日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2024年01月27日

沈んでいた道具

こんばんは。

先日、市場休みの日に、のんびりと沖に行ったら、のんびりできなかった。
ボンデンは1本いなくなり、もう1本は、強風のため竹が折れていた。
それまでは、まだいい。
かごに、沈んでいた昔々のロープが引っ掛かってきて、しかたなく浮き玉を付けて、自分の道具をよけた。
最後に、その腐った道具を挙げようと後回しにしたら、風が吹いてくるわ吹いてくるわ。
あの時、宮古で瞬間で20mが観測されたらしい。
置いて帰れば、たぶん、切れてしまうだろうから、乗組員に「ごめんさない」と言って揚げた。

海から拾ったゴミ.JPG

とっつきたくない道具で、長く海底に放置されれば、こうなるんだなあ。
白い珊瑚ではないが、白い点々が成長してゴワゴワとなり、うまくたたまならない。
踏んづけて、ようやくたたまった。
引っ掛かってきたものは、放置せずに揚げるようにしないと、後々の漁業者が大変なことになる。

閉伊埼沖に、昔のトロールの曳きロープが沈んでいる。
私がまだ学校を終わってきた頃は、水深100mくらいだったかに、いか釣りのアンカーに引っ掛かってきた。
水深170mくらいにもある。
かごを揚げている時に、やはりアンカーに引っ掛かってきた。
もうかなり前になるが、以前、2そう曳きトロールの船頭Tと話をした頃、これに浮き玉をつけて置いた場合、トロール船のリールで揚げれるかどうか聞いたことがあるが、その船頭は、「できない」といった。

私のかごを揚げている油圧装置は、60Lのただのギアポンプである。
しかも、アンカー元こそ丈夫なハイクレのロープ(12mm)を使ってはいるが、途中はダンスーパーという大して丈夫でないロープ(10mm)を使っている。
新品だと破断力1トンだというから、すでにボロなので、500キロもあったかどうか。
それでも水面まで引き上げてきたのだから、力学的には、トロール船のボンブやリールでは、揚げられるはずである。

本当にできないのだろうか。
ただ、めんどくさいだけではないだろうか。

海底に沈んだ震災ゴミは、補助事業で揚げたくせに!

posted by T.Sasaki at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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