日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2024年01月22日

税金の申告

ふたたび、こんばんは。

みなさんは、税金の申告、やってますか?
私は、控除部分の経費のみを現金出納帳から拾い出して、経費帳を清書し、税理士さんに持って行く。
全部自分でやってもいいのだが、減価償却とか、経費をどれだけ見るかを判断するのは、私にはめんどくさい。
しかし、税金で動く政治が、統一協会に影響を受けているとか、ろくでもない仕事ぶりをを見ていると、「もっと経費を見てくれよ」といいたくなる。

燃油のセーフティネットというのがあって、毎年、使用予定燃料分に定率を掛け算した金額を積み立てておいて、値上がり分を補填する制度である。
その補填部分は、半分が国庫補助となり、それは申告しなけらばならない。
これをすっかり忘れていて、家を出る前に気がついてよかった。
収入だけは厳格にやならいと、後でヒジョーに痛い目に遭う。

今乗っている船を造って2年目、忘れもしない税務調査。
親父が経営の実権を握っていた頃で30年くらい前の話である。
収入をごまかして申告していたようで、それがバレて、重加算税まで付いた。
重加算税まで付くなんて、非常に悪質だったのだろう。

今の船を造った頃、つまり、9.7トンの船、2隻でいか釣りを操業した。
するめいか資源が余っていた頃で、八戸にも2隻で行った。
この2隻分の送金をごまかしてバレたものだから、その金額は、ちょっと大きい。
しかも現金出納帳などつけたこともなく、申告間際の3月15日前など、漁などそっちのけで、領収書から経費帳を付けたり、経費が少ないと、あちこちから捻出(笑)したりして、とにかく税金を払いたくない。
申告に関する書類など、保存期間が7年(当時は5年?)もあるのに、せいぜい1年くらいしか保存していなかった。
すべて「知らなかった」で済ました時代である。
税務署に対する弁解の余地など、まったくなかった(笑)。

昔の漁師は、けっこうテキトーなことをやっていた。
また、テキトーで済ませられる時代だったのだろう。
いろんなごまかしの話を聞いたりした。

船を造った年というのは、支払いがたくさんあるので、1年据え置いて2年目から返済が始まる。
その2年目で税務署が突入したものだから、さすがに親父も「カネがねえ。倒産すっかもしれない」と弱音を吐いていた。
が、この頃は、するめいか、秋鮭、毛がになど、どれも大漁だったから挽回できた。
税務署の突入以来、5年ごとぐらいに必ず税務署はやってきた。
その後は、少々の記載漏れや経費の見方など、細かい指摘のみであった。

私の代になってからは、まだ来ない。
来たら、たくさん言いたいことを言う。
言いたいことだらけだ!

親父は、今でも、税務署に取られた金額を、私に教えてくれない。
posted by T.Sasaki at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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