日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2023年02月05日

「毛がに祭りをやったら〜?」

こんにちは。

小さい毛がにがどこへ行ったのか、と愚痴を書いたが、何と今になって、毛がにの漁が出てきた。
金曜日あたりから、宮古魚市場に、まとまって上がりだした。
私も、一張りあげている最中、よこだ(万丈かごの宮古弁)のおかわりなんて、何年ぶりだろう。
少なくとも、ここ3年間はなかった。
気を良くして翌日も出てみたが、半分も獲れなかった(笑)。

それでも、土曜日は、県北からも毛がにが運ばれてきて、近年にしては、全県的に漁があるみたい。
こういう状況では、漁がパタリとなくなるとは考えにくいから、宮古魚市場や知っている仲買人に、「毛がに祭りをやったら〜?」と言っておいた。
巨額の予算を乱暴に使うオリンピックと違って、裏のないこのようなイベントは、物が動いて、経済は活性化する。

調べてみたら、震災翌年、毛がにが非常に大漁で、4トン半も獲っている。
この年は3月からいさだ漁をやっているから、2ヶ月で獲ったことになる。
昨年は、たったの109kgで、雲泥の差がある。

ここからは、どうでもいい話だから読まなくてもいい。

震災後の大漁年は忘れもしない。
熱の出る風邪が流行って、まずは、70歳前のおじさんがどこからか風邪を持ってきて、おじさんの同級生も乗っていたから、彼にうつり、次に私にうつった。
3人とも熱があるのだが、一張り100kgも入るのだから、誰も休むとは言わない。
私は若かったから良いとして、年寄りをこき使うのも悪いから、3張りだけ上げて帰ってきた。
3張りだと、楽なものだ。
1日の水揚げが300kgから400kgの日が、確か5日ぐらい続いたと思う。
異常な漁だった。
100kg、200kgというのは、ザラだった。
あまり大漁なので、みんなにあげた。
懐かしい。
甲長7cmまでは獲っていい時代の話だから、まあ参考までに。

posted by T.Sasaki at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | かご漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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