日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2024年06月30日

車の基本は、走って、曲がって、止まる

4回目。

トヨタも不正か!というニュースが賑わっているが、ダイハツにしろ、トヨタにしろ、同じ系列会社が不正に関わった。
しかし、私は、トヨタの車はいいと思うし、ダイハツの車もいいと思っている。
何より、壊れない。
今まで乗ってきた中で、一番安定しているのが、トヨタ系列だと思う。

日産には悪いが、塗装が良くない。
ちゃんと洗っていないと、錆びやすい。
以前、日産アトラスというトラックを買った時には、後悔した。
中古でも、いすずの方が丈夫だった。

ホンダには悪いが、細かい部分がいかれやすい。
この前など、止まっていた私の中古プレオに、N-BOXがぶつかってきて、プレオはバンパーに傷のみ。
相手はパンパーが凹んで、あれは交換するしかない。
私のは、どうでもいい傷だったので、「何もしなくていいから」と言ったが、相手は車両保険を使いたいためか、事故証明を取るためにおまわりさんが呼ぶという。
時間がもったいなかった。
ホンダ車には、追突されたくない。
ほかに、車が動かなくなった、というのもある(笑)。

車は、走って曲がって止る。
この確実さが一番じゃないのかなあ、と思う。
私のは、かなり前のプレオだが、これが、何も付いてないので、車体が非常に軽い。
手回しの原始的な窓で、窓を閉めなくても、エンジンを止められる(笑)。
付属品は、原始的なエアコンのみ。
軽いせいか、平地は勝手に走っていくし、下り坂は、加速する一方。
おかげさまで、おまわりさんに捕まった(笑)。
軽くて車高も低いから、カーブも簡単に回れるし、ブレーキを踏めば、すぐに止まる(意外にも、アンチロックがついている。笑)
軽量プレオとCVTは非常に相性がよく、三陸道を走れば非常に快適で、プリウスユーザーに貸したら、「外見はカッコよくないが、走りはいいし、燃費も悪くない」と褒められた(プレオは、ダイハツミラのOEM車だから、ミラを同列と考えていい)。

今は、過剰な安全装置で、車体が重くなっている。
いくら安全装置が優れていても、事故はなくならない。
運転手が、無謀運転したりしたら、事故は起きる。
だから、そういう運転をしないように、更新時講習をみんなが受ける。
最近、流行っているらしいが、気を失ったり、突然死したら、もっと重大な事故は起きる。
今や、曲がれない車はないし、止まれない車は、100%ないだろう。
運転手の問題ね。

トヨタの認証不正について、まあ、国に従わなかった、というのが、見つかったというだけで、そんなに悪いことをしたわけではなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2be699694f28a4e15bfe79c2dffa928165dbb216(「Yahoo!ニュース」)

国に従わない、ということは、国に背いて、そして、国の認証試験より厳しくしているのだから、トヨタはエライ!
これが、不正かね。
アホらし。

もっとアホらしいのは、EVバカである。
EVは、環境汚染車である。
EVに使われているリチウムイオンバッテリーで、リチウムは、リサイクルできていない。

https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2201/26/news018.html(「MONOist」)

だから、回収したリチウムは、ただのゴミにしかならず、それも、ちゃんと隔離しなければならない。
しかも、EVのタイヤは、非常に減りやすい。

http://platinum-room.seesaa.net/(「Merkmal」)

EVが重量が重いためタイヤが減りやすく、加速や制動も強いため、ますます減りやすい。
軽量プレオとは、大違い!
そのため、タイヤの粉塵量も、非常に多くなるようだ。(※1)
充電する電源に関しても、電力会社の系統なら、化石燃料エネルギーだから、何も環境にやさしくない。
ソーラー自家発電からの充電ならば、まだわかる。

なぜ、ヨーロッパがEVバカになったか、というと、どうやら、ガソリンエンジンやハイブリッドで、日本にぜんぜん太刀打ちできないから。
それで、日本をいじめてやれ、というので、EVバカになったらしい。

https://president.jp/articles/-/45580(「プレジデントオンライン

しかし、頼みのEVも、ヨーロッパの思惑からはずれ、中国のBYDに占領されつつある。(※2)
欧米は、白人優越主義から、アジアやアフリカを鬼畜のように扱っていじめようとするから、こんなことになるのだ。
彼らは支配することだけを考え、モノづくりに向いていないのかもしれない。

BYDは、もともと、バッテリーメーカーだ。
だから、仮に車でこけても、やっていける。
これが強みだという。(※3)

トヨタの全固体バッテリーとBYDの競争になってきた。
EVの購入は、全固体バッテリーが開発されてからがいいだろう。
まあ、私には買えませんけどね。
30万円で買ったプレオで十分です。
ちゃんと、走って、曲がって、止まりますから。



追記の関連リンク

世界は甘くない。なぜ、日本のバッテリーメーカーはBYDのようになれなかったのか。
こりゃトヨタも抜かれるわ…テスラを超えた「BYD」を軽く見る日本人を待ち受ける「受け入れがたい未来」




(※1)
現在のEVは、「環境破壊車」として、まっとうなエコロジストがブチ切れるようなシロモノなんです。
 まず現在のEVが抱える最大の問題点は「バッテリー」です。高出力のリチウム電池の普及に伴いEVの性能も大幅に上がりましたが、このリチウム電池、充電・放電を繰り返すと急速に劣化します。スマホすら3年程度で衰えるでしょ。当然、高出力の電気自動車はそれ以上に短期間で交換しなければなりません。
 ここで重要なのは、廃棄となったリチウム電池の処理。実は依然として「リサイクル技術」の完成の目処が立っていなんですよ。
 レアメタルのリチウムは基本「劇物」です。リチウム鉱山の採掘では激しい環境基準が設けられるほどで、液化(イオン化)している以上、適当に廃棄すれば液漏れで環境を破壊しかねない。スマホなどのバッテリーは小さい分、処理もマシですけど、これが普通車クラスのEVとなれば、1台でスマホ千台分の量となります。そんなものを「主力車両」にすれば、「20年もかからずEV廃棄物汚染による深刻な環境破壊が起こるのでは」と予想するリケダン(理系男子)の意見は傾聴に値します。
 あと、バッテリーって寒暖に弱いでしょ。スマホでも寒い日は電池切れが早くなりますし、逆に真夏日ではバッテリーを冷却するために、やはり電力を消費します。冷却しないとリチウム電池は爆発しちゃいますからね。
 自動車は人の命を乗せて走ります。大雪の日、バッテリーが切れたら凍死しますし、夏場もクーラーが止まれば命に関わります。EV車両を長期間、野外に放置した場合、条件によってはバッテリーが爆発する懸念も強いのです。
 また普通車クラスのEVは通常のガソリン車やハイブリッド車に比べて大量のバッテリーを積む分、だいたい300キロ以上に重量が増します。現在のタイヤはガソリン車を基準に製造されていますから、重いEV車に装着するとタイヤ溝がガリガリ削れて、この大量のタイヤカスの粉塵被害は、すでに深刻な社会問題になっているぐらいです。
 つまりバッテリーの問題が解決しないかぎり、EVの本格導入は時期尚早なんですね。最もスターターや電動アシストの自転車、二人用のミニ車両に使う分にはEVは有能です。モーター駆動で静かなうえ自宅で気軽に充電できるのもメリットです。
 EVの本格導入は現在トヨタがリードする「全固体バッテリー」の実用化を気長に待ち、またリサイクル技術を含めた技術的なブレイクスルーが起こらないかぎり、普通車レベルの導入は「しないほうがいい」というのがEVに対する正しい認識となるわけです。
(「紙の爆弾」2024年7月号p36)

(※2)
なぜ、EUがこんな「狂気の沙汰」を強行しようとしてきたのかといえば、もちろん理由があります。このゼロエミッション車計画、実は内燃機関(エンジン)とハイブリッド技術で日本のメーカーに太刀打ちできなくなった欧州メーカーが泣きついたことで始まった、といわれているんです。
 実は欧米の自動車メーカーは、ガソリンエンジンを「完成された技術」として、1990年代以降、研究開発をおざなりにしてきました。結果、ガソリンの次は「グリーンディーゼル」と言い出したものの、盛大に失敗して電気自動車に飛びつくしかなかったわけです。
 当然、地道にエンジン開発を続けてきた日本のメーカーとの差は開くばかり。いまのF1はホンダエンジンを積んだレッドブルチームの勝率がこの3年、9割を超え、90年代のホンダ黄金期以上の格差を見せつけており、ここからも現在の欧州自動車メーカーが「新型エンジン」の開発競争に脱落している実情が読み取れるのです。
 そんなわけでスタートした「EU内から日本車(ガソリン車・ハイブリッド車)を排除、欧州メーカーが先行しているEVにバンバン補助金付けて売りまくる計画」。しかし、これまた盛大に失敗しております。
 その失敗の要因が今回、採り上げたBYDでございます。「比亜迪」と書いて中国の発音は「ビーヤーディ」。英語の略語じゃないんですね。
 さて、このBYDですが、現時点で「世界一の電気自動車メーカー」です。ついに化けの皮が剥がれて大規模リストラとリコールと環境破壊の訴訟の嵐が吹き荒れているテスラ(米)を尻目に、年間生産台数950万台、とくにEV補助金をばらまくEU内で荒稼ぎしております。
(前掲書p37)

(※3)
見た目は自動車メーカーでも中身はバッテリー会社。ここに、この会社の「強み」と「将来性」があると思うのです。以前、NHKが「激流中国」(07年)という経済発展する中国の大型ドキュメンタリーを放送したんですが「中国の自動車メーカーはエンジンが作れない」と、特許(パテント)の切れた70年代のカローラのエンジンをそのまま作って乗っけていると商会していて、けっこう、驚いたものです。
 自動車はエンジンをベースにして車体を開発します。そしてエンジンの開発は莫大な研究予算がかかります。つまり自動車メーカーは、金のかかるエンジン開発を行なうために、自動車を売って稼いでいるわけでして、いまだに新型エンジンを自主開発できない(金がかかるからやらない)中国や韓国のメーカーは「もどき」と言わざるを得ないのですよ。
 その点でBYDは違います。ベースがバッテリー会社だけに、最初からエンジン開発など眼中にないでしょうし、開発もバッテリーとモーター、その制御装置といったPU(パワーユニット)に集約できます。リサイクル技術も会社の存亡がかかっている以上、莫大な研究費を注ぎ込んでいるでしょうし、EUで荒稼ぎできたおかげで全固体バッテリーの開発ではトヨタと真っ向勝負できる体力をついています。
(前掲書p39)



posted by T.Sasaki at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック