日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2020年10月25日

漁に関する実験

みたび、こんにちは。

私は、いか釣りをしながら、いろいろと実験してきた。
実験してきた、といえばカッコイイように聞こえるが、試してみた、と言ったほうがいいかもしれない。

まだ、新潟にいた頃、重油価格がリッター当たり100円になった時があり、低速で漁場まで走っていったことがある。
高速エンジンを低速で走ると、本当に燃料の節約になる。
他船よりも遅く走る、ということは、いい漁場を他船に提供することと同じだ。
非常に不利なのだが、しかし、その1年、頑張ってやってみた。
結果は、まあ、平均的な水揚げになり、燃料節約した分、送金できた。

ところが、これをいい気になってやっていたら、しっぺ返しが来た。
エンジンがかからなくなる。
今のこのエンジンを新台で入れて2年目、忘れはしない八戸港。
朝起きて、エンジンのセルモーターを回しても、一向にかからない。
出漁するのをあきらめて、八戸ヤンマーにかけてもらった。
原因は、「お化け」だと言っていた。
つまり、わからないのだそうで、たまにあるらしい。
しかし、エンジンの使い方を話しているうちに、あまりに低速で走っているから、ガス(黒いカーボン)が邪魔して、かからなくなったという。
ある程度回して走りなさい、と言われた。
その後は、エンジンを止める入港直前には、全速で走るようにし、カーボンを飛ばすようにしている。
(恥ずかしいことに、もう1回やった。笑。3回目やったら、バカと言われるから、たぶんもう無い)。

今年は、海区選択による水揚げを調べる実験。
本当は、友だちと一緒に旅をするのが楽しいのだが、故意に、違う海区で操業して、どれほど違ってしまうのか、というのを知りたくなった。
これにはいろいろな理由があるが、その一つは、昨年の今頃、私は、いか釣りを切り上げて、道具を上げてしまったこと。
その後、とんでもない大漁が来て、悔しくて悔しくて。
あとは、友だちとの共有秘密になるので、書かない。

その他にもいろいろと実験して、結果が出ているが、まあ、ここには書かないと思う。
ただ、エンジンなどのメンテナンスなど、基本的に必要なことは、知らせていきたいと思っている。
posted by T.Sasaki at 10:25| Comment(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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