こんばんは。
発電機などの汎用油圧クラッチのオイル漏れを、今日ようやく直してもらった。
これで、安心して日本海へ行ける、かも。
スカライキを開けてクラッチを陸揚げするとなると、電気設備をもう一度やり直さなければならない。
それが嫌なので、機関室でやってもらった。

エンジン側のシャフトが、少々経年劣化で減ってしまったのが原因。
このクラッチは、船を造った時からのもので、船齢は今年の秋で30年だから、クラッチも30歳(200k発電機、40k定周波発電機、操舵機なども、30歳)。
やっぱり機械も年をとる。
そして、実は、エンジンオーバーホールの時、余計にカネがかかったのが、これ。

油圧クラッチのエンジン側のカップリングが消耗しすぎて、結局交換でした(泣)。
緩衝材としてのゴムが無くなってしまい、「もうちょっとでオーバーホールだから、我慢して使え!」とやっていたら、金属音がしてきて、さらには、鉄粉が漂うようになり、終わっていた。
一昨年は、史上最高の不景気だったので、オーバーホールを1年先延ばしにしたら、このありさま。
借金してオーバーホールすればよかったなあ、と今さらながら思う。
でも、これもいい経験、いい薬。
ほぼ完璧にオーバーホールは終わったので、6年間は安心だと思われる。
そして、今から6年後のオーバーホールの向けて、貯金することになる。
これに、毎度交換するオイル、フィルター類、亜鉛類などをプラスして、6で割れば、エンジン系の本当の年間経費が算出される。
厳密にここまでやらなくても、もちろん漁船経営はできるが、基本的には、これで間違いない。
posted by T.Sasaki at 21:18|
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漁船設備
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