日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2018年09月22日

飲み屋のネーチャンの商品価値 2

再び、こんばんは。

あまりに暇なので、いつも係船でお世話になっているY丸さんに電話をし、たら縄の縄さやめを手伝わせてもらうことにした。
何時間も一緒に並んで座って、話をしながら手を動かしているから、いろいろな話をする。
その中で、女の話にも話題が振られる。

私が一人の嫁さんをもらえないのはもちろん話題になるのだが、世の中、上手な男はいっぱいいる。
いとこの嫁に手を出して、そのカップルは結局、幸せになり、嫁をとられた男も、めでたく別の嫁と結ばれた、という話を聞かされた。
羨ましいとしか言いようがない。
彼らには、そういう才能に恵まれているのだろう。

ところが、女に関して、逆に不幸になった例もある。
飲み屋のネーチャンには振り回された男である。
私より一回り以上年配の方が、飲み屋のネーチャンにおだてられ、ちやほやされ、頭がおかしくなったらしい。
結局、精神病院に入院し、薬を処方される破目になっている。

飲み屋のネーチャンの商品価値」は、そのまま真実である。
だから、ほどほどに割り切って、遊んだほうがいい。
ある人は、「飲みに行くのは、騙されに行くんだ」と強がっている人もいるが、頭がイカれるくらいの人がいた、という事実をよく肝に銘じておくべきである。

逆に、客を、精神病院送りにするような話のしかたは、あまりよくないのではないか。
ネーチャンたちの商品価値とは、こんなものなのかもしれない。
しかし、人間の正気を奪う酒の力を借りて商売をするのなら、少しは、「これ以上は、よくないよ」という自制心をもっていてもいいような気がする。
今日の話を聞いて、犠牲者を、ちょっとかわいそうな気がした。


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趣味は「旅行」?

こんばんは。
昨日は皆無で、今日は時化休み、そして、明日は市場休日。
3連休で、かなり暇状態。

深刻な大不漁でも、漁師はちゃんと朝起きて呼吸し、ご飯と食べ、何かをやっている。
余裕のある人たちはパチンコで出かけ、2号を持っている色男たちは、そこへ行く。
私にはそんなカネもないし、色男でもないから、読書したり、テレビを少し見たり、ネットニュースを読んだりしている。

ネットニュースを読んでいて、ちょっとした中国人の話に目がいった。
人間の心というのは、こういうものなのだなあ、とつくづく感じる。

http://news.searchina.net/id/1665994?page=1(「サーチナ」)

私が「とんでもない出来事」で取り調べを受けた時、事件の供述調書とは別に、身上調書というのを取られる。
その中で、「趣味は何ですか?」と問われて、困ってしまった。
何もないのである。
まさか「仕事」と答えるわけにもいかず、少し考え、「そうねえ、ブログ更新が趣味かも」という話になり、それからまた少し考え、「旅行」と答えた。
この「旅行」は、まだ実行していないものだ。
「この通り、捕まったことだし、若い時は休みなしで仕事をしたから、これから時間を作って旅行したいから、旅行と記してもいいかなあ」と言ったら、そのまま、旅行と書いたと思う。

贅沢なのかもしれないが、1年にたった一度、私は温泉に行く。
だいたい3泊ぐらい、山奥のあまり人が来ない静かな所へ行く。
いわゆる秘境という所だ。
そこで、読書しながら、温泉に浸かり、一杯やって寝る。
1年に一度の贅沢だと思っている。

こういう時間というのは、いろいろと考える余裕ができて、精神的にも楽なのだ。
精神的に楽なのは、体にもいい。
中国人のこの母親が日本に遊びに来て、体がよくなったというのは、ウソではないと思う。



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2018年09月21日

八戸花火大会

再び、再び。

8月の話だが、久しぶりに八戸で花火大会を見た。
この時、パッと北海道に移動しなかったため、大漁を1日逃した。
北海道へ行った途端、八戸前沖で、若干の好漁があった。
酔っ払って、花火を見たとばっちりである。
でも、こんなものだろう。

負け惜しみでみんな言っているが、北海道の許可実績を作ったから、今度の許可更新は安心である、ということにしている。
失敗したら、プラス思考でいいほうに考えないと、頭が本当におかしくなる。

八戸花火1.JPG

八戸花火2.JPG

八戸花火3.JPG

八戸花火4.JPG
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震災モニュメント

再び。

久慈港で係船している場所のすぐそばに、諏訪下公園があり、そこには,、3.11大津波のモニュメントがある。

震災モニュメント.JPG

これによると、諏訪下地区の波高は9.5mであった。
一方、明治三陸大津波の大尻・二子地区の波高は23mである。

震災モニュメント2.JPG

大尻・二子地区というのは、NHK朝ドラ「あまちゃん」の舞台である小袖地区の手前にある。
小袖地区と同じように、家はかなり高い所にあり、明治三陸大津波で、あそこだけ残ったので、みんな高台へ移ったのではないか、という話を聞いた。
見上げるような高さに家があるのだから、ちょっと想像を絶する。
したがって、もし、そんな波高の津波が来たら、東日本大震災の比ではなく、久慈の市街地は消滅してしまう。
したがって、今から、都市計画を見直したほうがいい。
もっと山のほうへ市街地を発展させるべきだと思う。
現在は、バカみたいに防潮堤のオンパレードだが、先人たちは、さっさと高台移転していたのだ。
宮古市で言えば、重茂の姉吉地区がいい例である。
「此処より下に家を建てるな」という先人の教えは有名である。

http://memory.ever.jp/tsunami/tsunami-taio_307.html(「東日本大震災の記録 大津波の悲劇・惨劇の報道を追う」)

人口減少の未来を考えるならば、防潮堤やバカでかい水門を作るより、順次、高台移転を進めたほうがいい。

ここからは余談で、宮古市役所のことを書くが、あの市役所の立地は最悪である。
今後の地球温暖化で、洪水被害は多くなると予想され、閉伊川氾濫の可能性は否定できない。
山口から宮古病院までの道路沿いに、市役所を置いたほうがベストであった。
津波は絶対に来ないし、閉伊川の氾濫が起きても、市役所は機能する。

県と宮古市長のごり押しで、閉伊川堤防のかさ上げより、閉伊川水門建設を決定した。
市民の選択は、閉伊川堤防のかさ上げだったのに。
そして、今度は、閉伊川堤防のかさ上げもせずに、そのそばへの市役所移転。
近隣には、パチンコ屋のでかい建物もある。
私の口癖の一つに、「君、頭おかしいんじゃないの?」というのがあるが、本人を前にして、「市長は頭おかしいんじゃないの?」と言ってみたい。
まるで、市役所の職員や来客に対し、パチンコ屋への無駄な投資を促しているようなものである。
posted by T.Sasaki at 18:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

十数年ぶりの久慈入港

久しぶりに、こんにちは。

十数年ぶりに久慈に入港して、しばらく水揚げしている。
いろいろあったが、久慈に来ることになったのは、突然の話であった。
翌日が休みだったため、友だちの飲み屋で一杯やっていたら、ケータイが鳴り、「あまり飲むな。明日4時頃、移動するからな」。
言われるまま久慈に来たら、それが正解。
久慈沖で少々の漁に恵まれた。
小さな港はどこもそうなのだが、あまり船が多くなると、入港規制がかけられ、大漁でも入港できなくなる。
私が連れてこられた時は、外来船は、まだ1隻しかいなかった。
それが翌日には、一気に混み合った。
紙一重で、ケータイを鳴らしてくれた人には感謝している。

以前にいた参事は定年退職したようで、職員もほとんど知らない顔ばっかりだが、ここの市場職員のやる気というのは、相変わらずである。
水揚げや仕込みが終わって、近くに係船するときでさえ、走ってきてもやいをとってくれる。

久慈船団は、2そう曳きトロールに反対していて、かけまわしに転換するのを主張している。
その種をまいたのは私なのだが、そのためもあって、非常に気分がいい。
posted by T.Sasaki at 18:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月25日

飲み屋のネーチャンの商品価値

さらに再び。

私の友だちに飲み屋をやっている人がいて、そこで使っている女に、「私、あなたに気があるのよ」という素振りをしなさいと指導するらしい。
まあ、そんなものだろうが、直接聞くと、やっぱり、通う客というのは、私を含めてバカだなあと思う(笑)。

最近はもう、地元で酒を飲む時は、もっぱら居酒屋か自宅のみである。
今年の新潟でも、ネーチャンたちに誘われても、「スーパーで1000円も美味しいものを買ってくれば、それで満足だよ。リーズナブルだろ」と言って断る。
それでも、仲良しの友だちに誘われれば、しかたなく行ったりするが。

この仲良しがとんでもない散財をした。
クレジットカード払いである。
飲み屋でこれを使うと、2回目からは容赦なく請求額を上げてくる。
だから、飲み屋では、クレジットカードなど使うものではない。
私は翌日、「カードを出せ!ハサミで切ってやるから」と怒ったりしたが、帰ってきてから、家の人にしぼられたらしい(笑)。

女の子を使っている飲み屋は、客が来なければ赤字になる。
だから、客に気があるような素振りを振舞うことは、商品価値となる。
美人だけでは商品価値としては足りないのである。

飲み屋の商売に関わったら、客を騙すくらいの覚悟が必要である。
少なくとも、私みたいな人間にはできない。
しかし、いか釣り業界でそれをできる人間は、いる。
並べるイカの規格を無視し、とんでもなく小さく詰める奴である。


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納税のご褒美

再び。

箱屋さんから聞いた話なのだが、まき網漁業が優遇される理由の一つに、納税額の大きさがあるらしい。
水産庁の天下りを引き受けるくらいの余裕のある団体だから、もちろん、納税額は大きいだろう。
一方、最近の小型漁船は不景気だから、私をはじめとして、納税額は小さい。
国にとっては、納税額の大きいお客さんは大事にする。

近年、魚類資源が少なくなっているから、魚の単価が高くなっている。
まき網漁業の好景気は、とにかく単価高に要因がある。
獲れすぎて単価が安かったころは、大漁貧乏であったのだから、まき網漁業にとっては、むしろ魚が少ないほうがいいのかもしれない。
しかし、この悪循環が、ますます魚を減少させるのである。

そして、これは、本ブログの冒頭の本で指摘しているように、日本の国を売っていることになるのである。
ノルウェーをはじめとする漁業先進国は、日本の水産行政の施策を喜んでいるだろう。
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漁船保険より、今後の大漁の夢を見る

こんにちは。

いか釣り漁業は、まるで末期的である。
「やめようかなあ」という人たちが少なくなく、私自身も、そのうちの一人に入るかもしれない。
沖でもあまりに暇なので、無線機でおしゃべりをしていると、サメが来て針を切り、気がついたら、やなのワイヤーがグチャグチャになったりしている。
先日のおしゃべりの内容は、その船をやめる話に関係するもの。

「船の売り買いを考えていると、売るよりは、船を沈めて漁船保険で全損保険金をもらったほうがいいんじゃないか?船の売値より、全損保険金のほうがきっと高いよ。」
「確かにそうだ。しかし、あなたみたいな人は、そんなことできないんじゃないの?今まで稼がせてもらって、そんなことできるわけないじゃない」
「うん、やっぱり、愛着があるから、いくらカネのためとは言っても、そこまではできないよな。でも、やる奴はいるんだろうなあ」

私の船は、全損でだいたい3000万ちょいの保険金が下りることになっている。
たぶん、これを売ったとしても、2000万でも売れないと思う。
そもそも、いか釣り業界がとんでもない不景気なものだから、買い手はつかない。

しかし、そういう考えはもったいない話なのだ。
私の船は、汎用性が高いから、一応、何でもできるようになっている。
ここで3000万を手にしたとしても、それは、1年ぽっきりの話。
今後10年間、何が起こるかわからないから、もしかして、大漁のときが来るかもしれない。
1年で3000万を手に入れたとしても、10年という長いスパンで考えれば、それは近視眼的なもので、損でしかないのである。

大不漁だと、要らないことまで考えてしまう。

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2018年08月08日

有名監督ならチャレンジせよ

4回目。

ついでに、高校野球のことを書くが、甲子園に出る高校は、私学がほとんどである。
野球環境のいい学校へ、中学の時に活躍した選手は行く。
そして、そこには、いい監督がいる。
先日、NHKで、甲子園常連校の名物監督が特集されていた。
私は、「そんな人生、つまんないじゃないか」とテレビに言ってやったが、テレビは聞いてくれない。
指導者として、名を上げたんだから、「じゃあ、公立高校でやってみよう」という気持ちにならないのか。

同じ事は、岩手純正チームと言われる花巻東高校にも言える。
本質は、選手を集める他の私学と変わらないからだ。
もし、監督がよくて選手が集まって活躍できるのなら、監督さん、他の公立高校でやってみたらどうですか?

優秀でない選手を指導するのは、もともと優秀な選手を指導するのより、簡単じゃないだろう。
もしかして、才能が開花していない人が、公立高校にもいるかもしれない。
それを発掘してもいいじゃないのか。
せっかくの人生なんだから、その手腕でチャレンジしろよ。

酒を飲みながら、そんなことをテレビに向かってブツブツ言っていた。
まるで、ボケ老人だ。

posted by T.Sasaki at 14:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャレンジ

暇なので、3回目。

一身上の都合により、来年以降、日本海へ行かないかもしれない、というのは、すでに書いたが、先のことは、よくわからない。
奇跡が起きるかもしれないし。

今年は、昔なら高齢者と呼ばれるくらいの人を乗組員に雇った。
凍結船から下りた人であり、「おれ、頑張るから」という言葉を信用した。
最初のうちは、真面目だったが、段々と慣れてきたのか、それとも、小型船をバカにしているのか、だんだんと不真面目になった。
そして、パチンコ依存症寸前の人である。
まあ、パチンコ依存症寸前の人は、船乗りにはゴマンといるから、こんなものかもしれない。

もし、来年、日本海へ行ける環境であったら、無理して乗組員を頼まないことにする(普通のいい乗組員がいたら別)。
一人操業だ。
チャレンジ。
昼夜操業を一人でチャレンジだ。
往復100マイルを昼夜操業を一人でやる、というと、ビックリするかもしれないが、すでに思考実験をして、たぶん、できると思う。
中身は秘密。

やってみる気でいるが、あとは、来年の風が吹く。
posted by T.Sasaki at 14:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長いものに巻かれたくない

再び。

まき網は減船すべきである。
もちろん、日本近海の魚類資源減少を食い止めるためである。
反論として、「政府で定められた漁獲量を守っているのだから、減船する必要はない」と主張するかもしれないが、それはその漁獲量設定自体、そして、魚種制限もおかしいからである。
これは、過去の歴史が証明している。

以前の大型まき網の船体には、ちゃんと「いわし・さば」と目的の魚種がちゃんと書いてあった。
それが、今はない。
「いわし・さば」と書いてあっても、混獲と称して、混獲率99%のするめいかを獲っていたのは、誰も知っていることである。
これを容認していた水産庁の責任は、非常に重いのだが、何一つ責任を取ったことはない。
各地の漁協を相手に、責任問題を裁判で追及するとか、そんな脅し話を聞いたりするが、どうせ裁判を起こすなら、そんなちっぽけな相手ではなく、水産庁自体を訴えればいいと思う。
情けない。

まき網漁船を減船すべき理由の一つは、超効率的な漁法だからである。
今や、魚群探知機類の飛躍的な向上により、まき網漁船が、日本近海の魚を取り尽くす能力がある、ということは、すでに書いたが、いくら「漁獲量制限の範囲内で獲っているよ」と言っても、その設定した漁獲量が多すぎれば、資源管理の意味がない。
少ない魚群をすべて獲る能力があるのだから、本当の資源量に対し、設定する漁獲量が多すぎれば、確実に魚類資源は減るのだ。
このことは、冒頭に紹介してある本を読んでもらえれば、日本の国がやっていることがわかる。

マグロの漁獲割り当ての関する件もそうである。
まき網漁業よりも、沿岸漁業や定置網漁業に割り当てることによって、地域の台所は潤うのである(「マグロに針をやられる」参照)。

もう、まき網漁船の減船しかない。
合理的に考えるなら、それしかないのである。


私は、若い時に比べれば、角が取れて、反骨精神はかなり衰えたが、それでも、旺盛なほうである。
自営業者というのは、反骨精神がなくなったら、やめるしかない。
小型漁船の漁業者は、環境が厳しい分、短気で、反骨精神旺盛な人が多い。
酒を飲むと、すぐに喧嘩する人が多いのも、そういう影響があるのだろう。
喧嘩するは困ったものだが、それでも、反骨精神がないよりは、まだマシだと思う。
特に、魚類資源の敵である、まき網漁業やトロール漁業に対する反骨精神がなくなったら、小型漁船の経営者として、資質を疑う。

自民党支持者には、「長いものには巻かれろ」的思考の人間が多い。
それでは、改善すべきものも、改善されない。
困ったことに、漁協組織は、自民党支持が多い。
この性質を変えない限り、水産行政は変わらないような気がする。
自民党がそんなにいいのか。
「長いものに巻かれる」のがそんなにいいのか。

ある程度年をとってくると、自分の過去を振り返り、過ちを反省したりする。
やっぱりみんな過去を振り返ると、「あの時は、自分はおかしかった」と思うことがある。
そして、やる気のある若い人たちの足を引っ張りたくない、という気持ちも持つものである。
「長いものに巻かれろ」的思考では、今後の人たちにとって、害でしかなく、何も発展しないのである。
posted by T.Sasaki at 14:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三陸鉄道を肯定的に考える人たちへ

こんにちは。

今年の暑さは、近年の暑さよりもさらにひどい。
どこの気温が高いか、というのは、気にしているわけではないので、よくわからないが、先月までいた新潟は、39度の日が2日はあったらしい。
私の船にはエアコンがないので、休日や日中は、とんでもない暑さの中で眠らなければならない。
外気が暑いとエンジンの熱も下がらない。

東北の場合、同じ緯度でも、日本海側と太平洋側とでは暑さが違う。
なぜかというと、水温が日本海側は高く、その分、暑い。
太平洋側は水温が低く、沖風、つまり、北風から東風だと、涼しいくらいだ。

これは、東北太平洋側の利点である。
とにかく、夏は過ごしやすい。
快適である、ということは、仕事の能率も上がる。
せっかく復興道路が完成すれば、どこへ行くにも短時間でできるようになる。
宮古から八戸でさえ、2時間を切るのではないか、と私は思っている。
宮古から気仙沼もそうだ。
盛岡は、1時間は無理でも、1時間20分くらいでなら行けると思う。

仕事の能率が上がるような快適な環境で、物流事情もよくなるのなら、それをアピールして企業誘致すべきである。
過ごしやすい快適な環境なら、もちろん、住環境もいいに決まっている。
各地で人口を増やす取り組みをしているくらいだから、三陸沿岸も、環境の良さをアピールすべきである。
今後、もっと日本が暑くなるならば、東北太平洋側、特に涼しいやませの吹く青森、岩手は、絶好の住環境となる(北国にしては、雪も少ない)。

夏場の涼しさをアピールして、企業と人を定着させることが、三陸鉄道の赤字を防ぐ唯一の手段のように思う。

posted by T.Sasaki at 14:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月06日

三陸鉄道は、どこへ行く

こんばんは。

出漁できる可能性があるのは明日のみで、あとは金曜日まで休み。
その明日も私には無理みたいなので、宮古へ一時帰宅。
ちょっと道具をトラックで八戸まで運ぶため。

家までは、JR八戸線、三陸鉄道北リアス線、県北バスを乗り継いで帰宅。
北リアス線では、イベント列車なのか、派手なカラーリングなので、思わず撮った。

キハ58ケンジ.jpg

キハ58ケンジ2.jpg

私はただボーっとしていたが、各駅で降りたりして、写真や動画を撮っていた乗客がけっこういた。
鉄道マニアでは、「キハ58ケンジ3両編成」というので知られれているのだろうか。

http://www.sanrikutetsudou.com/?p=10526(「三陸鉄道」)

JR八戸線と比べると、線路が原因なのか、車両が原因なのか、三陸鉄道は揺れる。
同じ三陸鉄道の線路でも、トンネル内は、比較的揺れないように感じた。
軌道修正をしているだろうが、外にある分、少しばかり歪みがあるのは、しかたがないのか。

夏休みのせいか、特に、三陸鉄道のほうは、珍しく乗客がいた。
ちょっと汚い格好だったので、座るのは遠慮して、連結部の入り口でずっと立っていた。
朝から帰港まで、ブリッジ内でずっと立ちっぱなしだから、2時間ぐらいは平気だ。

これくらいの乗客が毎日三陸鉄道に乗ってくれるのなら、県民が税負担しなくてもいいのだが、実際はそうではない。
否定的に考えるなら、沿線住民が積極的に利用しないで赤字になるなら、やめちまえ!
三陸道が全線開通したら、いったいどれくらいの利用率になるのか。
ますます赤字になるような気がする。
肯定的に考えるなら、もっと利用率を高める努力を、沿線住民はすべきである。
今日は、田野畑村のPRのため、田野畑牛乳と田野畑のパンフレットを、全乗客に配っていた。
私は、たまに田野畑牛乳も飲むし、三陸の人間だから、頂くのは遠慮した。
観光客を増やす取り組みも結構だが、「マイレール」とか言っていた開通時の気持ちを思い出したほうがいいと思う。

私の地区には、鉄道はない。
移動手段は、バスか自家用車、自転車、徒歩である。
誰も乗らない鉄道より、まだバスのほうが効率がいいのではないか。
他の自動車たちと共用のインフラを使うのだから、専用のインフラより、保守の無駄が少ない。
そろそろ、「鉄路は必要だ」という主張は、考え直したほうがいい。
努力せず、赤字が拡大すれば、県民みんなに迷惑をかけるだけなのだ。
posted by T.Sasaki at 21:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月28日

おバカさん2

また再び。

せっかくなので、カメラにあった写真を載せる。

バカは高い所が好きらしい。
万代橋のすぐ近くの新潟日報ビル「メディアシップ」の屋上展望台からみたホテル日航新潟のビル。

ホテル日航新潟の昼景色.JPG

これは逆。
ホテル日航新潟の屋上展望台からみたメディアシップ。
真ん中あたりの黒いビル。

新潟日報メディアシップ.JPG

夜のホテル日航新潟ビル。

ホテル日航新潟の夜景.JPG


一身上の都合により、日本海へはもう行かないかもしれない。
運が良ければ、行くかもしれない。
posted by T.Sasaki at 10:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おバカさん

こんにちは。

今年の新潟は幸運に恵まれ、近年では成績がよかったが、快進撃は、最後に、マグロがさえぎった。
マグロによる当たりとはずれが大きく、また新潟の暑さに我慢できず、あえなく退散。
八戸へ回航途中、乗組員のために、秋田沖で操業。
今年の乗組員は函館の人なので、寄って、分け魚を置いていくという段取りであった。
この時、予期せぬ揚がり。
9時までで12個も揚がってしまった。
そこで集魚灯を消し、深浦に寄り、そこに2個置き(新潟へ行く時、いわしをもらったお礼)、函館へ。
生まれて初めて、函館港入港。
これは有名な函館山。

函館山.JPG

函館で悩んだ。
素直に八戸へ行こうか、それとも、秋田に戻ろうか、と。
秋田沖には船は居なくて、オレ好み(笑)。
結局、悔いを残したくないために、秋田沖へ戻った。

しかし・・・。
考えが甘かった。
1日目47個。
2日目23個。
こういう流れモノは、いつもその場所にいるわけではない。
朝、水揚げして、燃料を積んで、八戸へ。

ところが、深浦を過ぎたあたりで、エンジンが止まった!

「あれ?エンジンが壊れたか、ヘラ巻きか、どっちかだな」

網をヘラ巻きすると、エンジンの回転が下がり、たいていはクラッチを中立するくらいの時間的余裕があるのに、今回は、パタっと止まってしまった。

「エンジンが逝ったかな」

で、クラッチを切ってから、エンジンをかけてみたら、ちゃんとかかった。
プロペラの点検口を覗いてみたら、案の定、網があった。
「これをすべて切り取るのは、3時間はかかるな」と思ったら、何と、8時間もかかってしまった。
八戸沖へ到着するのが、1日延びてしまった。

「潜ればいいじゃないか」と思われるかもしれないが、もちろん、若い時なら潜っただろう。
ところが、昨年、海に船の艤装品を落とした時、潜ろうとしたら、これが潜れない。
大学時代までは、ヨットの乗ってたりしたから、海に落ちるのは普通のことであり、素潜りも普通にやった。
何十年もやってないと、できなくなる。
ショックだった。

この恥ずかしい話をほかの人にしたら、「実は、オレも」という人がほとんどだった。
少しホッとした。
感情の起伏はげしい。
そして、筋肉痛も激しい。
筋肉痛が起きる、ということは若い証拠とは言うが、これは本当だろうか。

8時間も竿の先につけた鎌を点検口から振り回したり、網を引っ張り出して切ったりしたため、手は痛い、腕は痛い、背中は痛い、足は痛い。
こんな状態で、一人でワッチして、八戸までたどり着いた。
あ〜、疲れた。
そして、函館から秋田と行ったり来たりで、燃料代が水揚げをかなり上回り、20万円もの赤字。
こんなのは、あまりやったことがない。
しかし、八戸の昼いか操業2日で、取り返した。

ああいう時は、函館に行くのを変更し、そのまま操業して秋田に入り、漁が切れる時に走っていけばいいだけの話なのだ。
私はバカだった。
こんなことで、20万も赤字を作り、クラッチを壊しそうになり(エンジンが止まらなかったらクラッチが壊れていた)、疲れ果てて、本当にバカみたい。
posted by T.Sasaki at 10:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月15日

新潟に美人の多い理由

再び。
新潟は連休だが、暑い。
こうなると、海にいたほうが涼しい。

街を歩けば、みんな薄着だから、目の保養になる(笑)。
新潟は、美人が多すぎる。
何でこんなに多いのか、仲間内でも、よく話題になる。
私なりに考えてみたのだが、街を歩いている美人たちは、きっといいところのお嫁さんになり、日中暇だから、目につくのだ。
きっとそうだ。
普通なら、美人の割合がこんなに高いはずがない。
これはおかしい、と常々考えていたから、結論は、そうなった。

一方、美人じゃない人たちは、たぶん、一生懸命仕事をしているのだと思う。
そのため、日中は街を歩くことはない。
彼女たちは、日の当たらないところで、新潟のため、日本のために働いているのだ。

こう考えるしか、美人の異常な多さを説明できないのである。



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2018年07月03日

産経新聞は、政府の広報

ついでに。

以前から、ニュース配信ソフトに掲載される産経新聞のニュースに、胡散臭さを感じてはいたが、やっぱり産経新聞は信用できない。
権力の監視、というジャーナリズムの目的を、完全に忘れ去っている。
政府の御用新聞である。

名護市辺野古への基地移転問題を争点とした名護市長選挙で、産経新聞は、政府にべったり寄り添った記事を載せたことに、沖縄基地マフィアとどっぷり付き合った人たちですら怒っている。

 保守系候補の内紛劇がマスコミを賑わしていた時期、『産経』は11月13日付で、次のような記事を載せている。
 〈名護市長選に出馬を表明しているのは容認派の末松、島袋両氏と現職で反対派の稲嶺進氏。容認派の分裂選挙では稲嶺氏が有利になるため、政府側では菅義偉官房長官、党側では石破氏が県連や県選出国会議員を通じ候補者を末松氏に一本化するよう指示した〉
 この記事の見出しは、「末松氏に来月一本化」となっていた。他紙も「一本化」という文字こそ使っていたが、「末松に一本化」という政府・自民党とまったく同じ志向で書いたメディアは『産経』のほかになかった。
 また、政府・自民党が示した一本化への「行程表」の存在を報じたのも、やはり『産経』のみだった。
 「島袋さんの話は聞かず、取材してみずから真相を明かそうという努力もせず、政府・自民党の意向に沿って記事をつくる。こんな産経新聞は政府のイヌだろうか。ジャーナリズムという看板を降ろすべきだ。絶対に許されない」(奥氏)
(「国防政策が生んだ基地マフィア」p122)


奥氏というのは、海上自衛隊出身で、当時、基地マフィアたちとつるんでいた島袋氏と同じように、基地必要の世論形成を目的とした「沖縄『正論』友の会」に、かなり深く関与してきた人である。
その人間でさえ、産経新聞を名指しで怒っているのだ。

産経新聞の記事は、政府寄りのバイアスがかかっている、と考えて読んだほうがいい。
いや、違うか。
政府寄りのバイアスかかっているのは、読売新聞であり、政府の広報新聞が、産経新聞。
posted by T.Sasaki at 20:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金銭感覚の麻痺

こんばんは。

最近、漁の調子も悪く、昨夜は、イルカが船の周りをぐるぐる回って離れない。
日本海のイルカは、しつこい。
イルカが来たのは10時半くらいだったが、1時間我慢しても状況は変わらず、したがないので調査移動。
再度パラシュートアンカーを入れたのは12時。
ヤケクソぎみだったが、意外にも、それから80個もあがった。
あまりに運が良すぎ。

全国的に漁が出始めて、昨日は、日本全部で3万箱以上あがった。
したがって、1箱あたりの単価は、2000円前後。
今朝の新潟は、1900円台まで下がっている。

船の乗組員たち、というか、船乗りは一般に、金銭感覚が麻痺気味である。
定番は、パチンコ。
あんなもののどこが面白いのか、私にはさっぱりわからない。
ただただ、カネと時間の無駄遣いである。
食事もそう。
新潟に来ている人たちは、ほぼ外食なのだという。
だから、いつも、「カネがない」とこぼしたりしている。

こんな大不漁の中、経営当事者の船頭たちですら、そんなものだから、私は「頭、おかしいんじゃないの?」という。
しかし、彼らは、パチンコと外食をやめない。

1回言って改善されないなら、あとは無視するしかない。
気をもむだけであり、精神衛生上、こっちのほうが良くない。
posted by T.Sasaki at 19:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月23日

安いひらめとまぐろ

こんにちは。

最近、安くなったするめいかであるが、それでも平均単価2300円台であり、今日は、突然3500円もした。
昨日から各地パッとしなくなった。
今朝の主な水揚げ産地は、北海道と新潟のみなで、どちらも薄漁だ。
その中で、珍しく、私は健闘している。
それでも、税込みリッター100円の重油は、何とかならないのか。
物価が高いほうがいい、というアベノミクス、日銀方針は、私たちとって、とんでもない話だ。

出港して航海中、例の女船頭の定置網らしきものを発見したので、Iさんに電話して聞いたら、やっぱりそうらしい。
そのIさん、ひらめが超安くて、休んだほういい、ということで、自主休漁。
確かに、採算に合わないなら、休んで魚を増やすのも必要だと思わされた。
学ぶべきことである。

まき網のまぐろが大漁で、一気に水揚げするためか、東京市場もまぐろが安いらしい。
まき網団体は、いつも魚価下落団体。

一方、佐渡のDさんは、小型まぐろ延縄の割り当てが少ないのが、超不満。
全国の小型まぐろ延縄漁師たちは、みんな怒っているそうだ。
なぜか、まき網に対して、漁獲割り当てを優遇しているらしい。
これは、まき網船団を所有している会社への、水産庁から天下りが原因ではないか、ということをあちこちで耳にする。
何と、7月以降、Dさんの30キロ以上のまぐろ割り当ては、1年間で、たったの80キロぐらいだそうだ。
つまり、1匹か2匹。
これも、とんでもない話である。
何年もやっていて、すでに実績もあるのに、1年でたった80キロ!
こうなったら、もう個人売買をやり、実力行使するのも一つの方法である。
いくら水産庁が法律を作っても、何が良くて何が悪いか、それくらいの判断はみんなができる。
全国の延縄漁師が言うことを聞かなくなったら、水産庁は、国際的に矢面に立たされることになる。
結局は、悪いのは、水産庁の施策なのである。

中身はよくわからないが、全国の定置網も同様で、操業自粛状態のところもあるようだ。
休業手当がつくようではあるが、定置網が休んでしまうと、各産地市場の経済が衰退してしまう。

全国の県漁連の会長たちは、事の良し悪しをよく考えているのだろうか。

さて、ビックカメラに、安い酒でも仕込みに行ってくるか。
家電屋さんに、酒があるなんて知らなかった。
何でもあるみたい。
一杯やったら、寝る。

posted by T.Sasaki at 14:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月19日

2そう曳きトロールは、世界中で全面禁止すべき

こんにちは。

今朝、新潟港へ入港したら、でっかいまき網が荷揚げ岸壁を占領していた。
八戸の惣寶丸である。

惣寶丸.JPG

通常、どこの港でも、利用している荷揚げ岸壁や氷岸壁は係船禁止である。
こんな船がいたため、今日の新潟魚市場では、2隻ずつの水揚げとなり、入港船がたったの17隻しかないのに、1時間待ちであった。
運搬船がいないところを見ると、他港へ運んだか。
新潟沖合で獲ったマグロを境港まで運んでいるということをよく耳にするが、惣寶丸もそうやったのかもしれない。
でも、水揚げ岸壁に係船する必要はないと思うのだが。

この会社は、八戸で非常に力があるようで、まき網専用でノルウェー方式高鮮度維持システムの魚市場を市に作らせたらしい。
しかし、そのシステムを使っていない、というニュースを昨年やっていた。
税金の無駄遣いである。
このでっかいまき網は、水産庁補助で建造した次世代型のまき網であり、高鮮度という付加価値をさばにつけ、大量に獲る漁業からの転換が目的であった。
しかし、実際には、運搬船に低鮮度の魚を運ばせている。
この船は、船内で瞬間凍結できるとされ、八戸前沖の「銀さば」として、刺身で提供されている。
転換の目的は、ないがしろにされ、残念ながら、従来の大量漁獲の道具となった。
これでは、水産庁の補助が、乱獲漁法の船を増やしたことになるのだ。

仕込みなどが終わって、風呂に行こうとしていたら、海上保安庁の職員が、航海の指導に来て(毎年来る)、一緒に、運よく(運悪く?)水産庁の職員も来た。
私は、ここぞと言わんばかりに、水産行政の不備を訴えた。
最悪の岩手の2そう曳きトロールを、なぜいつまでもやらせるんだ。
ここに書いていることで、集中砲火を浴びせたが、途中であきらめた。
だって、何も返答できずに、「下っ端なもので」としか言わない。

終わって歩きながらであるが、彼らから、するめいかの産卵場といわれる東シナ海のことを、ちらっと聞いた。
何と!中国にも、2そう曳きトロールがいて、東シナ海で漁業をしているのだそうだ。
するめいかを獲っているかどうかはわからないが、これでは、本当に東アジアに魚がいなくなる。

世界中で、2そう曳きトロールは、禁止すべきである。

現在、日本海するめいか漁は、最悪のペースである。
posted by T.Sasaki at 14:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする