫系は全く違った反応を示します。
(前掲書p148)
レプリコンワクチン
弊社の小林社長は、すでにご紹介したように業界紙で、「レプリコンワクチン『コスタイベ』は、既存のコロナワクチンよりも極めて安全性が高い」と明言していますが、もし我々が担当する医師に「根拠となるデータはあるのか?」と質問されても、現段階ではその答えを持ち合わせていません。
審査報告書に記載されている公開データで、ARCT-154-JO1試験の安全性情報を見て生きましょう。
(参照:https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2024/detail/pdf/240205_01.pdf)
気になる点は、Meiji Seika ファルマの「コスタイベ」の発熱、悪寒、頭痛、倦怠感といった副反応の数値が、ファイザー社の「コミナティ」を上回っている点です。
発熱 :コスタイベ群 20.0% コミナティ群 18.6%
悪寒 :コスタイベ群 30.0% コミナティ群 25.2%
頭痛 :コスタイベ群 39.3% コミナティ群 30.6%
倦怠感 :コスタイベ群 44.8% コミナティ群 43.1%
(前掲書p164)
この治験結果では、投与後15日後のRNAの量を見ると、mRNAもsamRNAもともに0になっています。これは「約2週間経過すれば、筋肉内にRNAは残っていない」という結果を意味しています。
「体内で一時的に増幅しても約2週間経過するとRNAは残っていません。つまりずっと増幅し続けるわけではない」というデータになります。
これは設計上、レプリコンワクチンに自己増殖を止めるブレーキが組み込まれているわけではなく、繰り返しになりますが、免疫の仕組みとして、細胞にはもともと、細胞内で増幅するmRNAを「異物」と見なして排除しようとする働きがあります。
短期的には自己免疫がmRNAを壊す働きよりも自己増殖する量が多いから、一定期間mRNAが増幅するけれど、時間経過とともに今度はmRNAを壊そうとする働きのほうが上回り、しだいにmRNAの量が減っていくものと考えられています。
しかし、問題はこのデータはあくまで「マウス」を使った薬物動態試験にすぎないということです。齧歯目ではこうしたデータが取れたけれども、実際に多くの人間に接種して大丈夫なのかが証明されているわけではなく、不安は拭えません。
なぜか?全く同じことが、従来型のコロナワクチンでも言われてきたからです。
コロナワクチンが出ていた当初、「mRNAはすぐに分解され、スパイクタンパクも2週間以内でほとんどなくなる。だから心配ない」と言われていました。しかし、実際はどうでしょう?現実に、スパイクタンパクが長期間体内に残っていること、2週間どころか接種後1年くらい経って皮疹の患部で発見されてるなど、製造者かっらのアナウンスとはまるで違う異常な事例が次々報告されています。
こうした事態を避けるために、人での長期臨床試験というのが必ず必要になるのです。「メカニズム的に安全だから」「マウスの体内動態データで問題ないから」という根拠だけで何百万、何千万という健康な人間に打っていいわけがありません。
繰り返しますが、ワクチン開発に最低10年かかるという、その慎重なスタンスこそがこれまでの医療常識、開発常識だったはずです。一体、その姿勢はどこにいってしまったのでしょうか?
自己増殖をストップする指示がない遺伝子情報をワクチンとして体内に入れて、無限に増幅するのではないかという不安に対して、しっかり払拭できる科学的根拠は、まだ存在しないということです。
(前掲書p168)
(※11)
実は、彼には双子の妹がいます。
娘も、それまでにコロナワクチンを1回接種していました。しかし、晃大が亡くなった時に担当していた郡山警察の刑事の方が、「妹さんは双子で同じDNAを持っておられるし、2回目は慎重になさったほうが良いのではないですか?医師に相談されたほうが良いですよ」と忠告してくださったのです。
相談した医師からも「止めておきましょう」と言われ、娘はコロナワクチンを2回目以降は接種していません。
(前掲書p231)