4回目、こんにちは。
先日、「
自覚症状のない全身炎症について」を書き、脂肪分解(リポリシス)は、体内にいろいろな悪影響を増やす、ということを紹介したが、じゃあ、太ってしまった人はどうするのか、ということを考えてみる。
「脂肪分解は悪」というと、太った人は、ダイエットすらできず、もう末期的という話になってしまう。
しかし、体内で、脂肪分解をすれば、確実に病気になるというわけではない。
ダイエット行為(糖質制限、運動による脂肪分解)をやれば、自覚しなくとも、体内には炎症が起きている。
ある程度、炎症が起こっても、もちろん、体力がある健康な状態では、抗炎症作用も働くから、病気にならない。
しかし、長期間やれば、徐々に抗炎症作用も弱くなり、いずれ病気になる。
だから、ある程度の期間、ダイエットをやり、あとは、普通の食生活に戻し、その後また、ダイエット行為をする。
これを繰り返して、減量する。
普通の食生活といっても、過食をしないプーファ・フリーが前提である。
私は太っていないから、実践できないが、何だか太ってしまった人がかわいそうなので、考えてみた。
このことは、「脂肪分解は悪」とした崎谷先生の本には、書いていない。
posted by T.Sasaki at 11:07|
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病を駆逐せよ
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