3回目。
ルフィ―の正体がわかったようだ。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6467882(「
Yahoo‼ニュース」)
これらの特殊詐欺は、パソコンと同じように、マニュアルのアップデートが繰り返されているそうだ。
一方、詐欺とは知らず、電話を受けるほうには、そんなマニュアルのアップデートはない。
これだから、簡単に詐欺に引っ掛かるわけだ。
引用する。
この過程でオレオレ詐欺は「振り込め詐欺」へと、さらなる進化を遂げます。もうね、ウインドウズなみにOSが次から次へと更新されていくわけですよ。
この2000年代半ば以降、最も大きな進化は、犯罪のマニュアル化です。
まず振り込め詐欺では、アポ電と呼ばれる掛け子が行なう電話調査があります。これも完全マニュアル化されておりまして、家族構成から資産状況、ときにはキャッシュカードの暗証番号まで、どう質問して、どんな答えをしたのか、すべて分岐(ツリー化)があり、掛け子マニュアル通りに質問していけば、データがきっちり入手できるようになっているのです。しかもターゲットが決定すれば、どんなストーリーで刺すか(騙すかの詐欺用語)という完全マニュアルまで揃っているという親切設計なんですね。
特殊詐欺のピークは14年で1万8000件が発生、警察庁が把握しているだけで年間1万件以上のアポ電があります。通報されていないアポ電はそれ以上。この膨大なトライ&エラーをもとに、よりヒット率のいいマニュアルがバンバンとアップデートされていき、逆に逮捕につながるケースがデリート(削除)し、より完成度が高まるという仕様でして、特殊詐欺を取材するジャーナリストも「マニュアル通りやっていれば、ほぼ100%成功するし、指示役は逮捕もされないほど完成度は高いですよ」と述べています。
このマニュアルのバージョンアップを担っているのが、関東連合と指定暴力団。これらの大組織は各特殊詐欺グループ(箱といいます)のケツモチとして上納金を巻き上げるんですが、売上のいい箱から「ヒット率のいい」マニュアルを吸い上げては別の箱へと提供し、よりいっそうの営業成績アップを図っているわけですね。
(「紙の爆弾」2023年6月号p40)結局のところ、詐欺以外にも、サービス事業や広告事業などの合法的事業でも、無線ネットワーク社会を利用し、似たようなことをやっているんじゃないか。
「こうやれば、カネを使ってくれる」と。
スマホ中毒はほどほどに。
利用されるだけだ。
posted by T.Sasaki at 17:29|
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