日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2021年05月10日

砂だらけ

ふたたび、こんばんは。

何週間か前、北風が異常に吹いた。
船でいろいろと仕事をしていたが、復興事業の土をもった山から、砂が飛んできて、目には入るし、口にも入る。
もう我慢ができなくなり、その日は仕事をやめた。
えりも岬の人たちの苦労がわかる。

翌日、船に来てみたら、船の上は、砂が積もっていた。
吹き溜まりは、5cmはあったと思う。

そして、今日、ほぼ、船の修繕作業は終わったので、板子の下も掃除した。
ご覧の通り。

デッキの砂.JPG

この砂は、もちろん、返すわけにもいかず、海に捨てた。
一斗缶で3つぐらいは捨てた。
海保に叱られるかもしれないが、しかし、海保の船に、砂が乗った場合、どうするのだろうか。
たぶん、同じことをするだろう。
そうだ、私を捕まえた岩鷲に聞いてみようかなあ(笑)。
県の監視船は気楽なものだ。
前の船があんなに立派な船でも、また新船を造るのだから、金銭感覚が狂っているとしか言いようがない。

こんなに砂だらけになったのは、今回で2回目。
1回目の時は、岸壁のすぐそばに砂山を作ったのだから、クレームの電話を入れたら、さすがにブルーシートを砂山にかぶせていた。
しかし、強風でシートがバタバタとなっていたから、結局のところ、効果があったのかなかったのか、よくわからない。

今回の砂山は、ある程度の距離があったから、しかたない部分もあるが、エンジンルームやブリッジの中にまで砂が入ってきて、家の掃除機を持ってきて砂を吸わせた。
全部吸わせるのに、2時間はかかった。
たぶん、掃除機の寿命は短くなっただろう。
県の土木は、迷惑料として、ビールの1ケースも持ってきてもいいようなものだが。
どうせ、岩鷲の新造船をみて分かるとおり、金銭感覚が狂っているのだから、ビール1ケースぐらい、安いものだろうに。

一番の心配は、燃料タンクに、軽い微小な砂が入っていること。
入っていれば、とんでもないこと。
燃料を全部抜いて、掃除しなければならない。
posted by T.Sasaki at 20:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。