こんばんは。
今日は雨降りだが、昨日までは、船や漁労機械のペンキ塗りをやっていた。
これは、パラシュートアンカーを巻き取る機械の油圧ハンドルであるが、中古品を手入れしながら使っているため、表面がボロボロである。
かなりの年代ものだと思う。

いさだの機械類のモーターにも塗った。

これに関して、乗組員たちに聞いたことなのだが、漁期の初めに塗るのが正解なのか、それとも、漁期が終わってから塗るのが正解なのか。
まあ、誰も深く考える人はいなかったが、今、自分で塗りながら考え、結論は、漁期が終わってからがいい。
漁期初めに塗ったとしても、どうせ、乗組員たちの気性の荒さから、ボカボカと物をぶつけるから、ペンキは剥げる。
そして、そこから錆びる。
この剥げた状態で、来年のいさだ漁期まで放っておくと、10ヶ月間、空気中の酸素と反応し、錆びていく。
一方、漁期終わりに塗れば、10ヶ月間、中の鉄部は空気に触れない。
取り付ける時には、やっぱりその辺にボカボカぶつけるから、ペンキは剥げるのだが、それでも、錆が進行するのは、2ヶ月間だけである。
漁期終わりに塗るほうが、正解のように感じる。
posted by T.Sasaki at 19:47|
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漁船設備
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