ふたたび、こんばんは。
シャフト交換とプロペラの修理で、漁船保険を使うことになった。
私は、ほとんど漁船保険を使ったことがない。
何年か前に、凪の悪い時の航海中、防舷材が壊れたとき、漁協の勧めで使ったが、あんな安い修理で使うなんて、アホらしい。
今回のは、100万円はゆうに越えるから使った。
だから、ほぼ初めて使ったと同じである。
もちろん知らないことがたくさんあり、漁協の職員には、かなりお世話になった。
ただ、一点、驚いたことがある。
写真の通り、修理に出したプロペラは、きれいに磨かれていて、新品に見える。

そして、シャフトの交換で、納品に時間がかかったから、10日間の上架である。
10日間もあれば、船底塗料も塗るのは、当たり前。
船底をきれいにすれば、燃料消費も減らすことができる。
ところが、だ。
漁船保険では、船底塗料を塗れば、上架料を半分しか出さない。
塗らなければ、全額出すという。
唖然とした。
唖然としたのは、私だけではなく、ず〜と以前から、唖然とした人がたくさんいるそうだ。
誰も、ペンキ代を請求しているわけではないのに。
10日間も上架していて、船底をきれいにしないアホは、船をやる資格はない。
そんなアホは、この漁船漁業界には、いないと思う。
だから、漁船保険は、アホしか相手にしない、ということなのだ。
岩手県の漁船保険組合に電話をして質問しても、その通りであり、「以前からあるこの疑問に対し、検討中である」とのこと。
私は、「検討中と言って、テキトーにあしらっているんじゃないか!」と言ったが、効き目などありゃしない。
「そんなの、変えろ!」
出ましたね。
最近、こんなことしか言わなくなりました。
水産庁や県職員など、やる気があるんだかないんだか、そんな人たちを相手にしていると、そう言いたくなる。
でも、言わないと変わらない。
posted by T.Sasaki at 20:44|
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