こんばんは。
二酸化炭素排出抑制とエネルギー需要を満たすためのエネルギー政策が、どの国も喫緊の課題となっている。
日本は、特に、化石燃料依存度が高いだけに、その深刻度は非常に高い。
アンモニアを燃料とする火力発電が実現すれば、一応、二酸化炭素排出削減になるとされる。
https://www.jst.go.jp/seika/bt111-112.html(「
国立研究法人 科学技術振興機構」)
アンモニア燃料技術においては、日本は世界でトップを走っているようだ。
しかし、太陽光発電や風力発電のコストは、すでに、火力発電や原子力発電を下回っている。
https://toyokeizai.net/articles/-/466057?display=b(「
東洋経済オンライン」)
日本がこれに本腰を入れないのは、国益に反する。
なぜか、というと、石油などの化石燃料価格というのは、生産国やマネーゲームで他国を苦しめるアメリカなどが決定し、日本は、ただそれに従うしかないからだ。
エネルギーを自給できるということは、まず、その点では、アメリカの属国という卑屈な態度から脱することができる、ということである。
2050年のアメリカでの太陽光発電コストは、2円/kwhを割り込むと予想され、その後も下がり続けると予想されている。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/102400903/(「
日経クロステック」)
そして、今、化石燃料価格の上昇中であり、太陽光発電および風力発電、そして、電力安定化のための蓄電設備の開発、増強を、一気に進めることのできる機会が訪れているのである。
こういう状況でも、まだ、火力や原子力を推進しようという勢力は、何を考えているのか、よくわからない。
政治家たちも、何を躊躇しているのか、何を考えているのか、さっぱりわからない。
高齢でこれらのことを理解できないのなら、さっさと引退してほしい。
posted by T.Sasaki at 20:59|
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