こんばんは。
法律のことばっかり書いていると疲れるので、ちょっと「もぐもぐタイム」。
取引先からもらったカレンダーに、次のように書いてあった。
忙しさは美徳ではない
心を亡くすと文字が教えている私は性格が悪いので、このことをいとこに当てつけて言ったら、「自分のことじゃないの?」と切り返され、「心を亡くすと書く字なら、忘れるもあるでしょ」と教えられた。
つまり、ボケが進むのも、心を亡くすということなのか。
そんな私は、ご存知の出来事で、時間的に体力的に余裕がある。
したがって、いろいろと考えている。
今日の夕方のニュースでは、近畿財務局職員の自殺が報じられ、国税庁長官が辞任した。
自殺がなかったら、辞任しなかったのか?
真実はどこにあるのかわからないが、自分の落ち度は潔く認めれば、事態は複雑にならず、辞任や退職はあっても、自殺までいくこともなかったのではないか。
もし、私も、自分のやったことを「違う」と言い張っていれば、それを取り繕うために、いろいろなことを複雑に考えなければならず、仕事もできなっただろう。
先のことも考える余裕もなくなる。
ご飯を食べても、美味しくない。
日本人には、せっかく武士道というのがあるのだから、潔く生きていけばいいと思う。
精神的に余裕があれば、心が大きくなるし、行動も広がる。
自分で楽しみながらご飯を作り、酒を飲む。
これが最高。
私の場合、酒がなくなれば飲まない。
何かで頂いた酒は、なくなるまで毎日飲むが、買ってまで飲む気にはなれない。
スーパーに買いものに行ったついでに、ご褒美に缶チューハイを1缶買う程度である(ケチ!)
私は、先の冬季オリンピックで、小平選手の心の大きさに感心させられた。
敗者に対する気配りは、銀メダルの韓国選手に学んだものだと、小平選手は言っていた。
あの写真は非常に美しいと思う。
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/photos/180226/pye1802260020-p1.html(「
産経ニュース」)
しかし、ほかの感動物語は、私がひねくれ者のせいか、あまり感心しない。
以前、このブログでも書いたが、現在のオリンピックはテレビあってものであり、NHKでさえ、視聴者に感動を与えるように、編集し放送している。
オリンピック選手の努力は並み大抵ではないのはわかるが、一般人でも、並み大抵ではない努力をしている人もいるのだ。
活躍したオリンピック選手たちには光があたり、いろいろなご褒美もちゃんとくる。
しかし、一般人は、友だちや親類などそれを見ている人しか知らない。
「元気を与えたい」とか、よく聞く言葉だが、日本の金メダルの数が多くなったからといって、私たちの生活が良くなるわけではない。
オリンピック選手やスポーツ選手の活躍はショーであり、娯楽なのだ。
酒の肴なのだ。
私は、むしろ、友だちや知り合いの頑張っている姿や成功した話のほうが、ずっと楽しい。
そして、その相手と酒も飲める(笑)。
話は脱線したが、小平選手の行動は、私的には、国民栄誉賞ものだ。
しかし、金二つや金銀銅をとったスケート選手がいるなかで、金と銀の選手に国民栄誉賞を与えたら、喧嘩のもと。
だから、きっと彼女は、一生もらえないだろう。
でも、私は与えたい。
私も失敗した人に、「尊敬しています」とは言わないまでも、「いろいろと教えられました」程度のことを言える人間になりたい。
posted by T.Sasaki at 20:51|
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