ふたたび、こんにちは。
これは、「
漁業法を越えて」のつづきとなる。
いさだ漁をやっている最中、乗組員たちと話をしたことだが、かご漁業というのは、ある意味、道具を海に漬けていればさえ、赤字にならない漁業である(が、いよいよ、みずだこも獲り尽したのか、今夏の水揚げは史上最低になりそうだ)。
それほど、経営的に楽な漁業なので、若者たちに資本蓄積させるために、定年制を設けたらどうか、という話になった。
下北から来ていた20代の乗組員の意見である。
名案だ。
仕事はあまりできないが、たまに彼は良いことを言う。
ところ違って、年も違えば、意見も新鮮だ。
私が、「60歳定年か?」と聞いたら、「それじゃ、早すぎる。国民年金は、65歳からでしょ!」と言われ、私の定年は65歳になったらしい(笑)。
でも、やる気のある若い人が出てこなければ、定年制にしても意味がない。
有望な若い漁師が出てきたら、の話である。
「
漁業法を越えて」の「譲る」という意識ね。
posted by T.Sasaki at 16:25|
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かご漁業
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