みたび、こんばんは。
「
岩手県沖底組合への提案」のつづき。
電話の内容であるが、なんか怖そうな態度で、いきなり私の名前を呼び捨てて、相手はいろいろ言い始めた。
あまりにひどいので、「会ったこともない人に対し、名前を呼び捨てにするなんて、失礼じゃないですか?」と言ったら、少し大人しくなった。
その相手は、どうやら、2そう曳きトロールの乗組員のようで、船名を聞いてもそれには答えなかった。
そして、乗組員仲間には、短気な人とか、怖い人がいるとかいないとか、そんな話をして、それ以上、騒ぐな、と脅しつける。
誰からか聞いたのか、私が2そう曳きトロールに反対していることを知っているようで、そのことに関しても難癖をつけてくる。
面倒くさくなってきたので、「するめいか獲りたいなら、いか釣りやればいいじゃないですか?」と言ったら、「お前がやれ!」という回答で話にならない。
たぶん、酒がはいっているだろう。
その後、「2そう曳きではなく、かけまわしをやりなさいよ」と諭し、「岩手は、開口板使用禁止区域なのに、それより悪い2そう曳きは、おかしいじゃないですか?」と言ったら、「開口板って何だ?」と言う始末。
これは時間の無駄だと思い、「金沢会長から開口板や禁止区域になっていることを勉強してきてください」と言って、終話。
彼は、私が金沢会長のところへ行ってきた日を知っていたから、金沢会長は、たぶん、私が談判したことを、全トロール船に言ったのだろう。
私は、彼らにとって悪い人間なのだ。
しかし、本当に悪いのは、話し合いをやろうとしない金沢会長の方だ。
そして、休みを挟んで2日後の月曜日、またもや金沢漁業の事務所へ。
ここで、少し笑える事件。
するめいかのトロール箱が積まった軽トラックが、事務所にいた。
そこに見覚えのある男の人がいたが、その隣の隣に金沢会長がいた。
乗組員たちが軽トラックでたくさんするめいかを持って行っているのを知らないはずの金沢会長が、軽トラックから、冷凍パン(箱)にいかを並べていた(笑)。
非常に滑稽だ。
私は、何を言ったか?
内心おかしかったから、少し笑顔で、「大漁ですね」と嫌味を言った。
しかし、行った目的は違うので、すぐに本題。
脅迫めいた電話があったことを伝え、船や家に監視カメラを付けるが、警察沙汰は嫌だから、全船に気をつけるように、という旨を言ってきた。
最初は、「被害があったら、全額、金沢会長に請求書を回すから」と言ったら、周りの事務員の人たちが、異議を言っていたが、さすがに、監視カメラと警察沙汰を言い始めたら、みんな大人しくなった。
「あなた、宮古高校の私の先輩でしょ。先輩がこんなだから、がっかりしましたよ」とも言ってきた。
話終わって帰る時、上述、見覚えのある男は、よく見たら、沖底組合の事務局長だった(マスクしているから、パッとわからない)。
彼も、冷凍パンにいか並べを手伝っていた(笑)。
「お〜、事務局長じゃないですか!今の会長との話、聞いていたでしょ!」
無言。
もう一度「聞いたでしょ!」
無言。
なんだか、金沢会長に従わなければならない彼も、かわいそうな人に思えてきたのだった。
posted by T.Sasaki at 21:10|
Comment(2)
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2そう曳きトロールは最悪の漁法
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このまま、うやむやにしてはいけませんね。
鱈縄をしてる数隻は、トロールから大量にもらい、それを組合の冷凍庫で保管をしています。
それも問題にするべきだと私は思います。
大問題なのですが、金沢会長は、そう感じていないようです。
「ちゃんとやっている」と言ってましたから。
タラ縄の人たちの餌の件は、噂で聞いていますが、まあ、彼らはそもそも、TACが何なのか、わかっていないと思います。
もし、知っていてもらっているなら、それは責められるべきですね。
これを機会に勉強するといい。
しかし、組合の冷凍庫を使うとなると、それは問題です。
漁協では、TACのことを知らないはずはないですから。
責任問題になります。