こんばんは。
エンジンがちょっと不調で、今、チップ交換をしている。
連休をはさんでいるので、明日にようやくできる予定。
白い煙が嫌なほど出るので、いろいろとやってみた。
その結果、負荷がかかるほど、煙が出ないことがわかった。
集魚灯を点ける前に非常に白煙を吐くが、点灯して負荷がかかり始めると、白煙は消える。
エンジンが暖まってくると、白煙が少なくなり、1800rpmで船を走らせると、煙はほとんで見えない。
排気温度が高くなると、白煙が消える、ということのようだ。
なぜそうなるのか、については、現在、機械屋さんが検討中。
エンジンは、ヤンマー6KXZP-WGTである。
これの前に入っていたエンジンは、ヤンマーの同型エンジン6KXZP-GT。
GTの前にWが付かないだけだから、エンジン寸法は同じで、換装する時は楽であった。
Wという文字は、排ガス規制の国際基準をクリアしたものに付けられるらしい。
この型のエンジンは、10トン未満に載せることができる最大馬力のエンジンであるが、とにかく、油断していると、あちこちから水漏れする。
純正パッキンだと薄いようだから、鉄工場から作ってもらったパッキンで、それを補っている。
前のGTのエンジンから、水漏れに関しては、もう慣れっこだ。
GTの時は、排気管にある清水のフタから水漏れし、フタがあまりに薄かったために、熱で歪んでしまい、そこから清水が漏れていた。
これもパッキンを厚くして解決した。
クレームは私だけではなかったようで、WGTになったら、そのフタはだいぶ厚くなっていた。
GTをオーバーホールした時も、インタークーラーから清水タンクへの連結部のパッキンから水漏れ。
途中にゴムホースを使っているのだから、本来、水漏れなどなくてもよさそうなのであるが。
これも厚いパッキンに変えて解決。
一般に、ヤンマーの純正パッキンは、薄すぎるのではないか。
GTのオーバーホール後から、私の代になったのであるが、同じように、同型エンジンWGTを使っているのに、今度のは、ちょっと扱いにくい。
特に、エンジンを回してやらないと、燃料系統が敏感なのか、調子が悪くなる。
前のGTは、こんなに悪くならなかった。
何だか、損した気分である。
posted by T.Sasaki at 21:04|
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ヤンマーエンジン
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