日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2023年08月14日

穏やかな日本人

ふたたび、こんにちは。

私は、たまたま、養蜂場の方と知り合いであり、その人から蜂蜜を分けてもらっている。

アカシアはちみつ.JPG

今年は、アカシアの花が不作で、アカシア蜂蜜が不足しているそうだ。
それでも定価で売ってくれた。
安いので、少し余計に置いてこようとしても拒否され、ちゃんと正確におつりをくれる。
「いいじゃないですか。他よりも安いんですから、受け取ってください」と言っても、「いや、ご飯を食べれれば、それでいいんだよ」と言う。
私は感動して、尊敬して、惚れてしまって、獲ったするめいかを持って行った。
穏やかな日本人の鏡みたいな人である。
この人には、民族優越主義みたいなのは、きっとない。

ネットで紹介されていた。

http://littleheaven-bee.jp/30/(「リトルヘブン」)

彼は「忘れられない寿司屋」に登場するKさんである。
元暴走族の親分だった人が、年を重ねて、要らない欲を捨て、こんな日本人になった。
振り返れば、つまらないことに優越感を覚えていたと、気がついたのだろう。
いい年の取りかただと思う。



一方で、宮古港には、9月から解禁されるトロール漁の新造船が係船されている。濱幸水産の2そう曳きトロールである。
上記の養蜂業者とは違う強欲を非常に感じる。

2そう曳きトロールは、漁法として最悪だ。
三陸沖でこれほど魚類資源が少なくなっているのに、まだ2そう曳きで魚を獲る気でいる。
この辺の考えは穏やかではなく、理解に苦しむ。
そして、この建造許可を与えた水産庁の思考回路もショートしているのではないかと思う。
同じ2そう曳きトロールを持つ金沢漁業の社長と話をして、あの通り、ずるい人間であるのはわかった。
今度は、濱幸水産の社長がどんな考えを持っているのか、いつか話をしてみたいと思う。

posted by T.Sasaki at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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