日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2020年08月29日

レジ袋の有料化に意味はない

ふたたび、こんにちは。

https://president.jp/articles/amp/37877?page=1(「PRESIDENT Online」)

最大の原因は、漁具の投棄などであることがわかる。

佐渡島には、「ぽんた」がいる。
これは、K丸に聞いたこと。
「誰がぽんた?」とたずねたら、ちゃんと教えてくれた。
でも、ぽんた予備軍はたくさんいる(笑)。

「ぽんた」は、たぬきの別称でもあり、たぬきは、信用できない人の蔑称でもある。
佐渡のぽんたは、佐渡のあちこちの岸壁にゴミを放置しているそうだ。
佐渡市場の職員たちも迷惑しているが、注意してもダメみたい。
船も何隻所有しているのかわからない。
それも、放置しているようだ。
その一つを動かしている時、刺し網の密漁をやっていて、取り締まり船が来れば、切って逃げるのだという。
海の中に放置された刺し網は、永久に海底を漂う。
もちろん、ぽんたは、このことに心を痛めることはないだろう。
こういうぽんたは、日本全国にいる。

岩手にもいた。
昔の底曳網の曳ロープが海底に沈んでいる。
捨てたのだ。
閉伊埼沖に、私が知っているだけで2本沈んでいる。
1本は水深100メートルくらいのところで、以前、いか釣りでアンカーをやって、操業終わってアンカーを引き上げた時に引っ掛かってきた。
私が、まだ飯炊きをしていた頃の話であるが、引き上げたという話は聞かないから、まだあるだろう。
もう1本は、震災後だったような気がする。
水深170mくらいのところで、かごを切り上げるため揚げている時、やはりアンカーに引っ掛かってきた。

このことで、当時まだ話をしていた2そう曳トロールの船頭T氏に、相談したことがある。
引っ掛かってきたときに、沈まないように浮き玉をつけておけば、トロール船の力で、それを回収することができるかどうか、ということを。
彼の話では、「できない」という。
昔のぽんたたちの仕業が、永遠に残ることになる。

海のゴミは、レジ袋自体に責任はない。
上に示したリンクを読めば、わかるはずだ。
仮に、レジ袋が海の生態系に非常に影響があるというのであっても、それは、レジ袋をちゃんと処分できない人間が悪いのである。
レジ袋の有料化に意味を見出せないが、しかし、レジ袋ばっかりで買い物をすると、あまりにレジ袋がたまってしまう。
そうなると、再利用できないレジ袋は、ただのゴミにしかならない。
この辺は、上手に、レジ袋とエコバックを併用したほうがいい。

posted by T.Sasaki at 14:28| Comment(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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