日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2022年05月27日

漁労機械にペンキをいつ塗るべきか

こんばんは。

今日は雨降りだが、昨日までは、船や漁労機械のペンキ塗りをやっていた。
これは、パラシュートアンカーを巻き取る機械の油圧ハンドルであるが、中古品を手入れしながら使っているため、表面がボロボロである。
かなりの年代ものだと思う。

切換え弁.JPG

いさだの機械類のモーターにも塗った。

モーター.JPG

これに関して、乗組員たちに聞いたことなのだが、漁期の初めに塗るのが正解なのか、それとも、漁期が終わってから塗るのが正解なのか。
まあ、誰も深く考える人はいなかったが、今、自分で塗りながら考え、結論は、漁期が終わってからがいい。

漁期初めに塗ったとしても、どうせ、乗組員たちの気性の荒さから、ボカボカと物をぶつけるから、ペンキは剥げる。
そして、そこから錆びる。
この剥げた状態で、来年のいさだ漁期まで放っておくと、10ヶ月間、空気中の酸素と反応し、錆びていく。
一方、漁期終わりに塗れば、10ヶ月間、中の鉄部は空気に触れない。
取り付ける時には、やっぱりその辺にボカボカぶつけるから、ペンキは剥げるのだが、それでも、錆が進行するのは、2ヶ月間だけである。

漁期終わりに塗るほうが、正解のように感じる。
posted by T.Sasaki at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁船設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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