日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2023年10月09日

4年ぶりのお祭り

こんにちは。

4年ぶりに、高浜稲荷神社のお神輿が、神社から降りた。
田舎のお祭り。

神輿.JPG

もちろん、樽神輿も。

樽神輿.JPG

高浜町内を一周して、再び神社へ戻る。

神輿2.JPG

お神輿運行後、ご苦労会へ。
奉納の常連である黒森神楽の登場。
まずは、三番叟。
普通、これは読めないが、「さんばそう」という。
神楽の人に聞いたら、「さんば」というから、「サンバのアレンジですか?」とアホらしい質問をしてしまった。

三番叟.JPG

たぶん、高浜では初めて演舞したと思う。
これは、スケートのイナバウアー的!

三番叟2.JPG

次が「山の神」。

山の神舞.JPG

「榊葉」。
この時、お神酒が振る舞われる。

榊葉.JPG

最後が、「恵比寿舞」。
これは、漁師がいる地区では定番である。
魚を釣る舞で、魚役は、高浜ではいつも私かMさんのどちらかで、そろそろ若い人がやってもいいのに、と思う。

恵比寿舞.JPG

黒森神楽をタダで見たい人は、ユーチューブで、「黒森神楽」と見たい演目を入力すればいい。
短時間で4つの演目をやるのだから、もちろん、高浜バージョンだろう(笑)。

お祭りをやるには、もちろん準備が必要で、祭典委員会が事前に段取りを決める。
前日早朝に旗柱を立てて、旗を揚げる。

旗立て.JPG

今年など、年齢が私より上の人しか集まらず、いつもは1時間もあれば終わるのに、3時間もかかった。
こうなると、もう存続の危機である。
若い人たちもいるのだが、残念ながら出てこない。
1年に1回ぐらい、スマホ中毒にならないで早く寝て、少し早起きして手伝ってくれればいいのに。
その若い人たちは、小さい頃、樽神輿などで経験しているはずなのだ。
お神輿かつぎの人を集めるのにも、非常に苦労している。

これは、どこの田舎の地区でも同じだろう。
知らん振りするくらいなら、「オレたちの代には、お祭りはやらない」と意見してもいい。
そういう決断があるならば簡単だ。
現在、頑張ってお祭りをやろう、という人たちは、祭典委員会でそのことを話し合い、時期を決めてやめればいい。
何も言わないで、なおかつ、知らん振りというのは一番良くない。

魚も獲れなくなっているので、誰も漁船漁業などやらないから、高浜には漁船など皆無に近い。
それでも、いるからには、船にフライ旗を揚げた。

フライ旗.JPG

ともには、最新の優勝旗を揚げた。
といっても、宮古魚市場からいただいたのが平成25年、新潟漁協からいただいたのが平成25年と30年。

フライ旗とも.JPG

それ以前のは、2枚だけ残って、あとは全部津波がもっていった。
みなさんからいただいたフライ旗は、木船の時代からのもあったから、たくさんあった。
親父から聞いた話では、木船を2隻、新造をやった。
その他、中古船も私が知っている範囲では、3隻、手に掛けている。
FRPになってからは、大船渡FRP造船と丸竹造船の2隻である。
旗だけでも、押入れが一つ埋まるようだった。

フライ旗を揚げる旗竿は、1.5トントラックの倍以上の長さがある。

竹竿.JPG

山から岸壁まで運ぶときは、細心の注意を払って、おまわりさんの目を盗まなければならない(笑)。
この写真は状況証拠だから、私を嫌いな人は通報すればいい。
そして、お祭りの旗柱も、このトラックで運んだ。
運転しているのも私だ。
道路交通法違反って言うのかな?

こういうのを見逃すのが、人間であり、法規運用の裁量なのだ。
車が道路を通らなくなった過疎の地区で、目くじら立ててもしかたがない。
だから、おまわりさんも、見ないのである(笑)。

宵宮(よみや)の晩飯は、もちろんご馳走で、小さいカンパチを買ってきて、刺身と吸い物。
バリバリのプーファまみれ。
しかし、これは脂が少なく、ちょうど良かった。

カンパチ刺し.JPG

もちろん、いか刺しも。
健康食品。

するめいか刺し.JPG

お祭りのご苦労会のいか刺し(「いか刺しの準備」)は、足りなかったらしい。
次は、2箱か。
きついなあ。

posted by T.Sasaki at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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