日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2023年12月23日

雨風太陽

ふたたび、こんばんは。

雨風太陽」という会社、ご存知ですか?
私は知らなかったが、岩手日報に見覚えある顔が載っていたのでよく見たら、高橋博之さんだった。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2023/11/14/153632(「岩手日報」)

この人、私の船に乗り込んできたことがある。

“落選した”高橋博之さんが体験乗船

彼は、政治活動に嫌気がさして、その後、私たち零細漁民や零細農家を支援するために、「東北食べる通信」という冊子を創刊した。
その手先の女の子が私の所にも来て、イカを日本全国に送ってくれ、と。
無理なので、断った。

そんないきさつもあり、彼の会社の株を買って協力しようと決心し、D親分に頼んで連絡をとってもらった。
なぜか、D親分が知り合いになっていたのだ。
世の中、狭いものである。

ところが、その株を買うにしても、簡単にはいかない。
高橋さんによると、宮古では買うことができず、盛岡にある証券会社に行かなければならない、とのこと。
時間を作って行ったはいいが、せっかく現金を持っていっても、すぐに口座を作って株を買えるわけではなかった。
株の取引など全くやったこともないから、こんなものだろう。
しかたないので、帰ってから口座の書類が届くのを待ち、それから株を買うことになる。
が、漁の切り替えで忙しく、書類はチラ見でほったらかし。
証券会社から電話が来ても、「今、忙しくて、ごめんさない」の回答しかできなかった。

記事にあるとおり、1株840円なら、1000株買おうと思っていたが、いつのまにか、1400円にまで上がっていた。
証券会社を訪ねたとき、「たぶん、最初は2000円くらいまで行くんじゃないでしょうか。最初はそんなものですよ」と言われた。
つまり、株ころがしの連中が、売買を楽しんでいるのだ。
私のように協力しようという考えとは、明らかに考え方の違う人たちだ。
ただカネをもてあそんでいる人たちというのは、実際の生産現場など、どうでもいいのである。

最初から予算100万円と決めていたから、もう1000株なんて買えなくなった。
あ〜、どうしよう。
買うって言っちゃったもんな〜、高橋さんに。
1000株は無理でも、少しでも協力しないと!
まさか、自分が株を買うなんて、夢に思わなかったなあ。

でもね、こんな人、なかなかいないよ。
今の政治家連中は、彼の姿勢を少しでも見習って欲しい。
花巻では有名な人で、雨が降ろうと、風が吹こうと、街頭演説を欠かさない人だったらしい。
だから、雨風太陽なのだと思う。

posted by T.Sasaki at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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