日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2023年09月16日

インドネシア人労働者の良し悪し

3回目。

インドネシア人が日本の漁船に乗ってから、しばらく経つ。
以前は、まぐろ釣りの大型船に、主に乗っていたと記憶する。
それが、現在、小型船にも乗るようになった。

開洋丸の見送り」の頃、乗っていたインドネシア人のボースン格の人は、日本人以上に仕事をしたそうだ。
いか釣り機専門の業者が私のところに来て、「漁運さん、彼を引っ張ったら?」と勝手に言われた記憶がある。

今年、インドネシア人を乗せた小型船の人と話をした。
そして、ひょんなことから、一緒にご飯を食べる機会があった。
船主は彼(インドネシア人乗組員)に、いろいろと日本の事情とかを教えていた。

私は、インドネシア人を使う気は、さらさらない。
インドネシア人が帰化して、日本人になるというのならば、使ってもいいが。

というようなことを彼(インドネシア人)に言った。
理由も言ったら、ちゃんと理解していたので、まともな人だと思った。

その後、彼は、船を下りた。
理由は、労働の割りに給料が安いから、だそうだ。
これには驚いた。
仕事をしなくても、今年ほど楽に給料をもらえる年はない!

日本に来ているインドネシア人たちは、仲間同士、「あの船は楽だ、とか、あの船は船頭が怒るとか」いろいろと、船の情報交換をしているそうだ。
そして、自分より楽な環境の人を羨ましく考え、やめていく人も多々ある。
しかし、そんなこと、どこでもあることじゃないか!
インドネシア国内にだって、そんなことはあるはず。

どうやら、グループによって、違うらしい。
開洋丸の乗組員のようなグループに当たれば、それは運がいいが、そうでない場合なら、使わないほうがいいかもしれない。
でも、よく考えると、今の日本人もそうだ。
よその話ばかり聞いてきて、羨み、仕事をしなくなった。

posted by T.Sasaki at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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