日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2024年03月06日

初値が高い!

こんばんは。

いさだの単価が予想より高く、乗組員が「90円したよ」と言いはじめた。
昨年の在庫圧があって、予想では、50円すればいいのではないか、という話もあったが、逆に高い。
こうなると、乗組員のほうが黙ってはいない。
ということで、来週あたりから出漁することになりそうだ。

5人も乗って、どうすんの?」での給料負担は、いさだ漁で何とかなってくれればいいが。
私が出た途端、漁がなくなって、「何やってんの?」と言われそうな気もする。
その時は切り上げて、すぐに温泉に行く(笑)。
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2024年03月01日

宮古は豪雪地帯になってしまった

こんばんは。

今朝、沖から帰ってきたら、すでに雪が積もっていた。
寝ないわけにはいかないのでお昼まで寝て、雪捨てに行ったら、高浜港は超おだやかで、雪が海面に積もっていた。

海面の雪.JPG

もう、うんざりっす!

豪雪地帯の湯田よりも積雪が多く、今日は、県内一の積雪。

積雪20240301.jpg

例年だと、湯田では、最低でも1mはあるし、2mあるのはよくあることだ。
しかし、それが、たったの35cm。
宮古は、10時に50cm超えたが、その後雨に変わり、溶けた。
それでも、県内ナンバー1。

宮古は、県内で、最も天候の良い場所。
年間の晴天日数は、たぶん、トップだと思う。
それが、今年は最悪の年で、異常とも言える。
盛岡の人に言わせれば、以前は、「宮古は南国」だと。
今や、豪雪地帯になってしまった。

倉庫の屋根から落ちてきた雪をほったらかしにしたら、こうなった。

屋根からの雪.JPG

対面してある家の屋根から、今朝からの雪が一度にドサッと。

屋根からの雪2.JPG

雪かきをする気が失せてしまい、明日か明後日。
これほったらかしにはできない。
訪問入浴車が入れなくなって、寝たきり老人は大変だ!
雪が降れば、誰が何と言おうと、私はトラックで雪を運ばなければならない。

隣の家の人が、屋根の雪を棒でつついているところで話をしたが、屋根のペンキ塗りをすると、雪が落ちやすいのだそうだ。
何年かは。
昨年秋に塗ったばかりで、表面の光沢はピカピカだから、雪が次から次へと落ちてくる。
何で、こういう年に、雪がたくさん降るんだか?

「日ごろの行いが悪いからだ」と、宮古の人たちは、お互い言い合っている(笑)。
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2024年02月28日

クソ女

ふたたび、こんばんは。

もう最悪!
党員だから、しかたなく演説も聞きに行ったし、投票もした。
こいつ、やめたほうがいい!

https://www.dailyshincho.jp/article/2024/02281145/?all=1(「デイリー新潮」)

こういうのを、クソ女と言うんだろうなあ。
国会議員って、相当暇なんだなあ、とみんな思う。
これじゃ、県連や支部がやっている、党員を増やす取り組みというのも水の泡だろう。

先日、鈴木俊一事務所に行ってきた。
投稿の件(「違法行為の備忘録」参照)と裏金問題、統一協会問題で。
こんなバカばっかりやっていて、「党員を増やせと言っても、誰が党員になるのですか?」と。
秘書は不在だったから、まあ、事務員に文句言ったってしようがない。
でも、事務員も、しかたなくなのか、同意していた。
ちょっと、方法論を言ってきたが、秘書がいないとなあ。
でも、あの秘書、役に立つのだろうか?

党員やっているのが、恥ずかしくなってくる。

posted by T.Sasaki at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北東系の風とうねりは、高浜港では致命的

こんばんは。

昨日の大雪は、10年くらいはなかったと思う。
12時間の積雪は、史上最高だとか。
雪かきも間に合わず、今朝もこの通り。

大雪20240228.JPG

パソコンでスクリーンショットをやってみた。

アメダス20240228.jpg

昨日の12時で、67cmだとさ。
その後、小降りになり、気温も高いため、積雪はどんどん減っていた。

道路や倉庫の前を雪かきしながら、船のほうが気になる。
雪をトラックで運びながら、船の様子を見る。
予想より風も吹き、トドケ埼灯台は、北が28mも吹いた。
当然、音部沖にあるGPS波高計の数値も高く、8mを超えていた。
今でも、5m以上あるから、明日も休みにした。

波は北東系だったので、高浜港にも大きなうねりが入ってきた。
船は、長周期で行ったり来たり。
案の定、弱い近もやいロープが切れた。
まあ、30mmのロープを2本足しておいたから、たちが壊れない限り大丈夫だとは思っていたが。
心配なのは、積雪による船の傾き。
油のバルブと水のバルブは、中身が移動しないようにしておく。
そうでないと、積雪による傾きで、どんどん傾いていく。
それに、うねりによるロープの衝撃が加われば、転覆の原因にもなる。

特に、北東系は、風も吹くと、もやいロープは張りっぱなしで、これにうねりが入ると致命的。
船体に堪えるから、タイヤを使うのが必須。
しかし、事前の予報では外洋の波は6mだったから、私はなめてかかっていた。

私がまだ学校生徒の頃だったか、クリスマス低気圧というのがあって、この時は、船を縦着けにするしかなかったそうだ。
津波でやられる前の家にいた頃、まだ牡蠣養殖もやっていた頃、家の前の堤防の下に牡蠣小屋を作って、そこで牡蠣をむいていた。
その小屋が、クリスマス低気圧で、どこかへ行ってしまった。
昨日の時化は、あれほどではなかった。
でも、佐賀組の台船は、巨体なゆえ、もやいに力が効きすぎ、岸壁から離して縦つなぎにした。
今でも、船から乗り降りできないくらい離している。

考えてみると、南西の風も高浜港は特に強く吹き、岸壁に車を置いておくと、塩だらけになる。
うねり以外にも、北東の風が強いと、砂が船に乗ることもしばしば。
建設業の土置き場にもなっているので、船に砂が積もったりもする(「砂だらけ」参照)
ほかの船は、滅多に寄り付かない。
私は、地元だから、しかたなく居る。

ようやく家の前の雪もトラックで運び終わり、明日が予定の、訪問入浴車が入ってこれるようになった。
もう腰が痛い!

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2024年02月25日

セブン不買

ふたたび、こんばんは。

三陸道の宮古南インターを降りると、そこは、超のつく田舎にもかかわらず、コンビに銀座となっている。
一番最初にできたのは、はるか震災前に、ファミマである。
次が、ローソンである。
最後が、セブンイレブン。
こいつがくせ者。

立地を見ればわかると思うが、ローソンと同じ側で、よりインター入り口に近い。
ローソンと競争して、ローソンを潰そうとしているのは、見え見えだ。
私はローソンの店長に、「セブンはひどい奴だ。応援するから」と言ってきたが、ローソンから実はあまり買っていない。
あまり行く用事がない。

私の住む高浜にコンビニが一つもないのに、隣の金浜には、3つもある。
それでもセブンが高浜に来たならば、たぶん利用したと思うが、ああいうことをされると、セブン全店舗の不買運動をしたくなる。
セブン&アイ・ホールディングス」という会社は、ろくでもない会社だ!
グループ会社は、イトーヨーカドーもあったのね。

https://www.7andi.com/group/group_list.html

これ、東北から大撤退するらしい。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20240209/6080021820.html(「NHKニュース」)

出て行け〜!
セブンも出て行け〜!
posted by T.Sasaki at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5人も乗って、どうすんの?

こんばんは。

今日から、いさだ漁の乗組員が全員集合で、かごを見に行ってきた。
毛がには、増えもせず、減りもせず、というところか。
腰痛がひどくなっていたので、私としては助かるが、通常2人でやっているのに、5人も行くと、暇で暇で・・・。
しかし、いさだが獲れないと、たぶん、4人分の給料は赤字となるだろう。

20日の日に、牛角で、5人で話し合いをした。
いさだが万が一獲れなかったら、どうしたらいいのか、と。
結論は、私が犠牲になって、全員分の給料を払うのだそうだ(笑)。
乗組員を集めた私が悪いということだろう。
だから、今日25日を起点に、いさだ漁が始まったことになった。

3月25日で、ちょうど一ヵ月になり、それまでにいさだが獲れないとなると、あきらめるしかない。
しかし、冷水がすぐそばまで入ってきているから、たぶん、獲れるのではないか、と楽観視している。

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2024年02月22日

幸運の反動か

こんにちは。

先週の何曜日だったか、一番毛がにの入る道具の北と南のボンデンが無くなっていた。
「え〜?」
何週間も揚げていないならわかるが、たった3日おいただけで、両方とも無くなっていた。
しかも、周りには、自分のを含めて、7〜8本くらいは立っている。
貨物船だかタンカーだかフェリーだか知らないが、非常に上手だ。
狙っても、他のボンデンを引き倒さず、同じ道具のボンデンを両方引き倒すのは難しい。
運が良かったはずなのだが(笑)。
良い時は、一漁期で、1本のボンデンもやられない。

翌日、シマル曳き。
3発目でかかった。
潮もゆるかったのが幸いで、何度曳いても、かからない時はかからないそうだ。
まあ、不幸中の幸いということか。
大きな時化もなく、まさかシマル曳きをやるとは思わなかった。

今朝は、雪も積もった。
こんなまとまった雪など、今年は降るとは思ってもみなかった。

積雪20240222.JPG

いよいよ、幸運のゆらぎが、下り坂になるのか。

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2024年02月15日

メモる 28

4回目。

日本は、欠陥商品のオスプレイを露骨にアメリカに買わされ、属国の証明が行なわれている。
アメリカの陸軍でさえ採用しないのだから、相当の粗悪品である。(※1)
話にならない。

一方、中国に対抗する武器を、日本が開発に成功したとのこと。
レールガン。
対抗兵器として、コスパ最強!(※2)



(※1)
13年、南スーダンの内戦で自国民の救助に向かった米空軍のオスプレイ(CV-22)が、小銃で撃たれただけで乗員が負傷してしまい退散したことを、ニューヨーク・タイムズが報道している。特殊な機能のために軽量化の必要があり装甲が薄く、防弾性能を上げることが難しいという。
 そもそも最も活用すべきと思われる米陸軍が、オスプレイを採用していない。その時点で、本当に有事において役に立つものなのか疑問だ。
 一方、重大事故が続発してきたのは、よく知られてきたところである。開発段階の1991年〜2000年に4件の墜落事故で計30人が死亡。「未亡人製造機」と呼ばれ始めたのはこの頃だ。
(中略)
日本政府は米国からすでに17機のオスプレイを購入している。しかし、現在木更津にある機体について、配備時期(納期)は事前にあいまいな日程しか示されなかった。FMS(対外有償軍事援助)が、その原因だ。
 FMSとは兵器の購入において、価格や納期を含めたあらゆる点で、米国側の事情が優先されるものだ。一例を挙げれば、海上自衛隊の輸送機MH-53E(米シコルスキー社、エンジンは米GE社製)は、1989年11月から94年までに11機が日本側に引き渡された。だが、ライセンス生産ではなく完成品輸入だったため、予備バーツを日本国内で生産することができず、そのつど米国に注文。ところが、部品の納期は遅れ、稼働率は40%を割り込むまでに低下した。
 このように、防衛装備を米国の意を受けて調達したところで、稼働率は低下、高値を吹っ掛けられて買わされているのだ。「日米安保条約があるから仕方ない」では済まされない。
(「紙の爆弾」2024年2月号p44「米オスプレイ墜落で再び見えた日本の屈辱」木村三浩)

(※2)
 李克強が急死する10日前の10月17日の自衛隊が世界の軍事関係者に衝撃を与えた。世界初の「レールガン」開発成功、である。
 海上自衛隊が試験艦艇「あすか」に搭載したレールガンの洋上発射試験を映像で公開すると、各国の軍事関係者が驚いたのは、通常艦艇に搭載できる実用型だった点にあった。
 レールガンとは高電圧をかけることで帯電した鉄の塊を超高速かつ高圧力で打ち出す次世代の「艦砲」のこと。アメリカをはじめ、中国やロシアも開発競争を展開してきたが、高電圧を生み出すための発電装置が既存の艦艇に搭載できないために、相次いで開発を断念した経緯がある。
 その状況下で日本が成功した背景には、日本のお家芸である「省エネ」と「小型化技術」があった。大砲の代替ではなく、対艦ミサイルの迎撃用機銃で十分と一気に小型化したのである。それで通常型護衛艦の発電能力でも「最大120発」の発射を可能とした。
 日本製レールガンは射程200キロ、マッハ6弱を誇るものの、「小型化」の結果、当たったとしても数センチの穴が貫通するだけだ。当然、艦艇を撃沈するのは難しい。しかしセンサーと炸薬の詰まったミサイルやドローンならば十分に有効と分析されている。
 いわば日本が獲得した「新たな弓」の登場である。しかも習近平の国家戦略の変更を余儀なくされるような新兵器でもあったのだ。
 13年、国家主席となった習近平体制は南シナ海から西太平洋に進出を目指し、日米海軍に対応すべく軍備を整えてきた。日米に対抗できる二大軍備が「空母キラー」と命名した超音速の中型弾道ミサイルと無人攻撃機、およびドローンの大部隊なのだ。
「空母キラー」とは、迎撃の難しいマッハ5という超高速ミサイルを遠距離の基地から大量に撃ち込むもので、米軍の空母打撃艦隊といえども被害は免れない。むしろ被害が出るまで打ち込み続ける物量作戦を完成させていた。
 自衛隊艦隊に対しては、こちらもお家芸である“質より量”の物量攻撃で対抗する。無人攻撃機や攻撃型ドローンを大量に配備。一度に数百発以上の対艦ミサイルを一斉に発射する飽和攻撃で仕留める計画を立てていた。
 自衛隊の防空能力が世界トップであろうと、迎撃には限度がある。この限度を超える飽和攻撃を繰り返し仕掛ければ、自衛隊艦隊など「あっさり全滅」できると考えていたわけだ。
 20年以降、中国が台湾を含めて周辺国に軍事威圧を強めてきた背景には、日米海軍への対抗手段が完成していたことがあったのだ。
 ところが、この二大対抗兵器は封じられることになった。
(中略)
 日本が開発したレールガンの最大の特徴は、驚くほどコスパが良い点にある。発射するのは、ただの丸い鉄球なのだ。製造コストは千円に満たない。それを、現時点で120発の連続使用が可能な発射砲塔を開発しており、随時交換可能なカートリッジ(砲塔)を導入すれば、理論上は数百発発射できるという。
 中国軍が目論んでいた飽和攻撃の対艦ミサイルは最低でも数億円する。それを発射する無人攻撃機や攻撃型ドローンは10億円を軽く超える。つまり、中国海軍の億単位のミサイルと無人機が、自衛隊の千円の鉄球でトレードオフされるのだ。レールガン搭載型自衛隊艦艇に飽和攻撃すれば、国防予算と保有ミサイル、無人機が先に“全滅”する。
 自衛隊は、このレールガンを今年から試験的に配備、それをベースに25年度から順次、保有艦艇を改装していくといわれている。性能次第では、アメリカの空母防衛用に米軍に提供されることも予想できる。レールガンの発射速度はマッハ6、射程は200キロに達する。空母キラーに対しても迎撃可能な性能があるためだ。
(「紙の爆弾」2024年2月号p100「権力者たちのバトルロイヤル」西本頑司)

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AIが宗教を興す日

3回目。

以前、私は、ネットを信用しない、ということで、領収書などをすべて紙に戻した。
ましてや、流行のチャットGPTなるものも信用しないから、使ったこともない。
だから、ぜんぜん関心もない。

というわけには、いかないらしい。

ビル・ゲイツという奴が、生成系のAIをみんなにただで使わせ、それを利用して、AIの頭脳を鍛えている、という。
AIが人間の会話の相手になり、やがて、AIが、人間を羊のように従えるようになる。
これを、ビル・ゲイツが狙っているのだそうだ。(※)

AIに宗教を学習させ、新たな宗教を作ったら、信者となる人間は、たくさんいると思う。
日本で起きていること、世界で起きていることを考えると、たぶん、AIが教祖になり、各AIごとに、宗教が作られる。
さて、何が起こるだろうか?

ぞっとする。


追記の関連リンク

元オープンAIのCEOサム・アルトマン氏が警告、AIが人の心を操り超人的な説得力を持つ危険性

このAIからは逃れられない?野外で撮影した写真の場所を正確に特定するAI

グーグルのAIがいきなり「死んでください」と言ってきたという報告

侵入してきたAIロボットが、展示されていたロボット12台を引き連れ脱走をはかる珍事



(※)
 実際ですね、チャットGPTを軸とした現在の「AIブーム」は、かなり異常な形で加速しています。というのも生成AIは「ゼニ儲けにならない」からです。
 それまでAIビジネスの本命は「エッジ系」と呼ばれる産業用AIでした。エッジ系が得意とするのは「答えや優先順位が明確になっている」ジャンル。たとえば今の将棋用AIソフトは歴代最強となった藤井聡太八冠より強くなったでしょ。「勝利条件」が確定していれば、AIソフトは何万回何億回と機械学習していくためです。
(中略)
 このエッジAIの応用分野は実に幅広く、産業用ロボットアームの制御用プログラム・自動運転・ドローンなど何にでも利用できます。エッジ系がAIビジネスの本命であり、ここがゼニ儲けできる分野と理解できるでしょう。
(中略)
 こうした人間を対象としたチャット系AIには「正解」や「優先順位」がつけにくく、機械学習にも限界が出てきて、なかなか「賢く」ならないんですよ。
 このチャット系生成AIは、どうすれば「賢く」なるのか。方法はただ一つ。無料でばらまくこと。大量の暇人たちに使い倒させて、生成した膨大な作品をすべてチェックさせながら「どこがいいのか」「どこが悪いのか」を聞き取り、膨大なビッグデータを構築するんです。
 無料での配布は、ある意味、AIを育てる仕事を「無料」でやらせているわけで、「タダより高いモノはない」という好例でしょう。ともあれ、莫大な費用をかけてAIを開発し、そのAIを無料か低額(月額2000円)でばらまき、それを数年レベル続ける。本来ならベンチャーでは無理なんですよ。
 じゃあ、なんでできたのか。太い金主(スポンサー)がいたからですよね。
 ビル・ゲイツは20年から21年にかけて、財団を通じた凄まじい額のワクチン利権による収入が「確定」していました。これを原資にオープンAIにチャット系の生成AIを開発させ、無料かつ低額でリリースできりょう、マイクロソフトに株式49%を最高値で買い取らせていたわけです。
 実際、16年に創業したオープンAIではエッジAIに特化すべきとする共同創業者のイーロン・マスクと18年に追放、チャット系生成AI派のサム・アルトマンがCEOに就いてきました。今回の解任騒動でもゲイツの意向が人間をターゲットにした生成AIにあることがわかります。このゲイツによる生成AIを使った新たな陰謀計画は、すでに「羊飼いプロジェクト」との呼び名もつけられています。
 現在のチャット系生成AIと人間の関係は、人間がトレーナーとしてAIを指導しています。ですが、あと数年もすればAIは人間より「賢く」なっていくはずです。多くの人が賢くなったチャット系生成AIを「個人秘書」のように依存するようになり、何かあればAIに尋ねて、その「答え」通りに行動するようになっても不思議ではありません。
 そのときAIと人間の関係は逆転し、「迷える子羊=人間」を管理する「羊飼い」へと進化することでしょう。その羊飼いを支配しているのは誰なのか。
 ね、人類に徒なす最凶最悪の「ダースベーダー」と言いたくなるでしょ。マジで有能すぎるんですよ、この人。
(「紙の爆弾」2024年2月号p42「コイツらのゼニ儲け」西田健」
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アンカーは、ボロを使うべし!

ふたたび、こんばんは。

昨年のいか釣りで、閉伊埼にアンカーをやったとき、早帰りでアンカーを揚げようとしたら、何かに引っ掛かった。
パラアンカー巻き取り専用のVローラーはスリップするので、離して表のたちに固定して、前進で引っ張ってみたが、ぜんぜん起きてこない。
方向をあちこち変えてやってみたが、ダメだった。
これは、とんでもない震災瓦礫にでも引っ掛かったかな、と思い、船の防舷材を浮きとして付けて置いてきた。
翌日の早朝、宮古漁協の定置網の大棒さまにお願いし、後日、強力なドラムで揚げてもらうことにした。

その後何日かして、いか釣りを切り上げ、表の囲いを取っ払い、ブリッジ下のドラムで揚げてみようと思った。
アンカーのかんざしをステンレスにし、アンカーチェーンもステンレス、チェーン元のロープ50mは、テトロン30mの新品だったし、それらを連結するシャックルも高価だ。
沈めるなど、とても容認できない。

まず、友のたちにロープを掛けて、引っ張ってみた。
そうしたら、何だか、簡単に動くではないか!
これなら、Vローラーで揚がるんじゃないか、と巻いてみたら、簡単に揚がった。
チェーンはさておき、ロープがアンカーのつめにぐるぐる巻きになって、簡単に起きたのだろう。
何日も放っておいたから、浮きが潮流でグルグルとアンカーの周りを回ったのだ。
これらを落としたら、何十万円の損害になるから助かった〜。

プロのいか釣り船に聞くと、アンカーなど、何丁も落とすものだという(そんなものかね?)。
今まで1回も、いか釣りでアンカーを落としたことがなく、私はアンカーにかけてはアマチュアだ。
「どうせ落とすと考えて、立派なものを使うものではない」という厳しい教えを受け、ボロアンカーにペンキを塗った。

アンカー.JPG

この通り、かんざしも少し曲がっているボロアンカーだ。
これを立派なのと交換し、チェーンもボロ、ロープもボロを使う。
考えてみると、いさだ袖網の古い足棚に鉛芯のロープを使っているから、これをチェーンの代わりに使っていいかも、と考え始めた。

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幸運のゆらぎ

こんばんは。

昨年暮れ、アンカーいかで、するめいかとやりいかを釣ったあと、飽きたので外来船がいるにもかかわらず、さっさと切り上げた。
その後、正月用のなめたがれいを獲ろうとかごを入れたら、正月過ぎに、まだこが大漁になった。
私がやっている水深にしては異常な大漁で、毎年一桁のkgなのが、3桁を二日も続けた。
どう考えても異常だった。
その後、なめたがれいもまだこも薄くなったので、毛がにを獲るためにかごを沖合いに移動した。
それが、また当たり!
揚げてみたら、高水温にかかわらず、入っていた。
その後、素人の私にしては順調で、すでに、昨年の毛がにの水揚量を上回ってしまった。
この幸運は、さかのぼれば、昨年、いち早く日本海から帰ってきたときから続いていることになる。

幸運の連続は、ごく稀にある。
逆に、何をやってもダメ、ということもある。

私は、これを「幸運のゆらぎ」と呼んでいる。
幸運のゆらぎの中にいるのだから、途中でうまくいかなくても、我慢強くやっていくのが肝要だろう。
ダメな時は、極力、節約した生活をする。
これ、基本。
カネがないのに、同じような生活をする人は、考えが悪いのだ。
幸運のゆらぎの悪い部分にいる時、一番こわいのは、浪費と事故。
これに耐えられれば、いずれ、ゆらぎの良い部分が訪れた時に、幸せを余計に感じると思う。

家のトイレのカレンダーは、次のように教えている。

ささやかなことにも喜べる人は、本当の幸せを知っている

幸運に見放された時でも、小さなことに感動して不幸をやり過ごせば、いずれ、幸運はやってくる、と教えているのだろう。

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2024年02月09日

違法行為の備忘録

こんばんは。

岩手日報の日報論壇という投稿欄がある。
投稿してから10日以上経っていたのでボツかと思ったら、今朝、採用掲載された。
字数制限を大幅に超えてしまうため、投稿フォームではなく、メールから送信した。
あとは、掲載する側の判断を試すためもある。
もし採用されなかったら、他の新聞に投稿し、採用されたら新聞に変えるつもりでいた。
それでは、以下に、岩手日報宛メールの全文を貼り付ける。

本文

 昨年は、危機的なスルメイカの大不漁に見舞われた。スルメイカの大不漁は今に始まったことではない。長年の獲りすぎ、特にトロール漁業の漁獲圧は、凄まじいものがある。私たち小型いか釣り船で、形がある、という程度の漁場でも、長距離の海底を曳く2そう曳きのトロール船では、たくさんのスルメイカが漁獲される。 どの魚種にもいえることだが、私は史上最悪の漁法だと考えている。
 忘れもしない令和二年のことである。岩手県北部沖のスルメイカの好漁で、県外のイカ釣船もたくさん来ていた。したがって、もちろんトロール船も大漁であった。網に入りすぎたのか、乗組員の賄い魚も、軽トラックで分けるという前代未聞の振る舞いかたであった。これを外来いか釣り船の前でやっていた。(※1)
 TACという年間漁獲量を定めた制度がある。これは、魚市場に水揚げした量と賄い魚の合計である。この年、TACの岩手県トロール分は、水揚量だけで完全に消化した。したがって、自家消費分は、割当量をオーバーしたことになる。(※2)
 2そう曳きというトロール漁法は、かけまわしに比べて、1回の操業でたくさんの魚が入る。1日の漁獲量を自主規制したとしても、それより多くの魚が入るのだ。自主規制の漁獲量を超えた分は、自家消費するか、海へ捨てるしかない。9月から12月までこれをずっとやっていたわけだから、自家消費分と海洋投棄分は、どれほどになるのか。この合計が、TACをオーバーした分である。
 私は、トロール組合会長の事務所に出向き、改善方法の提案をしたが、聞く耳を持たず、話し合いも拒否された。県に対しても、このことを調べるよう促したが、行動に移すようなことをしなかった。水産庁に対して、違法行為ではないのか、と問いただしても、言葉を濁すばかりであった。(※3)
「 トロール漁業は、正確な数量を狙って魚を獲ることはできない。自主規制の漁獲量を獲るためでさえ、必ず過剰な量の魚がたくさん入る。狙って獲れるというなら、ぜひ現認させてほしい。水産庁が言葉を濁す理由はここにある。できるわけがないからだ。」(※4)
 小型いか釣り船の私たちでさえ、これほどスルメイカ資源が減少するとは思ってもみなかった。資源は毎年減少し、危機的状況にある。この責任の一端は、かなりの量を違法漁獲した岩手のトロール業界にある。この年の漁期前でさえ、水産庁が岩手県に来て、小型船の団体とトロールの団体の両者に、スルメイカ資源の危機的状況を伝えていたにもかかわらず、岩手のトロール業界は、それを無視したのだ。
 いか釣り漁業を主体として営む日本全国の小型船は、非常に苦しんでいる。このような違法行為を行なったトロール業界に、漁業補償してほしいくらいだが、彼らからの謝罪すら今に至って一切ない。スルメイカの資源不足で苦しんでいるのは、いか釣り漁業者だけではなく、鮮魚店や加工業界も同様であり、その影響は地域社会全体へと波及している。(※5)

以上、投稿分。


(※1)宮古魚市場の岸壁でやったこと。見ている人は大勢います。
(※2)私たち小型船のどの許可漁業でも、自家消費分の漁獲量の報告を求められます。
(※3)軽トラックで賄い魚を運んでいることの指摘を、金沢漁業の社長(トロール組合の会長)に談判しに行きましたが、それを知らないと言っていた。二度目に行った時は、自分の冷蔵庫に軽トラックで運んできて、冷凍していました。たぶん、マグロ船の餌用です。シラを切っていて、みんなをバカにしています。もうね、話にならないんですよ。世の中をなめてかかっているから、別件で逮捕されるんです。
水産庁への電話でも、対応したのは、松阪君という人で、「話にならないので上司を出せ」と言っても、のらりくらり。県職員にしろ、水産庁にしろ、アホばっかりです。
(※4)字数制限をかなりオーバーしますので、「」の部分をカットしてください。本当は、入れてほしいですが。それでも、少し字数がオーバーしていると思います。本当は、このことを社会問題として取扱い、取材するのが、貴社の役割だと思うので、不掲載なら取材してください。その時は協力します。
(※5)イカ王子こと共和水産の倒産は、記憶に新しいと思います。

今日の朝刊2面に、サンマのことが書いてありました。
サンマ船は、全国的にみて、いか釣り船ほど多くはなく、なぜか、大々的に報道されます。
しかし、スルメイカの危機的な状況は、あまり報道されません。
日本全国のスルメイカ漁獲量は、年々減少しています。海水温の上昇を原因とする話もあります。
しかし、それならば、ぶり類と同様、北海道で漁獲が増えても良さそうなものですが、するめいかの場合、北海道でも漁獲は増えません。つまり、親魚の獲りすぎなのです。
先日、沿岸漁船漁業組合の組合長と話をしましたが、今になって、ようやくTAC配分の見直しを水産庁が提案するそうです。
スルメイカ乱獲の備忘録として、投稿しておきます。
(2024年1月23日送信)


以上、貼り付けたが、最初の段落で、「私たち小型いか釣り船で、形がある、という程度の漁場でも、長距離の海底を曳く2そう曳きのトロール船では、たくさんのスルメイカが漁獲される。 」をカットしてほしくなかった。
新聞報道にあったとおり、水産庁のTAC配分は、3年固定ルールから昨年同様据え置きとなり、2年後まで資源回復は見込めない。
2そう曳きトロールによる過大な漁獲圧で、小型いか釣り船の淘汰圧は、ものすごく大きくなる。
各漁協の組合長たちは、よく黙っているものだ。
自分の組合の組合員を、かわいく思わないのかね。

この件について詳しく知りたい場合、あるいは、2そう曳きトロールのことを知りたい場合、「2そう曳きトロールは最悪の漁法」を参照してくだされ。

ちなみに、掲載された文章は、こちら。

 昨年は、危機的なスルメイカの大不漁に見舞われた。スルメイカの大不漁は今に始まったことではない。長年の取りすぎ、特にトロール漁業の漁獲圧は、すさまじいものがある。どの魚種にもいえることだが、私は史上最悪の漁法だと考えている。
 忘れもしない2020年のことだ。岩手県北部沖のスルメイカの好漁で県外のイカ釣船もたくさん来ていた。もちろんトロール船も大漁であった。網に入りすぎたのか、乗組員の賄い魚も、軽トラックで分けるという前代未聞の振る舞いかたであった。これを外来いか釣り船の前でやっていた。
 TACという年間漁獲量を定めた制度がある。これは、魚市場に水揚げした量と賄い魚の合計である。この年、TACの岩手県トロール分は、水揚量だけで完全に消化した。したがって、自家消費分は、割当量をオーバーしたことになる。
 2そう曳きというトロール漁法は、かけまわしに比べて、1回の操業でたくさんの魚が入る。1日の漁獲量を自主規制したとしても、それより多くの魚が入るのだ。自主規制の漁獲量を超えた分は、自家消費するか、海へ捨てるしかない。9月から12月までこれをずっとやっていたわけだから、自家消費分と海洋投棄分は、どれほどになるのか。この合計が、TACをオーバーした分である。
 私は、トロール組合会長の事務所に出向き、改善方法の提案をしたが、聞く耳を持たず、話し合いも拒否された。県に対しても、このことを調べるよう促したが、行動に移すようなことをしなかった。水産庁に対して、違法行為ではないのか、と問いただしても、言葉を濁すばかりであった。
 トロール漁業は、正確な数量を狙って魚を獲ることはできない。自主規制の漁獲量を取るためでさえ、必ず過剰な量の魚がたくさん入る。狙って獲れるというなら、ぜひ現認させてほしい。水産庁が言葉を濁す理由はここにある。できるわけがないからだ。
 これほどスルメイカ資源が減少するとは思ってもみなかった。資源は毎年減少し、危機的状況にある。この責任の一端は、かなりの量を違法漁獲した岩手のトロール業界にある。この年の漁期前でさえ、水産庁が県に来て、小型船の団体とトロールの団体の両者に、スルメイカ資源の危機的状況を伝えていたにもかかわらず、岩手のトロール業界は、それを無視したのだ。
 このような違法行為を行なったトロール業界に、漁業補償してほしいくらいだが、彼らからの謝罪すら今に至って一切ない。スルメイカの資源不足で苦しんでいるのは、いか釣り漁業者だけではなく、鮮魚店や加工業界も同様であり、その影響は地域社会全体へと波及している。
「岩手日報」2024年2月9日付「日報論壇」


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2024年02月05日

立花孝志は、政見放送を使って暴露していた

4回目。

ジャニーズ崩壊でも、テレビは変わらない。
テレビ芸者たちで、すべて構成されている。
ただ最近、佐藤優さんという人が、NHKに出ていた。

https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic050.html(「NHK」)

この人は、ズバリモノを言う人だから、少しはマシになってきたのかな。
安倍元首相が他界してから、結構、締め付けが緩くなった気がする。

ジャニーズ問題から暴露が連鎖し、松本人志も終わりだろう。
そして、AKBまで行くかもね。

https://satomoka.com/okamoto-akb/(「サトモカエンタメ」)

で、「あまちゃん」に出演したキョンキョンは、「バラエティ、くだらない」と。

https://bunshun.jp/articles/-/68351(「文春オンライン」)

意味深ですな。
同じ文春だから、もしかして、松本人志の終わりを知っていたのかも?
たぶん、自分のアイドル時代や秋元康の48や46の裏側も知ってて、考えるところがあったのだろう。
自分で事務所を開いた。
しかも、コロナ持続化給付金を蹴ったというから、大したものだ。

先のAKB暴露ネタ元は、「立花孝志のYouTubeチャンネル」の関わっている。
この立花孝志という人は、すごい人だ。
副島隆彦の学問道場」の掲示板に、立花孝志の政見放送でやったことが投稿されている。
これは、もちろん初めてのことだ。

まず、ほとんどの人が知らないことから書いていきます。2023年4月に衆議院議員補欠選挙が行なわれました。
千葉5区では1議席を争って7人の候補者が立候補した中に、政治家女子48党(旧NHK党)から織田三江という女性が立候補しました。
織田さんは立花孝志の意を汲んで『ジャニーズ問題』をNHKの政見放送で流すためだけに立候補しました。
(国政の政見放送は国政政党の党首に編集権があり自らが制作したビデオを流すことが出来る。元ジャニーズジュニアのカウアン岡本氏に立花孝志がインタビューしたものを放送させた)
ここで重要なことは『NHKおよび放送事業者は、国政政党が制作したビデオを(編集することなく)そのまま放送しなければならない』ということです。
つまり、政見放送の時間は(法律によって)NHKはこの瞬間、『公共放送』ではなく『国営放送』となるのです。
立花孝志はこの法律を盾に、何十年にも渡って報道されなかった『ジャニズ問題』を地上波のテレビ画面で初めて報道させたのです。
(「重たい掲示板」【3097】)


現在のメディアをフルに使って、社会問題を表出させる第一人者と言っていい。

それにしても、私も暇ですなあ。

posted by T.Sasaki at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ようやく毛がにが、まとまり始めた

こんにちは。

ようやく宮古の地元船が、毛がにを水揚げし始めた。

令和6年毛がに市場.JPG

毛がに祭りによって、宮古の毛がにも美味しい、というのが県内で認知され、この時期、引き合いが強いようだ。
よって、単価が上がり、県内各地から宮古魚市場へと運ばれる。

近年、宮古地区以外からの搬入が多く、地元船はあまり大漁ではない。
今年こそ、宮古地区の大漁を願う。
実のところ、その気配がする。
posted by T.Sasaki at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月30日

この高水温、どうにかして!

こんばんは。

毛がにを獲ろうと道具を移動したが、この水温、異常!

高い水温.JPG

いつまで北潮なんだか。

北潮.JPG

それでも、形はみた。

先日、いさだの会議があったが、水技の話では、非常に微妙。
とりあえず来月19日が解禁だが、本当に微妙。
この強い黒潮は、いさだ漁業には破壊的だ。
posted by T.Sasaki at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月27日

たこを入れる網袋の修理 2

3回目。

またまた、縫い物。

たこを入れる網袋3.JPG

今度のは、玉ねぎ袋の修理。
まだこを獲っている各船は、みんなやっているんだろうな、と思いながら縫っている。
玉ねぎ袋は、網目がこまいために、たこが死ぬことがあるのだそうだ。
だが、私はまだ殺したことがない。
もらったものも大事にしないと。
posted by T.Sasaki at 16:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沈んでいた道具

こんばんは。

先日、市場休みの日に、のんびりと沖に行ったら、のんびりできなかった。
ボンデンは1本いなくなり、もう1本は、強風のため竹が折れていた。
それまでは、まだいい。
かごに、沈んでいた昔々のロープが引っ掛かってきて、しかたなく浮き玉を付けて、自分の道具をよけた。
最後に、その腐った道具を挙げようと後回しにしたら、風が吹いてくるわ吹いてくるわ。
あの時、宮古で瞬間で20mが観測されたらしい。
置いて帰れば、たぶん、切れてしまうだろうから、乗組員に「ごめんさない」と言って揚げた。

海から拾ったゴミ.JPG

とっつきたくない道具で、長く海底に放置されれば、こうなるんだなあ。
白い珊瑚ではないが、白い点々が成長してゴワゴワとなり、うまくたたまならない。
踏んづけて、ようやくたたまった。
引っ掛かってきたものは、放置せずに揚げるようにしないと、後々の漁業者が大変なことになる。

閉伊埼沖に、昔のトロールの曳きロープが沈んでいる。
私がまだ学校を終わってきた頃は、水深100mくらいだったかに、いか釣りのアンカーに引っ掛かってきた。
水深170mくらいにもある。
かごを揚げている時に、やはりアンカーに引っ掛かってきた。
もうかなり前になるが、以前、2そう曳きトロールの船頭Tと話をした頃、これに浮き玉をつけて置いた場合、トロール船のリールで揚げれるかどうか聞いたことがあるが、その船頭は、「できない」といった。

私のかごを揚げている油圧装置は、60Lのただのギアポンプである。
しかも、アンカー元こそ丈夫なハイクレのロープ(12mm)を使ってはいるが、途中はダンスーパーという大して丈夫でないロープ(10mm)を使っている。
新品だと破断力1トンだというから、すでにボロなので、500キロもあったかどうか。
それでも水面まで引き上げてきたのだから、力学的には、トロール船のボンブやリールでは、揚げられるはずである。

本当にできないのだろうか。
ただ、めんどくさいだけではないだろうか。

海底に沈んだ震災ゴミは、補助事業で揚げたくせに!

posted by T.Sasaki at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月22日

税金の申告

ふたたび、こんばんは。

みなさんは、税金の申告、やってますか?
私は、控除部分の経費のみを現金出納帳から拾い出して、経費帳を清書し、税理士さんに持って行く。
全部自分でやってもいいのだが、減価償却とか、経費をどれだけ見るかを判断するのは、私にはめんどくさい。
しかし、税金で動く政治が、統一協会に影響を受けているとか、ろくでもない仕事ぶりをを見ていると、「もっと経費を見てくれよ」といいたくなる。

燃油のセーフティネットというのがあって、毎年、使用予定燃料分に定率を掛け算した金額を積み立てておいて、値上がり分を補填する制度である。
その補填部分は、半分が国庫補助となり、それは申告しなけらばならない。
これをすっかり忘れていて、家を出る前に気がついてよかった。
収入だけは厳格にやならいと、後でヒジョーに痛い目に遭う。

今乗っている船を造って2年目、忘れもしない税務調査。
親父が経営の実権を握っていた頃で30年くらい前の話である。
収入をごまかして申告していたようで、それがバレて、重加算税まで付いた。
重加算税まで付くなんて、非常に悪質だったのだろう。

今の船を造った頃、つまり、9.7トンの船、2隻でいか釣りを操業した。
するめいか資源が余っていた頃で、八戸にも2隻で行った。
この2隻分の送金をごまかしてバレたものだから、その金額は、ちょっと大きい。
しかも現金出納帳などつけたこともなく、申告間際の3月15日前など、漁などそっちのけで、領収書から経費帳を付けたり、経費が少ないと、あちこちから捻出(笑)したりして、とにかく税金を払いたくない。
申告に関する書類など、保存期間が7年(当時は5年?)もあるのに、せいぜい1年くらいしか保存していなかった。
すべて「知らなかった」で済ました時代である。
税務署に対する弁解の余地など、まったくなかった(笑)。

昔の漁師は、けっこうテキトーなことをやっていた。
また、テキトーで済ませられる時代だったのだろう。
いろんなごまかしの話を聞いたりした。

船を造った年というのは、支払いがたくさんあるので、1年据え置いて2年目から返済が始まる。
その2年目で税務署が突入したものだから、さすがに親父も「カネがねえ。倒産すっかもしれない」と弱音を吐いていた。
が、この頃は、するめいか、秋鮭、毛がになど、どれも大漁だったから挽回できた。
税務署の突入以来、5年ごとぐらいに必ず税務署はやってきた。
その後は、少々の記載漏れや経費の見方など、細かい指摘のみであった。

私の代になってからは、まだ来ない。
来たら、たくさん言いたいことを言う。
言いたいことだらけだ!

親父は、今でも、税務署に取られた金額を、私に教えてくれない。
posted by T.Sasaki at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月18日

ターボフィルターのつけ忘れ

こんにちは。

もう私は、ボケ始めている。
先日、エンジンのターボフィルターを洗って、陰干しした。
翌日それを忘れていて、エンジンを始動。
宮古湾を走っているうちに気がつき、事なきを得た。

実は、昨年の夏、昼いかの時だったか。
ちょっと前まで夜いかをやっていて、かっかべ(蛾の宮古弁)の大群に侵略されたため、機関室を掃除し、ついてで、ターボフィルターも洗った。
翌日、ターボフィルターをつけずに、1日操業して、帰ってきてから気づいた。
あわてて、機械屋さんに電話したら、まあ、大丈夫とのこと。
その後、排気温度計を観察していたが、上昇しなかった。
つまり、吸気系にゴミは入らず、正常燃料ということ。

終わってる(笑)

posted by T.Sasaki at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月11日

懐かしのインターハイ

ふたたび、こんばんは。

航海日誌に挟んでおいて、漁協の資格審査の書類を書くため、操業日数などを調べていたら、新聞記事の切り抜きが出てきた。
昨年、八戸へ行ったとき、おばがこれをプレゼントしてくれた。

鹿児島インターハイ.jpg

鹿児島インターハイ2.jpg

スキャナーを上手に使えないので、2枚に分けた。
懐かしの高校ヨット部時代である。
昔はこの写真を恥ずかしいと思ったが、今では「こんな若い時代があったんだなあ」としか感じない。
津波で写真があるわけもなく、卒業アルバムなどもちろんない。
たまに、誰かが昔の写真をプレゼントしてくれたりするが、新聞記事をプレゼントしてくれるとは!

相手のクルーは、みかわ屋という餅屋さんところの息子さんで、我慢強く素直な人だった。
今はどうしているのだろう。
みかわ屋は、すでにやめてしまっている。
記事の中に、創部20年目と記されているが、私はこれを知らなかった。
最近読んで初めて知った。

駒井コーチも登場している。
彼には昨年暮れ、いか刺しを造ってプレゼントしてきた。
もうヨボヨボに近く、厳しかった昔がウソのよう。
彼の指導法は、今では社会問題になるだろう。
しかし、だ。
逆に今は、我慢強さを知らない若者たちが、今後の社会を維持していけるかどうか、私たちの年代が心配してしまうくらいであり、厳しさを教えられない教育環境というのは、これからの日本をダメにするのではないかと私は思う。

posted by T.Sasaki at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クロアナゴ

こんばんは。

昨日は、午前中、凪がいい予定だったのに、朝から風が吹いていて、ずっと15m/s程度吹いていた。
山の下みたいなものなので、少々船が揺れるくらいだが、塩水スプレーに顔を攻撃され、メガネは役立たず。
老眼でも、やっぱり近眼は治らない。
相変わらず帰ってくれば、顔は塩の結晶だらけ。
この通り、帰港中まで吹いていた。

再びg.moth.JPG

でも、「g.moth」を貼り替えてもらって、視界良好。

再びg.moth2.JPG

1年に2回交換してもらうのが、自分的にベストかな。

巨大なクロアナゴ。

クロアナゴ.JPG

私は、こんな大きいのは初めて獲ったが、近年では、珍しくないそうだ。
2匹で10kg。
もちろん高いはずがない。
posted by T.Sasaki at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月08日

タバコの臭いは、なかなか消えない

3回目、こんばんは。

愛車を(笑)貸したら、タバコ臭くなった。
でも、借りた人は、消臭スプレーを買って努力したみたいだが、残念ながら、タバコを吸わない人は敏感だから、毒を吸っている気分。

たばこ消臭スプレー.JPG

最初が悪いんだよな。
自慢げにタバコの煙をくゆらす人たちを見て、何もわからない子どもたちが真似をする。
あれが悪い。
その人たちは、タバコを吸いながら、涙ながらに自分のこどもたちに訴えるべきなんだよ。
「やめられないんだよ、この毒を!」と。

バカな奴がいて、「タバコを吸わなくても肺がんで死ぬのもいる」って!
私が若い頃は、「じゃあ、ゴミ袋でもかぶって、出した煙を残らず吸え!」とやったものだ。
今は、もう言わないけど。
posted by T.Sasaki at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナメタが美味しい

ふたたび、こんばんは。

今日は西風強く、帰ってきたら、顔が塩の結晶で白くなっていた。
若い気を起こして、塩水をかぶってきた。
水温が高いため、意外に寒くない。

今年のナメタガレイは、美味しい。
暮れの30日に正月の魚を獲りに行って、獲ったナメタガレイをあちこち分けた。
やはり、みんな美味しいという(もらったから、みんなしかたなく美味しいと言っているのかも)。
お腹に卵が入るのも早いような気がする。
その割に、値段は高くはない。
たぶん、お買い得ですよ。
美味しいから。
posted by T.Sasaki at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

令和6年新年の慶びにはならない

新春のお慶びを申し上げます。

といっても、元旦から津波の絶叫放送を聞いて、思わず過去の津波を思い出した。
釜石漁業無線局の絶叫放送は、今でも耳に残っている。

しかし、日曜日(1月7日)のサンデーモーニングで放送されたガザの壁を見て、比較して悪いが、地震のほうが、まだマシだと言える。
何だ!あの壁は!
今まで、天下のNHKもあの壁の存在を映像で流したことがあるだろうか。
元トランプ大統領の言っていた国境の壁とは、まるっきり違う。
戦前から壁の向こうに降りて、イスラエル軍は、パレスチナ人を撃っていた!
TBSの映像は、日本の報道機関が少しはマトモになってきたのではないか、と期待できるものだった。

これには、安倍派の壊滅的打撃の影響があるのかもしれない。
統一協会と仲良かった安倍派の議員が、ゾロゾロと立件されようとしている。
これには、どうやら、安倍元首相の死に関係しているようだ。
もし、安倍元首相が生きていたら、こんなことはなかっただろう。
岸田首相は、以前、安倍元首相にいじめられていたらしい。
この辺は、副島先生の投稿で説明してある。

重たい掲示板」【3094】(「副島隆彦の学問道場」)

岸田自民党は、統一協会を一掃してほしい。
それからだ。
アメリカのくびきから逃れるのは。
今度のTBSの放送は、その一環だと私は思っている。

みんなで義捐金をしましょう!
posted by T.Sasaki at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月27日

チカメキントキ

こんばんは。

まだこを獲ろうかなあと思い、かごを入れたが、そんなに甘くない。
北潮が速く、水温も高い。
水深90mくらいで、何と18度もある。
鮭縄をやろうかと考えたが、周囲に猛反対されて良かった。
これでは、絶対に食わない。

市場に来て、ほんの少々の魚を水揚げしたら、見たことない魚が揚がっていた。

チカメキントキ.JPG

チカメキントキというらしい。
これから、こんな魚が獲れるようになるのかなあ。

そして、またびっくりしたことがある。
市場の現場に、女の子がいた。
黄色い声で、「よろしくお願いします」と言われ、悪い気はしない(笑)。
誰かに「この人は変人だから、挨拶しておきなさい」とでも言われたのかな。
「今は、男より女の方がしっかりしているからねえ」と言ったら、「そうですねえ」だって。
海もオカも、時代が変わってきたか。
posted by T.Sasaki at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月23日

雨風太陽

ふたたび、こんばんは。

雨風太陽」という会社、ご存知ですか?
私は知らなかったが、岩手日報に見覚えある顔が載っていたのでよく見たら、高橋博之さんだった。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2023/11/14/153632(「岩手日報」)

この人、私の船に乗り込んできたことがある。

“落選した”高橋博之さんが体験乗船

彼は、政治活動に嫌気がさして、その後、私たち零細漁民や零細農家を支援するために、「東北食べる通信」という冊子を創刊した。
その手先の女の子が私の所にも来て、イカを日本全国に送ってくれ、と。
無理なので、断った。

そんないきさつもあり、彼の会社の株を買って協力しようと決心し、D親分に頼んで連絡をとってもらった。
なぜか、D親分が知り合いになっていたのだ。
世の中、狭いものである。

ところが、その株を買うにしても、簡単にはいかない。
高橋さんによると、宮古では買うことができず、盛岡にある証券会社に行かなければならない、とのこと。
時間を作って行ったはいいが、せっかく現金を持っていっても、すぐに口座を作って株を買えるわけではなかった。
株の取引など全くやったこともないから、こんなものだろう。
しかたないので、帰ってから口座の書類が届くのを待ち、それから株を買うことになる。
が、漁の切り替えで忙しく、書類はチラ見でほったらかし。
証券会社から電話が来ても、「今、忙しくて、ごめんさない」の回答しかできなかった。

記事にあるとおり、1株840円なら、1000株買おうと思っていたが、いつのまにか、1400円にまで上がっていた。
証券会社を訪ねたとき、「たぶん、最初は2000円くらいまで行くんじゃないでしょうか。最初はそんなものですよ」と言われた。
つまり、株ころがしの連中が、売買を楽しんでいるのだ。
私のように協力しようという考えとは、明らかに考え方の違う人たちだ。
ただカネをもてあそんでいる人たちというのは、実際の生産現場など、どうでもいいのである。

最初から予算100万円と決めていたから、もう1000株なんて買えなくなった。
あ〜、どうしよう。
買うって言っちゃったもんな〜、高橋さんに。
1000株は無理でも、少しでも協力しないと!
まさか、自分が株を買うなんて、夢に思わなかったなあ。

でもね、こんな人、なかなかいないよ。
今の政治家連中は、彼の姿勢を少しでも見習って欲しい。
花巻では有名な人で、雨が降ろうと、風が吹こうと、街頭演説を欠かさない人だったらしい。
だから、雨風太陽なのだと思う。

posted by T.Sasaki at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

老害

こんばんは。

少し前、葬式に招かれ、そこで40年も住職を務めているという自慢話を聞かされ、ちょっと言ってきた。
近所のお寺の住職であるが、私の父と同級生である。
満87歳ぐらい。
数えなら、米寿である。
以前から、檀家の評判は芳しくないが、それを彼は自覚していない。
たぶん、誰も言ってくれないのだろう。
葬式が終わった後の雑談のことである。

「40年も住職をされているんですね」

ここまでは普通の会話だ。
その後。

「今の小坊主は、すでに50歳は過ぎているから、彼が今後40年住職に就くとすれば、90は過ぎますよ。もう、引退したらどうですか?」

と言ったら、彼は死ぬまでやるそうだ。
しかも、「100歳まで生きるなら、それまでやる」と言った。
あきれてしまったから、それで引き下がるわけにはいかない。

「あんなに小さな声でお経を詠んでも聞こえないんですよ。ダメなんじゃないですか」
「喉の調子が悪くてねえ」
「年だという証拠ですよ。若い人に譲らないと」

最後に、彼は私に何と言ったか。

「あなた、気をつけなさいよ」

何、これ?
帰ってから、たぶん「こいつを不幸にせよ」とお釈迦様に拝んだのかしら?

残念ながら、その後、何にも起こりません。

早く、こんなボロ住職、辞めてほしいですな。
それが、世のためになります。
年寄りがいつまで経っても、「オレが、オレが・・・」というのは、非常にみっともない!

今日の夕方、その時の関係者にバッタリ会って、思い出した。


posted by T.Sasaki at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月22日

寄付は少額でも目的を持って

ふたたび、こんばんは。

日本は、政治家と官僚のエゴ国家」で引いた足立昌勝さんの記事は、裏金事件を予想していたかのようである。
佐渡のD親分には、納税は国民の義務である、といつも叱られるが、こんな状況だと税金を払うのがバカらしくなってくる。
今年の私は、所得税をある程度納めなければならないが、少しでもそれを軽減するため、いろいろと考えている。
一つは、寄付である。
しかし、税控除の対象は、非常に限られていると言ってもいい。
例えば、日赤とか、社会福祉法人とか、そういう団体なら、全額に近い控除が認められる。
ところが、本当にいいことをしている団体への寄付は、控除の対象にはならない。

先日、「全国有志医師の会」に5万円、「ペシャワール会」に5万円、送金した。
これは、控除の対象にはならない。
非常に残念である。

全国有志医師の会」は、厚労省や日本医師会から嫌われている孤立無援の団体である。
恣意型コロナ病ワクチンに反対しても、日本全国から無視され、それでもあきらめずに運動している。
今頃になって、ワクチン打たなければよかったという人が、あちこちで出ている。
それでも、彼らに賛同する医師は、異常に少ない。
頭のいいはずの医師でさえ、思考停止状態が続いているのである。
全国有志医師の会」の活動が、ちゃんと報道される日を願ってやまない。

ペシャワール会」は、亡くなった中村哲さんのいた団体である。
彼はアフガニスタンで灌漑用水路を作り、緑を作った。
世界でも類を見ない、日本人の誇りである。

「紙の爆弾」を定期購読しているので、年末には鹿砦社から特製カレンダーが送られてくる。
空白の欄の多い中で、12月4日には、ちゃんと中村哲さんの命日が記されているのだ。
実はそれを見るまで、私も彼の存在を忘れかけていた。
思い立ったが吉日で、寄付の決心がついた。

寄付というのは、小額でも、目的をもって善意からやるものだ。
その点、ふるさと納税という寄付制度は、見返りを期待させて寄付させる、あるいは、見返りを期待して寄付する、というように、善意があるかどうかわからないような制度である。
よくもまあ、こんなことを考え付くものだ。
日本人として恥ずかしい。
と、思わないか?
日本は、世界の中でも、寄付行為の乏しい部類に入る。

所得税を払えるような年は、今後、頑張って寄付しようと思う。
posted by T.Sasaki at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今年のいか釣り漁業に悔いはない

こんばんは。

何をやっているんだか、大したことをやっていないのに忙しい。

陸揚げされたいか釣り機.JPG

いか釣りを切りあげ、今度は、まだこや毛がにを獲ろうと目論んでいるが、たぶん失敗するかもしれない。
というのも、暖水の異常な北上で、獲れる魚種が違ってくる可能性があるからだ。
たぶん、やりいかは、1月いっぱい獲れるのではないか。
このまま行けば、毛がにの盛漁期は、3月にずれ込むのではないか。
まだこに関しては、どうなるのか、まったくわからない。
いさだ漁業は、2月に親潮の南下にかかっている。
やる予定なので、乗組員にはそう伝えてある。

来年以降のことを考え、とにかく切り替えてやってみるしかない。
他船から聞いても結果はわかることなのだが、実際に自分でやってみないと、細部に関してはわからないものだ。

今年のいか釣り漁業は、比較的うまく回った。
だから、悔いはない。
反省点を強いて言えば、八戸沖でまったく獲ることができなかったこと。
どうすればいいかは、だいたいわかっている。
来年は同じことをしないように忘れないようにしなければならない。

だけど、年には勝てないんだよなあ。
来夏には、たぶん忘れているだろう(笑)。

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2023年11月18日

池上彰も踏み込めない

ふたたび、こんばんは。

池上彰のニュース解説で、イスラエルのことをやっていた。
結局、ハマスの出自など、踏み込んだことは言わず、うわべだけ。
彼もやっぱり、電波芸者かな。
posted by T.Sasaki at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宮古市指定ゴミ袋が海に

こんばんは。

乗組員の話では、年末まで、細々でも釣れるのではないか、という言葉を少し信じて、いか釣りの針のナイロン交換をやっていた。
高浜名物の南西の風が強く、港内のゴミは、船の周辺へ流れてくる。

海に捨てられたゴミ袋.JPG

拾い上げたら、宮古市指定のゴミ袋に入っていた。

海に捨てられたゴミ袋2.JPG

どうせ捨てるなら、海に投げ入れないで、陸上のその辺に捨てろって!
宮古市民の民度がわかる。
恥ずかしいですな!
posted by T.Sasaki at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月17日

トタン屋根の塗装

3回目、こんばんは。

先月と今月、思ったより水揚げが伸びたので、屋根の塗装をやってもらっている。

屋根塗装.JPG

建ててから10年目。
本当は15年くらいで塗ろうと思っていたが、塗装屋さんからは、最初だけは10年で塗ったほうがいい、と進言された。
今年の正月、倉庫の屋根に2枚のソーラーパネルを設置した時、その屋根に登って見た(「令和5年新年おめでとう」。参照)
確かに、トタンを折り曲げている部分が白くくすんでいた。
たぶん、折り曲げた部分から錆びるのだろう。
これは、7年前に取り替えたらしい(「新しい屋根」参照)。
最初はやはり、10年で塗ったほうがいいなあ、と思った。

自宅のほうの屋根には、最初からソーラーパネルを載せている。

屋根塗装2.JPG

これについても、思った。
ソーラーパネルを載せる前に、一度、塗っておくべきなのかなあ、と。
この屋根はセキノ興産製で、ソーラーパネルと一括契約。
屋根に穴を空けない工法で、長持ちするかなあ、と考えたからだ。
いずれ、あと10年も経てば、パネルの発電効率も落ちるだろうから、その時に考えるしかない。
問題は、10年後に、考える気力があるかどうか(笑)。
posted by T.Sasaki at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ショッコも鉛を食う

こんにちは。

昨年とちがって、沖合いにいたするめいかが、オカ寄りに分布し始めた。
やりいかも多いので、するめのガラ針にもたまに食ってくる。
するめいか大不漁の中、11月の水揚げになっているということは、幸運としか言いようがない。
昨年の11月は、10万円くらしか水揚げがなくて、出れば出るほど赤字だったので、ずっと休んでいた。
もちろん、乗組員の給料分が赤字だった。

やりいかは、水揚げには貢献していないが、おかずとして、近所にあげたりしている。
おまけに、ショッコが鉛を飲み込んで、針を引っ張ってあるく。

ショッコ.JPG

隣の針と喧嘩するので困ったものだが、これもおかず。
あまり脂がなく、ということは、オメガ3が少なくて、おかずにいい。
一晩に2匹も獲ったものだから、乗組員と1匹ずつ分けた。
先日お世話になった釣り船「ゆたか丸」によると、ショッコで船内がお祭りになるという。
道具自体が軽いものだから、船中のお客さんの道具を次から次へとかき回すのだそうだ。
もう笑うしかないという。

この晩は、再び、さんま船が来た。

夜の大型さんま船2.JPG

すぐそばまで来て、私の船を一周していった。
さんま船にとっても、いか釣り船を見るのは珍しくなったのだから、いかが揚がっているか、見にきたのかもしれない。
残念ながら、ぜんぜん揚がらなかった(笑)。
posted by T.Sasaki at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月11日

釣り船に体験乗船

ふたたび、こんばんは。

一昨日、釣り船に乗せてもらって、やりいか釣りの体験をしてきた。

ゆたか丸.JPG

青いパーカーを着ている人が専務で、ブリッジの中で舵を握っているのが会長。
ヨットハーバーのある神林港から出港。

ヨットハーバー.JPG

趣味とはいえ、どのお客さんも最低3本は竿を持ってきている。

ゆたか丸2.JPG

さらに、これ、全部、いかを釣る針。
いくら趣味と言っても、カネのかけ方にはびっくりする。

ゆたか丸3.JPG

一方の私は、例の手釣りの道具(笑)。

手釣りの道具.JPG

会長には笑われていたが、めげずにしゃくった。
ナイロンだけ交換してきたのが悪く、より戻しから分銅が落ちていった。
より戻しが腐っていたのだ。
会長が、私をかわいそうだというので、釣竿を貸してくれた。
事前に、釣具屋さんで「一番やりいかが釣れる針は?」と店主を困らせて、準備しておいた針やしかけを、その釣竿につけてやってみたが、サバばっかり釣れる。
借りたリールも左利き用なので操作も難しくて、グルグル回した時、回す取っ手が外れた。
壊したと思って青くなったが、消耗部品の磨耗から、外れたらしい。

そこでまた、使っていたしかけを手釣りの道具につけて、手で釣り始めることにした。
どっちみち、私は竿釣りは下手くそだ。
会長も出てきて、つり始めた。

ゆたか丸4.JPG

「こうやって釣るんだよ」と言わんばかりで、やっぱり上手だ。

私は手釣りでも、まあ、15匹ぐらい釣れた。
5匹がやりいかで、残りはするめいか。
この日は、やりいかとするめいかと半々くらいの割合で釣れたようで、いつもよりするめいかが多かったらしい。

いか釣り船が使う道具に比べ、針もハイテクだし、ナイロンも細い。
そりゃカネをかければ釣れるのはわかるが、これらの針1本でも、ガラ針の10倍以上はする。
苫小牧沖にいたサメには、けっこう針をやられたが、こんな高価なハイテク針を取られたら、涙が出てくる。
趣味の世界には、とても付いていけない。
それでも、いろいろと体験できてよかった。
会長の話も面白かったしね。

posted by T.Sasaki at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はちみつのレジェンド

こんにちは。

先日、盛岡のKさんの所へ行って、はちみつを仕入れに行ってきた。
そこで、勉強させられる話をまたまた聞いてきた。

大手養蜂場では、みつばちに元気がないのだそうだ。
それは、なぜかというと、みつばちの餌として、はちみつではなく、シロップを食べさせているから。
収穫できたはちみつは全部売って、カネにしたい。
そういう思惑が、みつばちが弱くする。

みつばちにも、人間と同じで、働くみつばちと働かないみつばちがいるそうだ。
働かないみつばちの系統は、いくら大事に世話をしても、その系統は、いつまで経っても働かない。
働く系統は、ちゃんとした餌を食べていれば、その子孫までちゃんと働く。
ネットなどで売られているみつばちは、働かないみつばちを選択して売っているらしい。
だから、そんなものを買っても、はちみつはたくさんできない。

穏やかな日本人」で、彼を紹介していた親サイトは、「山田養蜂場」だった。
彼は、山田養蜂場や藤原養蜂場に、はちみつを売っていたが、もう売らないという。
売り掛けても、お金をなかなか支払ってくれないのだそうだ。
それで、自分で売ったほうがいい、となった。
大手というのは、そんなものかね。

彼のもとには同業者が相談に来たり、教えを請いに来たりしている。
私は彼を、はちみつのレジェンド、と呼びたい。

posted by T.Sasaki at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月06日

ハマスは、元々、イスラエルと繋がっていた

4回目。

私が今まで引いてきたリンクを読んでいる人にとっては、すでに常識だと思うが、イスラエルのガザ攻撃は、あまりにひどい。

ハマスがロケット弾を使って、イスラエルに攻撃を始めた。
その際、「ハマス(イスラム抵抗運動)が10月7日にイスラエルを攻撃した際、イスラエルでは40人の乳児の首をハマスの戦闘員が切り落としたとする話がイスラエルのニュースチャンネルi24などによって広められた」。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202311010000/(「桜井ジャーナル」)

しかし、これは、上記リンクから、イスラエル国民を煽るためのウソだった。
イスラエルは、ハマスの攻撃を事前に知っていた、と米国から発信されている。

https://nofia.net/?p=14776(「BrainDead World」)

さらに、イスラエル国防軍の元スパイは、ハマスが簡単に、イスラエル側へ突破できるのは変だ、と言っている。

https://nofia.net/?p=14687(「BrainDead World」)

PLOのアラファト議長という名前を聞いたことがあると思うが、彼は、イスラエルがハマスを支援している、と生前に言っている。

http://takahata521.livedoor.blog/archives/22062284.html(「メモ・独り言のblog

こうなると、「裏で、ハマスとイスラエルは、何かやっているのではないか」と勘ぐってしまう。
だから、ハマスは、簡単にイスラエルへ侵入できたのだ、と言える材料となる。
これに副島先生が触れないわけがない。
ハマスは、欧米が作ったのだ、と。
そして、もうアラブ世界の人たちは、巻き込まれたくないと。

重たい掲示板」[3084](「副島隆彦の学問道場

次から次へと、よくやりますな。
日本も巻き込まれないようにしないと、と言っても、与党、野党、ゆ党とも情けなく、アメリカの言いなり。
ハマスの出自、日本で一切報道されていないから、信じやすい日本人は、いつかひどい目に遭うだろう。
マスゴミを信じるものは、救われない。

民族優越主義が、こういうことを生むんだな。
この辺は、「西洋人は他を見下して支配したい」、「ギリシア世界は西洋人の憧れだった」を再読くだされ。
posted by T.Sasaki at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いか刺しのプレゼントが、・・・・

3回目、こんばんは。

すけそうだらを干したのから思い出して、いか刺しを造ってプレゼントした話。

先日、暇をもて遊ばしていたので、昔、ヨットでお世話になった駒井元コーチのところへ、いか刺しを持っていった。
たまたま、その前日、スーパーで現コーチのO君に行き会って、元コーチのことを聞いた。
当たってから、体が満足でなく、大変だとのこと。
変な噂話も風の便りで聞いていたから、その確認もしたが、やっぱり、それはウソだった。
まあ、彼を嫌いな人は、たくさんいるから。

私は、彼のおかげで、ヨットでいろいろと学んだし、鹿児島インターハイで2番にもなったし。
彼がいなかったら、それは、たぶん無理だった。
ヨットの私の先生と言っていい。

玄関で挨拶したら奥さんが出てきて、中へ入れさせてもらい、話をした。
やはり一回あたると、年を取る。
脳梗塞を何度もやらかしても生きている人もいるが、彼の姿を見ると、健康は大事だとつくづく思った。
カテゴリー「免疫について」は、たぶん役に立つ(笑)。
もう彼には、昔話をしながら、ご苦労様としか、言いようがない。

みんな年を取るんだ!
posted by T.Sasaki at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

釣りのすけそうだらを、もう少し高く買ってよね

ふたたび、こんばんは。

昨日の出港時、知り合いのたら延縄漁船とすれ違い、無線機で話をした。
「小さいすけそうだらを食べたいから、売ってくれ」と頼んだら、くれると言う。
安くて、400円か500円しかしないそうだ。
だから、くれるという。

ここで、私は悪だくみ。
翌日、1000円で買うことにした。
「1000円だよ」と市場に言えば、それで済む。
こんな美味しいもの、500円なんて、あんまりだ。

買ったすけそうだら.JPG

14尾入れで、あちこちの人が食べたいというので、結局、5匹しか残らなかった(笑)。
得意の干物。

すけそうの干物.JPG

スーパーで買う干物は、これより小さくても、まあまあの値段(高いとは言わない)。
釣りの生産者からも、まあまあの値段で買ってよね。
トロールのに比べれば、100倍も立派な魚なんだから。

魚をさばくには、これ!
もちろん「百円ショップの優れもの 3」のうろこ取り。
posted by T.Sasaki at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

久しぶりに見たさんま船

こんばんは。

昨日は、夜いかに行ってきた。
日暮れ前に針を下ろして、形が上がったところへ電気を点けようと考えた。

魚探反応20231105.JPG

海底にねっぱった反応に針が行っても、なかなか形が上がらない。
19度台の表面水温でも、不思議にアホウドリの子どもがいた。
普通は、こんなところにいない。
さんまでも追ってきて、迷ってしまったのだろう。

アホウドリの子.JPG

夜、集魚灯を点けてから、魚探反応だけを見ると、形が揚がってもよさそうな感じだが、揚がらない。

魚探反応20231105.2.JPG

日本シリーズを見ていたら、船が近寄ってきた。
さんま船だ。
いか釣り船の近くにさんま船が来るなんて、10年以上も見たことがない。
久しぶりだなあ。

夜の大型さんま船.JPG

結局、9時まで1箱にもならず、あえなく消灯(涙)。
当分、休む。
posted by T.Sasaki at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月29日

マンションやホテルが全滅!

4回目。

なぜか、メキシコのアカプルコの惨状が、テレビや新聞報道で皆無。
何これ?

すごい!

https://nofia.net/?p=15189
https://nofia.net/?p=15210
posted by T.Sasaki at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする