日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2024年12月31日

どんことなめたがれいのプレゼント

こんばんは。

いよいよ今年も今夜で終わり。
昨日は、みんなおかずを獲りに、昔の乗組員と沖に行ってきた。
もちろん獲ってきた魚をさばくのは私の役目で、この時ばかりは、妹や姪たちに感謝される。
魚を造るのが苦手の家族に、プレゼントもした。

どんことなめたがれい.JPG

どんこをもらっても、おろすのが大変ということで、肝と身を分解して持っていった。
なめたがれいも、すぐに煮付けができるように。
2軒ほど。
ここまで来ると、ちょっと慈善事業すぎる。

本当は、宮古市に住む各家庭の主夫や主婦たちが、魚ぐらいおろせるようになれば、魚屋さんだって楽に商売できるし、できあえのものを買って食べるより、味をアレンジできていいと思う。
今は、包丁の研ぎ方から魚のさばき方まで、スマホで親切にいろんな動画が投稿されていて、それを使わない手はない。
どうせロクなことにスマホを使っていないんだろうから、自分の手を動かして、料理ぐらいできるようになってほしい。

暮れに、非常にショックだったのは、宮古市にまだらがなかったこと。
宮古魚市場は29日が最終日で、時化のため、たら縄船団は休んできて、定置網も休み。
28日に定置網にまだらが入ったから、少しぐらい市内にあっても良さそうなもの。
ところが昨日、魚菜市場へ行ったら、どの魚屋さんも、生のまだらは「ありません」と軽くあしらわれた。
あるのは、北海道産の毛がにや鮭など、まるで北海道の代理店みたいな感じである。
まだら祭りをやる気概があるなら、その辺にまだらがあっても良さそうなもの。
しかたがないので、吸い物にするまだらを「切り身でいいから探してこい」と妹に指令したら、生協から買ってきた。
「北海道産」と書いてある。
あきれてしまった。
来年は、ちゃんと地元産を確保する。

それでは、飲んだくれの良い年越しを!

posted by T.Sasaki at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック