ふたたび、こんばんは。
衆院選挙の前の自民党総裁選に立候補して、泡沫候補にしかならなかった小泉進次郎議員は、やっぱり売国奴ではないのか。
彼は、農家の敵としかいいようがない。
(※1)農業という仕事を小馬鹿にしているように感じる。
姪の友だちの家がコメを作っていて、そこから玄米を仕入れているのだが、お礼にするめいかを1箱プレゼントしてきた。
実際に会ってみると、同年代とは思えないくらい老けて見えた。
それくらいに体力を使い、苦労しているのだと思う。
一般のサラリーマンにやれ!といっても、9割がたは拒否するだろう。
国の食糧生産で大事な人たちに、補助金をやってどこが悪い!
2そう曳きトロール船の建造資金に使う補助金とは違うのだ!
さて、本題は、「紙の爆弾」のトップ記事である。
「日本の農と食を潰す洗脳を解く」という題で、例の鈴木宣弘教授の書いたもの。
外国への食糧依存という目論見が、アメリカや属国根性の日本の政治家よって見事に達成され、これを「
セルフ兵糧攻め」と鈴木教授は表現している。
驚くことに牛乳などは、外国から輸入するために、国内の牛乳を捨てている。
(※2)これを容認する議員連中は、売国奴だ。
この記事を読んでからというもの、黙っちゃいられない!
ということで、同じ号を5冊追加注文して、選挙が終わってからばら撒いた。
郵送が2つ、手渡しが3つ。
食糧安全保障という言葉は、今の日本には、使えない!
玉子も終わっていた!
https://news.tv-aichi.co.jp/single.php?id=5266(「
愛知のニュース」
追記の関連リンク
「ヨーロッパのほぼすべての肥料生産工場が閉鎖された」と三菱UFJフィナンシャル・グループが報告果樹の花粉の輸入量が激減アメリカで観測史上最悪の「突発的な干ばつ」が進行中(※1)
新米の価格上昇が消費者を襲っている中、コメ農家の倒産・廃業が相次ぎ、今年は過去最多の届け出数を記録、届け出前まで含めると50件を超えた。千葉県で来年度での廃業を決めたコメ農家のAさんは、「自民党農林部会長だった小泉進次郎が竹中平蔵の入れ知恵で、『日本の農業にもっと競争力を』と言って新自由主義を持ち込んだことが原因」と断言した。
9月の総裁選でも持て囃された小泉氏は環境大臣になる前に、2015年から約2年間、農業改革に着手。農協系の金融機関「農林中金」の総資産100兆円のうち農業への融資がわずか0.1%だと問題視した。
世間では既得権益を改革するように見られていたが、Aさんから見ると違うという。
「農林中金は、世界中で運用益を農協の赤字補填に使っている。おかげで農協は、農家に補助金を出せています。国で不十分な補助金を補っているのに、それを既得権があるかのように演出したパフォーマンスは、父親の郵政民営化とそっくりでした」
逆らうものは巨悪であるかのように持ち込むのは、たしかに父・純一郎元首相にそっくりだ。
「農業を知らないから、本当の問題点であるコストの増加や生産の制約、特にコメ農家がその影響を受けやすいことなどは無関心」(同前)
(中略)
小泉氏は「日本の農業は補助金漬け」と批判してもいたが、果たしてそうか。欧米など海外でも農家が補助金でサポートされている国は多く、フランスでは小麦農家の輸出所得の9割が政府の補助。命にかかわる基礎食料は世界でも損得勘定抜きで維持されている。自民党は防衛費倍増で「国を守る」というが、国民に必要なのは武器よりも食糧だ。
(「紙の爆弾」2024年11月号p36)
(※2)
アメリカとの関係では、日本の農業を苦しめているものに最低輸入義務の存在があります。政府は国の責任で、たとえば乳製品なら年間14万トンを無理やり輸入しています。そんな約束は本当はなかったのです。しかし、私が調べたところ、アメリカとの密約でこれだけは輸入しろと言われているわけです。
北海道で牛乳が14万トン余ると「牛乳を絞るな、捨てろ」「牛を殺せ」と言う。しかしその一方で13万7000トン分の乳製品を輸入しています。だったら、輸入をやめればいいだけです。「義務でない輸入をなぜ続けるのか?」と政府に問うと、当時の農水大臣は、「輸入に頼る日本が輸入を減らすと、信頼をなくして、これから売ってもらえなくなると困る」。わけがわからない答弁です。吉田松陰の「外に媚び、内を脅かす者は、天下の賊である」という言葉の通りです。
(前掲書p9)
posted by T.Sasaki at 18:04|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
本の紹介
|

|