日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2025年11月01日

EV先進国である中国とは違う道を

ふたたび。

中国という国には、パワーがある。
人がたくさんいるから、一党独裁では、「遊んでないで稼げ!」という一喝で済む。
1億人くらい過労死で死んでも、大したことない、と考えているかもしれない。
日本では、無理だ(笑)。

私が若者の頃は、親父の「何やってるんだ!稼げ!」と雷を落とされた。
きっと中国人だ(笑)。

ソーラーパワーの利用で、日本と中国とでは、圧倒的な違いがある。
中国には、広大な砂漠がある。
それを利用しない手はないから、地平線まで埋め尽くす勢いである。

https://www.mk.co.kr/jp/world/10947476(「毎日経済」)

https://www.gizmodo.jp/2025/02/desert-called-sea-of-death-becomes-sea-of-solar-panels.html(「ギズモード・ジャパン」)

これに対して、太陽光パネルに悪意を持つ人たちがいる。

https://ameblo.jp/don1110/entry-12926107881.html(「donのブログ」)

太陽光パネルを一気に消失させる技術を発表した岡山県の新見ソーラーカンパニーの代表取締役の方が急逝されたとホームページに出ている」とあるが、そのWebサイトを見てみると、「佐久本式ソーラーパネル熱分解装置」というものを開発し、これが「二酸化炭素を排出せず、また燃焼させずに、ソーラーパネルを熱分解し高純度のマテリアルを抽出できる、世界唯一の装置」である。

https://niimi-solar.co.jp/service/atmos/(「株式会社新見ソーラーカンパニー」

これが、「一気に消失させる」という「don」の解釈には、無理がある。
コメント欄には「バカバカしい」という人もあり、それが普通の感想だと思うのだが、「いいね」が93もある。
恐れ入った。

確かに、ソーラーパネルのリサイクルには大きな問題が立ちはだかるが、それだけで太陽光発電を悪者に仕立て上げるのは、そっちのほうが、おかしい。
たぶん、中国の技術が進んだから、ヤキモチでも焼いているのだろう。
その程度の日本人が多くなったから、日本は世界に置いていかれるようになり、どんどん貧乏になるのだ。
学ぶべきことは、学ぶべきである。

中国でEV車が世界一になった一つの理由は、バッテリーメーカーがEVを作り始めたことは、すでに紹介したが(「車の基本は、走って、曲がって、止まる」参照、もう一つの理由は、メガソーラーである。
メガソーラーとじゃんじゃん作り、その電気をEV用に供給する、というシステムを、中国政府はやってのけたのだ。(※)
この点が、中国と日本とで、全く違う。
日本で、中国のように、EVにどんどん電気を供給してしまったら、他への電力が足りなくなってしまう。

日本には、中国のような広大な砂漠はない。
中国に嫉妬などせず、日本は日本の生きる道を模索すべきである。

中国もいよいよ、太陽光発電の電気に対する補助政策をやめ、電力の自由化へ踏み切る。

https://longiservice.jp/blog/15(「太陽光パネルなら世界No.1出荷量のロンジ

いつまでも同じことを続けるほど、中国もバカではない、ということだろう。



(※)
 このメガソーラーに最も適した国の一つが中国。西部・南西部エリアには水不足で耕作に不向きな荒野が広がっている。一つの町を丸ごとソーラータウンにしている様子がグーグル・アースでも確認できるよう、大地を埋め尽くす勢いで設置している。
 当然、発電した電力は近隣へと供給され、政府はソーラー発電の消費としてEVへんぼ代替を推し進める。つまり、メガソーラーの発電量が上昇すればするほど、EVの需要も高まり、EVが売れる構図を作り出していった。
(「紙の爆弾」2025年10月号p93)






posted by T.Sasaki at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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