日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2024年11月26日

精神科医の告白

6回目。

イジメといえばSNS、という傾向だけど、もっとすごいのが、昔あった。
精神障害者へのイジメである。

昔々、精神病患者は、身体的にもすごくイジメられた。
それで最近になって、旧優生保護法は違憲であり、被害者への賠償命令が下された。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240703/k10014499611000.html(「NHKニュース」)

不妊手術が問題となっているが、実は実は、もっとひどいことが行われてきた。
私はびっくりして、気持ち悪くなった。
「紙の爆弾」12月号のトップ記事「優生保護法をめぐるお祭り訴訟」である。
これを読んでしまったら、後の記事を読む気力が失せた。
精神病患者が「殺さないで下さい」と懇願しても、医師たちは殺してきたのだ。
そんな連中が、東京大学などの教授になっている。(※)

こんな調子だから、ワクチン打って、少々死んでも、体がおかしくなっても、大部分の医師たちは声を上げないのだと思う。
信頼できる医者は探すのは、大変そうだ。



(※)
 卒業後、札幌市立の静養院を訪れると、板張りの大部屋に置かれた木製の大机で患者たちが昼食をとっていた。その大半はロボトミーやロベクトミーされていた。
 ロボトミー手術は、電気ショックで意識を失わせたうえ、眼瞼の上から先の曲がったメス状のピックを差し込み扇状に動かし、前頭葉の周囲の動脈をずたずたに切断し壊死させる。脳には人間の血液の多くが流れ込む。その血管を開頭もせずに当てずっぽうに切り裂くことで、多くの人が亡くなっていった。ある病院では、術後数カ月の死亡率が3〜4割に達したという。ロベクトミーは開頭して前頭葉を切除する手術を指す。
「臺(うてな)実験」と呼ばれた、1950年頃に東京都立松沢病院で行われた人体実験がある。廣瀬貞雄がロボトミー手術をした患者から生検用の脳組織を切除した。それが学会で問題になると、主導した臺弘は、ロボトミーで大脳皮質を壊死させるのだから問題ないと、まるで廃物利用したかのように言ってのけた。臺はその後に東京大学、廣瀬は日本医科大学の教授となった。廣瀬は札幌医大の中川秀三教授とともに「日本のロボトミスト」と呼ばれる人物である。こんな人がこんな殺人医学で教授になり、その思想を医学生に伝承してきた。
 松沢病院に勤めていた吉田哲雄医師が、被害者のカルテを探し出し、記載内容を次のように発表した。
〈手術前、手術台にて「どれ位切るんですか、かんべんして下さいよ、脳味噌取るんでしょ、どれ位とるんですか、止めて下さいよ、馬鹿になるんでしょ、殺されてしまうんじゃないですか、殺さないで下さいよ、お願いします、家へ帰らせて下さい、先生、大丈夫ですか、本当に大丈夫でしょうか、死なないですか、先生、先生、本当に死なないでしょうか、先生、先生、先生・・・・」といった調子で執拗に情動的な訴えを繰返す。Grazieが全然ない。左側白質切載が終わると途端に自発的に口をきかなくなる。
 患者は約1週間後になくなった。「Grazie(グラチー)」とはドイツ語で「優美」という意味で、精神医学では人間としての精神の自然な流れを指す。殺人医師が殺す人を、死を覚悟する優美さがないとカルテに書く。
 同様の記録は三重県立高茶屋病院にも残っている。そこでは患者の8%が3週間以内に死んでいた。京都府立洛南病院でも1952年に7名中4名が死亡した。死ぬ可能性が高い手術をあえて行なえば、それは殺人である。
(「紙の爆弾」2024年12月号p6)



posted by T.Sasaki at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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