日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2024年11月02日

立花孝志は何を見ているのか?

ふたたび、こんにちは。

昨日は、久しぶりに昼いかに行ってきたが、たった1個のみ。
海を休ませたほうがいいから、休む。
ということで、かなり暇だ。

石破政権は短命だ、という話は通説”となっているが、安定多数でないがゆえ、アメリアは、日本の操縦が難しくなるのではないか、という話もある。

https://blog.goo.ne.jp/rakitarou/e/405ae4307980b53c0b37833f0bd424ea(「rakitarouのきままな日常」)

この中の「V. 米国は過半数割れの石破政権をコントロールしにくい」の通りだと、野党の主張を利用して、「政権運営は、野党の言うことも聞かないとできないんですよ」と理由をつけて、アメリカの意向を拒否することもできるかもしれない、ということか。
統一協会議員(安倍チルドレン)の落選のほかに、そういう目的が、早期の解散総選挙にあったとすれば、これは、すごい!
買いかぶりすぎか。

アメリカの悪だくみが、マスコミを使って今まで隠されてきたから、世の中で起こることは、お人好しの日本人が思うようなことばかりではなくなってきた。
段々と単純に考えることができなっくなり、読みが必要な時代になったのか。
というのも、マスコミがマスゴミと言われるようになって久しいが、斎藤元彦前兵庫県知事も、マスゴミの犠牲者なのだろうかと思うことが、またまた出てきた。
「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志さんが、何と!斎藤知事を応援するために立候補したのだという。

https://www.sankei.com/article/20241031-JGWYLWNVF5L23CTS4XC3PIJ3G4/(「産経ニュース」)

彼は以前、ジャニーズの問題をNHKの政見放送を使って暴露した人だ。
その手法はすごい、としか言いようがない(「立花孝志は、政見放送を使って暴露していた」)。
その彼が、おねだり知事と言われた斎藤前知事を応援するとは、何かある、と深読みすべきかどうかだ。
検索してみると、斎藤前知事の背後にいた片山副知事というのも、どうもあやしい。

https://friday.kodansha.co.jp/article/383006(「FRIDAYデジタル」)
https://www.fnn.jp/articles/-/759855(「FNNプライムオンライン」)

立花孝志の真意はいかに?

posted by T.Sasaki at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

縄跳び

こんにちは。

乗組員と二人で操業していれば、例えばいか釣漁業で針トラブルがあって、乗組員が忙しい時は、どこの船頭もブリッジから降りてきて、トラブル直しを手伝うだろうし、いかを並べるのも手伝うだろう。
着岸時、もやいロープをとる時もそうだ。
小型船の船頭は、すぐに動ける俊敏さも必要となる。
家にも船にも自転車があり、できるだけ自転車を乗るようにしている。
しかし、筋肉、運動能力というのは、それだけでは維持できない。
私は、縄跳びをやってみて、自分の体力のなさを痛感した。

先日、妹と姪が、縄跳びをしていた。
「ふん、そんなもの!」と思って、やってみた。
しかし、まるっきり跳べない!
ショックだった。
10回も跳べない!

まずは、タイミングも悪い。
縄跳びというのは、縄を回してそれに合わせて飛ぶから、タイミングが重要になる。
もう、運動神経ゼロ!
ジジイもいいところ!
それでも、何度かやっているうちに、50回できるようになったが、息が切れてダウン。
二重跳びも1回できた。

今日で3日目。
縄跳びの縄も自分用を買ってきた。
100回できたが、二重跳びは、まだ1回のみ。
二重跳びをせめて10回できるようになりたい。
そして、20回。
普通跳びも200回が目標。

こんな簡単な運動も、やっていないとできなくなる。
何だか、体の調子がよくなってきた。

posted by T.Sasaki at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月31日

今後のこと

ふたたび、こんにちは。

ちょっとした考えがあって、そして、頭と時間がついてこなくなって、段々と、ブログもテキトーになってきたように思う。
毎日のニュースやネット巡回で、興味ある記事をブックマークするのだが、その数が多くなったりすると、いちいち、そのために文章を書くのも嫌だ。
ということで、今回ばっかりは、ここに引くけれど、過去記事にダイレクトで追記していくことにする。

ちょっとした考えというのは、プロバイダー先のレンタルサーバーが使えなくなること、そして、このブログの記事数が増えすぎたことから、残しておきたい文章を再度編集しなおして「ブログ保存版」にしようと考えている。
それには、FTP転送ツールを使えるレンタルサーバーを探さなくてはならない。
プロバイダー先のレンタルサーバーは来年3月までで、まだ余裕がある。
なぜFTP転送ツールか、というと、仮にネット上のサーバーが壊れても、自分のPCにデータが残るから。
たとえば、Seesaaのシステムが急に壊れたら、データは残らないことになる。
このことは、すべてのネットサービスシステムに言えることであり、逆に、自分のPCが壊れたら、転送先のデータに頼るということ。
少なくとも、両方にデータを持てる、ということで、FTP転送ツールは、有益だと思う。

さて、今日のはAIに関するリンク。

元オープンAIのCEOサム・アルトマン氏が警告、AIが人の心を操り超人的な説得力を持つ危険性

このAIからは逃れられない?野外で撮影した写真の場所を正確に特定するAI

追記先
AIが宗教を興す日
posted by T.Sasaki at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月30日

リニア新幹線工事は、マイナスばっか

4回目。

過剰反応じゃないのかね」のリニア新幹線工事で、またまた手柄を上げた。

https://news.tv-aichi.co.jp/single.php?id=5956(「愛知のニュース」)

せっかく黒字を計上しているのに、JR東海は何をやっているんだろう。
リニア新幹線推進の親分は、誰なんだろう?


posted by T.Sasaki at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パチンコ中毒患者の考えるところ

こんばんは。

もうニュースで報道されたが、宮古市にあるパチンコ屋が閉店した。
乗組員は残念がっている。
逆に、宮古市役所に併設してあるパチンコ屋は喜んでいるだろう。
一気に2店やめてしまったのだから。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2024/10/29/172873(「岩手日報」)

物価高の影響で、パチンコなどという高級な遊びは、忌避される運命にある。
それでも、自分の生活を捨てて通うという人間は、病院へ行って治療したほうがいい。
びっくりしたことに、乗組員は、市役所併設のパチンコ屋には行っていない。
遠いからという理由で(車の免許がない)。
いいことだ。
パチンコがなくなったからといって、生きていけないわけではない。


毎月パチンコ屋に給料をつぎ込んで、その会社は倒産なのだから、せっかく稼いだカネはいったいどこへ消えたのか?
といっても、乗組員はその点を何にも悔しがらない。
ただ、行くところがなくなったのは残念だという。
カネの行き所はパチンコ台のメーカーだろうが、中毒になると、そんなことはお構いなしということか。


posted by T.Sasaki at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月27日

この若さ、すごい!

3回目。

気仙沼では、休暇村の支店に泊る前には、船に泊って一杯やっていた。
テレビを見ていたら、すごい女性が登場。
93歳なのに、恐ろしいくらい若い。
帰ってきて検索したら、奇跡的にあった!

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b375940e64ed8b4b160709cfa6b5fd6cf56420c(「Yahoo!ニュース」)

放送の最後に出てくる新妻千恵子さんという方。
肌も90歳には見えないし、動きも俊敏!
これくらい若かったら、100歳まで生きてもいいなあ。

すごい!


追記の関連リンク

この人もすごいですね!
85歳になった“スーパーボランティア”尾畠春夫さん、「引退宣言」の真相を語る「100歳までは続けたい」と前言撤回の生涯現役宣言

何これ?
58歳!
奇跡の58歳、どう見ても30代にしか見えないシンガポールのイケメン男性が世界を熱くしている件

ちょっと感動した!
101歳で仕事も会話も現役!
https://www.daily.co.jp/gossip/2025/01/06/0018513680.shtml
https://gendai.media/articles/-/143827


posted by T.Sasaki at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

橋の写真ばっか

ふたたび、こんばんは。

ドッグしたついでに、その休暇村気仙沼大島支店へ、船に積んであった自転車で行ってきた。
思ったより、遠かった。
その途中の気仙沼大島大橋。

気仙沼大島大橋.JPG

こっち側が、宮古から来るときに通る大島瀬戸。
牡蠣棚がたくさんあり、間を通ってくる。
100トンクラスのカツオ船とすれ違う時は、緊張する。

気仙沼大島大橋2.JPG

こっち側は、気仙沼湾奥の三陸道の橋。

気仙沼大島大橋3.JPG

ドッグから降ろして、三陸道の横断橋の下をくぐる。

三陸道気仙沼湾横断橋.JPG

そして、大島大橋の下をくぐる。

気仙沼大島大橋4.JPG

プロッタで見れば、下側が大島。

大島瀬戸.JPG

プロッタの番所根と上に立っている灯台。

大島瀬戸灯台.JPG

宮古湾に帰ってきたら、不明の客船とすれ違う。

不明の客船.JPG

ということで、何もなく無事に帰ってきた。



posted by T.Sasaki at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドラム交換

こんばんは。

漁もないので、こんな時には休んだほうが海のためだと思い、船をドッグしてきた。
切り上げの準備」で寸法を取っておいたドラムを交換。
アルミは、腐るとシャフトにくっ付いて抜くのが大変!
ということで、壊すしかない!

ドラム交換1.JPG

無残な姿。

ドラム交換2.JPG

そして、新品!

ドラム交換3.JPG

船底は、いつもより貝類がついているかな。
海藻類は、皆無に近かった。
異常なし。
海水こし器の掃除をして、亜鉛は、舵だけ2枚だけ新品にして他は磨いただけ。
ほぼ2日で完了したが、休暇村気仙沼大島支店に泊る予定を組んでいたので、そこに1泊して帰る。
ここは、夕飯より朝飯のほうがボリュームがある。
ビジネス向きね。
私は休暇村のファンで、会員にもなってしまった。

posted by T.Sasaki at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月26日

統一協会系議員の落選運動

こんばんは。

明日は選挙の日。
私は、明日投票する自信がなかったから(つまり、確定したスケジュールというのがない)、すでに不在者投票を済ませてある。
自民党員であるからには、自民党に投票するしかない。
裏切りは最低なのだ。
岩手県では、あのクソ女が辞めたため、参院補選もある。
さらに、宮古市議選の補選もある。
最高裁のも含めて、5つも投票箱があった(衆院、比例、最高裁、参院補選、市議補選)。
史上最高の投票箱である。

今回、石破首相が衆院選を急いだ理由は、やはり、統一協会がらみのようだ。
裏金問題があったから、自民党にとって選挙を急ぐことは不利であり、解散などしない。
ところが、ここで自民党から膿を出し切ることに専念するようだ。
これぐらいの覚悟は、今までの自民党総裁にはなかったことである。
統一協会のひどさは、「統一教会関係議員は退くべき」で紹介したとおりである。

参政党もニセモノで、統一協会に深く関わりがあるらしい。
維新、国民民主もヤバイ。
立憲民主の野田も、統一協会系だとか。
あちこちに統一協会が隠れていて、副島先生が、ボロクソに書いている。

https://snsi.jp/bbs/page-1/【3158】(「副島隆彦の学問道場」)

そのうえ、植草一秀さんまで、次のように書いている。

主権者は総選挙で、まず旧安倍派議員を排除し、その上で第二自公を目指す維新と国民民主を排除し、投票先を選択するべきだ。
共産、れいわ、社民を軸に投票先を選定するべきだ。
立憲民主党候補については、原発廃止・消費税減税廃止・安保法制廃止を明示する候補者に限って投票するべきだ。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-6b22e6.html

明日の投票の参考にしてくだされ!


posted by T.Sasaki at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月25日

「仲良くやろうよ」論

3回目。

東アジアの緊張は、なぜ、こんなにも長く続くのだろう。
これにはきっと、アメリカのある勢力がリアリストを使って、東アジアの同盟国をそそのかしているのではないか、と思う。

コンビニでコーヒードリップ待ちをしている間に、エロ週刊誌を物色していたら、表紙に「危ない水道水 発がん性物質PFAS全国汚染MAP」とあり、思わず衝動買いした。
PFASといえば、「半導体工場がもたらすPFAS汚染」に書いたが、それが一般の水道水に混じるとなると、びっくりする。
出ているところでは、深刻な問題である。

その号の週刊ポストには、「石破茂は保守かエセか」と題して、5人ほどが持論を述べている。
その中の佐藤優さんの論は、勉強になる。
日本に限らず、「アメリカと同盟を組んでいる国はどこも主権の一部を譲り渡している」というのだ。(※)
しかし、日本の場合、主権の一部どころか、いろんなものを貢いでいる。

その辺の近所、あるいは、仕事仲間でもいいが、仲良く暮らしていけたら、ストレスもなく幸せに生きていけると思う。
この延長版が、市民社会であり、国であり、世界である。
みんな仲が良かったら、殺し合いなど起きない。
「仲良くやろうよ」の一言でいいと思う。
一応、日本国憲法というのをアメリカに与えられて、憲法13条に幸福追求権がある。

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

まれに幸福追求権を主張していろんなことをやり始める人もいるが、条文には「公共の福祉に反しない限り」というのがあって、勝手なふるまいでもって、幸福追求権を主張するのは間違っている。
でも、「みんな仲良くしようよ」というのは、明らかに幸福追求権を主張しているものだ。

東アジアで、中国でも韓国でも北朝鮮でも、これを個別にやったら、きっと、みんな喜ぶと思う。
歴史問題を盾にする彼らだったら、「仲良く歴史の研究をしようよ」でいい。
でも、この「仲良くやろうよ」という話をアメリカは嫌う。
特に「分断して統治せよ」の現代版「分断して金儲けをせよ」というディープステイトの参加者らは、リアリズムの人間たちを利用する。
リアリストらは、東アジアの各国の思想、軍事力を分析し、それを東アジア各国に吹き込む。
特に、日本には、アメリカの手先がたくさんいるらしく、副島先生などは「コイツには騙されるな」と忠告している。

「仲良くやろうよ」と言って、どこが悪い?
アメリカが作った憲法13条は、何?

私が政治家になって、エラくなったら、この手を使う(笑)。

「ロシアが次に狙うのは●●のはずだ」「中国が台湾を侵攻するに違いない」といった無責任・無定見な声は話半分で聞いておく



(※)
安全保障政策については、保守・リベラルではなくリアリズムの概念で動いている。
 石破氏は日米安保条約の見直しを掲げているが、アメリカと同盟を組んでいる国はどこも主権の一部を譲り渡している。各国が所要の条件下でそれが自国の安全保障にとって最良の選択だと思っているからだ。対等な関係にするとか、主権を完全に取り戻すことは、それこそ日本がもう一度アメリカと戦争して勝たないと無理だろう。石破氏は国家の秘密情報にまだ触れていなかったから仕方ないのかもしれないが、現実的ではない。
 もちろん、時代の流れによって譲り渡す主権の度合いは変わってくる。日本の国力は1960年に地位協定を締結した時に比べて強くなっているから、アメリカとの関係で日本の主権を伸ばすことができる可能性はある。しかし、アジア版NATOというのは米国が許容できる閾値を超えている。君子は豹変するというから、現実を知ってひっくり返すのではないか。
(「週刊ポスト」2024年11月1日号p27)
posted by T.Sasaki at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

余計な機能は、重くなるから要らない

ふたたび。

私が持って歩くのは、Windows10のノートPC(ASUS製)である。
これは、画面を外してタブレットにもできるやつなのでスペックが低く、Windows11の条件を満たしていない。
確か新潟で買ったもので、まだ佐渡へいか釣許可を移す前の話。
何年かに1回ぐらいの頻度で止まる。
うんともすんとも動かなくなり、最初はASUSのサポートで電話した。
台湾人?のような人が出て、復帰の方法を教えてくれた。
最近しばらくぶりに止まって、サポートの電話番号を説明書で探すのもめんどくさいので、スマホで検索したら出てきた。
電源ボタンを15秒長押しでいいそうだ。

Windows10のサポート期限は来年10月までで、あとは、どうしたらいいのか考え中である。

https://www.bcnretail.com/market/detail/20240913_454341.html(「BCN Media Potal」)

旅歩きの途中で、パソコンをネットに接続すると、ギガを使う。
だから、ただネット巡回するだけなら、スマホがいい。
Wi-Fiにつなぐと、勝手にアップデートしたりするし、たぶん他のサービスが勝手に動いているのだろう。
昔のWindows98が軽くて良かった。
使用しないサービスを自分で簡単に削除できればいいのに、カスタマイズに関して、もう頭が錆びついて勉強する気にもならない。
以前は、いろいろやったのに。
十分に年をとった証だ。

でも、暇な時にやってみようかなあ。
安い中古ノートPCを買って、Linuxをまた勉強して。

家では、まだWindows7の再インストウール版を使っていて、非常に軽い。
もうサポート終わっているから、更新機能は停止している。
最低限のものしか使わないから、ファイアウォール機能が突破されなければ、まだ大丈夫みたい。
これも電源を入れてから、ただ黒い画面のままで左上の下線が点滅したままの時がある。
強制終了して、電源を入れれば復帰する。

ブログのアクセス解析をたまに眺めると、私と同じように、Windows7を使っている人もまだいる。
そして、Linuxも。
一番多いのがWindows10で、あとは、スマホOSやiOSが横並び。
どのOSも要らないサービスが動いているから、重くなるのだ。
あ〜、イヤだイヤだ!


posted by T.Sasaki at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

契約完了書類は、紙でもっていたほうがいい

こんばんは。

先日、「シビル・ウォー」という映画を観に盛岡へ行った話を書いた(「シビル・ウォー」を観てきた参照)が、ついでに、楽天モバイルの契約変更を行ってきた。
最強プランというやつで、3ギカ以下なら880円というもの。
私は、いか釣りでどこかへ行かないと、あまりギガは使わない。
半年以上は家にいるから、組み合わせプラン5ギガの1450円は、無駄だ。
来年以降は、もっと旅歩きしない。

ネット経由では、なかなか簡単に契約できない。
というのも、私のは、データ専用のSIMカードなので無理だったようだ。
古いから無理なのかなあと、半分あきらめて店舗に行ったら、ちゃんとやってくれた。
店員さんからは、「ずいぶん物持ちがいいんですね。古くても、カード差し替えたら使えますよ」と。
NECの「Aterm MR04LN」というもので、もしかして、10年以上使っているかもしれない。
楽天モバイルの前は、ぷらら高速オプションというプロバイダー付属サービスだったが、あまり儲からなかったためかサービス終了になり、とにかく口座振替で支払いのできるサービスを探した。
私は、どのクレジットカード会社に申し込んでも断られるブラックリストの一人なのである(笑)。
そこで見つけたのが楽天だった。

ちょっと時間があったので、そこの対応してくれたネーチャン店員(おばさんなんだけど、私より明らかに年下だからネーチャン)とお話をした。
「物持ちがいいっていうけれど、これが本当は日本人の普通なんですよ。生活がっ苦しいっていうわりに、10万円以上もするスマホ買って高い通話料毎月払って、頭おかしいじゃないの?って、いつも思います」
「そうですね」(←客だから、しかたなく相槌を打つしかない)
「私なんか、これ、中古スマホで1万円ですよ。差し引き9万円で、美味しいの食えます。今度どうですか?」
「そう来るんですか」と彼女は笑っていた。

これ、カスハラなのか、セクハラなのか(笑)。

「みんないいようにカネをむしり取られてます。パソコンのOSなんてその象徴。サポート期限とか何とかいって、新しいOSを買わせられて。そのたび、会社は更新費用を払わなくちゃならない。役所も税金でそれを全部やる。どんどんネット商売が拡大し、データセンターを世界中に作って、はい、電気足りません、原発の増設?日本からカネはネット関係で流出し、SNSいじめやSNS犯罪の増加で、結果を見れば、何にも良いことない。あ、契約完了の書類は郵送ですよ。私はネットなんて、まるっきり信用していない。ネット障害もあるし、パソコンも止まったりするし。ペーパーレス反対!」
「わかりました。郵送です」

この書類の郵送は、本当は必要なことだと思う。
最強プランへの移行を促すダイレクトメールのハガキには、前の契約をちゃんと自分で解約するようにというありがたくない条件付き。
ところが、前の契約である組み合わせプランを解約する場合、IDがわからないと解約できなのだ。
書類を探したら、あった。
IDがないと、解約の手続きをする画面にさえ入れない。
書類ではなくネット上にあるIDやパスワードを、いちいち私は書き残してはいなかっただろう。

その後、タイミング良くなのか悪くなのか、光回線の契約変更勧誘の電話があった。
ドコモ光からau光へ、ということらしい。
かなり安くなるのだが、契約完了書類や毎月の使用明細などは、ペーパーレスのためネット完結で、郵送できないと言われた。
その時点でアウト。
「初めてのパターンです」と言われたが、私は「ごめんね」と言って電話を切った。

安けりゃいいってものではない。
信用できないものにカネを使っても、ただ騙されて終わりになることもあろう。

posted by T.Sasaki at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月23日

不掲載確実の投稿

ふたたび、こんばんは。

ふたたび、「反論投稿 2」がなされて、それでも黙っていようか、と思ったが、どうも、彼らは違う。
鉄道マニアではないのかなって感じ。
二酸化炭素排出に関しても、総合的な視点というのがない。
ということで、不掲載でもいいから、乱暴な投稿をした。
あとは、論説委員会が、どう手腕を発揮するか。
不掲載でも、論説委員会の意見表明というのがある。
そう、岩手日報社の意見としての「論説」で、だ。
以下が、メールで送信したもの。
字数オーバーだと、投稿フォームでは受け付けない。

 私の投稿に対する反論の一つ目は、賛否両論あっていいだろうと考え、静観していたが、さすがに二つ目ともなると黙っているわけにはいかない。鉄道好きの人たちに、普通の一般住民は付き合ってられないのである。
 私が物心ついた頃、すでに山田線は存在し、満席に近い乗車率だったように思う。私の家の前は、国道45号線が通っていたが、舗装ではなく砂利の道路であった。車など滅多に通らなかった。当時、私の家には自家用車もなく、バスに頼るしかなかった。赤字の根源である乗車率の低下は、自家用車の普及にあるだろう。今や、一家に一台ではなく、二台も三台も所有する時代になっている。これに加え、国道106号線の改良は目を見張るものがある。
 鉄道と立派な国道の並立の必要性に、二酸化炭素の話を持ち込んでいるが、それは正当ではない。乗車率の低い鉄道というのは、ただの鉄の塊を走らせていることになり、無駄な二酸化炭素の排出となる。それに加え、駅や軌道の維持でも、二酸化炭素は排出される。人間の活動には、必ず二酸化炭素は伴うのである。過疎の地域で、利用率の低い交通体系は、二酸化炭素の無駄な排出を意味する。したがって、鉄道と国道の並立は、二酸化炭素を観点とすれば、良くないことである。
 災害復旧において、鉄道と道路では、そのスピードが違う。明らかに鉄道の復旧には時間がかかる。特に岩手県は、東日本大震災の復旧の後押しもあり、道路網は整っていると思う。災害時であっても、う回路の活用で物資は供給できる。いくら国土を強靭化しても、災害は防ぐことはできないが、道路網が整備してあれば、迅速な救援、災害復旧の助けになる。
 旧国鉄時代から、すでに赤字ローカル線として、常に廃止の議論はあった。あれから、どれほど時間が経っているのだろう。そして、JRという民間企業経営になってからも、相当の時間は経っている。列車本数を減らして維持しているだけで、何の改善もない。ただ、議論ばかりして、今まで何をやってきたのだろう。時間は止まったままで、進歩も発展もない。こんなことはバカのやることだ。
 自家用車万能の時代に、公共交通の利用向上を目指すには、一つ方法がある。自家用車に入れるガソリンに高い税金をかければいい。公共交通の利用率が上がるまで、どんどん高額にすればいい。公共交通機関が必要だというわりに、誰も利用しないなら、それくらい乱暴な措置が必要なのだ。それでも、生活が苦しくなるといって、そんなことは誰も賛成しないし、誰もやるまい。
 公共交通機関はいったい誰が利用するものだろう。自家用車を買えない、あるいは、運転できない貧乏人や弱者の乗り物なのか。いっそのこと、そう宣言したほうがいい。乗車率向上のための具体策を何も語らないのに、鉄道維持のための理由付けだけを考えるのは、卑怯者のすることである。特にこのことは、積極的に利用しない沿線自治体の首長および議会議員らに言いたい。
 線路の利用は、鉄道車両で運ぶものに限られる。一方、道路は、各家庭の自家用車はもちろん、バス、消防車、救急車、自衛隊の救援車両など、絶対に必要なインフラである。必要性の議論において、どちらを選べと言われたら、道路であるのは明白だ。
 日本には、鉄道のない市町村はたくさんある。それでも、みんな普通に生活している。災害に対する不安はどこも一緒だ。こんな過疎の地域に、鉄道と立派な国道の並立は贅沢としか言いようがなく、必要性を説くのは地域エゴである。
 このような状況で、国が鉄道の維持に責任をもつべきである、という主張を、私は理解する気にならない。基本的インフラ整備には、税金が使われ、利用率の低いインフラは廃止の対象となる。それを覆すことで、税負担を全国民にお願いするのは、私にはできない。謙虚になって、鉄道を廃止する分、道路維持をしっかりお願いすべきではないだろうか。
(以上、投稿文)

この論議で、投稿数が1対2で、まるで、山田線を残す意見のほうが多い印象を受けます。
これが良識ある採用掲載のしかたなのかなのでしょうか。
どうせなら、両方の意見を掲載した時点で、世論調査の方がよかったと思います。
非常に乱暴な論文で字数のオーバーであり、不採用は覚悟しています。
が、これくらいの主張はあって当然です。
あとは、貴紙で煮てく食うなり焼いて食うなりしてください。
不掲載されようが、添削して掲載されようが、私が投稿した事実は残ります。
論説委員会の見識を、私はじっと観察しています。


posted by T.Sasaki at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

反論投稿 2

こんばんは。

私の投稿(「山田線をBRTへ」参照)に、反響があるみたい。
二つ目の反論投稿があって、びっくりした(一つ目は、「反論投稿!」)。
これで、1対2となり、私の負け!

 山田線について、「鉄路 災害見据え見直しを」(10月8日付)と「知恵を出し合い山田線維持を」(14日付)と論議されていた。私も以前山田線について投稿したが、今回は別の視点から意見を述べたい。
 そもそも山田線は道路整備が不十分だった時代に内陸と沿岸を結び、物流と旅客の重要な交通であった。その後道路整備が進み主役はトラック、バスへと変わってきた。現在少子化が進みトラックやバスの運転者不足が深刻化し、対策が急務となっている。
 わが国は、甚大な災害に対し国土強靭化計画により社会インフラ強化を進めている。山田線は何度も災害不通が発生し、近年は災害頻度が増えている。長年維持管理されてきた山田線だが異常気象の環境に耐えうる構造なのか、また経年に対し適切な劣化対応がなされているのか、何より乗客が求める時間帯や本数のニーズに合っているのか甚だ疑問である。
 JRは民間企業のため株主への収益配当が課せられ、人口の多い路線や新幹線などに多くの予算を振り向けざるを得ないのは理解できる。しかし人口が少ない地域では、赤字が進み地方路線の施設補修や更新は後回しにされている。沿線住民に限らず県民も落胆している。
 英国では、鉄道事業が一度民営化されたが再度国営化されたが再度国営化にかじを切ったとも聞いている。運輸省が路線など施設を受け持ち、運営権は鉄道運輸事業社に委ねてきたが、コロナ禍で収益が落ちたことが理由のようだ。わが国の場合はコロナの影響も大であったが、いまだ施設と運営権の分離がされずJRに責任を負わせている。鉄道は誰でも使える社会インフラであり施設が破損すれば国こそが責任を持って維持管理すべきである。
 またわが国は2050年までにCO2排出量削減を行うことを世界に公約しており、それこそ鉄道は車に対し排出量が少なく積極的に活用が求められている。
 5年前にラグビーワールドカップが釜石市で開催され、JRも三陸鉄道も外国人を含めた観戦者の短時間移動が実現でき、この時ほど鉄道の威力を感じたことはなかった。鉄道は物流や海外旅行者需要を満たし大量輸送を可能とする最良の交通手段である。
 山田線をなくしてはいけない。今、国の良識のある施策に期待したい。
(2024年10月22日付「岩手日報」8面「日報論壇」)



posted by T.Sasaki at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月21日

エンゼルスに戻って、ワールドシリーズ制覇

3回目。

大谷君のいるドジャーズが、ワールドシリーズに進出する。
つまり、アメリカの決勝戦だ。

彼はそこで優勝したら、エンゼルスに戻ってほしい。
巨額の予定報酬なんか、受け取らなくていい。
どうせ使い切れないから、寄付するしかない。
それより、二刀流を最初からやらせてもらったのだから、今度は、エンゼルスを優勝させれば、宇宙一、カッコイイ。
エンゼルスで優勝したら、さっさと日本へ帰って来て、また日本ハムでやってほしい。

「シビル・ウォー」では、政府を支持する州出身の人や中国人(東洋人も標的だろう)を殺すシーンがある。
あんまりだ。
先日、ニューヨークで、大谷がメッツのファンたちから虐められた。

https://the-ans.jp/news/472917/(「THE ANSWER」)

このように、必ず、嫌がらせがあるのだ。
しかも、大谷は日本人である。
彼を毛嫌いするアメリカ人もいるのではないか。

さっさと帰って来てもいい。
今のアメリカは、非常に物騒だ。
posted by T.Sasaki at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「シビル・ウォー」を観てきた

ふたたび、こんばんは。

昨日は、盛岡へ行って「シビル・ウォー」を観てきた。
フォーラムという映画館で、初めて入った。
いなかっぺは、最初から店員さんに声をかけて、チケットを買う販売機の操作を教えてもらった。
指定席なんだねえ。

「シビル・ウォー」の興行成績は、アメリカでも1位。
日本でも1位かな?
特にアメリカでは、バカみたいに金持ちたちが支持する民主党に嫌気がさして、現代アメリカの最悪の場合を描いた映画に興味を抱いたのだろう。
反政府組織と政府軍との闘いになるが、とにかく、人が死ぬ。
嫌なシーンの中に、ストレスを和らげる音楽が随所に挿入されているが、人を殺すということは本当に良くない、と思わせる映画だ。
たぶん、ガザ虐殺への当てつけもある。
結末は、上映中なので書かない。

現実に、退役軍人たちがトランプ側についているという情報もある。
警察たちも、トランプ支持にまわるようだ。

https://www.47news.jp/11647897.htm(「47NEWS」)

一方、こんな、きな臭い情報もある。

https://memohitorigoto2030.blog.jp/archives/25886236.html(「メモ・独り言のblog」)

つまり、政府に反対の意を示す行動をすれば、撃たれる、ということだ。
まるで、「シビル・ウォー」そのものになりつつある。

ちなみに、副島先生は、「トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む」を書いた。
映画を観たこともあり、買って読みたくなる衝動を抑えられない。
posted by T.Sasaki at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月19日

「シビル・ウォー」を見たい

こんにちは。

今、「シビル・ウォー」という映画が公開されていて、いかの大不漁にあきれてしまい、観に行こうかと考えている。
これは、アメリカが分裂するストーリーと言われている。
日本で報道されるトランプ元大統領は、トンデモな人である。
そのトンデモな人の上を行く極悪な連中が民主党の中心であり、それを見抜いているのが、アメリカの人々なのだ。
したがって、副島先生などは、アメリカの情報網から、トランプが負けた場合、アメリカは分裂国家となる、と予測している。
それを描いた映画が、「シビル・ウォー」らしい。
これは、民主党ベッタリのハリウッドから無視されている。
無視される、ということは、もろに「民主党=ディープ・ステイト」というこを示しているのであり、もう隠さなくなった、ということか。

ウクライナの戦争は、もともとオバマ政権のアメリカが手を出したのが発端だ。
しかし、このことを日本で報道する機関は皆無である。
アメリカでもそうだろうし、世界中の西側の大メディアもそうだ。
ロシアが悪いことになっている。
そのことを敏感に察知して、行動を起こしたのが、世界中の極右勢力である。
私は今まで、極右というと、ナチスとか、そんなものを想像し、忌避していた。
が、真相は違うようだ。
極右とは、西側のメディアが勝手にレッテル貼りをしたものだ。
日本でも、政府に都合の悪い情報を「偽情報」と名指し、規制がかけられようとしているが、それを世界的にやろう、ということが、ダボス会議で示唆されている。(※1)

トランプの話に戻るが、彼が撃たれたあと、その動画は、アメリカでは、ほとんどネット上で閲覧できないようにされたたしい。(※2)
ここまでくると、民主党べったりのメディアが嫌われるようになるのは、当たり前だ。
日本は、かわいそうに属国だから、そんなことさえ知らされず、トランプの醜態ばっかりクローズアップされている。
何も知らない人は、自民党本部に火炎瓶のようなものを投げ込んだりするが、アメリカ大使館やニュー山王ホテルのほうへ抗議活動をやったほうがいい。
ガザの人たちを、これでもかこれでもか、と襲っていくのを止めようとしないアメリカは、相当のワルである。



(※1)
 世界を支配するグローバリストたちの定例打ち合わせ会ともいえる「世界経済フォーラム2024」(ダボス会議)において、事前に配布された Global risks report 2024(十九版)によると、直近二年間における最大の危機は戦争でも気候変動でもなく「誤情報・偽情報」(Misinformation and disinformation)であるとされました。
 西側主要メディアがいくら偏向した情報操作を行っても、BRICsやグローバル・サウスの国々のメディアは異なる真実を報道し、日本を除く西側諸国の市民たちは、主要メディア以外のオルタナティブ・メディアにアクセスすることでメディアに対するリテラシーを確立しつつあります。
 今年のEU議会、フランス・英国の総選挙では、主要メディアが極右・ポピュリズム政党と揶揄するところの「国家や民族の生活・独自性を尊重」する政党が、既存のグローバリズムを標榜する政党に対して躍進しました。つまり西側諸国を含む市民世界は「多極化」に向かっており、その勢いが止められないことに、グローバリスト権力者たちは一番の危機感を覚えているのでしょう。
(「紙の爆弾」2024年10月号p29)

(※2)
 長く感じた数十秒の後、トランプが立ち上がり右手を上げてガッツポーズを見せると聴衆が沸いた。本人も言及しているが、彼の後ろにいた支援者さえほとんど逃げようとしなかったのは、リーダーへの信頼なのだろう。
 直後から事件の報道が溢れても、メインストリームメディアは暗殺未遂”の言葉すら少なく、「直後に立ち上がって警護を困らせた」などといった、矮小化された議論だらけになった。
 一方、支持者が拡散していたガッツポーズ写真が数日するとフェイスブックで検索しずらくなるとか、グーグルで「アサシネーション(暗殺)プレジデント」を検索してもヒットするのは過去の大統領の暗殺事件ばかりでトランプの名前が出てこないといった珍現象が起き、共和党がグーグルに抗議して修正される、ということもあった。
(「紙の爆弾」2024年10月号p78)



posted by T.Sasaki at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月14日

反論投稿!

3回目。

今朝の岩手日報に、私が投稿した日報論壇(「採用されちゃった」参照)に対する反対投稿があった。(※)
投稿したのは、同じ宮古人。
こういうのは、必要なことである。
できれば、キシャクラブなどの報道統制に関する問題を、新聞と週刊誌などのその他のメディアとで対決してほしい。
日本の報道の自由度は、先進国で最低である。

https://diamond.jp/articles/-/343385(「ダイヤモンド・オンライン」)

反対投稿に関してであるが、まあ、想定できる内容だ。
ただ「道路に赤字という概念はない」というのは、本当なのだろうか?
私は、その感覚がわからない。
誰も通らなくなった道路というのは、ほったらかしにされ、舗装もされなくなる。
「酷道」と表現されることもある。
それは、つまり、赤字を意味する。

鉄道路線をすべて国で整備することにして(それだったら、国鉄のままでもよかったはずだ)、そこを利用するのは、列車だけである。
その列車の運行でさえ赤字なら、鉄道を維持する意味も何もない。
一方、106号線は、路線バスも貨物自動車も救急車も消防車も一般自動車も利用する。
これぐらい違うのに、インフラ整備をすべて国でやれ!というのは、甘いと思う。
宮古には、豪華客船や自衛艦が着岸できるも港も整備されており、震災時にもちゃんと使えた。
鉄道も港もない田舎は、日本の至るところにある。
不安だらけだろう。
事実、私がネット経由で投稿したのは、鉄道のない超田舎だ(松川温泉)。
そこの女将さんに、投稿前に文章を読ませたら、「ここはバス路線でさえ貧弱なのよ。書かれたことには賛成よ」とうれしい回答を頂いた。
それが、「Goサイン」だった!
再反論投稿はしないが、あとは、せっかく反対論文が出たのだから、読んだ人たちが考える良い機会だと思う。



(※)
 8日付「鉄路 災害見据え見直しを」を拝読した。筆者はJR山田線はひどい赤字路線で、収益確保は困難であるから、バス高速輸送システム(BRT)を視野に入れた方がよいとの趣旨であった。
 私は、この考えに反対である。災害が増加し、大雨被害が深刻ということであれば、県都盛岡から宮古までの直通路線が国道106号1本になってしまっては心もとないと思うからだ。閉伊川が氾濫して、国道が深刻なダメージを受ければ、宮古の人はたちまち干上がってしまうだろう。それは、震災後を想起すれば明らかである。現代においては物流の手段を多数確保しておくことは、防災・震災においても非常に大切なのである。
 先日、NHKの夕方の番組で山田線が取り上げられた。山田線のイメージは?と聞かれたキャスターが秘境路線と答えていた。JRの担当者の山田線に対する発言もまるで人ごとのようで大変がっかりした。赤字路線を黒字に転換するために、何かしらの工夫や努力をしているのかテレビの前で叫んだ。
 そこで、私は次の三つを提案したい。
 一つ目。物流の24年問題が言われ始めてからモーダルシフトについて触れられる機会が増えた。山田線は、元々貨物列車が走っていた。東北本線からの貨物の乗り入れをしてはいかがか。ディーゼルが貨物をけん引するのだ。客車がけん引してもよい。法律の壁があるのなら、改正する方向へ動いたたらどうだろう。
 輸送を列車に任せる分、トラックのドライバーを配送拠点と顧客の間を結ぶ「ラストワンマイル」へ分配することもできそうだがどうだろうか。
 二つ目は、営業努力である。秘境路線と認知されているのなら、それを売りにしてはどうか。紅葉時の山田線は車窓は見事である。新緑の季節もしかり。山間や川沿いを走るからこその「売り」を見つけることこそ営業努力というものだ。山田線にもまだポテンシャルが残っていると私は思う。
 三つ目は、上下分離方式である。バスは、国などが造り維持管理を行っている道路を走る。道路に赤字という概念はない。人や物資の輸送を担う鉄道(JR)も国が敷設し、管理するのが本当ではないのか。JRの赤字路線が廃線になると同時に沿岸の街が衰退する例をよく聞く。この件は、国全体で考えていかなければならないことであると思う。
 JRも沿線住民もみんなで知恵を出し合い、山田線を維持できるように努力と工夫を重ねていく必要がある。
(2024年10月14日付「岩手日報」6面)



posted by T.Sasaki at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

運が向いてくる神様

ふたたび、こんにちは。

ようやく、高浜のお祭りも終わった。
今日は旗柱を片付けたが、なんだかカメムシが多いような気がする。
小さいカメムシが、ひたすら車の中や家の中に入ろうとしている。
臭いがしてきたら、確実にいる。
窓ガラスにビッタリくっついている。
網戸にもくっついている。
外を歩いていて、気がつくと、あの青臭い生臭い臭い(表現が難しい)!

秋祭りの準備」で作った旗柱のFRP製土台は、強度的に問題はなく、「あと2つ3つ作れ!」という指令を受けた。
暇な時に。
あまり寒くならないうちに。

前沖でするめいかが大漁だった頃、高浜のお祭りの時は、いつも大漁だった。
今年は、北海道で大漁だ。
悔しい思いもするのだが、でも、奉納行事に参加すると、何かと運が向いてくる。
昨年は、思いがけない漁が、年末まで続いた。
うまくいったら、「地元の神様がお祭りを喜び、恵んでくださった」と思うようにしている。
うまくいかなくても、いずれ「運が向いてくるさ!」

まあ、気分の問題ではあるが、そう考えればストレスも何も溜まらない。

posted by T.Sasaki at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月10日

出世したらしいが

3回目。

宮古市出身の人が、ローマ教会で地位を上げたそうだ。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2024/10/7/171394(「岩手日報」)

この人は、ニーチェをどのように見ているのだろうか。
ニーチェは、キリスト教とローマ教会を別物だと断定している(「邪教を信じるより、高貴に生きる!」。参照)
posted by T.Sasaki at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

採用されちゃった

ふたたび、こんばんは。

JR山田線をBRTへ」の投稿は、ほぼ原文どおり掲載された。
さて、沿線自治体の政治家たちは、考えを変えるだろうか。
posted by T.Sasaki at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一人乗りの準備

こんばんは。

漁もなく(といっても、毎年のこと、2そう曳きは大漁)、悪天候が続いている。
そして、週末はお祭りなので、1週間の長期休暇の予定。
その後も、漁に出るかどうかは未定。

ということで暇なので、来年の準備。
何の準備かというと、一人乗りの準備。
今の乗組員は、来年から年金をもらうから、もう乗らないという。
そこで漁協に、新人漁師の募集のころを話したところ、漁船漁業のほうの希望は少ないそうだ。
たぶん、これだろう。

漁業就業支援フェア」(「漁師.jp」)

過去、何人もドロンしているから、まあ、あまり期待してはいないが、佐渡のD親分の根気強さを見習い、再度、チャレンジする。
最悪、私一人でいか釣漁業をやることも考えられるので(最悪というよりも、確定的だと思う)、今から準備。
前沖の大漁に備えて、バラ用の箱を準備する。

プラスチック箱1.JPG

この購入日付を見ると、2013年、つまり岩手沖で大漁だった頃で、この当時、毎日大漁で、乗組員がそれを嫌がり、次年度、一人乗りを覚悟して準備したもの。
しかし、使うこともなく、今まで倉庫に眠っていた。
これには、水抜き用の穴がない。

プラスチック箱3.JPG


そこで、氷をかけた場合に、融けた水が溜まらないように、穴を開ける。

プラスチック箱2.JPG

パーツをかけてその上に氷を載せると、いかの場合、水がなかなか切れないから、横にも穴を開けた。
実際に今年やってみたら、結果は上々。
他船には、木箱より鮮度が落ちるのではないか、という指摘を受けたが、使用前に海水で冷やし、魚を入れ氷をかけた後、空気が通らないようにシートで囲っておけば、大丈夫だった。

昔々、鱒縄で、プラスチックの箱に鱒を並べてきたが、木箱より鮮度が良かった。
秋鮭も、木箱よりプラスチック箱のほうが鮮度がよかった。
したがって、ちゃんと冷やせば、プラスチック箱のほうが鮮度はいいと思う。
これが、昔々のトロール箱。

プラスチック箱4.JPG

問屋さんが、「買ってくれないか」ということで、しかたなく買ったもの。
この頃、すでに春鮭鱒は下火になっていたが、まあ、余裕があった頃の話ね。
これに鱒を並べてきても、バラ積みの北海道産の鱒には単価が及ばなかったが、鮮度は良かった。
ムラサキイカも沖泊りで操業してくると、この箱を使った。
いかは柔らかいので、水切り用の穴を塞ぎ、氷水でいかが白くなったものだ。
これが嫌なので、今度の箱には横にも穴を開けた。
昔々のプラスチック箱は、例えば、いか釣り機を陸揚げした時の台にしたり、ロープを陸揚げした時の台にしたり、冷凍餌を解凍する時に利用したり、ゴミ入れにしたりしている。
いよいよ太陽光線で壊れ始めたら、細かく切って、ゴミ行き。

北海道では、徐々に木箱の使用をやめ、コンテナ箱に転換しつつある。
が、ある地区で、これをししゃもを入れたら、熱で鮮度落ちしたという。
それでコンテナ箱から木箱に戻したという話も聞いた。
しっかり冷やしていないのが原因と思われる。

まあ、とにかく、今から一人乗りの準備である。
posted by T.Sasaki at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月05日

「平和の詩」も踏みつぶされる

4回目。

地位協定の最大の犠牲者である沖縄。
石破首相の態度の変化を見ていると、今から6年前、沖縄全戦没者追悼式で、中学生が読み上げた「平和の詩」もむなしくなる。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-746561.html(「琉球新報」)

感動的な詩だが、アメリカという国は、それでも、白人以外の人間には、「これでもか!これでもか!」というくらい痛めつける。
まだ、沖縄で遺骨の回収もままらない土地の土砂で、辺野古基地を作るという。(※)
属国というより、奴隷国ね。


(※)
米軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐり、予定海域の超軟弱地盤の埋め立てに必要な土砂の採取先として、菅政権は沖縄戦最大の激戦地である本島南部を指定した。
 「ありったけの地獄を集めた」と表現されるほどの地上戦は4人に1人の沖縄県民の命を奪ったが、今なお本島南部の地中には3000柱近い遺骨が眠る。移設とは名ばかりの巨大な米軍新基地建設に、その米軍との戦闘で犠牲になった遺骨を含む土砂を用いるのはこれに勝る冒涜はあるまい。
(「紙の爆弾」2021年9月号p69)
posted by T.Sasaki at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

内部から

3回目。

先日、自民党総裁選が行われ、石破首相となったが、結局、地位協定の見直しの話は立ち消えになり、がっかりした。

https://jp.reuters.com/world/japan/WEDTLRBZL5DRJHWV7RV3OY7MWA-2024-10-01/(「ロイター」)

https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-3523390.html(「琉球新報」)

自民党員になると、総裁選には、候補者事務所から電話が来る。
もちろん、「投票をお願いします」だろう。
私は電話に出て、すぐに「アメリカの言いなりにならない人に投票する」とやり、「君たちは、アメリカの言いなりであるのを国民に告白し、これでいいのか、ということの信を問うたほうがいい。まず、これをやるべきだ」「ネットで情報を得ている人は、アメリカの言いなりであるという情けない日本を知っているが、他の大勢は知らない」
「貴重なご意見ありがとうございます」と返された。
3つの候補者の事務所から来た。
私は、たぶん、石破議員が、少しは反骨精神あるんじゃないかなあ、と期待して、彼に投票したが、「あ〜、日本は変わらない」。
終わった。

もう自民党員をやめようと思ったが、いや、内部にいて、いろいろと意見を言ってやったほうがいいと考えた。
どっちみち、野党も、あの極悪のワクチンに、何の疑問も表明しなかったのだから、きっと、製薬会社からカネをもらっているという噂は、本当かもしない。
野党が政権をとっても、地位協定改定など期待できない。
それに、外部から意見しても効き目がないだろうから、内部から意見したほうが、少しは効き目があるかも。
だいたいにして、自民党の地方支部もおかしい。
普通の人とは、違っているように感じる。

posted by T.Sasaki at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

JR山田線をBRTへ

ふたたび、こんにちは。

先日、三陸鉄道に乗って、八戸まで行ってきた。
そろそろ高浜のお祭りも近いし、前沖をメインに操業しようと考え、車を持ってきた。
三陸鉄道の乗車中、トンネル手前で鹿がいたらしく、急ブレーキ。
幸い、轢かなかったようだが、この日は珍しく、2両編成で満席に近い乗車率。
重いから急に止まれない!
乗客は老人クラブみたいな人たちで、久慈駅で八戸線の列車へまるごと乗っていった。

私はそれでも三陸鉄道を毎年何回かは利用するが、山田線を利用するのは、ほとんどない。
沿線住民といえばそうなのだが、なにせ高浜には鉄道の駅はない。
山の裏側を通っている。
近い駅は磯鶏駅と津軽石で、どちらも遠く、バス停なら歩いて3分だから、まずバスを利用する。
盛岡へは、車で1時間10分から20分くらいで行けるから、誰も山田線に乗らない。
事実、時刻表を見ると、かわいそうなくらいしか運行していない。

私は、山田線を廃線にしたほうがいいと考えている。
と、何人かの人に言ってみたら、みんな「そうだ!」と。
そこで、「じゃあ、日報に書いてみっか!」と言ったら、「書いて!書いて!」とある人に言われた。
その気になって、投稿した。
もちろん、声の欄ではなく、日報論壇だ。
採用は期待していないが、権力者たちには、非常に嫌な投稿だと思う。
エラい人たちは、自分が先頭に立って、復旧工事をやってみろ!
そうすれば、JRの苦労がわかる。


 度重なる大雨で、JR山田線の復旧が遅れている。この路線は、ただでさえひどい赤字路線であり、収益確保は困難である。それでも、地方を支える鉄道事業者として頑張っているのには、頭が下がる思いである。
 山田線に乗車した人はご存じかと思うが、ほとんどは山間を走り、川を何度も横断して走ることになる。開通当時の鉄路建設にかかった費用や苦労は、大変大きなものだったろう。そして、現在は気候変動の真っただ中。災害は増加し、特に近年の大雨被害は深刻なものとなっている。建設時の困難と同様、復旧工事も非常に困難を極める。
 しかし、沿線の首長らは鉄路の確保に忙しい。その論旨の裏には、必ず、「地方を切り捨てるのか」という攻撃的な主張がつきまとう。何もない山の中の復旧作業は平地と違う。その困難さを彼らは想像できるだろうか。現場の復旧作業や赤字でも運航を担う鉄道事業者の身になって、少しは考えてほしいと思う。
 そもそも、なぜ赤字になるか、というと、それは沿線住民が利用しないからだ。この構造は三陸鉄道も同じである。隣のJR八戸線はニ両編成でも、そこそこに乗客があるの対し、久慈以南の三陸鉄道は一両編成にもかかわらず、ひどい時は乗客を探すのが大変な時がある。これでは、沿線住民として、鉄路の存続を要求するのはおかしいと思う。昔の「マイレール」という考えはどこへ行ったのだろう。
 JR大船渡線のBRTを利用すると、面白いことが見えてくる。市街地では元の路線を走り、信号では優先的である。路線復旧が困難だったところは一般道を利用し、利便性を重視した駅を確保している。さらに一般道の難所では、三陸道も利用する。一般道においても、大雨による冠水がある場合、ルート変更も可能なのだ。BRTなら、災害でも柔軟に対応できるだろう。
 今後も災害は減ることはないだろうから、県内鉄道事業者は次回の災害を先取りし、今からBRTを視野に入れて、路線の選定やバスへの転換の費用や段取りをシミュレーションしておくべきである。山田線は、すでにその対象である。岩手県は多くの消滅可能性自治体をかかえており、超過疎化は免れない。その中で、鉄道とバスの両方走らせるという現状維持の考えは、捨てた方がいい。費用と時間と労力の無駄でしかない。

posted by T.Sasaki at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月28日

潮速っ!

こんにちは。

八木から帰ってきていて、昨日は、ようやく30箱。
いつもながらトロールは大漁なのに、釣りはまるっきりダメ。
沖も潮は速いけれど、帰港中にビックリ!

潮速い.JPG

閉伊埼の100mでも、2.4ノットねえ。
たぶん、かごの弱いボンデンは、沈んでしまったと思う。
黒崎沖も速かった。
見つけた反応も、潮のぼせが速く、しかも、上と下の潮流の向きが違う。
なかなか当たらない。
その後、上と下が一致し始めたから(向きは同じだが流速差はコンマ5ぐらいはある)、命中率が少し良くなった。
ようやく箱になった。

横を通っていく2そう曳きは、気楽なものだ。
あれで、大漁なんだから。
潮が速かろうと遅かろうと、関係なし。
posted by T.Sasaki at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月25日

なかなか手に入りにくい

こんばんは。

ついに告発!」の「私たちは売りたくない!」、「オンライン書店e-hon」で注文したら、「品切れ」とのこと。
しかたがないので、楽天に注文。
本当は、「オンライン書店e-hon」から市内の本屋さんで受け取りのほうが、少しは地元の書店に貢献できるのかな、と考えていたが、ネット通販大手に負けているみたい。

それで楽天のほうへ注文したが、10月中旬まで待て、とのこと。
それでも、楽天は原価で売ってくれるから、まだマシ。
Amazonなんかは、プレミア付けてる。
もう、Amazonなんか使うな、と言われているのが、理解できる気がする。
posted by T.Sasaki at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月15日

三鉄レトロ車両

3回目。

八木港周辺にはスーパーなどなく、コンビニも歩いて行ける距離ではない。
市場で軽トラックを貸してくれるのだが、毎回借りるのも忍びない。
そこで、私のスーパーカーをとりに行くことにした。
もちろん、三鉄に乗って。

まずは、JR八戸線の陸中八木から久慈まで。
久慈からは、われらが三陸鉄道!

レトロ車両.JPG

この車両には、初めて乗った。
車内もレトロ感!

レトロ車両2.JPG

残念ながら、乗客は少なめ。
でも、観光鉄道でもあるので、ちゃんと高い橋の上で止まる。
安家川の上空で、鮭の孵化場も見える。

安家川橋梁.JPG

田老と宮古間は、台風の影響から、バス代行運転となっていた。
たまには、一般道もいいか。

JR八戸線では、イベントをやるそうだ。

https://www.iwate-np.co.jp/pr/prtimes/44599(「岩手日報」)

三陸鉄道より、JR八戸線のほうが、いつ乗っても流行っている。
岩手県の沿線住民は、三陸鉄道を応援してくれないのね。

posted by T.Sasaki at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

相手にされないと解釈

ふたたび。

前回、「八戸の買い人に相手にされない」と書いたが、これは私の勝手な解釈である。
なぜ、そう解釈したのか?

少なくとも、私が話をするいか釣り船は、並べるいかのサイズを規格通りに守っている。
八戸港には、たくさんのいか釣り船が入っていて、30尾入れのサイズを25尾並べて、25入れとして水揚げしている。
噂はいろいろと聞いていたが、あらビックリ!
その25入れが高いこと、高いこと!
規格どおり並べた箱が、30尾入れを25尾並べた箱より、安い!
これじゃ、誰も真面目に並べないって!
水揚げしてみて、それを実感した。
だから、もう、私は、八戸には相手にされないと解釈した。

同じ海域で、三沢港に入港する船も操業しているが、当時、30入れが8割だった。
八戸では、極端な船では、25入れが8割だったそうだ。
そんなことまでして、カネ儲けしたいのかね!
30入れを25尾並べて、30入れより高く売ったら、詐欺じゃないか!
隠れ詐欺!
私はこの点で頑固だから、時化以外には、八戸では水揚げしないことにした。
これで漁船漁業をやっていけないようなら、潔く、船をやめる。

こんなことをやっていると、最後は新潟市場と同じになる。
今から、20年以上前は、日本海でも有数の高値で取引する魚市場であった。
しかし、そういう並べ方をする船が多くなり、しかも、買い人がそれを勘案しないで値段を付けるものだから、みんなが真面目に並べなくなった。
結果、日本海では、一番安い値段を付けるようになった。
私は、新潟漁協の理事の方に、「セリではなく、入札制にしたほうがいい」と提案した。
理事の方も、会議で頑張って発言したようだが、否定されたらしい。
岩手県内の市場では、ほぼ入札制である。
だから、比較的、するめいかの規格に関しては鍛えられている。
前にも書いたが、青森県の三沢や白糠でも、規格は鍛えられている。
八木港でも、30入れ主体なので、まず、規格どおりだと思う。

特に、真面目に規格を守らないで、「自分だけ儲けよう」という魂胆の人は、若い世代に多いような気がする。
過去の日本は、品質にこだわり、自らの売り出す製品は鍛えたものだ。
そういう考えを日本人が捨て始まったから、隠れ詐欺が横行し、さらには、特殊詐欺へと発展していくのだろう。

posted by T.Sasaki at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初めての八木港

こんにちは。

今年は、盆の前後に悪天候が続いて7連休したが(「大雨の影響で、1週間の盆休み」参照)、それ以外は、非常に天候が良い年だ。
これだけ凪がいい年を、私は知らない。
漁があれば文句なしだが、漁もなく、するめいかの単価が高止まり状態。

盆過ぎから、前沖で昼いかがつれ始め、宮古から遠くなったので八戸へ行った。
しかし、私の並べたいかは、八戸の買い人から相手にされないようなので、八木港へ移動した。
初めて入るので、非常に緊張した。
八木港周辺は、ドライブしていてもわかるとおり、暗礁だらけだ。
万が一、座礁すれば、笑いものにされる。
そのため、沖合いからの目印として、導標がある。

これが、南側。

八木南側.JPG

これ、北側。

八木北側.JPG

スレスレというわけではないので、慣れれば大丈夫。
今の時代、安いプロッターにさえ等深線がひいてあるから、定置網や養殖棚さえ気をつければ入っていける。
が、八木港には、港の中にも、何かしら浮きがたくさんある。
だから、夜明け前は、プロッターを思い切り拡大して、入ってきた航跡をなぞるようにしている。
posted by T.Sasaki at 15:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月27日

今の力士は、ガチンコなのだろう

3回目。

ね、これって、過去の八百長のことをやんわり言っているんですよ。

https://hochi.news/articles/20240729-OHT1T51111.html?page=1(「スポーツ報知」)

注射とガチンコ」を証明したようなもの。
ガチンコだから、連続優勝ってのは、今や至難の業。
貴乃花が、注射力士をすべて敵に回しても勝ったんだから、そりゃ、凄い!
posted by T.Sasaki at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

市場前の2そう曳き

ふたたび、こんにちは。

昨年はトロール解禁前に、沖合いの調査を出来ずに悔しい思いをした(「調査できず」参照)が、今年は、盆過ぎから水揚げになった。

今朝の宮古港であるが、このとおり、超乱獲漁業の2そう曳きトロールは、準備が終わったようだ。
これから、するめいかを狙って網を曳く。

2そう曳きの市場.JPG

地元船の2そう曳きは、僚船どうし係船しているが、なぜか釜石船籍の2そう曳きは、1そうずつ係船している。
どうなってるの?

posted by T.Sasaki at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

川からのゴミの回収作業

こんにちは。

先日の大雨で、高浜港の中は、この通り。

川から流れ出たゴミ.JPG

この程度では、まだマシなほう。
20年以上前かな?
あまりに多量で、ぎっしり固まってしまった。
建設業にも応援してもらったが、最後は人海戦術しかなかった。
したがって今回も、ご老体たちが、手でゴミを拾い上げ、船外機で運ぶという単純労働。
大部分が陸揚げされ、もう少しだったが、みんな疲れたのか途中で切り上げ(7時から11時までかかった)。
最後のご苦労分として、ビール一缶とお茶が振る舞われる。
みなさん、ご苦労様。
汗びっしょり!

港を利用する人たちすべては、こういう奉仕活動に、積極的に参加すべきである。
特に、レジャー船たちは、船を係船しっぱなしで、作業の参加することは稀である。
嫌味を言いたくなる。

このゴミの粉が、エンジンの循環水のこし器を詰まらせたりすれば、大変なことになる。
エンジンの水温計は、あっという間に振り切りそうになり、警報がなる。
エンジンをすぐに止めるのだが、この間、海水ポンプのインペラは、空回りするから熱が発生し、シールがいかれ気味になる。
結果的に交換することになる。

私は、これを八戸港で経験した。
一度エンジンを止め、ちょっと経ってからエンジンをかけたら、排水口から水が出た。
出が悪かったが、それでも、水温計は瞬間的に下がる。
その後、シール部分のホースから水が落ちていて、帰ってきてシール交換した。

作業途中に、船外機のエンジンに水が上がらなくなり、リタイヤした船もあった。
最近では、漁船保険の詐欺まがいな事故を聞くが、このような奉仕活動では、保険金は、満額出すべきである。



posted by T.Sasaki at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月15日

自民党は変わらない

4回目。

岸田首相の勇退でも、自民党は変わらない。
それは、なぜか?
地方組織から、腐っているから。
私は党員になってみて、それが、すごくわかった。
クソ野郎が多い。

クソと言えば、「クソ女」!
彼女を推薦して選挙運動させられた岩手県の自民党員は、何なの?
みんなに、選挙時の交通費でも払い戻せ!

名越建郎さんの「秘密資金の戦後政治史」を読むと、自民党のたかり体質がわかる。
ロシアなどの東側陣営の脅威を煽り、一部の自民党議員が、アメリカに選挙資金をたかっていたのだ。
これじゃ、そのネタを逆に利用して、アメリカが日本からカネをむしりとるのは、簡単なことじゃないか!

現存する政党では、共産党も以前は、ロシアからカネをもらっていたし、社会党もそうだった。
アホばっか!
ただでカネをくれる人には、必ずウラがあると考えないのだろうか。

私が自民党員になった理由は、前にも書いているように、2そう曳きトロールをやめさせるためである。
しかし、地方組織が、まったくやる気なしで、挙句の果て、「クソ女」に投票させるのだから、どうにもならない。

ちょっと前から、「改正漁業法註解」という本を少し読んでいるが、この内容を岩手のトロール業界の人たちは、知っていただろうか。
私は知らなかったから、今、驚いている。
あのTAC違反の時、改正内容に反していたため、水産庁は、回答を回避した理由がわかった。
許可取り消し案件だったのだ。
条文を添えて、いろいろと書いてみようかなあ、と考えている。

本当は、どの政治家も、勉強をするのが嫌なのではないか、と私は疑っている。
特に、地方議員は。
posted by T.Sasaki at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東大教授どうしの喧嘩

3回目。

前回、農業問題を考えている鈴木宣弘教授のことを検索していたら、副産物がたくさん出てきた。
JAに寄稿しているくらいだから、たぶん、ちゃんとした人だろうと信用していたが、笑ってしまった。

まずは、彼の言説を真っ向から否定するサイトがある。

AFRI FACT

サイト内に、「Part1 遺伝子操作の2万年の歴史」というのがあり、その2に、次にように記述されていて、遺伝子操作を正当化している。

コロナワクチンはメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンと呼ばれている。mRNAはDNAの情報を細胞に伝えてタンパク質を作らせるメッセンジャーの役割を持つ。そこで、コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質を作るmRNAを作成して、これを注射すると、体内でスパイクタンパク質が作られる。するとこれに対する抗体が増加して免疫が活性化し、コロナウイルスを攻撃するのである。
https://agrifact.jp/20000years-of-genetic-manipulation2-production-of-gmcrops-and-their-future/


この部分を読んで、「こりゃ、ダメだ」となってしまった。
ワクチンを打って、何が起こっているのか、何も検証していない。
これを書いているのが、東京大学の唐木英明名誉教授。
鈴木宣弘教授も、東京大学の教授であるから、「あらあら、喧嘩してるの?」と雑感。

そのほか、ファクトチェックサイトみたいなものがある。

「遺伝子組み換え食品の恐怖(鈴木宣弘氏)」⇒「フェイクニュース(レベル4)」〜SFSSが文藝春秋創刊100周年特集(2023年1月)をファクトチェック!〜(「食の安全と安心を科学する会」)

鈴木宣弘東大教授のフェイクを斬る! 「続・おいおい鈴木君」を特集〜農業経営者(「ウェルネスデイリーニュース」)

それでも、鈴木教授は、「もったいないことをしている」と残念がっている検証サイトもある。

https://foocom.net/column/shirai/10166/(「FOOCOM.NET

米国主導の農業・食糧政策に組み込まれることの問題点を主張できたはずと残念がっていた。」が、誤りの本質なら、先ほどの唐木英明名誉教授は、アメリカの手先か!ということになる。
鈴木教授の問題点は、専門外のことを十分に検証しないで書いているってことで、非常にもったいない。
まあ、どっちもどっちか。

気をつけなければならないことは、みつばちがこれら農薬で、一発で死ぬっていうこと。
これは厳然たる事実で、私もみつばち農家の家に行って、地面にたくさんのみつばちが落ちて死んでいるのを見てきている。
いろいろと読んでいると、農薬は使い方だって書いてあるが、まあ、結論は、まだ灰色っていうところかな。

雨風太陽」さん、勉強してくだされ!


posted by T.Sasaki at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雨風太陽に求めるもの

ふたたび。

日本をいじめる奴ら」で、少々、「雨風太陽」という会社に愚痴を書いたが、超小額株主として、一応、求めることを書いておく。

雨風太陽」は、「ポケットマルシェ」という生産者直結のネット通販事業を行なっている。
食べる通信」事業の延長みたいなものだろう、たぶん。
主に、地方の農業や漁業を助けるために、やったものだ。
そして、大手ネット通販事業の独占による弊害を阻止するため、という目的もあるかもしれない。
これは、「コモンズとミュニシパリズム」で紹介したアルゼンチンの例に通じるものがある(リンク先の※7を参照)。
ここまでは良い。
しかし、もっと突き進んでほしい。
生産者の選別化である。
どうせ赤字企業なのだから、農業の世界から、悪を追放してほしい。

今や、日本の農業は、化学肥料に頼りすぎている。(※1)
ひどいものだ。
化学肥料は、ほぼ100%輸入しているし、挙句の果て、種も輸入に依存している。
だから、これらに頼らない方向へ農家を導く事業を展開してほしい。
先ほどの注釈(※1)は、東京大学大学院教授である鈴木宣弘さんの指摘であり、JAのサイトにも、いろいろと寄稿している。
雨風太陽」は、鈴木宣弘教授の指摘を、真面目に考えるべきである。

https://www.jacom.or.jp/column/cat647/(「JAcom」)

外国企業による種子支配に対抗するため、各県で種子条例が制定されている。(※2)
一番最初に制定したのは新潟県であり、岩手県は、令和3年と後発だ。

http://www.rilg.or.jp/htdocs/img/reiki/004_seedlaw.htm(「一般財団法人 地方自治研究機構」)

雨風太陽」は、「自治体連携」も事業の一つとして掲げているのだから、まだ種子条例を制定していない自治体へ進言してもいいだろう。
さらに、日本農業の問題点を解決していくような方向性をもっと明確にすべきである。
例えば、遺伝子編集で栽培した作物の影響が、灰色的な商品は、「ポケットマルシェ」で扱わないとか。

遺伝子組換え作物(GMO)は、除草剤耐性などを持たせたものである。
これは、農薬使用量を減らすために作られたとは言うが、雑草も除草剤に耐性を持ち始め、実際には、農薬使用量は多くなった。
それに加え、除草剤耐性作物による健康被害も疑われるようになっている。
最悪なのは、モンサントというアグリビジネスの巨大企業が、健康に害があると知りながら、販売していたのだ。
最近は、子どもの発達障害に関与しているのではないか、薬剤耐性菌が蔓延する原因となっているのではないか、などの指摘がある。(※3)

雨風太陽」は、赤字なのだから、事業内容からみても慈善事業的性格が強い。
株を買った人たちも、高橋さんの心意気を評価してのことだろう。
したがって、株式上場よりは、寄付をたくさん募り、財団的な法人にすれば良かったと私は勝手に思ってしまう。
彼は、「都市と地方をかきまぜる」というチャラチャラしたものよりも、食糧をコモンズと捉え、岸本さんの紹介している「ミュニシパリズム」を実践していくほうがいいと思う(「コモンズとミュニシパリズム」参照)。



追記の関連リンク

[農家の特報班]薬剤まいても再発生 イネカメムシ防除難航



(※1)
小麦をはじめとする穀物・原油・化学肥料の原料価格などが高騰し、22年3月8日にはシカゴの小麦先物相場が08年の「世界食料危機」時の最高値を一度超えました。さらには中東で紛争が勃発して大変なことになってきています。
 加えて深刻なのは、コメ輸出で世界一位、麦輸出で二位のインドが、自国民防衛で農産物の輸出規制を始めたことです。同じ動きは世界中に広がっていて、輸出規制をした国々が30カ国ほど出てきています。
 このような中、慣行農法(化学肥料と農薬の使用を前提とした栽培方法)が99.4%を占めている日本の農業は、今まで通りやっていけるのか?まず穀物が手に入りません。畜産の餌が高騰し、酪農・畜産農家がバタバタ倒れています。化学肥料原料を日本はほぼ100%輸入に頼っています(リンとカリウムは100%、尿素は96%を輸入依存)しかも日本が最も依存していた中国は内需が増えて肥料を売らないと言い始めた。カリウムの輸入元であるロシアやベラルーシは戦争で日本の敵になった。輸入途絶が現実味を帯びてきたわけです。
 中国は有事に備えて今、14億人の人口が1年半食べられるだけの食料備蓄を目指しています。国内生産の増産だけでなく、世界中の穀物も買い占めている。対して日本の備蓄は、米を中心に1.5ヵ月〜2ヶ月程度です。
 米は減反、減反といわれ、今現在は800万トン弱しか生産していません。でも実は日本の田んぼを全部使えば1200万トン以上の米ができる。本来、それぐらいの生産力はあるのです。
 ならば増産して、政府の責任で備蓄米を増やせばいい。しかし、政府は「そんな金はない。無理だ」という。それは違う。米国から在庫処分でトマホークを買うために43兆円を費やす予算があるならば、まず国内で食料を生産できるようにして、備蓄を増やす。そのために何兆円か使うことの方が、命を守るために先にやるべきことではないでしょうか。
 種(たね)の問題も深刻です。日本の野菜の自給率は80%といわれていますが、その9割が海外の畑で種取りをしていて、コロナ・ショックでこれが止まりそうになって大騒ぎになった。種の輸入が止まったら、国内で種取りして植えればいいと言いますが、ほとんどの種はF1品種。つまり、種を取って植えても同じものはできません。
 食料は命の源ですが、その源は種です。その大事な種を循環させる仕組みをきちんと作らなければ、日本ももたない。日本の食料自給率を再計算すると、38%といわれる自給率に、肥料が止まったら慣行農法の収量は半分になり、自給率は22%に下がります。その上、種も止められたらどうなるのか?自給率は9.2%にまで落ち込みます。
 この数字は何を意味しているのか?化学肥料と種を海外に依存していくような農業ではもうだめだということです。そこで循環型の有機生産栽培。しかも種を自分だけで回していくという農業を広げていかないと、私たちの命が守れないということです。
(「紙の爆弾」2024年4月号p24)

(※2)
 日本では、2018年に安倍政権によって種子法が廃止された。種子を開発するには膨大な労力と時間がかかる。今後は、種子の安定的な生産と普及において「国が果たすべき役割」を放棄し、種子を守るための予算が付かないことになる。さらには、国内の品種がいずれ大企業の供給する品種に置き換わっていくと専門家は懸念する。
 これに対し、2018年12月、岐阜県議会が「種子条例」を制定すると報じられた。種子の安定供給に、国に代わって県が責任を持ち、市場任せにしないことを岐阜県は明確にしたことになる。埼玉県・新潟県・兵庫県・山形県も、種子法廃止と前後して、種子の安定供給を促す条例をすでに制定し、2022年6月時点で31道県が種子条例を制定している。
(「地域主権という希望」59)

(※3)
そもそも除草剤耐性を農作物にもたせても、枯れない雑草が出現して、むしろ除草剤の使用量は増加しているともいわれる。さらに、複数の除草剤や危険度の高い除草剤への耐性をもたせた遺伝子組換えが開発されたり、複数の除草剤を混ぜて散布されたりするようにもなった。空中散布も拡大されやすくなっている。
 河田氏も、以下のように説明する。
「1999年にモンサントの除草剤耐性大豆は収量が落ちるというレポートを出したC・ベンブルック博士は、2000年前後にはアメリカの全大豆の60%がGM大豆である一方で、除草剤使用料は増加したと述べています。
 博士がアメリカ農務省(USDA)の未発表の農薬統計を含むデータを解析したところ、98年度の農薬使用量は、在来種よりもラウンドアップ耐性大豆(RR大豆)のほうが11.4%も多く、アメリカ最大の大豆栽培を誇るアイオワ州を含む6つ州では30%も多かったのです。しかも、在来農法で最も農薬使用量の少ない農家と比較し、RR大豆農家で最も使用料の多い農家では34倍以上の農薬を散布していました。除草剤耐性雑草の出現で、さらに使用量は増大しています。
 ベンブルック博士によれば、モンサントもUSDAも比較法を意図的に誤ったデータを操作したりして、農薬使用量は減ると主張し続けてきたというのです」
(中略)
 では、GMOには農薬の使用量が減らないこと以外に、どのような問題があるのだろうか。
 まず、「次世代毒性の問題」があると、河田氏は説明する。
「ロシアでは、RR大豆を母親のラットに与え、通常の雄との間に産まれた子どもへの影響について研究しています。そして、通常の餌を与えたラットの子どもを含めた4種類の集団と比較する実験を3回ずつ重ねたのです。すると、RR大豆を与えた母親の子どもは、通常のこどもの体重の半分しかありませんでした」
 また、子ラットの3週間以内の死亡率も、大豆を使わない普通の飼料を与えたものが8.1%だったのに対し、通常の飼料にGM大豆を加えた与えたものは51.6%にも上った。
「イタリアでも、除草剤耐性作物を動物に食べさせたところ、4世代目には子どもが産まれなくなったという研究論文があります」
 河田氏はそのように言い添え、次の問題として、「摂取した個体自体への直接的な健康問題」を挙げた。
 遺伝子組換えは安全だと宣伝されているが、企業が行なった90日程度分の実験データしかなく、このデータの詳細について一般には公開されていない。また、アメリカでは、遺伝子組換え食品が出回るようになって以降、ガン・白血病・アレルギー、自閉症といった慢性疾患などが急増している。もちろん、一朝一夕にGMOの安全性が確認できるものではない。
 このうち病気の発症に関し、河田氏は以下のように説明する。
「12年のフランスには、除草剤耐性をもつGMトウモロコシの発がん性に関する研究もあります。その発表によると、GMトウモロコシを食べ続けたラットは半年を過ぎるとさまざまな病気を発症し、その後、体の25%もの大きさの乳がんを発症したのです。実験結果の写真を見て、私も驚きました。
 この実験に関する論文が雑誌に掲載されると、世界中のモンサント系の研究者が反発し、論文は一度、削除されています。ただし、その後、ヨーロッパの別の機関誌に再掲載されました」
 そして、世界保健機構(WHO)の専門機関、国際がん研究機関(IARC)は15年、ラウンドアップの主要成分であるグリホサートが5段階の発がん性分類リストの上から2番目、「おそらく発がん性がある」2Aカテゴリーに分類されると報告。
 これを機に、モンサントを相手取った除草剤の発がん性をめぐる損害賠償訴訟が相次ぐ。
 裁判記録を取り寄せた元農林水産大臣で弁護士の山田正彦氏の発言によれば、モンサントの内部機密資料も証拠として提出されており、モンサントは30年前からGMOががんを引き起こすことを認識していたという。
 モンサントは18年に2億9000万ドル、モンサントを買収したバイエルは19年に8000万ドル、24年に20億ドルあまりの支払いを命じられる。またバイエルは、12万5000件以上の訴訟の原告に和解金として100億ドルあまりを支払ってきた。
(中略)
 14年9月9日付の日本経済新聞の記事で、当時の日本モンサント広報部は「GMのトウモロコシは家畜のエサに、大豆はしょうゆやサラダ油として使われています」と説明している。
「最近では、GMOの摂取によって腸内細菌の中の善玉菌が死に、除草剤耐性である悪玉菌は増えることがわかってきました。この悪玉菌をつくる物質が腸から脳に流れ、脳の働きを阻害する。それにより、発達障害が起こるという論文が発表されています。」
 河田氏がこのように言い添えることの意味は、発達障害の原因がGMOである可能性がさらに高まったということだ。

 次に河田氏は、「抗生物質耐性菌の多発」という問題について訴える。
「02年にイギリスの『ネイチャー』に掲載された論文があります。実験として、除草剤耐性大豆でハンバーグを作り、人工肛門をもつ7名に食べさせ、彼らの便を採取しました。モンサントは食後10分程度で外来遺伝子は分解するので問題はないと主張してきたのに、この便に除草剤耐性菌が発見されたのです。
 GMもゲノム編集同様、遺伝子組換えができた細胞とできなかった細胞を区別するため、抗生物質耐性遺伝子や除草剤耐性遺伝子をマーカー遺伝子として使用します。GMOが腸内で分解される過程で、この抗生物質耐性遺伝子や除草剤耐性遺伝子が腸内細菌に取り込まれ、腸内細菌が抗生物質耐性や除草剤耐性になることが知られています。これは『遺伝子の水平伝達』と呼ばれるものです。また、害虫抵抗性トウモロコシには抗生物質耐性遺伝子が含まれており、これを食べると体内に抗生物質耐性菌ができます。
 そこで私は、家畜の糞を集め、ラウンドアップ耐性菌がいるかを調べました。すると北海道以外の広範囲、長野県の牛糞や岐阜県の鶏糞、茨木・愛知・滋賀・岐阜県の土壌から、除草剤耐性菌が検出されたのです」
 その後、国産や輸入の鶏肉の半数から、抗生物質が効かない薬剤耐性菌が検出されたことが報道された。これらを食べて薬剤耐性になった人のうち、免疫力が落ちた病人や高齢者を中心に、抗生物質による治療が難しくなることが危惧されることとなった。
 医学雑誌『ランセット』も、19年に世界で495万人が細菌の薬剤耐性に関連する感染症で死亡し、このうち127万人は薬剤耐性菌感染症が直接の原因で死亡したと伝えている。
 河田氏は、GMOを知らぬ間に摂取して薬剤耐性になるという問題の深刻さを、さらに強調する。
「アメリカ人の4人に1人は薬剤耐性菌をもっているともいわれています。日本の国立感染症研究所や国立国際医療研究センターが実施している薬剤耐性菌による死亡数の研究でも、19年、メチリシン耐性黄色ブドウ球菌とフルオロキノロン耐性大腸菌による死亡数は約8000名と推計されました。
 ただし、たとえば『ランセット』掲載のものでは23種の病原体および88件の病原体と薬剤の組み合わせについて評価しており、また輸入のトウモロコシのほとんどに抗生物質耐性遺伝子が入っているため、日本の死者も、もっと多いはずです」
(中略)
小麦は欧米などで主食であることから、世界中の反対を受け、モンサントは04年にGM小麦の開発を断念している。ところがその後、自生しているGM小麦が度々発見されている。
 また、小麦栽培については、収穫前にラウンドアップを前面散布して枯らす「プレハーベスト」と呼ばれる方法が北米では主流になり、日本でも17年、農水省によって輸入小麦のグリホサート残留基準値が緩和された。
 河田氏も、次のように説明する。
「遺伝子組換ではないはずのアメリカ産の小麦のほとんどから、ラウンドアップが検出されます。栽培時の空中散布の影響で、高濃度の除草剤が混入しているわけです。すると当然、食べた人の体内に除草剤が入り、それがやはり発達障害などの原因になっているのではないかといわれています」
(「紙の爆弾」2024年6月号p24「がんを引き起こし脳の働きを阻害する遺伝子組換え食品 これだけの危険」小林蓮実)

注釈文中の河田さんとは、河田昌東さんのことで、「遺伝子操作食品を考える中部の会」の代表である。



posted by T.Sasaki at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月12日

日本をいじめる奴ら

本日4回目。

平和記念式典で長崎市がイスラエルを拒否したことで、イスラエルに肩を持つ国が、協力し合って長崎市をいじめている。
長崎市は、ごく普通の住民感情を表明したのに!
いじめるのが好きな国は、もう呼ばなくていい。

https://blog.goo.ne.jp/rakitarou/e/ea22cb9f3a2d7b153245b73c183948be(「rakitarouのきままな日常」)

イスラエルを呼んだ広島県知事も、イスラエル駐日大使の前で、次のように言った。
イスラエルの偉い人には、聞こえないかもしれない。

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202408060000476.html(「日刊スポーツ」)(※)

珍しくNHKは、骨のある放送をしたらしい。
知事の説教の間、イスラエル駐日大使をずっと映し続けた。

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202408060000475.html(「日刊スポーツ」)

ニュース検索すると、「日刊スポーツ」しか、こんな報道をしていない。
もちろん、バカを育てる岩手日報が、報道するわけもない。

日銀も袋叩きにされている。
まるで、株や為替の乱高下は、日銀のせいだ、みたいなことが言われている。
「植田ショック」というそうだ。

https://gendai.media/articles/-/135126?page=1&imp=0(「マネー現代」)

しかし、違うと思う。
諸外国に比べ、日銀の金利決定は、穏やかなほうだ。
たった0.25%上げることを、ようやくやっただけなのに。
アメリカなんて、ずっと上げ上げで、今度、下げ?で、EUも下げ?
日本の経済的地位は非常に下がり、もう日本は終わりなんてことも言われている。
その経済衰退国の中央銀行が、金利を少々上げたからと言って、こんなに影響が出るなんて、馬鹿げている。
いや、バカにされているのだ。
その原因は、「円キャリー」と言って、金利の低い円を借りて運用して儲けている連中、マネーゲームをしている連中が、ヒステリーを起こしたことにある。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024081000474&g=eco(「時事ドットコム」)

マネーゲームの中心のアメリカは、日本で報道されないだけで、副島先生が常日頃指摘しているように、非常にひどい状態にある。

https://nofia.net/?p=21862(「BrainDead World」)

アメリカ国債など、もうボロ国債で、紙くず同然だ。
そこで、農林中金は、思い切って見捨てた。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240618-OYT1T50176/(「讀賣新聞オンライン」)

苦し紛れなのか先見の明があるのか知らないが、価値あるうちに整理するのは、マシだと思う。

「植田ショック」を悪く報じるのは、悪辣なヘッジファンドの手先たちなのだ。
円高で原料安のほうが、物価は下がるし、一般庶民にとっては、生活が楽になる。
株価なんてものは、高かろうが安かろうが、一般庶民には関係ない。

株式市場は、企業の資金調達に便利だとは言うが、実際には、株式上場しない優良企業は、たくさんある。
株は、今や、投資に関わる大企業の金儲けの道具にすぎない。
1秒間に10億回の高頻度取引をするコンピュータに、プラスしてAI、そんなものと対決しても、生身の人間は負けるに決まっている。(※2)
それでも、日本政府は、NISAを推奨するのだから、どうにもならない。
NISAで投資するなら、配当をちゃんと保証できる企業の長期投資に限る。
株価の上下で、株売買など素人がやるべきでない。
私は訳あって、雨風太陽の支援のために株を買ってみた(「雨風太陽」参照)。
ついでに、いろいろと株価変動を見ているが、結論は、漁協の出資金と同じように、配当を期待して買ったほうがずっといい。

雨風太陽の高橋さんは、なぜ、こんなものに手を出したのか、私は理解できない。
配当金がつくわけでもないのに。
株価が下がったら、投資していただいた人たちに、申し訳ないと思わないだろうか。
生半可な気持ちで、株式上場などするべきではない。
何度も書くが、株式上場しなくても、優良企業は、優良なのである。
それでも、株に関して少しわかったのは、雨風太陽の株を買ったからであり、その点のみ、いいか!

政治的にしろ、経済的にしろ、悪意をもって日本を攻撃しているのが、最近、目に見えるようになってきた。
副島先生ではないが、騙されないように用心しないといけない。



(※)(一応、コピーしておきます)
9回目の8月6日を迎えるにあたり、原爆犠牲者の御霊(みたま)に、広島県民を代表して謹んで哀悼の誠(まこと)を捧げます。そして、今なお、後遺症で苦しんでおられる被爆者や御遺族の方々に、心からお見舞いを申し上げます。

原爆投下というこの世に比類無い凄惨な歴史的事実が、私たちの心を深く突き刺すのは、「誰にも二度と同じ苦しみを味わってほしくない」という強い思いにかられた被爆者が、思い出したくもない地獄について絞り出す言葉があるからです。その被爆者を、79年を経た今、私たちはお一人、お一人と失っていき、その最後の言葉を次世代につなげるべく様々な取組を行っています。

先般、私は、数多の弥生人の遺骨が発掘されている鳥取県青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡を訪問する機会を得ました。そこでは、頭蓋骨や腰骨に突き刺さった矢尻など、当時の争いの生々しさを物語る多くの殺傷痕を目の当たりにし、必ずしも平穏ではなかった当時の暮らしに思いを巡らせました。

翻って現在も、世界中で戦争は続いています。強い者が勝つ。弱い者は踏みにじられる。現代では、矢尻や刀ではなく、男も女も子供も老人も銃弾で撃ち抜かれ、あるいはミサイルで粉々にされる。国連が作ってきた世界の秩序の守護者たるべき大国が、公然と国際法違反の侵攻や力による現状変更を試みる。それが弥生の過去から続いている現実です。

いわゆる現実主義者は、だからこそ、力には力を、と言う。核兵器には、核兵器を。しかし、そこでは、もう一つの現実は意図的に無視されています。人類が発明してかつて使われなかった兵器はない。禁止された化学兵器も引き続き使われている。核兵器も、それが存在する限り必ずいつか再び使われることになるでしょう。

私たちは、真の現実主義者にならなければなりません。核廃絶は遠くに掲げる理想ではないのです。今、必死に取り組まなければならない、人類存続に関わる差し迫った現実の問題です。

にもかかわらず、核廃絶に向けた取組には、知的、人的、財政的資源など、あらゆる資源の投下が不十分です。片や、核兵器維持増強や戦略構築のために、昨年だけでも14兆円を超える資金が投資され、何万人ものコンサルタントや軍・行政関係者、また、科学者と技術者が投入されています。

現実を直視することのできる世界の皆さん、私たちが行うべきことは、核兵器廃絶を本当に実現するため、資源を思い切って投入することです。想像してください。核兵器維持増強の十分の一の1.4兆円や数千人の専門家を投入すれば、核廃絶も具体的に大きく前進するでしょう。

ある沖縄の研究者が、不注意で指の形が変わるほどの水ぶくれの火傷を負い、のたうちまわるような痛みに苦しみながら、放射線を浴びた人などの深い痛みを、自分の痛みと重ね合わせて本当に想像できていたか、と述べていました。誰だか分からないほど顔が火ぶくれしたり、目玉や腸が飛び出したままさまよったりした被爆者の痛みを、私たちは本当に自分の指のひどい火傷と重ね合わせることができているでしょうか。人類が核兵器の存在を漫然と黙認したまま、この痛みや苦しみを私たちに伝えようとしてきた被爆者を一人、また一人と失っていくことに、私は耐えられません。

「過ちは繰り返しませぬから」という誓いを、私たちは今一度思い起こすべきではないでしょうか。

令和6年8月6日 広島県知事 湯崎英彦 

(※2)
特に2008年のリーマンショック以降、1秒間に10億回の取引をするという高頻度取引(HFT。ハイ・フリークエンシー・トレンディング)が台頭し、また、各市場間をまたぐグローバル・トレーディングが普及した。このことで、世界中の金融市場は一層不安定になっている。
(「世界大恐慌が来ても絶対大丈夫な株200銘柄」p18)
posted by T.Sasaki at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「電波芸者になるな!」と元アスリートが

3回目。

パリオリンピックが終わった。

オリンピックの女子ボクシングで、「女だ!男だ!」の言い争いがあった。
あまりにパンチ力が強く、恐怖を感じて自分の命を守るために、棄権したボクサーがいる。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/344660(「東京新聞」)

その後、棄権した選手が謝罪したとか。

https://www.cnn.co.jp/showbiz/35222355.html(「CNN co.jp」)

ボクシングは、人の頭部を殴ったり、腹部を殴ったりするものだ。
これが、スポーツなのかどうか?
そして、この競技を女性にやらせるのがいいのか?という疑問が湧いてくる。
そんなに他人を殴りたいのか?
さっぱりわからん。

柔道団体戦、最後のルーレットで、男子無差別級(90kg超級)が選択され、日本は負けた。
判定に不満も報じられるが、この無差別級に、大相撲の力士を出場させたらどうだろう、と思う。
大の里あたりに柔道着を着せて10日も訓練したら、金メダルくらい取れないだろうか、と。
あのくらい大きい力士なら、柔道着の襟をつかませて足を蹴れば、簡単に相手をひっくり返せそう、と素人考えが浮かぶ。

と、やはり少し熱中して考えるものがあるが、冷静になれば、彼らのほとんどは、「電波芸者」である。
先日、「アスリートの再就職先」でもこのことを書いたが、何と!元日本代表のラグビー選手である平尾剛さんが、海外の有名選手を持ち出して、「電波芸者になるな!」と書いている。

https://president.jp/articles/-/84607(「PRESIDENT Online」)

アスリートである前に、社会人なのだから、普段の生活の中で、「これはおかしい」と意見することは、当たり前のことなのだ。
こういう記事が、もっとたくさん出てくることを期待する。



posted by T.Sasaki at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地元にいても、旅歩き

ふたたび、こんにちは。

するめいか大不漁の中、宮古にいても旅歩き。
燃料代節約のために、近い港に入港し、陸送している。
ドライバーの時給1500円で、一応、最低賃金を上回った設定にしている。
重油代は、最終的に海外へ行ってしまうから、それよりも、そのカネを節約して、日本人の賃金にしたほうがいい。
国内でカネを循環させる、という考えだ。

山田湾オランダ島.JPG

山田湾は、静かで良い所。

釜石大観音.JPG

ありがたや、観音様。
釜石湾も、静か。

副島先生によると、仏教もキリスト信仰に影響を受けていて、観音様は、マリアではないか、との説。
「隠された歴史 そもそも仏教とは何ものか?」という本によると、ブッタは、今のような仏教を望んではいなかった。
キリストもローマ・カトリックのようなものを望んでいなかったのと同じ構図であり、後の僧侶たちが、人々を騙して自分たちが食っていくために作ったものが、現代の宗教である。

釜石沖で操業中、さんま船が通っていった。

さんま船試運転.JPG

試運転だと思われるが、もう少し離れて通るか、電気を消してから通過してほしかった。
なぜか、通過してから電気を消して、釜石へ入っていった(笑)。

posted by T.Sasaki at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大雨の影響で、1週間の盆休み

こんにちは。

台風の影響で、大雨が心配。
本当は、明日の晩、操業しようと思った。
台風でも南風なら、閉伊埼で操業できるが、近海は茶色の川水で覆われるため、漁はよくないだろう。
したがって、乗組員には、早々と一週間の盆休みを伝えた。

トロール中心の市場休みを設定する宮古魚市場は、土曜日から休んでいる。
天気予報の悪さを勘案して、土曜日の開場を決めてもよさそうなものだが、そこまで考えてくれる市場の親分たちなら、私たちも救われる。
二言目には、労働基準監督署が厳しく言ってくる、ということを聞くが、魚市場なんてものは、われわれ漁師の水揚げがあって、初めて仕事をしているようなもの。
天候に左右されるのであるから、時化の時は開店休業状態で、現場は、ボーっとしているだけ。
そんな労働環境で、なぜ、労基署が口を挟んでくるのか、理解に苦しむ。
日本の労働生産性が低いと指摘されるのは、このことも含まれるだろう。
無駄な時間を費やしているのだ。
だから、天候に左右される漁業に関しては、休日を柔軟にするべきである。

仲買人の中にも、休日に関して、柔軟に対応しようともしない人がいる。
「経営が大変だ」という声を聞くわりに、頑張ろうとしない。
2そう曳きトロールの低価格の魚で、宮古の仲買人たちは、今まで楽な商売をやってきた。
そのトロールでさえ、水揚げはかなり減少し、魚の価格は上がった。
高価格の魚を買わざるを得なくなっているから、経営が大変になるのは当たり前のことである。

彼らは、楽な商売をやってきた体質が染み付いていて、自分たちの変化を求めない。
変化を求めない、と言えば、共和水産である。
するめいかの資源減少は、目に見えるほどで、経営状況はかなり悪くなっていたのは自覚していたはずだ。
なぜ、取扱う魚種の転換をしなかったのか、理解に苦しむ。
「いか王子」は、いつだったか、テレビに出て、海の変化に、自分の失態の責任転嫁をしていた。
悪いのは、環境の変化ではなく、環境変化に対応できない経営者なのである。

近年、「いかが高い」と文句を言ってくる人もいるが、私はそれに対して、「私が悪いのか?悪いのは資源を減少させるトロールじゃないのか?文句を言うなら、2そう曳きに言ったら?」と返す。
さんざんトロールの安い魚で儲けてきて、いい家に住んで、いい車に乗って、今さら何を言っているのか。
見当違いの不満を受け入れてくれるほど、私がバカに見えるのだろうか。

資源減少の原因を作っているトロール漁業の操業期間に合わせて市場休日を設定しているのだから、ますますトロール漁業の操業日数を有利にし、「魚を獲り尽せ」と誘導しているようなもの。
目先の水揚げしか見ない宮古魚市場にも、幻滅を感じてしまう。
確かに近年の高単価に支えられたトロールの水揚げは、宮古魚市場に貢献している。
しかし、宮古魚市場を経営する本体の宮古漁協にとっては、2そう曳きトロールの水揚げが仮にゼロになっても、経営努力でやっていける(宮古漁協の職員たちは、比較的、しっかりしている)。
漁協の損益計算書を見れば、それがわかる。
したがって、2そう曳きトロール有利の休日設定はやめて、特に、漁のない時は、操業を自粛してもらうとか、とにかく、魚を獲りすぎないような施策を、漁協自体が考えていかなければならない。
魚がいなくなれば、漁業関係の経営体は、すべて苦しくなるのは、わかっているのだから。

いちいち、私みたいなボロ漁師が、こんな指摘をしなくちゃならないなんて!
バカみたい!

閉伊川は、北上山地の大部分を占める流域面積を持つ。
雨予報が非常に良くない。
宮古の市街地が、水没しないことを祈る。


posted by T.Sasaki at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする