日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2025年01月10日

みずだこは強い

こんにちは。

正月明け、何回か沖に行ってきたが、1月の水揚げは、近年では史上最低になりそうな気配である。
どんこもなめたがれいもまだこも、私のところでは獲れない。
せめて、乗組員の給料分はほしい。

まだこの好漁場は、ほぼ周年操業しているような人たちが占領しているから、その沖合いしか残っていない。
今年は、まだこがなかなか岸寄りから深みへ降りてこない。
たぶん、雪が全然降らないため、まだこにとって、岸寄りが楽園になっているのだろう。

まだこは、頭がいいらしい。
かごに慣れてきて、なかなか入ってくれなくなるという人もいる。
環境の激変で人類が滅びたら、地球を支配できる生物はどれか、と問うと、それは、たこだという。

https://karapaia.com/archives/467883.html(「カラパイア」https://karapaia.com/

たこの知能は、ずば抜けている。
みずだこのでかいものは、長く生きているためか、頭がいい。
かごの中にしかけた餌だけを長い足で引っ張り出して食べる。
かごの中には入らない。
そのため、えさを仕掛けておく針金が外へ出ている。
漁師は、「やられた」とあきらめ、そのみずだこの子孫繁栄を願う(そう思うのは私だけなんじゃないかなあ。笑)

しかし、社会性がないのが難点。
だから、私は、地球を支配はできないと思う。
社会性がないため、「この道具は、罠だ」という情報交換もできていない。

異種間のたこはもちろん、同種でも共喰いもする。
やはり大きなたこは、小さいたこより強く、小さいのは食われて死んでいる。
だいたいは、たこの頭(正しくは腹)の付け根を攻撃されている。

重量密度ではまだこが重く、力も強いように感じる。
網の袋にまだこを入れておいても、穴をあけて外に出ている。
網の袋だけで海にぶら下げて活かしておいたら、全部逃げられたという笑い話もある。
しかし、体がでかいせいなのか、それとも、みずだこのほうが頭がいいのか、みずだことまだこが対決すると、みずだこが勝つ。



追記のリンク

つ、ついに!サメを乗りこなすタコが現れた件

人間の弱点などわかっている、息の根止めたるわ。タコを捕らえようとしたダイバーの悲劇


posted by T.Sasaki at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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