日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2021年01月09日

透明度の高い情報公開

ふたたび、こんばんは。

今晩のTBS報道特集では、台湾の天才IT技術者であり台湾政府の閣僚に抜擢されたオードリー氏へのインタビューが放送された。
この放送には、びっくりした。
台湾の新型コロナ感染の少なさは、すごい、としか言いようがない。
経済と感染防止を両立したいなら、台湾に学ぶべし。
という番組だった。
世界は広い。

関連して、透明性の高い情報公開と個人情報保護について考えてしまった。
というより、個人情報は、どこまで保護されるべきか、ということ。
違法性の高いことにも、個人情報保護が適用されるのか、という疑問に対する答えは、情報公開の透明度に関係する。
行政機関は、よく考えるべきだ。

私は、一昨年、岩手の2そう曳きトロールの秋鮭混獲で、2そう曳きとかけまわしの鮭漁獲に関して、宮古魚市場に対し、統計を教えてほしいと頼んだが、個人情報保護を理由に、拒否された。
県に対しても要請したが、県は、宮古魚市場の善意で統計をいただいている、という回答で、無理だという話であった。

鮭を獲っていい、という漁法は、定置網と延縄許可漁業、そして、河川捕獲のみである。
トロールが獲るのは違法なのだが、混獲だから、しかたなく認める、という程度だろう。
それならば、その統計情報は、個人情報保護の垣根を乗り越えて、開示すべきである。
これは、論理である。

と、今度、岩手県沖底組合の金沢会長に会ったら、言ってみようかな。

私は、今、暇なはずなのに、忙しい。
雪と寒波のせいだ。
暇になったら、いずれ、年末にあった金沢会長との顛末を記すことにする。

posted by T.Sasaki at 20:57| Comment(0) | 2そう曳きトロールは最悪の漁法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。