日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2023年02月14日

ナビ航法による道具の設置と毛がにの死

こんばんは。

ナビ画面を撮ったもの。

ナビによる設置.JPG

赤いラインが、操業の沖端。
これが、トロール船保護ラインと言っていいだろう。
3月までの毛がに漁獲期間だけでも、水深180mくらいまでを操業できるよう、沖底組合に要請しても今まで無視されてきた。
この時期、トロール船は、水深200mより浅い海域を曳くことはまずない。
話し合いに応じない態度は、私たち小型船への嫌がらせとしか言いようがない。
トロール組合の船主たちは、岩手沖の魚類資源や漁場利用について、どう考えているのだろう。
私は、それを知りたい。
一人一人、聞いて回りたい。

写真の旗印が目的地であり、操舵装置のナビ航法でこれに向かって行く、
この方法で道具を入れれば、故意に区域外へ出ることはない。
もちろん、西寄りの風が吹いたり、潮流が沖に出ていたりすれば、若干、航跡は若干沖側へなびいてしまう。
それを修正しながら、操舵装置は目的地へまっしぐら。
実際に、写真のように、ほんの少し1秒程度、ラインの沖側へ出ているのが航跡として残っている。

何年か前、1秒ラインから出ているから、取締船「岩鷲」に拡声器で騒がれた船がいたそうだ。
私がこれにより検挙されたら、検察庁で法律の運用方法のことを検事に言うつもりでいる。
検事を船に乗せて、「お手本をお願いします」と。

私は、4張り分の道具を入れている。
四角いピンク色のマークが、それらの目的地を示しているが、沖から2番目と3番目の中間あたりが、毛がにの死ぬ場所である。
だから、沖端へ2番目を寄せて入れたが、横潮を食らうと苦しい。
底質が悪いせいか、何度もアンカーがひけて、あきらめてオカ側へ移動した。

毛がにの自殺.JPG

毛がにの腹の三角の部分がめくれ上がったり、穴が開いたりして、死んでいる。
何が原因なのか。
海底から噴出するガスでもあるのか。
その割に、同じかごに入っているどんこは死んでいない。
ツブたちも生きている。
この毛がにの死は、謎である。

さらに、今まで死んでいることのなかった沖端や沖から4本目まで、ところどころ死んでいる所があった。
昨日の話である。

ますます謎である。
posted by T.Sasaki at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | かご漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック