ふたたび、こんにちは。
「
佐渡島の命運」で佐渡汽船のことを書いたが、ここで、瓢箪礁、向瀬、ヒラ瀬などの沖合漁場で釣ったするめいかを、佐渡汽船で運ぶことは必要なことだ。
これらの漁場で釣ったするめいかを、小型いか釣り船が新潟港まで運ぶのは、体力的にも金銭的(燃油代)にも負担が大きい。
近年、特に、二酸化炭素抑制策を進めるため、燃油代の節約は必要なことである。
一方、佐渡汽船は定期便である。
必ず運航されるから、空荷は避けたい。
だから、沖合にするめいかの漁場が形成された場合、すべてのするめいかを佐渡汽船の積んで運ぶ。
これにより、明らかに、全体的な燃油の節約になるだろう。
こうなると、困るのは、新潟漁協市場になってしまう。
中瀬や佐渡海峡に漁場ができれば、新潟港のほうが有利になるが、それでも、通年を考えると、明らかに沖合漁場のほうが釣れる。
新潟漁協市場もつぶすわけにはいかないから、残るは、漁協合併して協力し合うしかない。
どっちみち、新潟県には、漁船が少ない。
青森や岩手に比べれば、あまりに少ない。
だから、新潟県漁協とし、新潟漁連も吸収すればいい。
これにより、すべてが解決されるように思う。
新潟県にとって必要な佐渡島、そして、佐渡汽船を中心に考えたら、こうなってしまった。
大風呂敷と思って読んでいいが、私は、大風呂敷とは思っていない。
「
奇跡の10月」にあるように、「新潟にいた頃は、ただの島にしか見えなかったが、今や、愛着が湧きつつある」から、ついつい、いろいろなことを考えてしまう。
私のことをバカだと思って差し支えない。
posted by T.Sasaki at 19:40|
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いか釣り漁業
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