日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2023年09月16日

山が当たった!

こんにちは。

調査できず」で悔しい思いを書いたが、トロール解禁初日、岩手の2そう曳きは、するめいかを獲った。
私は八戸で、惨めにも、ぜんぜん獲れなくて、嫌気がさしていた。
そこで1日休んで、大田名部港(普代)に回航し、翌日から黒埼沖を調査することにした。
夕方、地元船のいか釣り船が帰ってきたので水揚げを手伝いに行ったら、大漁だ。
3桁の水揚げは何年ぶりだろう、とみんな喜んでいた。
この船の人たちも、八戸で嫌気がさして、私と同じような考えだった。

今年は私も、3桁の水揚げができないのかもしれない、と思っていたが、翌日、3桁の水揚げとなった。
その後もある程度獲れたが、おとといは、ついに皆無に近く(6箱)、10時頃に切り上げて早帰り。
連休をしている。
絶望的な今年のいか釣り漁業」の長期予報にあるとおり、資源量としてはこんなものかもしれない。

近年、トロールが獲っても、いか釣りの針に、いかが付いてこない。
だから、ほとんど期待していなかったのだが、今年は以前のように付いた。
八戸で形を見るのに苦しかったから、この日、他船から「いかが、こんなに簡単に揚がってくるとは!」と無線で言われた。
山を掛けたのが当たった形だ。
昨年までは、調査しても無駄足だった。

私は下手くそなのだが、それでも船の動かし方が少しはマシなので、何とかやっている。
今年のような超大不漁だと、行った先で漁に当たらないと悲惨を極める。
次はどこへ船を動かしたらいいのだろう。
うまくいくかどうか。
いつでもそうなのだが、山の掛け方で成否が分かれる。

明日、沖に出てみてから考えよう。
posted by T.Sasaki at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | いか釣り漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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