ふたたび、こんばんは。
もろもろの亜鉛を交換しようとして、海水こし器も掃除しようとしたら、こんなに汚い。
よく海水が通っていたものだ(笑)。

以前、「
海水配管の防食亜鉛」で、海水こし器の亜鉛の位置まで海水が上がってこない問題を書いたが、摂待鉄工所の社長のアイディアで、亜鉛の付いている棒のねじ山をもっと下まで切ってもらい、その問題は解決した。
しかし、以前の高澤製のこし器は、高さが低かったのに、なぜ新型は高くしたのか、わからなかった。
昨年だったか、このように汚くなって詰まりそうなこし器を見て、その理由がわかった。
最初のうちは、きれいだから、こし器の高さが低くても問題ない。
が、だんだん汚れてくると、その状態では、海水の流れが窮屈になり、エンジンの海水ポンプに負荷がかかる。
そこで、高さを高くして、下のほうが詰まってきたら、だんだん上のほうへ海水が上がっていくようにし、海水の流速がにぶっても、高くなった分、こし器の断面が大きくなっているから、配管内の流量はそれほど減少してはいない、ということだと思う。
だから、きっと、こし器の高さを高くした。
さすが!高澤!
posted by T.Sasaki at 20:32|
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