日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2020年10月22日

奇跡の10月

こんにちは。

今から7年前、津波の2年後、平成25年に、奇跡の11月と言われる前沖のするめいか大漁があった。
この時、11月にしては天候に非常に恵まれた。
そうでなければ、奇跡とは言えない。
11月ともなれば、黒崎沖でさえ、2日に1日、漁ができればいいほうなのだから。

そして、ここ佐渡沖でも、奇跡が起きた。
何と、1週間毎日操業できた。
私は日曜日に休んだが、休まない船は、10日連続で操業した。
10月の日本海で、こんなことは奇跡だろう。

3年くらい前までは、まさか、私自身、日本海にいるなんて考えられなかった。
私が30歳くらいまでは、10月といえば、鮭が釣れ始まる時期だった。
解禁初日の10月16日から釣れたこともあった。
それが、今や、定置網ですら、鮭の大不漁に悩んでいるのだから、はえ縄など商売にできるような状態ではない。
こんな状況では、鮭漁から撤退するしかなく、また、太平洋各地も、するめいかの漁はパッとしたものではない。
たまたま、船の向いた先に漁があった。
ただそれだけだ。
だから、令和2年の奇跡の10月としたい。

ヒラ漁場からの佐渡島.JPG

これは、ヒラ漁場からの撮った佐渡島。
新潟にいた頃は、ただの島にしか見えなかったが、今や、愛着が湧きつつある。
新潟の人たちや新潟入港船から、「戻ってこい」と言われたりするが、D親分に恥をかかせるわけにはいかないから、せめて、3年目の来年までは、佐渡へお世話になることにする。
その後は未定だが、たぶん、佐渡にいると思う。
(としてしまうと、新潟のI親分が、「新潟を見捨てるんですか?」と言い始める。酔っ払うと、こんなことをみんな言い始める)
posted by T.Sasaki at 15:16| Comment(0) | いか釣り漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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