ふたたび、こんばんは。
暇なので、かご漁の道具の修理や手入れをやっている。
ロープ類は、海底の瓦礫などで擦れるから、これを放っておくと切れてしまう。
かごのほうは、新品ならば、そのまましまうが、ボロかごは、修理が山盛り。
草も付く。

乾燥してしまえば、たわしを2、3回往復させるだけで落ちる。
私の場合、短期間しか海に置かないため、この程度の付着で済むが、周年操業の人たちは、たくさんの草が付く。
草が付けば、毛がににしろ、たこ類にしろ、入りが悪くなる。
そこで何をやっているか、というと、沖合いで操業しながら、次亜塩素酸ナトリウムをかごに噴霧しているのである。
短時間で付着した草は死んでしまうため、かごはきれいになる。
何度も書くが、漁がなくなったら道具を上げて、手入れをするのが漁師の基本ではないだろうか。
そうすれば、要らない薬剤を海へ放出することも少なくなるはずである。
周年操業にメリットはない。
posted by T.Sasaki at 17:04|
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かご漁業
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