こんにちは。
昼いかがダメなら夜いかを、と思って、昨夜操業してみたが、5個しか獲れなかった。
早帰り。
2そう曳きが獲ってきても、いか釣りなんて、毎年こんなものだ。
「
非力ないか釣り漁業」では、2そう曳きトロールの乱獲によって、小型いか釣り漁業が壊滅的になっていることについて記した。
いか釣り漁業だけでなく、たら延縄漁業も壊滅的である。
今年、宮古に水揚げされているまだらも、史上最低記録になりそうだ。
過去、非常に小さいまだらを水揚げしてきた2そう曳きトロールに、かなりの原因があるのは間違いない。
あんな小さい魚を水揚げしてきて、心が痛まなかったのだろうか。
と、このように、報道機関や水産機関が強烈に指摘していたら、彼らは、網に入った小さい魚を、海へ捨ててきただろう。
死んだ状態の魚を。
考えれば考えるほど、2そう曳きトロールという漁法は、史上最悪なのである。
彼らが操業すればするほど、日本の海は貧乏になり、他の漁船漁業は維持できなくなる。
逆に、彼らが操業をやめれば、日本の海は豊かになり、他の漁業はやがて復活する。
するめいかに限ってみれば、「
非力ないか釣り漁業」にあるとおり、たくさんのするめいか親魚が生き残る。
そして、それらはやがて産卵し、次年度以降への資源増加へと向かう。
2そう曳きトロールにも、インドネシア人が乗り始めたと噂を聞く。
インドネシア人にあげる給料は、インドネシアへ送金され、日本からの資金流失を意味する(「
インドネシア人労働者の良し悪し」に登場する“彼”に私が言ったことは、そういうことだ)。
2そう曳きトロールが日本の海を貧乏にしているのだから、魚の不足分は海外から調達しなければならない。
その調達資金も、海外へ流失することになる。
彼らが操業すればするほど、日本は貧乏になるのである。
2そう曳きトロールをやめさせるのがいいか、それとも、その他の小型船を潰すのがいいか、日本の海のためにどちらをとるかを考えたら、結論は見えている。
posted by T.Sasaki at 11:37|
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2そう曳きトロールは最悪の漁法
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