こんにちは。
4年ぶりに、高浜稲荷神社のお神輿が、神社から降りた。
田舎のお祭り。

もちろん、樽神輿も。

高浜町内を一周して、再び神社へ戻る。

お神輿運行後、ご苦労会へ。
奉納の常連である黒森神楽の登場。
まずは、三番叟。
普通、これは読めないが、「さんばそう」という。
神楽の人に聞いたら、「さんば」というから、「サンバのアレンジですか?」とアホらしい質問をしてしまった。

たぶん、高浜では初めて演舞したと思う。
これは、スケートのイナバウアー的!

次が「山の神」。

「榊葉」。
この時、お神酒が振る舞われる。

最後が、「恵比寿舞」。
これは、漁師がいる地区では定番である。
魚を釣る舞で、魚役は、高浜ではいつも私かMさんのどちらかで、そろそろ若い人がやってもいいのに、と思う。

黒森神楽をタダで見たい人は、ユーチューブで、「黒森神楽」と見たい演目を入力すればいい。
短時間で4つの演目をやるのだから、もちろん、高浜バージョンだろう(笑)。
お祭りをやるには、もちろん準備が必要で、祭典委員会が事前に段取りを決める。
前日早朝に旗柱を立てて、旗を揚げる。

今年など、年齢が私より上の人しか集まらず、いつもは1時間もあれば終わるのに、3時間もかかった。
こうなると、もう存続の危機である。
若い人たちもいるのだが、残念ながら出てこない。
1年に1回ぐらい、スマホ中毒にならないで早く寝て、少し早起きして手伝ってくれればいいのに。
その若い人たちは、小さい頃、樽神輿などで経験しているはずなのだ。
お神輿かつぎの人を集めるのにも、非常に苦労している。
これは、どこの田舎の地区でも同じだろう。
知らん振りするくらいなら、「オレたちの代には、お祭りはやらない」と意見してもいい。
そういう決断があるならば簡単だ。
現在、頑張ってお祭りをやろう、という人たちは、祭典委員会でそのことを話し合い、時期を決めてやめればいい。
何も言わないで、なおかつ、知らん振りというのは一番良くない。
魚も獲れなくなっているので、誰も漁船漁業などやらないから、高浜には漁船など皆無に近い。
それでも、いるからには、船にフライ旗を揚げた。

ともには、最新の優勝旗を揚げた。
といっても、宮古魚市場からいただいたのが平成25年、新潟漁協からいただいたのが平成25年と30年。

それ以前のは、2枚だけ残って、あとは全部津波がもっていった。
みなさんからいただいたフライ旗は、木船の時代からのもあったから、たくさんあった。
親父から聞いた話では、木船を2隻、新造をやった。
その他、中古船も私が知っている範囲では、3隻、手に掛けている。
FRPになってからは、大船渡FRP造船と丸竹造船の2隻である。
旗だけでも、押入れが一つ埋まるようだった。
フライ旗を揚げる旗竿は、1.5トントラックの倍以上の長さがある。

山から岸壁まで運ぶときは、細心の注意を払って、おまわりさんの目を盗まなければならない(笑)。
この写真は状況証拠だから、私を嫌いな人は通報すればいい。
そして、お祭りの旗柱も、このトラックで運んだ。
運転しているのも私だ。
道路交通法違反って言うのかな?
こういうのを見逃すのが、人間であり、法規運用の裁量なのだ。
車が道路を通らなくなった過疎の地区で、目くじら立ててもしかたがない。
だから、おまわりさんも、見ないのである(笑)。
宵宮(よみや)の晩飯は、もちろんご馳走で、小さいカンパチを買ってきて、刺身と吸い物。
バリバリのプーファまみれ。
しかし、これは脂が少なく、ちょうど良かった。

もちろん、いか刺しも。
健康食品。

お祭りのご苦労会のいか刺し(「
いか刺しの準備」)は、足りなかったらしい。
次は、2箱か。
きついなあ。
posted by T.Sasaki at 16:12|
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