日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

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すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2021年06月14日

ウイルスの写真は、偽物だった?(「ウイルスは存在しない!」2)

ふたたび、こんばんは。

恣意型コロナ病の恐怖をあおるニュースで、ウイルスの写真が掲載される。
あれは、本当の写真なのかどうか?

細胞に抗生物質を投与したり、栄養をカットしたりしてストレスを与えると、細胞から「細胞外小胞(exosome、エクソソーム)」と呼ばれる粒子が細胞外に放出されます。このエクソソーム(細胞外小胞)には、遺伝子、タンパク質、脂質などが含まれていて、大きさもちょうどウイルス粒子と同じです。後述しますが、密度分離機で遠心分離しても、エクソソームとウイルス粒子と呼ばれるものは分離できません。つまり、ポリオウイルスはコッホの原則はおろかリバースの原則の初段階でつまずいているのです。
 ウイルスの単離に関しては、もっと根本的な問題も横たわっています。ウイルスはバクテリアのように、自分で栄養を摂取して増殖することができません。必ずホスト(宿主)となる細胞に感染しないと増殖できないのです。これがウイルスは生命体ではないと言われる所以です。そのため、ウイルスを増殖させるためには、生きている動物(ヒト細胞も含む)の培養細胞を用います。培養細胞とウイルスが入っていると仮定している体液を混ぜると、ウイルスを呼ばれる遺伝子に培養細胞の遺伝子が水平移行(詳しくは後述します)することが知られています。一般に、ウイルスは感染した細胞の遺伝子に移動するとされていますが、その逆の、細胞の遺伝子がウイルス(正確にはウイルスと呼ばれている遺伝子)に移動する現象(Host-to-virus transposition)も認められているのです。
 これでは培養細胞から密度遠心分離して抽出したものが、純粋にウイルス(あるいはウイルスの遺伝子)であるとは間違っても言えません。
(「ウイルスは存在しない!」上巻p64)


つまり、ウイルスの単離、純粋に「これがウイルスだ」というのは、今まで特定できていない。
引用文中に「コッホの原則」や「リバースの原則」というのが出てくるが、これは「ある微生物がある病態を引き起こすことを証明する最低限の手続きのことで、感染症を定義する原則のことである。

1.ある病気にある人から豊富にある微生物が検出される。健康な人からはその微生物は検出されない。
2、その微生物は、病気に罹っている人から検出され、純粋培養できる。
3、純粋培養された微生物を健康人に暴露させるとその病気になる。
4、その病気になった人から再び同じ微生物が検出されなければならない。
(前掲書p43)


以上が、「コッホの原則」である。
しかし、この原則を満たす感染症は、今のところ、ない。
「リバースの原則」は、「コッホの原則」を甘くしたもの。

オフガーディアン(off Gurdian)というメディアが、研究論文に新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真を掲載した数名の研究者たちに対し、「その電子顕微鏡の写真は、単離されたウイルスのものなのか?」という質問をし、回答を得た内容が掲載されています。
 その回答を見てきましょう。まず、『ネイチャー・メディスン』誌に掲載された論文の研究者からの回答は、「写真は、感染した細胞からウイルスが芽を出している様子を捉えたもので、ウイルスそのものではない」というものでした。
 次に『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』誌に掲載された論文の研究者からの回答は、「培養細胞を遠心分離した沈降物の写真であって、単離したウイルスではない」でした。
 韓国の2つの論文に発表された電子顕微鏡の写真については、それぞれ「培養細胞(Vero cell)からウイルスを単離してはいないし、ウイルスを抽出した訳ではない」および「ウイルスを単離したものを示している訳ではない」と回答しています。
 このように2020年の早い段階で、電子顕微鏡で「これが新型コロナウイルスだ」としたものは、培養細胞の破片なのか、エクソソーム(細胞外小胞)なのか、バクテリアの芽胞なのか、または何か細胞の破片をを見ているのか、さっぱりわからないものだったのです。
(前掲書p76)


だから、私たちが見せられている、あの丸いような形の物体写真は、何なのかさっぱりわからない。
しかも、もっと重大な問題が隠されていた。
電子顕微鏡の性質から、生きたウイルスというのは、見ることができない。

電子顕微鏡は、光学顕微鏡の50〜100倍の精度で小さいものを可視化できます。しかし、電子(electron beam)を対象物に集中的にあてることで、ある問題が発生することを電子顕微鏡の発明者であるラスカたちは認識していました。ラスカは絹の繊維を電子顕微鏡で観察したときに、繊維が速やかに炭素化(carbonized)、つまり燃えて炭素になってしまうことを発見してしまいました。電子ビームの放射は、有機物に熱を与えて燃焼してしまうのです。したがって電子顕微鏡は、当初は人に雷を当てて写真を撮るようなものと揶揄されていたのです。
 この熱を与える性質によって、標本に水分を含めた揮発するガスになるものがあれば、電子顕微鏡の像を曇らせることになります。したがって、あらかじめ標本を脱水して粉末状にしておく操作がなされます。
 しかし、この過程で、水分を失った細胞は劇的に縮み、変形し、破壊されることも問題となります。さらに電子顕微鏡から発生する電子線は、いわゆる放射線(rediation)です。最も出力の低い電子縁でも標本にあてることで、活性酸素種(ROS)が大量発生し、細胞内小器官は破壊され、細胞は死滅します。したがって、生きた細胞をそのまま電子顕微鏡で見ることは原理的に不可能なのです。
 そこで、破壊された細胞をなるべくそのままの形で残すように発案された方法が、標本を極度に冷やしておく凍結固定か、あるいは電子ビームがあたって破壊されてもそのままの形を維持できるようにしておく化学固定を行うというものでした。
(中略)
実際には、ウイルスが存在すると仮定すると仮定されている細胞の培養液の懸濁液(ホモジート)や体液には、多数のバクテリア、細胞の破片やエクソソームが混在していますから、標本操作によるアーチファクトだけではなく、一体何を見ているのかが本当のところは分からないのです。電子顕微鏡ではこのような諸問題があるため、現在では前述したようなPCR検査や抗体検査などに主なウイルス診断の座を譲っています。
(前掲書p137)


だから、「あの写真は、何なのだ」ということだ。
これは、「ウイルスは存在しない!」の著者、崎谷博征先生だけが言っていることではない。
文中には、たくさんの研究文献がちゃんと記されている。
世界中の心ある研究者たちが、発表したものなのである。
posted by T.Sasaki at 19:53| Comment(0) | ワクチン薬害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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