日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2023年03月02日

かごの草殺し

ふたたび、こんばんは。

暇なので、かご漁の道具の修理や手入れをやっている。
ロープ類は、海底の瓦礫などで擦れるから、これを放っておくと切れてしまう。
かごのほうは、新品ならば、そのまましまうが、ボロかごは、修理が山盛り。
草も付く。

かごに付いた草.JPG

乾燥してしまえば、たわしを2、3回往復させるだけで落ちる。
私の場合、短期間しか海に置かないため、この程度の付着で済むが、周年操業の人たちは、たくさんの草が付く。
草が付けば、毛がににしろ、たこ類にしろ、入りが悪くなる。
そこで何をやっているか、というと、沖合いで操業しながら、次亜塩素酸ナトリウムをかごに噴霧しているのである。
短時間で付着した草は死んでしまうため、かごはきれいになる。

何度も書くが、漁がなくなったら道具を上げて、手入れをするのが漁師の基本ではないだろうか。
そうすれば、要らない薬剤を海へ放出することも少なくなるはずである。

周年操業にメリットはない。
posted by T.Sasaki at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | かご漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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