日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2021年07月28日

史上最低ペース

ふたたび、こんばんは。

帰って来れば、いろんな書類が山積みになっていて、ざっと目を通すだけで2日ぐらいかかった。
その他、煩雑な用足しもあり、排気ガスを撒き散らして、行ったり来たり。

不景気のため、定期購読を中止していた週刊水産新聞を今年春からまた読むようになり、それらも目を通したが、みなさん、ご存知のとおり、するめいかは大不漁、という記事が目に付く。
現時点は、史上最低を更新するのではないか、という情勢である。
一昨年が史上最低だと思っていたが、それに比べて話にならない。

こんな状況で黙っているわけにもいかず、佐渡にいた時、水産庁へ電話して、岩手の2そう曳きのTAC運用は間違っている、と指摘した(これで2回目)が、今日は今日で、岩手県沿岸組合にも電話して、岩手の2そう曳きトロール業界と対話をもつよう努力しなさい、とハッパをかけた。
今、トロールは休漁期だから、話し合いの時間は作れるはずだ。
水産庁がいようがいまいが、問題があったら、まず、当事者同士で話し合いをするのが筋。
まずは、そう考えなければならない。

ということを、いちいち言わなければ動かないのだから、こっちのほうが疲れる。
あんなTAC運用で、するめいかが増えるわけがないだろうに。
posted by T.Sasaki at 20:39| Comment(0) | いか釣り漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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