日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2021年08月24日

官僚たちの退職金没収

みたび、こんばんは。

私はいつも思うのだが、明らかに失敗した計画を推進した官僚たちの退職金を、すべて没収すべきだと。
彼らは、失敗しても、国民の選んだ政治家のせいにして、最終的に「政治家を選んだのは、あなたたちでしょ」と言って、自分たちの責任を回避する。
特に、原子力事業などは、長期間にわたることから、責任に所在がはっきりしない。
だから、退職金なのである。

退職金の没収でもしない限り、官僚たちは、責任回避しながら、突き進む。
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2021年03月29日

金融経済のカネで不幸を救え!

みたび、こんにちは。

統計学を知らない人の株取引は、カモにされる」に貼ったリンクの中で、「金融経済は、実体経済の10倍」というのがある。
これを書いた時点では、新型コロナ騒動で、金融経済も危うくなりそうだったが、実体経済と切り離されて成長する金融経済には、世の中が困ろうとも、カネは動く、という性質がある。
考えてみれば、10倍もの規模なのだから、最初から実体経済と乖離している、と考えたほういい。
こうなると、実体経済と金融経済の使用通貨を別にしたほうがいいのではないか、と思うのだが、これを逆手にとって、金融経済で生み出されたカネを、世の中の不幸に注ぎ込む、ということを考えてみてはどうか、と思う。

たとえば、新型コロナが非常に危険で(私はそうは思っていないが)、自粛強制を行なうようになり、その被害者救済のために、金融経済のカネを使う。
あるいは、感染症専門病院をたくさん作る、とか。
実体経済と金融経済が同じ通貨でリンクされているのだから、それくらい政府は考えてみるべきである。

と思っていたら、「紙の爆弾」で同じようなことを書いている人がいた。
広岡裕児さんという方であり、その部分を引いておく。
菅総理大臣は、実体経済と金融経済を同じだと考えているようだから、たぶん、実体経済の景気はよくならないだろう。

〈ちなみに菅総理室には日経の株価パネルがあるのです。つまり菅さんは国民の暮らしなんてそっちのけで、株価を見ながら仕事をしているんです。ホントにおぞましい話です〉
 元内閣府参与の藤井聡京都大学大学院教授はツイッターでこう明かしている。株価をいくら見ても実体経済のことはわからない。さらに悪い事に、株価政治は株式市場に上場していない企業を無視する。
 最後に一つ。日本の株式取引高は一日30兆円である。台湾のように0.3%の証券取引税をかけたとすると、900億円、300日で27兆円である。このほかに、先物などの取引もあるので、40兆円近い税収になる。他のデリバティブ商品もある。
 実体経済では、取引をすれば消費税として10%とられている。1年か2年だけ特別に証券取引に課税して、新型コロナの補償や医療充実にあててはどうであろうか。コロナ対策費の回収のための増税や財政赤字の増加もなくなり経済が活性化するので、これぐらいの出費はすぐ取り返せる。誰も損をしない。
(「紙の爆弾」2021年3月号p53)

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2020年04月24日

感染症が人口密度を変える

こんばんは。

「SARS corona virus 2」のニュースばっかりで、嫌でも考えてしまう。
医療崩壊が予想され、そして、今朝のニュースでは、スーパー崩壊なのだそうだ。
小池都知事は、「買い物は3日に1回にしなさい」と言っているが、毎日行く暇人はいるのか?
世の中、いろいろな人がいるものだ。

感染者が増加ばかりしているから、医療崩壊は、確実に始まるだろう。
重症患者も、いずれ病院で診てもらえなくなる。
こうなると、本当に、適者生存、ダーウィンの世界である。
「SARS corona virus 2」に対し、強力な対抗力のある人が生き残る、ということだ。

と書くと、世も末と思ってしまうが、そんなことはない。
感染者でも死に至るのは、圧倒的に60代以上が多い。
50代以下で、たったの0.6%。
現在(4月19日)の実数にして、死者171人中、13人。
感染者10608人中の13人。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/#infection-status(「NHK」)

ニューヨーク州の抗体検査では、14%の住民が「SARS corona virus 2」の抗体を持っている。
すなわち、PCR検査した感染者の10倍いる、ということである。
これは、感染力は強いが、致死率は低い、ということではないだろうか。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200424/k10012403011000.html(「NHK」)

ところが、稀に若い人が亡くなると、大ニュースとなる。
「お年寄りばかりではない」ということを強調する。
何が何だかわからなくなってきた。

そんな中、スウェーデンという国が、別の方向へ進んでいる。
封じ込めるのではなく、ウイルスとの共存だ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042300702&g=int(「時事ドットコム」)

新型ウイルスには、ある程度の犠牲者はしかたがない、という考えであり、これこそ、「適者生存」の考えに近い。
ウイルス封じ込めで、何ヶ月も何年も生産活動を止めてしまうと、逆に人間を養うだけのモノがなくなり、モノの奪い合いが少なからず起こる。
そのモノが食べ物だと深刻だ。

岩手は、人口密度が小さいためか、まだ感染者がゼロである。
また、東北6県、特に、北東北3県は、新規感染者が非常に少ない。
やはり、人口密度が小さい、ということは、感染症には強いことを意味しているのではないか。
これを日本の国として、どう考えるのか。
生産活動に関して、都会に集中することはメリットが大きいが、こういう災難になった時、被害は、話にならないくらい大きい。
地方への産業分散は、必要なことになるだろう。
もし、自動車の需要が途絶えないならば、そして、部品の供給が続くならば、岩手のトヨタ工場はストップしない。
そういうことなのだ。

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2020年03月31日

世界同時デフォルトという大風呂敷

こんばんは。

いさだ大不漁で、悪天候予想から、明日は休漁。
たぶん、明後日も休漁予定。
もう、デフォルト(債務不履行)になるかもしれない。
というのは、大袈裟だが、漁船経営が大変なのは確か。
それに追い討ちをかけるように、コロナ騒ぎ。

世界各国では、コロナ対策で莫大な財政支出をやるらしい。
困っている企業を助けるために。
例えば、日本でいえば、トヨタに代表される自動車産業。
今の状況で、「新車を買う」という人は、少ないだろう。
極端にいえば「外に出るな」という指令を出す事態になっている中、誰が車を買うだろう。
もう、食品などの本当の生活必需品しか、モノは売れない。
あと、やっていけるのは、公務員とネットワーク関係か。
それ以外の職種で生計を立てている人たちに対して、経済対策するには、現金給付しかなくなった。

各国の財政事情は、自転車操業状態だ。
特に、イタリア、スペインなど、元々、国家財政がよろしくない国を、コロナが直撃したものだから、それは大変だ。
加えて、「世界の警察官」をやめつつあるトランプ・アメリカでさえ、巨額の財政出動をするのだから、これはただ事ではない。

私は以前から、「民主政は財政破綻を繰り返す」と書いてきたが、コロナ騒動で、民衆を救うため、財政破綻は避けられないように思う。
この難局を脱出するためには、「世界同時デフォルト」しかない。
全世界の国で、同時に破産し、新通貨を発行する。
と、大風呂敷を広げてみた。

今年のいさだでは、乗組員を募集するにあたって、1ヶ月の最低保障30万円、歩合給は、船主5分、乗組員5分、という破格の条件を提示した。
もし、昨年やっていれば、乗組員には100万円、一昨年やっていれば、200万くらい当たる条件である。
「大風呂敷とは、このことだ」と指摘する人たちもいるかもしれないが、いさだ漁に限っていえば、ヒーローは、船主船頭ではなく、明らかに乗組員である。
ブリッジでふんぞり返っている船頭には理解できないだろうが、これは、10年以上も下積みをやって、それから船頭をやった私だから言えることではある。
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2020年01月20日

義援金の公平性

こんばんは、5度目。

歳末助け合い募金から」で書いた義援金辞退の話は、その通りにはいっていなかった。
年末に8000円も振り込まれていた。
年明けに市役所へ行って、文句を言ってきたが、事務処理が大変らしい。
同意文書が必要だから、「あとでやりましょう」ということだった。

たまたま3.11という大災害に遭った人たちは、義援金をもらっているが、災害の規模にかかわらず、個人個人にとっては、「災害に遭う」ということに、差はない。
3.11以外の、すべての被災者が、義援金をもらわないのは不公平である。
「この点が、不公平じゃないのか」と職員に言ったら、「言われみれば、その通りなんですけど・・・」。
ところが、大多数の感情は、大規模なほど、「義援金」を寄付するのである。
この辺のところを改善する何か制度を作るべきである。


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2019年12月10日

歳末助け合い募金から

こんばんは。

いただいた義援金のことは、「年金受給まで、あと10年か」で少し触れたが、総額について、みんなの興味のひくところだろう。
昨年暮れまでで、私で、合計148万円くらい。
近年は、小額のため、年末に振り込まれる。
まだ東日本大震災の義援金は募集されていて、おそらくは、また年末に振り込まれるだろう。
暇なので、他所からもらったカネの総額を計算したついでに、このようなことがわかった。
これを機会に、市役所に、「義援金はもう要りません」と電話で言った。
そして、台風19号の義援金として、1万円、市役所へ置いてきた。

先日、歳末助け合い募金の徴収で、担当の家をまわったりしたが、徴収するよりも、もらったほうがいいのではないか、と思える世帯もある。
その家は、私の家よりもまた山のほうにあるのだが、10月の台風大雨で、家から道路へ下りるコンクリートの階段が崩れ落ち、家の屋敷からも土砂が流れ落ちている。
そこのおばあさん(私の母と若い頃、一緒に仕事をしていたから、いつも泣きそうな顔で、私と話をする。こっちのほうも泣きそうになる)は、年金生活世帯であり、もし、家が崩れ落ちたら、もうどうにもならない、と心配していた。
大雨のときは、避難するそうである。
自治会の月当番の役割とはいえ、募金を徴収するのに気がひけた。

東日本大震災の被災者でも、ちゃんと生活できている人は、義援金は、すでに必要ないと思う。
私より収入の多い人は、たくさんいるだろう。
そういう人たちは、今一度、義援金の目的を考えてほしい。
義援金は、本当に困った人がもらうようにしたほうがいい。
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2019年09月23日

佐渡島は環境先進地

再び、こんにちは。

佐渡島では、レジ袋は、すべての店で有料である。
コンビニも例外ではない。
コンビニでの有料レジ袋は、私は初体験である。

両津港では、漁船に対し、ちゃんとゴミの回収を義務付けている。
ゴミ袋を買わせて、分別もやらせている。

一方、他の港は、そんなことは義務付けていない。
私は、地元のT丸の意見に従って、特に、プラゴミには神経を使っている。
プラゴミと紙ゴミは、燃やせるゴミの袋に入れて、市場へ渡す。
渡された人は、少し躊躇するようだが、それでも、引き受ける。
たいていは、箱屋さんが、産廃扱いで引き受ける。

ところが、岩内港はで、市場職員と少し、言い合いになった。
「ゴミを持ってきてもらっても困る」というのである。
私は、「じゃあ、海に捨ててこい、というのか?ほかの船は持ってこないのか?」と聞いたら、黙った。
それでも、氷屋さんが気を利かして、ゴミを引き受けた。

どこの地方市場でも、ゴミを回収することを義務付けるべきである。
慣れれば、大したことではない。

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2019年03月11日

ファミリーバリュー

こんばんは。

親が存命で高齢になってくると、介護のことを考えざるを得ない。
これは、だれでも同じであろう。
私の父は、まだ元気で、今でも大きな声で怒鳴ったりするが、やはり、一人にさせておくと、体力がなくなり、頭もボケ加減になる。
昨年、いか釣りで旅先から帰ってきたとき、特にそう思った。
今年は、いろいろと対策を練ってから、日本海へ行こうと思っている。
年寄りは、本人に体を動かすように促し、会話をしなければ大変なことになるようだ。

昨年の春、私は、老人養護施設の相談をしに、市役所を訪ねた。
特別養護老人ホームの待機年数は、3年から5年だそうである。
それで、私のような独身者は、親が寝たきりになってしまったら、特養が空くまで、仕事を休んで、おしめ交換をしなければならない。
市役所での結論は、そうなった。
すでに覚悟はできている。

親のおしめ交換をするのなら、やはり他人の親よりも自分の親のほうがやりやすい。
他界した私の母は、他人のおしめ交換をしたのだから立派だったと思う。
そこで一案、思いついた。

世の中、すべて家母長制にすべきである。
つまり、「嫁をもらう」ではなく、「婿をもらう」のを当然のようにする。
家父長制はダメだ。
男が外で働いてきて、女が家を守っている場合、女が親の世話をすることになる。
それよりは、どう考えても、婿をもらって、奥さんが自分の親のおしめを交換したほうがいいに決まっている。

ここでまた少し考えてみるが、今や、女のほうがいい仕事に就いて、男が家事をしている家庭もあるだろう。
この場合は逆で、女が嫁に入ったほうがいい。
そうすれば、男は、自分の親のおしめを交換できる。

共稼ぎの場合は、どう考えたらいいのだろう。
デイサービス、という福祉事業があるのだから、たぶん、どちらも自宅通勤ならば、やっていけるとは思うが、そういう環境にないから、私はわからない。

特養の待機期間を限りなく短くするような施策が最重要である。
そうでないと、私のような、介護で仕事をできない人間が増えてきては、社会福祉を賄う税収を失うことになるからである。
日本人には、誰もに、親を見捨てない性質が備わっているように思う。

3.11で被災した人々の中で、孤独死が問題となっている。
孤独死というものは、被災するしないにかかわらず、どこでも起こりうることだから、私は、こういう報道を過剰だと思う。
そもそも、孤独になる原因というのは、何らかの理由で、親族がその孤独を放置してしまったことにある。
私みたいに独身でも、親族はいるし、本当に身近な親族は、私の老後をみてくれるだろう(と思う。笑)
だから、孤独死の本質は、副島隆彦先生の「世界覇権国アメリカを動かす知識人たち」という本からになるが、「ファミリーバリュー family values」の無視にあるのだ。
これを政治家が語るようにならなければ、孤独死というのは減らないのである(日本では、ケータイプランでしか、この言葉が使われない。笑)。
家族や親族が、孤独死などの老後問題を、社会に頼らないで自分たちで引き受けるならば、それは、福祉への負担を減らすことになり、結果として減税となる。
こういうことを日本の保守政治家から、一言も聞いたことがない。
左翼系の人間というのは、弱者のために予算を引っ張ることしか考えないから、「ファミリーバリュー family values」などということに言及しようとしない(と挑発しておくが、本来、保守の主張すべきことを左翼系から提案することに意味があると思う。「保守よ、しっかりしろ!」とハッパをかけるのだ)。

3.11の震災記念日を「大切な人を想う日」という運動を、岩手日報紙がやっている。

https://www.iwate-np.co.jp/content/taisetunahito-omouhi/(「岩手日報」)

この基礎は、「ファミリーバリュー family values」にある。
「ファミリーバリュー family values」は、何も新しいものではなく、自然のものなのである。

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2018年08月08日

三陸鉄道を肯定的に考える人たちへ

こんにちは。

今年の暑さは、近年の暑さよりもさらにひどい。
どこの気温が高いか、というのは、気にしているわけではないので、よくわからないが、先月までいた新潟は、39度の日が2日はあったらしい。
私の船にはエアコンがないので、休日や日中は、とんでもない暑さの中で眠らなければならない。
外気が暑いとエンジンの熱も下がらない。

東北の場合、同じ緯度でも、日本海側と太平洋側とでは暑さが違う。
なぜかというと、水温が日本海側は高く、その分、暑い。
太平洋側は水温が低く、沖風、つまり、北風から東風だと、涼しいくらいだ。

これは、東北太平洋側の利点である。
とにかく、夏は過ごしやすい。
快適である、ということは、仕事の能率も上がる。
せっかく復興道路が完成すれば、どこへ行くにも短時間でできるようになる。
宮古から八戸でさえ、2時間を切るのではないか、と私は思っている。
宮古から気仙沼もそうだ。
盛岡は、1時間は無理でも、1時間20分くらいでなら行けると思う。

仕事の能率が上がるような快適な環境で、物流事情もよくなるのなら、それをアピールして企業誘致すべきである。
過ごしやすい快適な環境なら、もちろん、住環境もいいに決まっている。
各地で人口を増やす取り組みをしているくらいだから、三陸沿岸も、環境の良さをアピールすべきである。
今後、もっと日本が暑くなるならば、東北太平洋側、特に涼しいやませの吹く青森、岩手は、絶好の住環境となる(北国にしては、雪も少ない)。

夏場の涼しさをアピールして、企業と人を定着させることが、三陸鉄道の赤字を防ぐ唯一の手段のように思う。

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2018年08月06日

三陸鉄道は、どこへ行く

こんばんは。

出漁できる可能性があるのは明日のみで、あとは金曜日まで休み。
その明日も私には無理みたいなので、宮古へ一時帰宅。
ちょっと道具をトラックで八戸まで運ぶため。

家までは、JR八戸線、三陸鉄道北リアス線、県北バスを乗り継いで帰宅。
北リアス線では、イベント列車なのか、派手なカラーリングなので、思わず撮った。

キハ58ケンジ.jpg

キハ58ケンジ2.jpg

私はただボーっとしていたが、各駅で降りたりして、写真や動画を撮っていた乗客がけっこういた。
鉄道マニアでは、「キハ58ケンジ3両編成」というので知られれているのだろうか。

http://www.sanrikutetsudou.com/?p=10526(「三陸鉄道」)

JR八戸線と比べると、線路が原因なのか、車両が原因なのか、三陸鉄道は揺れる。
同じ三陸鉄道の線路でも、トンネル内は、比較的揺れないように感じた。
軌道修正をしているだろうが、外にある分、少しばかり歪みがあるのは、しかたがないのか。

夏休みのせいか、特に、三陸鉄道のほうは、珍しく乗客がいた。
ちょっと汚い格好だったので、座るのは遠慮して、連結部の入り口でずっと立っていた。
朝から帰港まで、ブリッジ内でずっと立ちっぱなしだから、2時間ぐらいは平気だ。

これくらいの乗客が毎日三陸鉄道に乗ってくれるのなら、県民が税負担しなくてもいいのだが、実際はそうではない。
否定的に考えるなら、沿線住民が積極的に利用しないで赤字になるなら、やめちまえ!
三陸道が全線開通したら、いったいどれくらいの利用率になるのか。
ますます赤字になるような気がする。
肯定的に考えるなら、もっと利用率を高める努力を、沿線住民はすべきである。
今日は、田野畑村のPRのため、田野畑牛乳と田野畑のパンフレットを、全乗客に配っていた。
私は、たまに田野畑牛乳も飲むし、三陸の人間だから、頂くのは遠慮した。
観光客を増やす取り組みも結構だが、「マイレール」とか言っていた開通時の気持ちを思い出したほうがいいと思う。

私の地区には、鉄道はない。
移動手段は、バスか自家用車、自転車、徒歩である。
誰も乗らない鉄道より、まだバスのほうが効率がいいのではないか。
他の自動車たちと共用のインフラを使うのだから、専用のインフラより、保守の無駄が少ない。
そろそろ、「鉄路は必要だ」という主張は、考え直したほうがいい。
努力せず、赤字が拡大すれば、県民みんなに迷惑をかけるだけなのだ。
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2018年04月13日

玄米の時代

こんばんは。

このブログのどこかで、米、という炭水化物は、良い食品とは言えないようなことを書いてきた。
米農家には悪いが、これは真実だと思う。
私は、一応、肉体労働の端くれに位置する職業についているから、少々、米を食ってもよいのだが、ホワイトカラーの職業の人たちは、意識して、米などの炭水化物を減らすようにしたほうがいいと思っていたが、それは、ほぼ確信に変わっている。

年齢を重ねれば、痩せている人でも、お腹のあたりに肉が付いてくる。
しかし、私は、太らなくなった。
ご飯の量を減らしたからである。
50歳前までは、平気で、ご飯を茶碗で2杯食べていた。
しかし、今では、1杯の8分目くらい、つまり、0.8杯。
その代わり、おかずを余計に作って、それを食べるようにしている。
糖質オフのたんぱく質主義である。
この結果、仕事量が多いと痩せるし、少ないと太る。
実験的にこのことがわかったから、仕事量が多いときは、ご飯以外の糖質(例えば牛乳とか、果物とか、腹が減ったときはお菓子でもいいと思う)を余計に取り、仕事量の少ないときは、もっとご飯を減らし、腹の足しになるような糖質以外のものを食べる。
おかげで、体重は、せいぜい1kg前後の変動のみになった。

夕方、昨年の岩手県産米が、すべて、特A落ちした、というニュースをやっていた。
そこで、他の県では、どんなことをやっているのか、尋ねたりしている、と。

私は、ここで、あえて、岩手県の取り組みに異議を唱える。
美味しい、という米は、体に毒だから。

https://toyokeizai.net/articles/-/215982(「東洋経済オンライン」)

これを読むならば、白米より玄米、ということである。
私のような素人では、美味しい白米=美味しい玄米、であるのかどうかわからないが、美味しい玄米の栽培や売り込みをやったほうが、世のため人のためになると思うのだが。

米農家の人たちは、上記のリンクを読んで、どう思うのか。
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2017年08月15日

反則金は被災地へ

こんにちは。

今日は厄日だ。
一時停止不履行でおまわりさんに止められ、反則金7000円!
このおかげでゴールド免許じゃなくなるから、数年後には、自動車保険料も高くなる。
合計損害額は、いくらになるのか。
国庫に納めるよりは、被災地に寄付したほうがいい。

そうだ!
反則金を、公に寄付する、という選択肢を設けたほうがいい。
反則金のノルマがある、という噂を払拭するためにも。

若い頃は、スピード違反ばっかりだったが、30代頃からは、おまわりさんに止められる場合、ほぼ一時停止不履行だ。
ピタッと止まらないと、一時停止と認められない。
減速はしたが、事故のおそれもないことから、そのまま左折して、その後、運悪く止められる。
事故のおそれがあるならば、どんな運転手でも、一時停止であろうがなかろうが、止まるのである。
何となくだが、一時停止不履行という違反は、反則金ノルマのためにあるような気がする。

今日、切符を切ったおまわりさんが、私に、「お盆で事故が多くなっていますから、一時停止をしっかりやってください」と言った。
私は少々腹が立っていたから、「事故が多くなっているのと、一時停止とは、それは話が違うよ。事故が起きるような状態なら、みんな止まる」と言った。

なぜ、少々腹が立っていたか、というと、免許証を進んで提示した時のおまわりさんの対応が悪かった。
「お仕事はしているんですか?」
「そういう質問は、なんて失礼な!」
普通一般の日本人は、仕事をしている。
だから、「お仕事は何ですか?」と聞くのが当たり前。
最初に口をきいたそのおまわりさんは、もう話しに来なかった。

反則金の使い道に、やっぱり払う側の選択肢があってもいい。
反則金は、被災地に寄付を!
posted by T.Sasaki at 16:32| Comment(0) | 未来への提案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする