日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2025年04月30日

休み方改革

ふたたび。

ゴールデンウイーク期間になり、かの並ばない万博は、やはり、長蛇の列とか。

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20250429/GE00065323.shtml(「MBSニュース」)

大阪万博の立地環境」にある通り、最初から「並ばない」なんて言わなければよかったのに。
でも、ゴールデンウイークそのものが悪い。
こんなに長く日本全国の人が休んだら、どこの観光地も混雑して、コスパやタイパは最悪。
生鮮食料品を生産する私たち、いや、私だけかな?
この連休は、非常にマイナス。
ず〜と以前にも書いているが、連休したからといって、浜値が2倍になるわけではない。
3連休しても、3倍にはならない。
それよりは、飛び石の休みのほうが効果的で、漁業収入もアップする。

ところがね、市場の職員たちは、連休大好き。
家族で楽しめるからね。
そのことはわかるが、ここで考えを変えて、交替で休めばいい話。
市場の休日も、労働基準監督署の厳しい指導で、年間休日が定められていて、これも交替で休めばいい話であって、いちいち、市場自体を休めろ、というのは、非常に傲慢で、頭がカチカチの公務員の性質丸出し。

このことを仲買人(会社組織)の一人に言ってみたら、今度は彼らも、休む暇がない、とのこと。
え?
「何人も雇っていて、交替でやればいいじゃん!」と思ってしまう。
零細な魚屋さんは、ほぼ休日なしでやっているのにさ。

働き方改革は、つまり、働きすぎ改革のことで、これは、ず〜と以前に、日本優位の世界経済であった頃、白人たちから吹き込まれたこと。
白人社会が経済的に優位になるように、日本人は、そそのかされたのである。
休みたいなら、自分から休めばいい。
せっかく有給休暇という制度があるのだから。
それに、1年じゅう、忙しいという会社は、どれくらいあるのかね。
ついでに、学校も、各校ごとに休日を変えたら?
親たちの子どもに対するサービスのことも考えて。
でも、スマホ中毒の親と子では、休日を一緒にして、意味があるかどうか。

漁師なんて、漁なければ、思い切って長期休暇。
昨年なんて、6回も温泉に行ってきた(笑)。
休暇のコスパ、タイパとも、最高だった!
私がもし、子どものある親だったら、もちろん、昭和方式で厳しく育てるし、どこかに旅行する時は、学校を休ませて、遅れる勉強は私が教える。
たまには、親も頭を使わないと。
スマホを与えても、ゲームはやらせないし、たくさんの制限をかける。
実際に、私の同級生の親には、そういう厳しい人もいる。

ゴールデンウイークを廃止せよ、という論考もある。
大賛成!

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2405/01/news030.html(「ITmediaビジネスオンライン」)

これには、昭和方式は悪い、と書いてあるが、それは、右ならえ的な昭和感覚のこと。

働き方改革というよりも、休み方改革としたほうがいい。



posted by T.Sasaki at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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