久しぶりに、こんにちは。
いさだ漁が不漁だから、休みの合間にいか釣りの準備などをやっていて、その他、税務申告やつまらない用足しがあり、意外にも、家にいると、この書き物もやる暇がない。
いさだは、漁自体、大不漁なのであるが、異常に高い単価のため、黒字となり、乗組員たちは喜んでいる。
休みは多いし、たまに100かごとか200かご程度獲ってくるだけで、しかも、私はあまり網を使わない。
どういうわけか、網も破けない(ねずみには少し網を食われたが)。
今年のいさだの単価は、安いときの10倍である。
私は、「キチガイ値段」と呼んでいる(この言葉は、使ってはならないそうだ)。
しかし、ある人は、これが正常な値段であり、過去の値段で、加工筋は莫大な利益を上げていた、と言っていた。
本当のところはわからない。
3月初めになって、ようやく水揚げできるようになり、その前は、いさだの姿を見ることができなかった。
乗組員の給料2ヶ月分の赤字を覚悟した。
4人も乗っていると、掛け算すれば、赤字額が出てくる。
それが、あれよあれよと、歩合金もつくようになった。
しかし、もう終漁の気配である。
昨年の4月は、1匹のいさだも見ることがなかった。
このままいけば、平均単価200円以上で終わりそうな気配である。
史上最高の値段であり、たった1トンでも割りに合う。
この単価になれば、少人数でも、継続してできるようになるだろう。
所詮、私たちは、ご飯を食べていけるだけの水揚げがあればいいのだから。
しかし、来年は来年の風が吹く。
柳の下に、そんなにドジョウはいない。
posted by T.Sasaki at 15:52|
Comment(2)
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いさだ漁業
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私も、ある程度、漁があったほうがいいです(安すぎるのは困りますが)。