こんばんは。
昨日は持ち帰った魚が多すぎて、さらに、おばさんたちもあまり魚を持っていかなかったため、延々と2時間、魚をさばいていた。
自ずと夕飯が豪華になり、まるで正月みたい。
まだらの刺し身にゆめかさごの刺し身。
どんこの叩き、濃厚どんこ汁、なめががれいの煮付け。

先日500円だったゆめかさごを干して、何日か分のおかず(笑)。
小さいのは放流しているが、かもめも慣れてきたせいか、船のすぐそばまできて、放流魚をさらっていく。
しかし、さすがに毛がにやたこは食べない。
たこなどは、逆襲されれば、海へ引きずり込まれるのを知っているのだろう。
どんこの肝は、色によって味が違う。
白くほんの薄くピンクがかった肝が、一番美味しいと思う。
刺し身に和えれば、バター風味を味わえるのが、この色。

この肝は、質的に少し落ちる。
右下のほうの部分が上質だが、ピンクが強くなると少し苦味が出てきて、これが赤くなってくれば、苦味が強すぎて美味しくない。
魚体が大きいほうが、上質の肝にあたる確率が高い。
今までの経験でいえば、高い根の近辺には、どんこはたくさんいる。
しかし、肝の点でいえばダメだ。
魚群が厚い分、餌が少ないのかも。
それに比べ、魚群が薄いところのどんこには、良質の肝が入っているような気がする。
回遊してきたものは、良質だ。
ギザギザした高い根に道具を入れると、こうなる。

何十年も使ったボロかごなので、痛くもないが、これらも寿命が来ていて、ぼろカゴもいよいよ無くなる。
どうせ良質のどんこは獲れないのだから、もう引っ掛かるような場所には、道具を入れない。
バカくさい。
posted by T.Sasaki at 17:36|
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かご漁業
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