日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2022年10月04日

昼いかの水中ライトについて

こんにちは。

昼いか漁では、水中ライトを付けて操業するのが大流行している。
付けていないほうが珍しく、近年では、非常に明るいLEDライトも発売されている。

LED水中ライト.JPG

点滅するものもあり、八戸港などでは、夜の港を彩っている。
私にすれば、あの点滅は、睡眠障害となる。

八戸にいたときは船じゅうで2個ほど付けていたが、北海道に来てからはサメの餌食となるから外して、それ以来、付けていない。
今やサメはどこかへ行ってしまい、付けてもよいのだが、これから付けないことにした。

近年、するめいかなのか、さばなのか、とにかく魚探反応が海底にくっ付いている。
通称「ねっぱり反応」という。
水中ライトを針の上端に付けると、ねっぱり反応が起き上がってきて、するめいかが針に食い付くという話である。
これが事実なのかどうかは、海底にもぐって、水中ライトを付けた場合と付けない場合とを、同じ条件で比較してみないとわからない。
しかし、そんなことは不可能である。

水中ライトを付けた場合の問題点。
針がサメの餌食になりやすい。
マグロにも針をやられやすいような気がする。
水中ライトの価格も高くなっている。

私は、水中ライトの効果を、神話だと思っている。
来年は、日本海からずっといか釣りをやるつもりだが、昼いかでは、通年、水中ライトを付けないでやってみようと思う。
これで他船との水揚げ比較し、大して変わらないようなら、神話である可能性が高い。
毎度のことだが、やってみることにする。
posted by T.Sasaki at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | いか釣り漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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