日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2024年02月15日

AIが宗教を興す日

3回目。

以前、私は、ネットを信用しない、ということで、領収書などをすべて紙に戻した。
ましてや、流行のチャットGPTなるものも信用しないから、使ったこともない。
だから、ぜんぜん関心もない。

というわけには、いかないらしい。

ビル・ゲイツという奴が、生成系のAIをみんなにただで使わせ、それを利用して、AIの頭脳を鍛えている、という。
AIが人間の会話の相手になり、やがて、AIが、人間を羊のように従えるようになる。
これを、ビル・ゲイツが狙っているのだそうだ。(※)

AIに宗教を学習させ、新たな宗教を作ったら、信者となる人間は、たくさんいると思う。
日本で起きていること、世界で起きていることを考えると、たぶん、AIが教祖になり、各AIごとに、宗教が作られる。
さて、何が起こるだろうか?

ぞっとする。


追記の関連リンク

元オープンAIのCEOサム・アルトマン氏が警告、AIが人の心を操り超人的な説得力を持つ危険性

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侵入してきたAIロボットが、展示されていたロボット12台を引き連れ脱走をはかる珍事



(※)
 実際ですね、チャットGPTを軸とした現在の「AIブーム」は、かなり異常な形で加速しています。というのも生成AIは「ゼニ儲けにならない」からです。
 それまでAIビジネスの本命は「エッジ系」と呼ばれる産業用AIでした。エッジ系が得意とするのは「答えや優先順位が明確になっている」ジャンル。たとえば今の将棋用AIソフトは歴代最強となった藤井聡太八冠より強くなったでしょ。「勝利条件」が確定していれば、AIソフトは何万回何億回と機械学習していくためです。
(中略)
 このエッジAIの応用分野は実に幅広く、産業用ロボットアームの制御用プログラム・自動運転・ドローンなど何にでも利用できます。エッジ系がAIビジネスの本命であり、ここがゼニ儲けできる分野と理解できるでしょう。
(中略)
 こうした人間を対象としたチャット系AIには「正解」や「優先順位」がつけにくく、機械学習にも限界が出てきて、なかなか「賢く」ならないんですよ。
 このチャット系生成AIは、どうすれば「賢く」なるのか。方法はただ一つ。無料でばらまくこと。大量の暇人たちに使い倒させて、生成した膨大な作品をすべてチェックさせながら「どこがいいのか」「どこが悪いのか」を聞き取り、膨大なビッグデータを構築するんです。
 無料での配布は、ある意味、AIを育てる仕事を「無料」でやらせているわけで、「タダより高いモノはない」という好例でしょう。ともあれ、莫大な費用をかけてAIを開発し、そのAIを無料か低額(月額2000円)でばらまき、それを数年レベル続ける。本来ならベンチャーでは無理なんですよ。
 じゃあ、なんでできたのか。太い金主(スポンサー)がいたからですよね。
 ビル・ゲイツは20年から21年にかけて、財団を通じた凄まじい額のワクチン利権による収入が「確定」していました。これを原資にオープンAIにチャット系の生成AIを開発させ、無料かつ低額でリリースできりょう、マイクロソフトに株式49%を最高値で買い取らせていたわけです。
 実際、16年に創業したオープンAIではエッジAIに特化すべきとする共同創業者のイーロン・マスクと18年に追放、チャット系生成AI派のサム・アルトマンがCEOに就いてきました。今回の解任騒動でもゲイツの意向が人間をターゲットにした生成AIにあることがわかります。このゲイツによる生成AIを使った新たな陰謀計画は、すでに「羊飼いプロジェクト」との呼び名もつけられています。
 現在のチャット系生成AIと人間の関係は、人間がトレーナーとしてAIを指導しています。ですが、あと数年もすればAIは人間より「賢く」なっていくはずです。多くの人が賢くなったチャット系生成AIを「個人秘書」のように依存するようになり、何かあればAIに尋ねて、その「答え」通りに行動するようになっても不思議ではありません。
 そのときAIと人間の関係は逆転し、「迷える子羊=人間」を管理する「羊飼い」へと進化することでしょう。その羊飼いを支配しているのは誰なのか。
 ね、人類に徒なす最凶最悪の「ダースベーダー」と言いたくなるでしょ。マジで有能すぎるんですよ、この人。
(「紙の爆弾」2024年2月号p42「コイツらのゼニ儲け」西田健」
posted by T.Sasaki at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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